ゲレンデマジックが起こした“一夜の過ち”から始まる恋!!?

ゲレンデマジック101号

gerende magic 101 gou

ゲレンデマジック101号
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神10
  • 萌×23
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
5
得点
62
評価数
13
平均
4.8 / 5
神率
76.9%
著者
日暮くれ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics iHertZシリーズ
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784813033998

あらすじ

恋愛体質で思い込みの激しい小豆と、性にルーズなオープンゲイの真澄。
正反対の2 人だが、大学時代からの気の置けない友人だ。
お互いの恋愛観に触れるたび、『こいつだけはない』
そう思っていたはずが──

男2人のスノボ旅行中、アクシデントを真澄に助けられた小豆。
真澄がなんだかかっこよく見え…
『ゲレンデマジック』にかけられて、一線を越えてしまい!!?
情報修正依頼中

レビュー投稿数5

面白い!受けの天然っぷりが最高!攻めの意地悪デレもいい!

真澄×小豆


日暮くれ先生のコミカルな作品が新鮮!
2人ともいい大人なのに、
恋愛にこんなに不器用で面白すぎる!


恋愛には超本気で、いつでも一途な小豆!
だけど、女の子に振られるたびに、
真澄の前で泣いてしまう。超純粋で可愛い!


貞操観念が薄く、その場のノリで軽く流す
恋愛を面倒くさく感じる自由奔放なゲイの真澄。

恋愛観が正反対の2人は、
お互いに恋愛対象外としながらも長年の腐れ縁。

2回ほど勢いでエッチしてしまい、
小豆はそれを「付き合っている」と勘違い!
真澄にとってはただの「抜き挿し」でしかない!温度差がウケる!

真澄のことは好きじゃないはずなのに、
湧き上がってくるトキメキに揺さぶられる小豆。

当て馬の介入で、
真澄のツッコミ嫌味に、
あぶり出されていく小豆の本心!に、
真澄も読者も思わずグッとしてしまう!

小豆が真澄への感情に変化しかけた矢先に、
真澄の冷たい態度、意味不明な温かい行動、そして
はっきりの拒絶に振り回されて、
勝手にザワザワ混乱してしまう姿が本当にツボ!

最もキュンとするポイントは、
一見余裕たっぷりで、
実はどうしようもなく小豆に振り回されてしまう真澄の様子!

真澄が「面倒だ」と思いながらも、
最初から小豆のことが大好きのが垣間見えるし、
エッチの誘い、
小豆が恋愛が絡むと妙に焦って狼狽える姿も、
小豆がのこと放っておけない、
大学時代に2人が初めて出会ったエピソード、
全部が真澄の「好き」が隠れている!
友達以上の距離を置きたいのに、
小豆の無自覚で無鉄砲な行動に、
ペースを乱されてしまっても、
恋人として付き合わないという爆クーデレがいいね!

エロなし、それでいい!

2人の友人視点で、第三者視点を通じて、
2人の性格がよく見えてくるのが先生の抜群のセンス!

友情の境界線が曖昧になっていくテンポの良さと、
小豆の天然っぷりで、シリアスになりそうでならない絶妙な緩急にハマる!
小豆の乙女感情大爆発に、
最後まで意地悪デレを貫く真澄がたまらない!
笑いとキュンキュンが詰まった2人の関係性の変化に、
最後まで目が離せませんでした!

0

つかず離れずもだもだもだ…

なーーーんじゃこの可愛いの!!!
くっつくわけでもなく、離れるわけでもなく、嫉妬するわけでもなく、かと言って無視できるわけでもなく、なんかもうもだもだもだもだやってるのがもどかしくて面白くて可愛くてたまらない1冊でした。

お、これは嫉妬して妨害するか?とか相手のことが気になって仕方なくなっちゃうか?とかBLで恋の進展のきっかけになりそう!というところをことごとく流して、甘ーい空気感にもならないし、本当に腐れ縁の友達というポジションにありつつも、悲しいことや困ったことがあればこいつという存在にあるのがまた可愛い。
何より1冊通してずっとアホで可愛い小豆の精一杯の告白してがあんまりにも可愛くて完全に落ちました。

クスッと笑えて可愛いを満タンにできるものすごくハッピーな1冊でした!!

0

ありきたりな話にはならない丁寧な描写からなるストーリー展開が良い❤︎

前作のシリアスな話とは変わり、
ラブコメのような雰囲気を持たせて
語られるラブストーリー。
とても良かったです。

前作と同様、会話のやりとりなど
細やかな描写で端折らず
丁寧に場面展開をされています。

前作は回想との切り替わりが多く(確か)
正直、読みにくいところもありましたが、

今回はつなぎのコマがやや物足りないところもありましたが、全体的にこの細やかに心情を描写する作風が効果的に効いていて、
2人の複雑な心情がよく伝わってきました。

結果、あらすじは王道ながら、
ありきたりな話ではなく2人らしい展開がみられ、読み応えがあってとても良かったです。

主役の2人以外にも登場するキャラが生き生きと動いて、2人の関係に影響に与える感じも自然で読んでいて楽しいです。

表紙はだいぶコメディタッチですが
BLを読み慣れた人にもおすすめできる
おはなしかと思います。オススメです!

0

気負わず読める全年齢いける楽しくも真っ直ぐなまさにゲイとノンケのBLです♡

真澄と小豆は気の置けない友人同士
だけどゲレンデマジックなのか…?!一夜を共にしてしまってアラ大変???
という所から始まります٩(♡ε♡ )۶

テンポが良いのでするする読めちゃいます
そしてこの一夜を過ごしたホテルの部屋番号が101号室なのできっとこの作品タイトルで、それ以降はほぼ雪山は出て参りませんwあと、一夜と書きましたが正確には2泊しております♪

真澄はオープンなゲイで町のリサイクルショップの店長で小豆は薬局勤務薬剤師さんかな?
小豆はとにかく惚れやすい…!!二週間前に付き合いだした彼女にプロポーズしようとしちゃう位に積極的!まぁそれが裏目に出て(まぁ仕方ないかwww)全く長続きしないからすぐフラれちゃう。。。それでも”愛に生きてる”小豆は必ず人を好きになっちゃいます
……で、またフラれる、、、w
そしてそれを慰めるのが真澄の役目かのような関係性

真澄は真澄で明け透けな性格をしてはいますがノンケとは恋をせず、のらりくらりと楽しくヤッテルタイプ
この真澄がとても良い!!!
正直、表紙の真澄のビジュアルでこの作品お迎えしましたし♡
でも、真澄の良さはビジュアルだけじゃないんです(o→ܫ←o)

真澄のキャラはちゃんと?ゲイとしてのマインドでノンケの小豆と接してるのがすごく良いんです

気の置けない友人として小豆を見て来て、知っているから小豆が「恋愛」をどう考えてるか理解してる
バカで真っ直ぐに一生懸命な小豆をまぶしく可愛いって思ってるけど、きっと小豆に取って自分は「ナイ」と思ってるから、、、
だからノンケの小豆とは「ナイ」って思ってずっと一線を引いてる真澄がすごくイイ
隠れ健気!!!!ココの分かり難いいじらしさにめちゃ萌える(๑>◡<๑)♡
コレぞゲイ×ノンケのゲイサイドの恋事情!という感じのさりげない表現が上手い…!

あらすじに真澄の事は「性にルーズ」ってなってますが作中は一棒一穴!
安心して下さい
真澄はゲイだからこそ小豆に逃げ道を用意しておきながらもしっかり小豆が流されずに自分の意志で一緒に居る事を選ぶのを気長に待ってるんでしょうね

そこら辺をコミカルな雰囲気で笑いと会話で楽し気に調理してるけれど、ノンケと恋をするゲイの自己防衛と矜持をすごく感じます
恋とセックスがイコールにならない事が多かったゲイの真澄だからの線引き

だけどそんな真澄のルールはお構いなし!!!
小豆はカラダから始めた事はないし、好きだからするんです
真澄の常識は小豆には通用しない!!
だから明らかに「流された一夜」を流したままにせずにちゃんと小豆らしくやり直す!!
バカ真面目で愛おしい…!

お互い相容れないようだけれど、良~~く考えたら2人とも「真剣に」相手の事を考えまくってる
だから2人らしい真澄と小豆の付き合い方を重ねていくんでしょうね

真澄と小豆の関係性はすっごく「対等」に見えるのがとても好き
飄々としてるけど多分すごい自分が傷付くのも嫌だけど、それ以上に相手を自分のせいで傷付けるのが嫌なんだろうな~っていうのが分かる真澄には、小豆のように猪突猛進玉砕バッチコイ!!な位の前向きさんが丁度イイ!!
一見真澄に手玉に取られてそうな小豆だけど、実は離れられないのは真澄の方なんだろうな~っていうのが容易に想像つく!
そしてそんな真澄の気持ちに気付かない(であろう)小豆がまた可愛い~

作中何度か体を重ねたと分かるお話しベースの展開はありますが、実際の行為自体の描写はありません
所謂朝チュンスタイルです
なので全年齢安心して読めるお話しでした~
…ので‼是非全年齢ジャンジャン読んで欲しいな~♪おススメします!!

トモダチの延長だけどトモダチではもぉナイ2人♡
ずっと仲良く居て欲しい2人のお話しでした˚*♪٩(*´ᗜ`)ㅅ(ˊᗜˋ*)و♪*˚

2

かわいいラブコメ

先生の前作が良くて新作を迷わず購入しました。なので試し読み、あらすじに目を通していません。すみません。
結果的にかわいいラブコメでした。
真澄は最初から小豆を好きだったけど、ノンケだから自分を好きになることはないと手を出しても付き合うことを拒んでいたってことですよね。
それを読者への解説役の都竹が説明してくれていた。
冒頭、飲んだ勢いでゲイとノンケが関係を持って体から始まる展開…何度見たことでしょう(遠い目)とか。スカしヤリ○ンゲイとふられまくりメソメソ恋愛体質ノンケの不毛なやりとり楽しくないわ〜どっちも好感持てるタイプじゃないわ〜あげく当て馬出てくるし〜と引き気味に読んでいたんですが、最後まで読まなければわからない!と思ったらやっぱりそうでした。
ただの酔った勢いでヤっちゃった話ではなかった。よかった。
くっつくシーンがおかしく、真澄が爆笑していたのが微笑ましかったです。ここでスカッとできました。
それまで真澄がスカしていたのは好きな小豆が自分を好きになるわけないと拗ねてたのか。
ゲレンデ101号室でマジックが起きてよかったね、て話ですね。そしてそれは自分の努力で補うものであると。

3

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う