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yoake ga ichiban kurai

アワードランクイン作品。先日には某電子書籍で大賞も受賞!ということでやっと読みましたのでレビューしてみます。全238ページ。以下ネタバレあります。
先生の作品は数作拝読。『レトリック』以来久しぶりです。
キャラデザが少々苦手ですが、本作は攻めの斎藤が大人な男前で格好良いですね。受けのタカヤはちょっと可愛すぎるかも、猫目で可愛いけど。
先生は少々重い作風のイメージですが、本作はタカヤの可愛いおバカキャラのせいか、コミカルな雰囲気でなかなか楽しく読み始めました。
ノンケのタカヤが会ったばかりの斎藤にグズグズにされた後、付き合いたい気持ちになるもあっさりフラれる。その後斎藤に振り向いてもらおうと色々頑張りだすんですが…。
ノンケなのに、すぐに斎藤に恋して入れ込むようになるのがちょっと違和感がありました。BLあるあるではありますが。
個人的にいつもBLで重視するのは攻めですが、本作は、タカヤがおバカだけど純粋で一生懸命で頑張り屋さんでワンコみが可愛い、魅力あるキャラだなと感じました。ただウサギのキャラクター好きとか幼すぎる感じはありますがw
話が進むと斎藤の抱える心の傷と過去が明かされていく。そんな斎藤が、タカヤの明るい純粋さに照らされて心惹かれる描写が美しいです。
後半、タカヤがある人物に嵌められる。斎藤はタカヤと過去に救えなかった恋人を重ねて、必死になって探して助け出す。
その後病室で二人が話すシーン。斎藤が本音を曝け出し、二人の心が通じ合い抱き合う。
ここめちゃくちゃ良いシーンで、ハマれば号泣必死だと思うんですが…どうしてか先生の作品はいつも感情移入できないことが多くて…う〜ん、何故…(T ^ T)
タカヤの母登場。明るくてとっても良い母さん! タカヤの母なだけあるw
斎藤がタカヤ母から聞いた、過去のタカヤの言葉で、自分の中に恋人がいると気づく、ここも良きシーンでした。
病室で斎藤はタカヤへの気持ちを自覚したんだろうに、その場で告白せず、退院してからきちんと告白するというところに(しかも正座w)、斎藤の誠実さや大人の魅力を感じました♡
そして恋人となって肌を重ねる。
この濡れ場で初めてメガネを外して服を脱いだ斎藤がヤバい!!見るたびに叫んじゃう!w
メガネがない斎藤の美しさがヤバいです!!もっとメガネ外してほしかった〜…w
と変なところがぶっ刺さりましたが、置いといて。
ラスト、斎藤の恋人の遺品の携帯電話から遺言のようなメモが見つかるシーン、とても良かったです。斎藤の胸の痛みは無くならないにしても、少しでも救いにはなるのかなと…。
同棲を始めたその後を描く描き下ろしも良きでした。斎藤はスパダリ溺愛攻めですね♡
幸せな二人を描いた後日談の番外編とか読みたい気持ちになりました。描いていただけないかな〜w
色々書いてきましたが、最終的にはとても美しい救済ストーリーで素晴らしかったなと感じました。さすが高評価、アワード・大賞受賞作だなと。
評価は星4つと5つで迷いましたが、5つにせざるを得ないような作品の力を感じましたので、神評価とさせていただきます。
(あとぜひ音声化してほしいと思いました。先生の他作品のようにCD化してもらえないだろうか…)
シーモア ライトセーバー修正(濡れ場数回で大変エロティックな描写なのに、真っ白なコマなどあり残念!白短冊が見えたコマがあったので紙やRentaは白短冊かな。買い直そうかな?w)
発売前からとても楽しみにしてたので自分の中でハードル上げすぎでは?大丈夫かな?と思ってたけど、大丈夫どころかやっぱり山田ノノノ先生の作品は想像を軽く超えてきますね…
どの本でも泣かされてる気がしますがコレは特に、読んだ後にボーッとしてしまうぐらい良かったです。
序盤からものすごくエロくて、可愛いホスト君堪能物語かと思ったのに超超救済ものでした。
身動きが取れなくなっていた攻めの人生が動き出してよかったです。
昨今の莫大なBL漫画の量についていけず、やっと読めました。
人気の理由が分かった気がします。
BLなんですけど決してそれだけではなくて…ネタバレ読まずに読んだんですけど個人的にはそれが正解でした。
読んだ後に改めて良いタイトルやなぁ…と。
私の中では泣けるBL。でもしっかりBLしてる♡
キャラもストーリーもエロスもバランス良くて、読み始めたら止まれませんでした。
かなりオススメ。もっと早く読むべきでした。
紙でも買おうかな…
修正 Renta 白短冊(5本前後)
新書館さんなので電子ならRentaが大正解。
見えるのと見えないのでは気持ちの入り方伝わり方が全く違うと思っているので!
すごく良いお話でした。
アホ可愛い受けちゃんがカタギじゃなさげな隣人とどうにかなるお話かな?と思ったら…。
サイトーとタカヤの交流(タカヤからの強引な)が、大都会の片隅でこんなボロアパートで、いつも部屋にいるサイトー、夜明けに帰ってきてはサイトーに構ってもらうタカヤ。たまらないです。
サイトーがきっと初めてこんなふうにタカヤに歩き方を教えてくれたんでしょうね。
サイトーが夜明けに踏切を渡ってアイスを買いに行く理由がわかった時!売れてるのにこんなボロアパートに住んでる訳!アアア〜!
幸せになってもいいじゃない!
明るくて可愛いタカヤに惹かれたって好きになったっていいじゃない!
シリアスめからハッピーエンドで安心しました。
良かったね、二人とも!
と思ったら、最後の「ハワイ旅行のゆくえ」を読んで、ズーーーーンです。いやでも今は幸せだから、愛しい気持ちだから。
タイトルにはとても美しさを感じます。登場人物の設定や二人の出会いは、一見すると私が普段好むタイプではなかったのですが、読み進めていくうちに、これがまさに私の好みだったと気づきました。
二人の出会い方はとてもドラマチックで、面白かったです。まったく正反対の性格なので、こんな二人がどうやって平和にやっていけるのか、最初は想像できませんでした。しかし、だからこそ、この先の物語の展開にとても好奇心が湧いたのです。
表面は冷たく見える斎藤さんが、実は人を気遣うことができる方だということが分かり、だらしなく見えるタカヤが、意外にも非常に真面目な努力家であることが伝わってきます。二人共人間性があって、どちらも好きなキャラタイプです。
最も暗い夜明けに、タカヤはまるで斎藤さんを目覚めさせる一筋の光のようでしたね~
斎藤さんが永遠に闇に飲み込まれてしまうと思ったその時、タカヤは彼を闇から救い出したのです。本当によかったです。
ストーリーは救済ものとして面白く、温かくなるようなもので、構成もよく読みやすかったなと思いました。セリフ一つ一つに伏線などもあり、読み返すと丁寧に練られているということがすごくわかります。
絵もすごく綺麗で、行為のシーンも色っぽく好みなのでそこがすごく萌えました。キャラクターも可愛いしかっこよくて、素敵でした。
ただ一番気になってしまったのは、このストーリーが仮に男女だったとしても成り立つのではないかという点です。ストーリーに重きを置く作品としてそこが個人的に気になってしまいました。
コメディタッチが最後まで続いていればキュンキュン作品として楽しめたと思うのですが、ストーリーが重いところがあるので、そういった点で男同士の物語であるという点があまり関わってこないのが個人的に少し評価が下がるポイントとなりました。好みの問題でツボにハマらなかったのかもしれません。
二人の気持ちの変化と切なさは見ていてとても引き込まれるものがあります。うまくは言えませんが途中から泣きながら読んでいました。終盤でタイトルの意味が解ってくるのでそういうことだったのかとなる瞬間がいちばん切ないですね。とても引き込まれるいい作品でした。
「手を伸ばしたら、つばさ」が私的神作だった作家さん。
本作は何度かトライしてたんですが、どうも試し読み部分でリアリティを感じられなくてその都度 挫折してしまってたんです。
でもやっぱり大ヒット作品だから…と意を決して今回読破。
一応いろんなサイトで低評価レビューをチェックしてたので「重いんだろうな…」と覚悟はできていましたが、そこまで危惧したほどの重さではなかったので スルッスル読めました(いや、それでも十分重かったんですけど "読めないほどではなかった" という意味で)。
お隣さん同士「表情筋硬めの小説家xアホな子のホスト、わんこ受け」。
受けが恋に落ちるの爆速だな…とモヤるも、2話冒頭の受け同様「サイトーさんかっけぇし」というザ・シンプルな理由で読み進めるわたくし。
攻めの「おいしい」の顔にグッとくる。
あの踏切シーンは表紙かー!!いや、マフラーもピアスも違うな?アキさんのを巻いてる?うーむ分からん。
攻めの過去が明かされて思い出したんですが、そうか、「死別した恋人がいるBL」トピでも紹介されてましたね。
たまたま最近、中陸なかさんの「木々は春」を読んでたので、自分ってつくづくシンクロニシティ体質なんだなと。
「めぞんピー」のあの超有名シーンを思い出します。
4話で畳に映ったサイトーさんの影に頬や手を近づけるシーンはグッときましたよ。
5話はもうハラ2ドキ2で、どーなるん?!
…からの、うさみちゃんー!ありがとう!
男性が女性のように簡単に泣くBLは好きじゃないんですが、本作はちゃんと説得力があったので全くの無問題でした。
重いシーン一体いつ来るんだろ?と思ってたら、最後の最後にキタ…アキさんのことだったのか…
<その他 良かった点>
・八重歯って特に笑い続けてたりすると、乾燥して簡単に上唇にくっつくから 本当にああなるんですよね…すっごいリアルw
アホ毛も可愛い。
・えいちでメガネを外すタイプですかー!(拝む
「愛し方、ヘタ過ぎかよ!」の言葉を拝借すれば「筋肉が有形文化財」でした。
・リサ(問答無用で呼び捨て)が出禁になっててホッとした
アルハラシーンは仕事とはいえキッツイな…日々大変なんですねホストの皆さん…
本作を読んで、日野ガラスさんの「溺れる瞳」に収録されてる「HEARTS」を思い出しました。
ご興味ある方はぜひそちらも読んでいただきたいです。
<注意点>
・ウザめの女性が2人、受けに関わってきます
・攻めの想い人が義理の父親に(性)暴力を受ける記述、および自○描写あり
ここ長らく萌えはするけど、一つの作品として感情が揺さぶられない作品ばかりだったけど、この作品は違った。特に最後の方は泣くのを我慢しながら読んでいた。話の展開的にはわりと王道寄りだが、それでも読者に感情移入させるように一コマ一コマ描かれていて、まんまと感情移入させられた。特に受けがかわいくて、終始頭を抱えながらページの開閉を繰り返していた。表紙のデザインもかわいくて、お気に入りの1冊になった。ページ数の問題で仕方がないが、ところどころ「それで、どうなったのか詳しく知りたい」ってなるところがあったため、評価は☆3にさせていただいた。