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sex × money ♡ relationship
ウリをして暮らしているミカとお金持ちだけどちょっぴりクセのある社長・清廉。
そんなふたりのお話でした。
髪や顔の手入れ、身体のメンテナンス、身につける洋服やアクセサリーまですべてにお金をかけ、
その“商売道具“でまたウリをする、という日々を繰り返しているミカ。
「世の中お金がすべて」だと思っているミカ視点の世界は彼の思考がよく表れていて、お金が無ければ成り立たないものばかりだな…と、ある意味感心してしまうくらいに金銭感覚はバグっています。
彼を買う客たちはそれを理解しているのでしょうが、あまりにも桁違いな金額がたくさん出てくるので「ウリ」相手にこんなにポンポン大きなお金を動かしていいの…?みたいな気持ちがどうしても湧き上ってしまいました。
お金の価値ってなんなのだろうか…。
ミカがそうなってしまったのは切ない過去があるからなんですが、ひとつの失恋からここまでオチる振り幅がすごすぎる気が。
どれだけショックだったかよく伝わる展開ではあるけれど、現実的ではなさすぎてイマイチ理解できなかったな、と。
そして清廉を嫌うミカが何度も中指を立てるところがどうしても好きになれませんでした。
エロはたっぷりだったけれども、ミカのキャラが刺さらなくて萌えられず…。
それに清廉の指先が黒ずんでいたのはなぜなのか?というのもずっと気になっていたけど、結局明かされなくて。
なんとなくずっとモヤモヤしたまま読み終えてしまった作品でした。
【このちXぽも精Xも僕だけのものにしたい♡(ミカ)】
エロス度★★★★★★★★
おやおや、お金からはじまるチン命で結ばれた2人の不器用な愛がかわいいですね。
本心が読めないノンデリ太客・清廉とお金が大好きなウリ専・ミカが紡ぐ祝福の物語で、金銭感覚がバグりそうになったり、ミカのお洒落な姿・強気なツンデレ、清廉の隈があって目が死んでいるキャラがツボりました。
特に、現在は恋人が欲しいミカにとって清廉がめちゃくちゃ優良物件でありながら彼のデリカシー皆無な発言にぷりぷりして素直になれないのがとてもキュートで、清廉のお金=愛な不器用な愛情表現もたまらなかったです。