新山先生と僕

控えめに言って最高だった

家庭教師の先生と生徒

大学生バイト家庭教師（新山）とおしゃべりクソガキ高校生（叶斗）
新山視点。


新作のお話とのことで、SNSのサンプルでビビッときてJ庭で購入。


最初は、叶斗がデリカシーなくてクソガキだな～～と思ってたけど、だんだん可愛く見えてきた。

顔を真っ赤にして熱を帯びた視線で見つめてくるのそそる～。
そういう行為に興味のあるお年頃…と思ったけど新山に対して本気で恋心がある様子。

新山もそれに応えてゆっくり叶斗の身体をひらいてて、叶斗も幸せそうだし、相手が未成年であること以外は「ゲス攻め」ってほどでもないのでは…？



……と思っていた時代もありました。


ラスト4Pで世界が覆ってゾクゾクしちゃった。（私歓喜…！）
新山…！！新山お前やりゃがったな…！
いや、やってやがったが正しいか。



叶斗と居るときと全然表情違ってて、かわいらしいの腹立つわ～～。
それで改めて最初から読むと、なるほどな～ってなるし。ちゃんとしっかり「ゲス攻め」だった。

あ～あ～も～どうするのよ。ラストの叶斗。キラッキラの「会えて嬉しい！」って顔させちゃってさ。責任とれるのかよ新山ぁ！



この本のラストの時点が、一番危ういバランスで均衡を保っているときだと思うので、
この後これが破綻する様を見て見たい。
新山の「悪事」はどの方面にバレても修羅場確定だけど、せっかくなら一番新山にエグいダメージがいくといい。

読んでいる最中も楽しかったし、読み終わった後も妄想が捗って楽しいし、控えめに言っても最高の一冊だった。

シリーズ化してくれたら嬉しいな。