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noumi sempai no bemmei
上手く言えませんが、ふわふわと楽しめる萌えというよりも地に足付いた作品でした。たぶんそう思うのは能美先輩(受け)の魅力的が大きいかも。タバコ・パチンコ・万年金欠…不真面目かと思いきや、哲学に関しては超優秀。飄々とした雰囲気が素敵で、「俺も哲学を~」のセリフは格好良すぎてズキュンとしました。
感情が表に出にくい丹くん(攻め)が、ふとした時に能美先輩に懐いている感のある行動をするのが堪らなかったです。能美先輩の気持ちを何度でも聞きたいのが可愛く、それでいて言わせてばかりではないのがまた良い。終盤の正直に言葉にするところが最高でした。
周りのキャラに関しては、まず教授がかわいい。眼鏡先輩はちょっと距離近くないですか?と思ってしまいます。そしてちらっと登場するゲイバーの優しいお兄さん…何者ですか…好きすぎます。
紙本で購入したのですが、コラボでイラスト入りのおすすめ哲学本折り込みチラシが入っていたのが嬉しかったです。
よくあるえっちが大好きな受けとかわいい絵柄でキャッチーな作品なのかな?とスルーしていてすみません(笑)
確かにえっちなんですけどそこに哲学科という要素をいれるとこんなに深みが出るんですね!と言ってもそこまで哲学そのものについては触れることなくちょうど良い塩梅で難しいの苦手だよーという読者(私)に雰囲気は伝わるアンニュイ感が時折挟まってきてとても良きでした。
能美先輩(表紙右)は自堕落に生きてるだらしない奴なのですが、実は繊細な面を持ち合わせていて、でもそれを誰にも見せたくないメンドクサイ性格をしているのが察せられてすごく好きです。
この見た目が陽キャなのに中身は繊細な部分があってそれを隠そうとする人が性癖なので不意打ちを喰らいました(笑)
そこに攻めの瑛人が良くも悪くも正直な奴で、だからこそ能美にグサッとくる言葉をかける場面に私もグサッと気ながらも、どうこの二人がくっつくのかどきどきしながら読み終え感無量です
BLアワード2025、1位おめでとうございます。
細かいことは他のレビューアーさんが熱烈歓迎で書いて下さっているので、私は割愛で。
読み終わってからも日常のふとしたときに思い出す作品てそうそうないよ。
まさしくそれがこちら。
魂の深層部分で繋がっている二人が最高かよ。
落ちたんだよ、2人とも恋に。
どこが好きって聞かれても、好きだから
としか言いようがないよ。
お互いに惹かれあっていて
見つけてくれて良かったね♡
2人とも一生答えが出ない愛について
考えなさい!
哲学ってそーいうもんでしょwww
2025年4月
アワードから購入。正直ノーマークでした。
常々BL作品には哲学が滲んでいて欲しいと思っているのですが、哲学科BLとはまた、予想の斜め上が来ました!
いいですね、能美先輩の達観している感じ。
丹君がカムアウトしちゃうのも、哲学科ならではという感じがします。
実際哲学科には、そこしか入れなかった人々や、
倍率低いから受けた人たちが大勢いますが、
二人が哲学を愛しているところがまた良き。
しかもドゥルーズとか近代じゃなくてゴリゴリのギリシャ哲学とは。
続編出るそうなので、哲学についてや能美家について、掘り下げられることを期待します。
ドラマCDの信長君の久しぶりの受けも楽しみです。
先輩がかっこいいわ可愛いわで。
何だこの名作はと思ってたらBLアワード受賞してた!おめでとうございます。
正孝がなんだかんだ適当でも何でもできちゃう天才肌タイプ?ダメダメなはずなのに多分頭のいいような。そしたら本当にやっぱできる子で。
基本的に推しがタイプで見始めるタイプだけど、なんか受けが好きで一気見。
瑛人もかっこいいんだけどちょっと最初冷たいのよ、、
だんだん「お?」ってなる場面も出てきて安心感からの一気見。不器用なのね。
盛り上がってきて新刊待ち。妄想は進んでます。
大麦こあら先生作品3作目にして
こちら拝読しました。
テンポよく、かつ丁寧に進む展開にひきこまれました。
能美正孝と瑛人は陰陽相容れない気質ながらも絡み合っていく。
哲学がキーワードで、実は瑛人が正孝をリスペクトしている。
お互いが恋によってペースを崩されて真の気持ちに気づくのがキュッとします。
軽い正孝が本気になるのも、重い瑛人が本気になるのもお互いの初めてのこと。
告白後一気に塩の瑛人が甘くなっていくのが良かったです。
魂の片割れを見つけて、混ざってひとつになれた喜び。
「恋人とは」との定義づけを、初めて恋愛をする2人が
あえて率直で、難しくないものにしたのではないかと思います。
私はグッときました。
「それでいこう世界は」と確認しあうラストは
無邪気で、優しい気持ちになれます。
まずビジュが良い!私は脳美先輩のビジュがたまんなく好きです!丹くんもかっこよくて好きです!はじめは「能美先輩が攻めか?」と思っていました。でも私は意外で、能美先輩が受けでした。なんと良い作品なんだッ!と思います。そして、私の癖にはど刺さりしてイケメン×イケメンはもう最高です!それに身長差まで、、、ありがとう!作っていただいた皆様!丹くんが嫉妬(私は、しているのかわからない、、、嫉妬でいいのかな?)もあってかわいい!2人がだんだん好きになっていくところもなんていいのでしょうか!こんなの見れて私は人生に悔いはないくらい好きです!ってぐらいに刺さら人には刺さりまくりなので一回は読んでほしいです!
両視点で描かれることで何度も読み返したくなる一冊でした。お互い、誤解が解けイチャイチャしてるのはほんとに目の保養でした♥今までに見ない哲学×BLのコラボレーションでしたが思わず哲学に興味がでました(ハマりやすい方なので)。個人的に大麦こあら先生のイラストが大好きなのでこの描写キレーとかこの顔好きぃーなど一つ一つの描写を楽しんで読めました。続編も決まっているので期待です!!(絶対買います!)
長文失礼しました。
追記:ドラマCDも決まり更に期待大です!
大学の哲学科に通う自堕落でクズな能美先輩と、オープンゲイで真面目な後輩瑛人、2人の魂が混ざり合いひとつになるストーリー。
ソクラテスの弁明をもじった能美先輩の弁明といタイトルにもとてつもなく惹かれる!!
能美先輩の軽い発言からセフレになる2人。
性格も趣向も何もかも真逆なのにとても居心地が良くてどんどんお互いハマっていく
2人のゆる〜い空気と能美先輩のクズ発言に辛口ツッコミ入れてくる瑛人がかなりツボやった
ニーチェいわく「愛とは自分とは正反対に生きる人間をそのまま喜ぶこと」らしい。
まさに愛を実感していた2人だけど、関係性はセフレのままで、2人の関係を前に進めたいとお互いが考え始めた時に訪れる些細なすれ違いが大きな溝になってしまう…
ただ、「わからないことはわからないままでいい。その分考えるしかわからないから人とお話をする」
哲学的な考え方がドンピシャでハマる2人の関係
とても感動でした
魂の片割れは自分に似てる人じゃなく、愛を向けたいと思える相手であること。
「ひとつになりたいという願いが愛なのかもしれない。」
なんて…なんて素敵な言葉なんですかねえ?!?!
哲学って詳しくないけど、これからも正解のない色々なことを、愛を、2人で考えて、話して、混ざり合い続けてほしい
瑛人以外のtnkを求めてゲイバーで「ケツにtnkはめてくれー!」って叫んでる能美先輩が切ないし苦しいけどおもろすぎたww
能美先輩と両思いなことがわかった瞬間の瑛人の態度がめっちゃくちゃ可愛くて隠れワンコやった
執着凄そうやしこれから能美先輩がいろいろ振り回されそうだな〜とか妄想が止まりませんナ〜
本編の哲学要素が表面的すぎるのはキャラクターの可愛さでかろうじてスルーできましたが、一番最後の話で丹くんの恋人の定義が「24時間一緒にいたい」「喜怒哀楽を分かち合いたい」「クリスマスデートしたい」だったのがとてもがっかりでした。
丹くんって哲学科で院進したいと考えていて、かつ魂の片割れを探しているゲイのキャラなんですよね?
つまり、世の中で普通と言われていることについて「本当にそうかな?」と突き詰めて考えることが好きで、ヘテロ至上主義の世の中で自分の恋や愛についてもこれまで散々考え尽くしてきたようなキャラってことですよね?
なぜ作者は丹くんにこんな発言、特にクリスマスデートしたい(!?)なんて発言を、今まで考えたこともなかったけど今考えました〜みたいなノリでさせたんだろう???と頭がハテナだらけになりました。
愛や恋の定義が人によって違うのは当然ですが、わざわさ哲学好きキャラって設定にしたのに言わせること浅……(言い方悪くてすみません)と退いてしまい、それに簡単に同意する能美先輩に対しても、いやアンタ優秀な学生なんじゃないの?対話が好きなんじゃないの?自分なりの恋人の定義あるでしょ?と思ってしまい、ここで作品そのものについての信用を無くしました。
キャラクターが自分たちの哲学を語るシーンがあるわけでもなく、恋人の定義にすらキャラの哲学を感じられないのに、わざわざ哲学科のボーイズラブにした意味とは……?もしヤクザBLがヤクザ要素なしで成立する話だったらきっとがっかりする人が多いように、哲学科BLという部分に惹かれた自分としては、これはちょっと……。
せっかく特徴的なキャラ設定なのに描かれ方がブレブレで、商業的には成功しているかもしれませんが作品としては……と個人的には思います。
運命の人を探してる経済学科BLでも問題なく成立したのでは。