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yoake ga ichiban kurai
タイトルにはとても美しさを感じます。登場人物の設定や二人の出会いは、一見すると私が普段好むタイプではなかったのですが、読み進めていくうちに、これがまさに私の好みだったと気づきました。
二人の出会い方はとてもドラマチックで、面白かったです。まったく正反対の性格なので、こんな二人がどうやって平和にやっていけるのか、最初は想像できませんでした。しかし、だからこそ、この先の物語の展開にとても好奇心が湧いたのです。
表面は冷たく見える斎藤さんが、実は人を気遣うことができる方だということが分かり、だらしなく見えるタカヤが、意外にも非常に真面目な努力家であることが伝わってきます。二人共人間性があって、どちらも好きなキャラタイプです。
最も暗い夜明けに、タカヤはまるで斎藤さんを目覚めさせる一筋の光のようでしたね~
斎藤さんが永遠に闇に飲み込まれてしまうと思ったその時、タカヤは彼を闇から救い出したのです。本当によかったです。
ストーリーは救済ものとして面白く、温かくなるようなもので、構成もよく読みやすかったなと思いました。セリフ一つ一つに伏線などもあり、読み返すと丁寧に練られているということがすごくわかります。
絵もすごく綺麗で、行為のシーンも色っぽく好みなのでそこがすごく萌えました。キャラクターも可愛いしかっこよくて、素敵でした。
ただ一番気になってしまったのは、このストーリーが仮に男女だったとしても成り立つのではないかという点です。ストーリーに重きを置く作品としてそこが個人的に気になってしまいました。
コメディタッチが最後まで続いていればキュンキュン作品として楽しめたと思うのですが、ストーリーが重いところがあるので、そういった点で男同士の物語であるという点があまり関わってこないのが個人的に少し評価が下がるポイントとなりました。好みの問題でツボにハマらなかったのかもしれません。
二人の気持ちの変化と切なさは見ていてとても引き込まれるものがあります。うまくは言えませんが途中から泣きながら読んでいました。終盤でタイトルの意味が解ってくるのでそういうことだったのかとなる瞬間がいちばん切ないですね。とても引き込まれるいい作品でした。
「手を伸ばしたら、つばさ」が私的神作だった作家さん。
本作は何度かトライしてたんですが、どうも試し読み部分でリアリティを感じられなくてその都度 挫折してしまってたんです。
でもやっぱり大ヒット作品だから…と意を決して今回読破。
一応いろんなサイトで低評価レビューをチェックしてたので「重いんだろうな…」と覚悟はできていましたが、そこまで危惧したほどの重さではなかったので スルッスル読めました(いや、それでも十分重かったんですけど "読めないほどではなかった" という意味で)。
お隣さん同士「表情筋硬めの小説家xアホな子のホスト、わんこ受け」。
受けが恋に落ちるの爆速だな…とモヤるも、2話冒頭の受け同様「サイトーさんかっけぇし」というザ・シンプルな理由で読み進めるわたくし。
攻めの「おいしい」の顔にグッとくる。
あの踏切シーンは表紙かー!!いや、マフラーもピアスも違うな?アキさんのを巻いてる?うーむ分からん。
攻めの過去が明かされて思い出したんですが、そうか、「死別した恋人がいるBL」トピでも紹介されてましたね。
たまたま最近、中陸なかさんの「木々は春」を読んでたので、自分ってつくづくシンクロニシティ体質なんだなと。
「めぞんピー」のあの超有名シーンを思い出します。
4話で畳に映ったサイトーさんの影に頬や手を近づけるシーンはグッときましたよ。
5話はもうハラ2ドキ2で、どーなるん?!
…からの、うさみちゃんー!ありがとう!
男性が女性のように簡単に泣くBLは好きじゃないんですが、本作はちゃんと説得力があったので全くの無問題でした。
重いシーン一体いつ来るんだろ?と思ってたら、最後の最後にキタ…アキさんのことだったのか…
<その他 良かった点>
・八重歯って特に笑い続けてたりすると、乾燥して簡単に上唇にくっつくから 本当にああなるんですよね…すっごいリアルw
アホ毛も可愛い。
・えいちでメガネを外すタイプですかー!(拝む
「愛し方、ヘタ過ぎかよ!」の言葉を拝借すれば「筋肉が有形文化財」でした。
・リサ(問答無用で呼び捨て)が出禁になっててホッとした
アルハラシーンは仕事とはいえキッツイな…日々大変なんですねホストの皆さん…
本作を読んで、日野ガラスさんの「溺れる瞳」に収録されてる「HEARTS」を思い出しました。
ご興味ある方はぜひそちらも読んでいただきたいです。
<注意点>
・ウザめの女性が2人、受けに関わってきます
・攻めの想い人が義理の父親に(性)暴力を受ける記述、および自○描写あり
ここ長らく萌えはするけど、一つの作品として感情が揺さぶられない作品ばかりだったけど、この作品は違った。特に最後の方は泣くのを我慢しながら読んでいた。話の展開的にはわりと王道寄りだが、それでも読者に感情移入させるように一コマ一コマ描かれていて、まんまと感情移入させられた。特に受けがかわいくて、終始頭を抱えながらページの開閉を繰り返していた。表紙のデザインもかわいくて、お気に入りの1冊になった。ページ数の問題で仕方がないが、ところどころ「それで、どうなったのか詳しく知りたい」ってなるところがあったため、評価は☆3にさせていただいた。
先生の作品は、全部読んでいて毎回うるうるとする事が多いのですが、途中ブワッと涙腺が崩壊しました。内容は、他の方が書いているので私も共感しながらレビューを読んでいます。
今までの作品とは違った衝撃が走る感じと言葉の魅力(題名含む)が凄かったです。
タカヤくんの明るく突き抜けた素直さが、サイトーさんの暗を明に変化していくところに感動しました。痛みを伴いながらも進んで行く事の大変さもタカヤくんが居れば大丈夫ですね。
大感動作だと思います。読めて良かった。これからも読み返して山田ノノノワールドに浸かりたいと思います。ハピエン最高!!
先生の作品は作家買い必須で今作もとても楽しませてもらいました。どちらかというと先生が描く受けは自分の好みからかけ離れていることが、多々あるのですが、それを圧倒的にこえてくるストーリー内容や魅せられる展開にいつも楽しませてもらってます。
今回もあきらかにおばかそうな受けが(見た目は置いておいておバカな受けは好きです)落ち着いた余裕のある大人な攻めに惚れてゾッコン!みたいな形で二人の距離が縮まっていくのがとても分かりやすく読みやすく。その中であきらかになっていく攻めの悲しい過去のお話だとか、とても深い作品だと感じられました。
絵の綺麗さとストーリーの良さ…
どうして今まで見過ごしていたんだろう…
タカヤくんがバカみたいに真っ直ぐで可愛くて、サイトーさんはどこかミステリアスで。
光と影のバランスといいますか…とてもイイです。
好きな作家さんが増えました。