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hagushite! kaerusan
新進気鋭の中国人作家さんという触れ込みだった雁飛先生。Webtoonとマンガのどちらを描いていたのかわからなかったのですが、pixivコミックスで試し読みをしたところ、とても綺麗な絵で日本を舞台にした作品としても違和感がなかったので読み始めました。
個人的にWebtoonは好みではなく、海外の作品を翻訳する時に無理やり日本を舞台にしたり日本名にしたりするのが嫌なので、そこはチェックしていました。
誰もが憧れる美形小鳥遊会長が、実は男性の身体に惹かれていることにも完璧でいる自分にも疲れて、カエルの着ぐるみにハグされるところから物語が始まります。
また別の日にも小鳥遊がハグをしてもらったら、突然離れられてパネルを見せられます。ハグはドリンク1杯買ったら1回1分ということなら、10杯買ったら10ハグ?着ぐるみのカエルは喋らないし表情がわからないのでまだまだ謎ばかり。
ここの暑い中であろうにホットドリンクっぽいカップを差し入れされて着ぐるみの頭を外して飲むシーンは、中国っぽいなと思いました。
そして、学校で着替えているクラスメイトの胸のアザを偶然見て、学校では目立たない蛭間がカエルだと気づきます。仲良くしようとする小鳥遊を避ける蛭間。カエルの時はハグをしてくれるのに。
やっと素顔でも一緒にいられると思ったのに距離を取られます。そのことに思って以上にダメージを受ける小鳥遊。
このあたりの蛭間の様子は小鳥遊を好きだとすごく感じられますが、逆に完璧であることを求められ続けている小鳥遊のことを思ってこその行動でもあります。互いに素を出し合えて仲良くなってもまたすれ違って、でもだからこそわかる気持ち…。高校生らしいアオハルっぽいかわいいふたりの恋愛が溢れています。
特別にびっくりするような展開はないので、ネタバレせずに初見でふたりのアオハルをたのしんでもらいたいなと思います。
小鳥遊と蛭間。名前もいいですよね。カエルの周りでチュンチュン鳴きながら跳ねている小鳥のような物語でした。蛙化現象もなく、縁起物の蛙として蛭間は小鳥遊の側に現れたように感じました。
綺麗な絵柄でかわいい高校生のラブストーリー。読みやすくてほんわかできる作品でした。
【蛙間も同じ気持ちならハグしてよ(小鳥遊)】
エロス度★
おやおやおや。
カエルさんの着ぐるみの中のクラスメイトと紡ぐアオハルな恋がピュアでいいですね。
蛙間と小鳥遊が紡ぐ祝福の物語で、筋肉良し・無骨な蛙間と華奢で美人な小鳥遊の身長・体格差、正反対な組み合わせに萌えまくりでした。
着ぐるみにハグしてもらったり、蛙間の前でだけ素を出す小鳥遊がとても愛らしく、小鳥遊の可愛さに蛙間の脳と理性が熱暴走起こしているのが面白い。
お互いに惹かれていながらも、人目を気にする小鳥遊と人目を気にしない蛙間のアンマッチングが壁となり、小鳥遊のために離れる蛙間がいじらしいですね。
あらすじが可愛くて購入しました。
話運び自体は想像できる展開でしたが、着ぐるみにハグしにいく美形高校生という絵面はとても可愛くて新鮮でした。
着ぐるみの中身のバレも早めに、お互いの気持ちをぶつけ合いながら話は進んでいきます。
印象的だったのは、会話をきちんとして問題解決しているなというところ。
しっかりと言葉にしているところは、とても良かったです。
基本的には受けの気持ちにフォーカスされているので、言葉にされている部分はあるものの、攻めの気持ちがよくわからない。
受けにきゅんとする場面も描かれてはいるのですが、ハグをさらっと受け入れることができる彼の心情を覗いてみたかったです。
そもそものストーリー展開自体が、繋がっているのに絶妙にブツ切れているように感じてしまい...
そういうところが絶妙にわかりにくかったなあと思いました。
もう少し繋がりを感じることができたら、気持ちも入りやすかったかもしれません。
とはいえ、コンセプトは最高で、体格差や登場人物の性格も私の好みにぴったりだったので、純粋に楽しんで読むことができました。
みんなの憧れの的、完璧超人で麗しき生徒会長の小鳥遊。
けれどそんな小鳥遊は、実は男性の体に興味があったり、周囲の目が気になり素直になれない性格。
そんなある日、カエル印のミルクティーショップ前に立つ、カエルの着ぐるみを着た男性の体に一目惚れ。
購入1杯ごとに1ハグしてもらえる制度により、大量購入してハグを堪能。
が、後日。
そのカエルさんのなかの人は、実は同じクラスの蛭間だと知ってしまい、、、
という、蛭間の前でだと自分をさらけ出せるというお話。
また、蛭間も小鳥遊の性格を知っているからこそ、小鳥遊との距離感を考え、悩んでしまうという展開。
本編では、えちなし。
正反対な2人がすれ違いながらも恋心を育み、やがてそれぞれの思いへ素直に向き合い、両思いとなる過程が丁寧に。
可愛く描かれております。
個人的には、蛭間が小鳥遊を追って、告白するシーンが大好きでした!!
アオハルッッーー!!(痺れるキュン場面)
そしてラストで2人が食べる、蛙と小鳥のパフェが2人にちなみすぎてめっカワだったし、まりあげはも食べてみたいと思いました///!!
ちなみに描き下ろしでは、短いですがえちありました。
蛙間×小鳥遊
学校一の人気者、完璧(猫かぶり)&美人な生徒会長・小鳥遊が、
密かにミルクティーショップに通って、着ぐるみのカエルさんハグされて癒されている。
そのカエルさんの中身は、なんと硬派なクラスメイト・蛙間。
人気者の小鳥遊と、
目立たない蛙間。
恋愛に不慣れな2人の男子高校生、
距離が少しずつ縮めていく過程の中、
随所に溢れ出す純粋な感情が感じながら、
すれ違いが少し切なくて、
向き合いたい気持ちに悩みながらも、
手探りで進んでいく初々しい葛藤に胸キュン!
小鳥遊、
着ぐるみのカエルさんへの劣情が、
蛙間への恋心に変わって、さらにそこから、
新たな劣情へと発展していく様子が丁寧に描かれて、
未熟さゆえの戸惑いと、意地張りの姿が可愛い! が、
大胆に誘うような態度、挑発的な表情・・・ちょっとやめてほしい。
デレデレで十分いいのに。
蛙間、
寡黙で男前、カッコいい!
小鳥遊の知らなかった一面に惹かれて、
冷淡に見えるその裏からただ漏れするクーデレ感が非常に良い!
恥ずかしがりながらも優しさを見せる瞬間が最高!
さらに読み進めていくと、
小鳥遊のための細部にまで心配りを見せる姿にこっらの心が奪われてしまう!
絵が綺麗で、コミカルな表情も面白くて、
ただ若干場の空気に合わないと感じる場面もある。
もう少し繊細に描かれていたら、作品の全体的な雰囲気に合うでないか個人的にはそう思う。
中国人作家の雁飛先生のこの作品は、
翻訳されたのでしょうか? それとも
そのまま日本語で描かれたのでしょうか?気になります。
甘くて可愛いラストも素晴らしく、
エロさを控えた初エッチにもキュンキュン!
初恋にハートを鷲掴みにされる作品でした。