ヒズ・リトル・アンバー【BLCD】

his little umber

ヒズ・リトル・アンバー
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神205
  • 萌×26
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
31
得点
1052
評価数
214
平均
4.9 / 5
神率
95.8%
著者
媒体
CD
作品演出・監督
蜂谷幸
音楽
海津賢、他
脚本
弧山真夜子、亜矢ナツ
オリジナル媒体
コミック
CD発売会社
Ginger Records
収録時間
枚数
2 枚
ふろく
『特装版』特典(描き下ろし小冊子・ミニドラマ&キャストトークCD)
フリートーク
あり
発売日
JANコード
4571453601411

あらすじ

「俺はさ、ずっと源慈のそばにいるんだから」

豹に変化できる謎の美青年・琥士郎は、ともに暮らす無愛想な男やもめ・源慈のことが好き。
1999年の大晦日の夜、源慈は幼い獣姿の琥士郎を拾い、育ててくれたのだ。
大好きだけど言えない恋心…のはずが、
突如起こったカラダの異変で、源慈にエッチな手助けをしてもらうことになり!?

無愛想甘やかし男やもめ(cv.松田健一郎)×
豹に変化できる謎の美青年(cv.阿座上洋平)のドラマティック転身譚!

特装盤は、ナツメカズキ先生描き下ろし漫画小冊子&ミニドラマCDが付いたスペシャルエディション!

表題作 ヒズ・リトル・アンバー

源慈 → 松田健一郎

琥士郎 → 阿座上洋平

その他キャラ
火夏[江口拓也]/ イオ[田丸篤志]/ 一条時雨[森川智之]/ 一条雪鷹[小野友樹]/ つばき[松井暁波]/ 琥士郎(幼少期)[田中貴子]/ 篠原[中村太亮]/ 篠原の弟[堀井茶渡]/ 正吉[宮城一貴]

レビュー投稿数31

可愛さに悶絶

※原作既読、CDは特装版をアニメイトにて購入しました


ヒズアンCD、ほのぼのあり涙あり笑いあり甘々ありで感情が(すごくいい意味で)大変なことになったので感想をしたためます…


・琥士郎(阿座上洋平さん)

原作を拝読しての琥士郎のイメージは天真爛漫な若者でありながらいじらしくどこか儚げ…だったのですがまさにドンピシャでした!
阿座上さん、吐息に感情を乗せるのがものすごくお上手です……言葉にはならない息の吐き方一つ一つでナツメ先生作品特有の「絵で見せるシーン」の感情を表現されていたと思います。琥士郎の苦しそうな声も悲しそうな声も聞いていて切なくなるくらいで、シリアスな場面での演技の没入感に圧倒されました。
ご本人がキャストトークで子ども役を演じられることがあまりないと仰っていましたが、あどけない声の琥士郎、めちゃくちゃ可愛かったです!軽口を言うときのヤンチャな少年ぽさも、モノローグのしっとり健気な声色も最っ高でした……。甘えたな琥士郎も儚げな琥士郎も男前な琥士郎も、全てが琥士郎の一面なんだなと思わせてもらいました。
(特に源慈に甘える声は琥士郎らしい無垢な可愛さMAXで心臓がギュンギュンします)
そして阿座上さんの受け演技を拝聴したのは二作品目ですがやはりもっと!受け上様のお声を聞きたい!と思いました……詳しくは後述


・源慈(松田健一郎さん)

BLで松田さんのお声を聞くのはヒズアンが初めてですが、源慈のイメージ通りの重量があるイイお声でした…!椿さんを失って大きな喪失感を抱えた源慈が琥士郎と出会い、日々の中で再び心を温められていったんだなぁ、大切で愛しいんだなぁとわかる、どことなく温かみと切なさが滲むような演技をされていたのが印象的でした。いつもはぶっきらぼうな保護者感があるんですが、独白では琥士郎の発情期で変化を迎えつつある二人の関係に揺れる源慈の感情が、松田さんのお声がプラスされることでより鮮明になっていたと思います。
源慈が物語の終盤、琥士郎と一緒にいることを決意し「愛してる」からの「俺がずっとお前のそばにいる」と叫んだシーンでは思わず泣かされました…あそこはすごくズルいです(泣)


・火夏(江口拓也さん)とイオ(田丸篤志さん)
出番は比較的少なめなのですがすっごくいいお仕事されてました……!火夏の底知れなさとイオの美しさ、どちらも天使であることに説得力があります…(個人的には特典CDのギャグシーンのコミカルなお二人が特に可愛かったです)


・幼少期琥士郎(田中貴子さん)

若源慈とのかけあいがもう可愛い!無邪気に、しかし健気に源慈を追いかける天使でした……子ヒョウ琥士郎の鳴き声(泣き声?)もたいへん可愛らしかったです♡思わず撫で回したくなる幼少期琥士郎の可愛さがばっちり表現されてました!


本編中に挟まれるコメディシーンはちゃんと琥士郎や源慈と周囲の普段の空気感を思わせる雰囲気になっていました…日常的にこういうやりとりしてそうな、オーバーではないあくまで自然な演技(とSE・BGM)が秀逸です。


そして肝心の濡れ場なんですが   甘々すぎてヤバいです(瀕死)
琥士郎の喘ぎも泣き演技もイイし源慈が大人気なく貪るような息遣いもすごいです……臨場感。琥士郎が泣いたとき震える息遣いと裏返ったような喘ぎ声もたまらなかったです。
そしてCDを聞く前から気になってたのがthe last mementoの源慈が言った、「俺はお前のその声が耐えられねぇんだよ」の耐えられなくなるような琥士郎の『その声』なのですが……そりゃ耐えられなくなりますよねー!!!と納得の「源慈♡」でした。お手伝いしてもらうときもずっと源慈源慈って言ってたから……お手伝い中琥士郎に名前呼ばれて焦って口ふさいじゃうシーン、大好きです。
いや全編にわたって琥士郎の「源慈」って呼ぶ声が可愛すぎるんです、大好きが詰まってて。特典音声含め琥士郎が何回も源慈の名前を呼んでるので色んな「源慈♡」が楽しめます……琥士郎の「源慈」って200色あんねん。(これは音声化ならではですね)

長々書いてしまいましたが最後に個人的 琥士郎’s best 源慈を発表するとthe last mementoの最終シーン、琥士郎がまどろみから覚醒したときに言った「源慈」です。
それまで縋るような声色で名前を呼んでいた琥士郎が、15年の積み重ねを経て源慈からの愛に満たされてるのが一言で伝わってくるような気がしました。これがあるからBLCDは素晴らしいんですよね…(合掌)


上下巻にわたる『ヒズ・リトル・アンバー』、どのように音声化されるか楽しみにしつつ身構えて拝聴しましたが……大優勝でした!!
特装版にはナツメ先生の描き下ろし「温泉に行く話」冊子とそのミニドラマCDがついてくるので特装版での購入を強くオススメします!

15

とても可愛くて、時に切なくて、泣ける

(まず最初に余談なんですが、)
(ナツメカズキさんのアフレコレポを是非読んで!)
(原作者視点だけど読者的にも共感しかなかった…)
(現段階でX(旧Twitter)にアップされてます♪)

原作既読。
隅々までとても丁寧に音声化されていますね…!
2枚組2時間越えも納得の内容になっています。

最初に手元に原作ナシで聴いていたんですが、
後半に近づくにつれてハタハタと泣いていました。
原作既読で展開がわかってても心揺さぶられます。

ちなみに私は原作の感想レビューで、
号泣しながら全力のスタオベ+゚。*(;∀;人)*。゚+
と書いていたんですがCDでも同じ状態でした///

Disc1と聴き終えた段階でとてもとても良くて
最高!最高!と悶えて全力のスタオベをしたあと、
Disc2の再生をして号泣するっていう…(;///;)
(ちなみにオタクの誇張じゃなくガチで1人スタオベして作品拝んでる…)

原作読んでも、CD聴いても、
しっかり泣かせにくるのホントずるいよな…好き。

原作未読の方へ。こちらの作品は、
『NIGHTS BEFORE NIGHT』と世界観が同じですが、
シリアスな前作に比べるとコミカルさが加わってます。

これはあくまで個人的な解釈になりますが。。。
・『MODS』………夜の雑踏からの夜明け
・『ビフォナイ』…雨の日からの晴れ間
とするなら今作は一途な目映い光しか感じませんでした。

目映さの中にナツメカズキ作品の持ち味である
キャラが抱える繊細さがしっかりと感じられるんですね。
それがキューーーっと胸を締め付けるんですよ…!!!

(前作シリーズを参考比較で上げちゃいましたが、)
(シリーズ未聴でも全く問題なく切り離してOK!)
(むしろスピンと考えずに気負わず聴くが大吉です◎)


以下、CDの感想をば。

◉受け:琥士郎 @阿座上さん
あの、、、ほんと今更な感想でごめんなさい。
新たな沼入り者の感想を温かい目でお願いします。

私は阿座上さんの攻めしか聴いたことがなくて…、
えっと、その、あの、
受け役めっっっっっっっっちゃかわいいですね!?!?
(CD聴きながら「かわいい…かわいい…」と呟いてた)

琥士郎のキャラ自体が可愛い子ではあるんだけど、
琥士郎の《生意気さ+健気さ》がそのまま表現されてて。
生意気な口を叩きつつ不意に魅せる健気さの塩梅が良い。
1話目の「源慈……ごめんな」でソッコー胸鷲掴みにされた~!!!

源慈に072手伝ってもらってるシーンで、
何度も源慈の名前読んでるとこキュンキュンするの。
源慈の心に刺さって動揺する気持ちがすごくわかる。
こりゃノックアウトだわ…( ´艸`) フフ

いやもぅまじで、
私は琥士郎@阿座上さんが呼ぶ「源慈」が好き。
大好きで、幸せで、ちょっと切ない時もあって、
色んな感情が含まれてる「源慈」と呼ぶ声が一番印象的でした。

あと幼少期の琥士郎を演じた田中さん。
こちらもイメージそのままですごく良かった…!!
幼少期の琥士郎は登場シーンも多くて要ですからね。

Kittyの音声化や孤独だった頃の幼い琥士郎で
やっぱり泣けちゃいました(;////;)

◉源慈 @松田さん
元ヤクザにふさわしいドスが効いた声が良き◎
元ヤクザのおっさん味がしっかりと乗りつつ、
過去に囚われ続けた源慈の繊細さも含まれてて良かったです…!

コミカルな場面では琥士郎に振り回されまくりで、
ドス効いた声でドタバタしてるの中々オモロですねw

不器用な愛情しか表現出来ない源慈は
気持ちと言葉が反対になることがよくあるんですが、
無愛想な中に愛情を感じる表現でグッときました…!

原作を読んだときも大興奮だった広島の夜。
とうとう理性ブチキレて琥士郎にキスしたシーン。
CDの方もめちゃくちゃ良くてドドド萌えました///
(レポにも描かれてたけど原作より長い…!!!)

普段抑圧している琥士郎への気持ちが、
リミッター外れて行動しちゃうシーンが大好きです。
琥士郎に興奮してる源慈、、、非常に愛らしかった。

◉時雨 @森川さん / 雪鷹 @おのゆーさん
みんな大好き時雨さん…!!!
生きてる時雨さんに会えるヒズアン大好き(;ω;)

ヒズアンでは源慈の友人ポジのせいか、
砕けた感じが春さんと話す声のトーンと違ってて。
(過去の話ってのもあるけど)若い時雨さんでした。

反対に雪鷹はビフォナイの後の話なので、
組を背負う大人の雪鷹が感じられて良かったです。

(雪鷹はね。いつの間にかね。)
(時雨さんの背を追い越しちゃったから…(;ω;))
(私はいまだにこの現実を噛みしめて切なくなる…)

◉火夏@江口さん / イオ @田丸くん
個人的に原作でこの2人はオモロ枠だったので、
江口さんのコミカルな演技はイメージ通りでした…!
淡々としてるイオとのバランスが良いんですよ~!!

ナツメ作品には珍しいタイプの2人で、
CDを聴いてるときもやっぱり新鮮さを味わえました。

◆特装版について
特装版についてくるCDは約1時間と大ボリューム♡
フリトは阿座上さん・松田さんだけで約17分あります。
めっちゃ聞き応えがある内容です。

加えて特装版についてくる小冊子漫画は、
漫画のページだけで約20Pとたっぷり読める…!
最新の源慈と琥士郎ですよ~~♡会えてうれし♡
(少しだけど火夏×イオもいます)

幼少期の琥士郎から大人になった琥士郎まで
たっぷり味わえて買って良かったです(;///;)ウウ

漫画の後には源慈と琥士郎の一問一答もあり。
ラブラブたっぷりでニヤニヤ出来る小冊子でした♡

通常盤との差額以上の内容なので
特装版がおすすめです!!!!!╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !

12

自然と笑い、自然と泣ける

源慈×琥士郎


キャスト:
琥士郎 → 阿座上洋平
源慈 → 松田健一郎

本編CD+小冊子&特典CD付き豪華特装版

Disc1 約68分:
memento.1〜3


Disc2 約74分:
memento.4〜7、the last memento

特典CD 約55分:
ミニドラマ「mement.BED 2021」
ミニドラマ「memento.KITTY」
ミニドラマ「温泉旅行に行くはなし。」
キャストトーク(阿座上洋平&松田健一郎)
キャストトーク(江口拓也&田丸篤志)

小冊子:
描き下ろし漫画アフターストーリー「温泉旅行に行くはなし。」(20P)
Latest Questions after2021恋人として過ごしてきた琥士郎と源慈にヒミツの質問(2P)


音声だけで、これほどまでに作品の雰囲気や感情が伝わるとは・・・!
声優たちの素晴らしい演技力と、音楽・効果音の完成度の高さ!
映像が脳裏に浮かぶような臨場感や、鮮明な2人の関係の起伏、
やりとりのテンポ感で、面白い場面では笑い、
感動の場面では胸がギュンと締めつけられる!


今年2回目の阿座上洋平さんの受け!
「クソガキ」まで!役作りの幅広さに感服!
無邪気さを残しつつ、天然ワイルド口調が完璧!
「源慈大好き」を全力でぶつけ、
発情の処理のとき、「源慈」を呼びながら、源慈への信頼と欲が滲む声や、 
初エッチのとき、「本当はずっと・・・怖かった・・・」というセリフ、
その微妙な声の震えと息遣いがこんなにも繊細なんて!
全部が心臓狙い撃ち!

松田健一郎さんの低音ボイスにも心臓がドキリとする!
無骨男の愛の表現力が凄まじくて、
ぶっきらぼうで冷たい響きからじわじわと滲み出てくる慈愛さ!
その些細な抑揚の変化が圧倒的で、
懸命なトーンで「愛してる」と言った瞬間――思わず涙が溢れた!

テンションを上げる天使たち、
火夏(江口拓也さん)とイオ(田丸篤志さん)も秀逸!
江口さんのファンタジックな口ぶり!と、
田丸さんしか出せない妖艶な落ち着いた話し方!
全体に浮遊感を生み出している!

琥士郎の子供時代(田中貴子さん)、
無垢さと純粋さがそのままで
源慈との親子的なやりとりが温かくて優しくて、ホッコリしてしまう。

余韻を残してくれる聴き応え抜群の1枚でした!

11

さいっこうでした!

ドラマCD化をきっかけに原作を読んでヒズアンが大好きになりました。
原作の繊細で切ない雰囲気が損なわれずにドラマCD化されていて、もう最高!の一言です。

阿座上さんの琥士郎がとにかく可愛い!
成人男性が表現する可愛さというのは多少のあざとさがないと成り立たないと思っていましたが、阿座上さんの琥士郎は少年のようなあどけなさがあるというか、少年の純粋さの延長線上のお芝居で、自然なのにとても可愛らしいんです!琥士郎がそこにいました!これはもうCDを聞いていただかないと分からないので、聞いてください!としか言えません。

松田さんの源慈は痺れるような低音がとにかくカッコよくて、渋い大人の色気が溢れています。
阿座上さんの琥士郎がお芝居を聞いていくうちにうわーっ!琥士郎だ!!凄い!琥士郎がいる!となるなら、松田さんの源慈はもう第一声目から源慈です。
ベクトルは違うけどお二方ともキャラそのもので、この二人の掛け合いを聞いているだけで幸せな気持ちになれました。
キャストトークで源慈役の松田さんが心が動かせなくて辛かった(意訳)と仰っていましたが、そりゃこれだけ可愛い琥士郎(ちびと大人の二人分)からひたむきに好意を寄せられているのに冷たく接しなきゃいけないのは辛いよね……と少し同情してしまいました。それくらいちびも大人も琥士郎が可愛いです。

あと、ヒズアンを語る上でどうしても外せない「ちび琥士郎がキュッと服を握って微笑むあのシーン」
ドラマCDでは声が付いているとインタビューで読み、不安も少しありつついざ聞いてみたら「愛」に溢れるものになっていて、感動して泣いてしまいました。
琥士郎から源慈への愛はもちろん、神様?から琥士郎への愛も感じられて、つくづく愛に溢れた作品だなあ、と。

漫画とドラマCD、媒体の違いで変わる表現も楽しめて、それがこんなに素晴らしいものになっていて、製作陣やキャストの皆様に感謝しかありません。
原作同様に大好きなドラマCDになったので、何度も聞いてヒズアンの世界に浸りたいと思います。

10

泣かせます!

阿座上君が受けを演じると聞いてまず原作を購入して読みました。何回も読んでは泣きました。源慈と琥士郎がお互いの孤独を埋め合い寄り添い、相手を想うからこそ身を引く切なさ…。これが音声化されるんだ、と期待に胸を膨らませて待っていました。
結論から言うと、期待を裏切らない素晴らしいCDでした。源慈の色っぽい低音イケボ…そっけない中にも琥士郎への愛をしっかりと感じます。
そして琥士郎… 見た目は精悍な青年なのにどこかあどけなさが残っていて、あやうさや気高さも感じます。田中貴子さん演じるちび琥士郎がとにかく健気でかわいいのですが、このちび琥士郎と大人の琥士郎がちゃんと地続きになってる。
全てのセリフにコメントしたいくらいどれも素敵なんだけど、
「俺を堕とした人に言っといてよ アリガトってな」のシーンは圧巻…!
一つのセリフに込められたある意味相反する感情が繊細かつ的確に表現されていて、心揺さぶられました…!
あと「おいで」がやばい…!!
攻としての「おいで」は何回か聴いたけど、受としての「おいで」がこれがまたたまらない。破壊力がすごい。ちょっと正気を失うくらいよかったです(語彙力)
阿座上君が吐息に複雑な感情を乗せて演じることのできる声優さんだってことは前から知ってました。知ってましたよ…!でもこの作品でまた新たな魅力を知ってしまいました。世の中に阿座上君の凄さがまた広まってしまいますね。
コミカルなシーンありシリアスなシーンあり、ほっこりしたりジーンとしたり、私の今年のベスト1はこの作品です!

8

キャスト様が

メディア化の情報解禁の時点では、阿座上さんが受けちゃんを!琥士郎くんを!演じられるというコーフンとその興味津々具合が正直優っていて、でもごめんなさいです。そんな色眼鏡で見なくても本作品はサイコーでした。
阿座上さんの演じられる透明感と純粋さが織り混ざった琥士郎くんの声音(メチャクチャ可愛いのです)と松田さんの演じられる源慈さんのシブくてあっまい、そして奥行きのある声音が脳とココロにぐらぐら響きました。
篠原さんと源慈さんの愛娘うんぬんのシーン(大好き)も顕現されていて感動です。
受けちゃんの… 琥士郎くんの「おいで」はわたしをとろかす媚薬です。

7

素敵な作品がさらにさらに素敵に

原作も大好きです。
試聴を聞いた時から、声が源慈と琥士郎そのものですぐさまポチしました。聴きました。大満足のドラマCDでした!!!

松田さん、阿座上さんの声だけでなくお芝居も、もう本当に源慈と琥士郎そのもので、繊細で綺麗なお話がより一層素敵になっていました。
琥士郎の、まだ何も知らない若くてかわいいお芝居から、いろんなことがあって葛藤しているお芝居、それらを経て覚悟を決めたお芝居。源慈に対しても、モノローグと口からでる声とをお芝居で演じ分けておられて、圧倒されました。

それは源慈も同じで、感情の動きをとても手稲に演じ分けておられるのに、松田さんと阿座上さんの素晴らしさを感じました。

チビ琥士郎の田中さんも、もうかわいいの一言!特装版のミニドラマのチビ琥士郎の可愛さったらないです…!

作品が素敵なのはもちろんのことですが、そこに声が入って声優さん達のお芝居が入って、さらにさらに素敵なドラマCDになっていました!

7

最初に不満を述べさせて頂くならば・・・

「BLアワード2025」BLCD声優部門ないの?

(゚Д゚)ハァ? どういうこと???


悔しいので個人的に捧げます
勝手にBL AWARD 2025 BLCD声優部門 
第1位は阿座上洋平さんです!ヾ(w´∀`w)ノ ワーワー
 
それくらい攻受ともにご活躍されていました!!
この年の瀬に心から感謝の言葉を贈りたい。
ありがとう、マジ最高でした。(T-T)


原作未読でCDを聞きました。
「極道モノかと思ったら獣人か?いや、天使???」
設定だけで言うならかなりのトンチキですが
そんなのどうでも良くなるほど全体的にバランスが良い!
コミカルもシュールもシリアスもエロもパーフェクトです!!

皆様の熱いレビューでもう充分かと思いますが
それでも伝えたい個人的感想を書いていきます。


琥士郎が圧倒的に天使でした。
ええ、なんでこんなに可愛いの?
なんなの?天使だから?琥士郎だから?

天真爛漫で心優しくて源慈のそばから離れない離さない
なのに源慈を想って離れるの?健気すぎて泣いちゃう。。
ともすればつばきさんは嫉妬の対象でもあるだろうに
つばきさん含めて源慈を大切に想う恩情、まさに天使!!
憎まれ口も甘えもビジュアルもなにもかもが最高!

そしてそんな琥士郎からのモーションに
耐えて耐えて耐えて耐える源慈の無粋な返しw
そしてそしてついに気持ちを解放しちゃってからの
男気溢れる攻めっぷりと男気ドコ?wな甘えっぷり。
ベッド壊れるほど何やっとんねんオッサンw
ってくらいに前半後半の高低差が楽しいです。


「演じていて『心を動かせない』のが辛い」と
フリトで松田さんが仰っていましたが
我慢が故、言葉数少なく表情に出せない感情の機微が
松田さんの吐息や抑揚の優しさ強さから伝わってきましたよ!

そんな「我慢するの大変だっただろうなぁ~(苦笑)」
と思わざるを得ない琥士郎のポテンシャルの高さよ。
阿座上洋平・・・恐ろしい子・・・(||゚Д゚)



ポテンシャルといえば幼少期の琥士郎
田中貴子さんのちび琥士郎ヤバかったです!!

小獣の鳴き声との合間のようなやんちゃな少年声が
じゃれて纏わりついて無骨な源慈を困惑させる様、
もう可愛すぎてたまらんかったです。

特に「memento.KITTY」の指輪を返すときの語気!
(源慈の宝物をキレイにしたよ!もう大丈夫だよ!
だからオレを見捨てないでね!絶対離れないからね!)
という渾身の思いが詰まったお芝居に涙が出ちゃいます。

これは何か、そう・・
勝手にBL AWARD 2025 特別賞を差し上げたい!!


あと天使の方々も面白かったですね~
別途「火夏とイオの珍道中」とか出ませんかね?w


あ~、結局感想長くなっちゃったな。


原作未読だったのは
極道モノに抵抗感があるから(反社ダメ!)でしたが
CDを聞くうちに原作も読みたくなり
ナツメ先生の絵やコマ割りの美しさに感激しました。
音声だけでは分かりづらかった描写も補えて満足です。
食わず嫌いはダメですね~良き作品と出会えました!

7

No Title

CDを聞きながら好きなところをつらつら書いていたら長くなってしまった
冒頭は保護者といたずらっ子って感じなのに
発情期を迎えた琥士郎が急に色っぽくなってて「さわんなよ……」の声がいきなり大人びた感じでドキドキした

コミックスでも好きなキャラだったけど篠原さん調子いい感じで好き
源慈にやってもらうときのげんじ…が色気たっぷりすぎて篠原さんと同じこと言いながら聞いてた「琥士郎くん◯◯◯だなぁ」

そんな琥士郎にだんだん惑わされていく源慈の息を呑んだあの瞬間ドキッとした〜
琥士郎が気持ちを伝えてずっと源慈のそばにいるんだからって言ってる時、琥士郎は拾ってもらった時から源慈から離れないって決めているんだろうなという決意をすごく感じた

だいちゃんの「琥士郎が好きなやつに…の声かけ好きなんだけど「くだけてもまた拾えばいい」の声が頼りがいありすぎて!!すごく好きなセリフです。力強い声でいいこと言ってくれる


時雨さん!!時雨さんの「あぁ…可愛いよ」を声で聞けたのがすごく嬉しい!!愛しい気持ちが詰まってる…あの一言に

つばきさん…つばきさんって源慈と一緒にいたぐらいのひとだから並大抵の女じゃないってわかるんだけど源慈に声をかけた時の「誰に声をかけようと私の自由だわ」のお声に惚れました…凛として、揺るがない強さのある素敵な女性。

お風呂に入った時のセリフはCD独自のシーンかな?背中の羽根のあとみたいな…源慈ここで気になってたんだねぇ☺️

源慈が琥士郎を見つけてくれた時の回想シーン、何度かあってそのたびに琥士郎の悲痛な鳴き声が辛いんけど源慈の声が優しくて…シャーシャーしてたのに源慈に抱っこされた時の琥士郎の声が安堵に満ち溢れてて…ここから強い信頼が始まったんだなぁと感じるシーンで大好きなシーンです

つばきさんのお父さんとのお墓のシーン、お父さんの語り掛けが優しくて何度聞いても涙が出ちゃうつばきさんも琥士郎も源慈もおとうさんも…家族なんだよなぁって

火夏とイオの登場は急にガラッと雰囲気が変わってすごかった!火夏はえらそうだけどなんだか高貴な感じだしイオが神秘的で上品
先生のレポートで天使の輪出してくださいって言われててどんな音か気になってたんだけどあんな音だったんですね

やっぱり俺源慈のこと好きだっていう琥士郎のひたむきでまっすぐな気持ち❤️‍源慈に伝えたくて仕方ない!みたいなあの声…!!好きだなぁ❤️
どうしてガキのままでいてくれねぇんだろうな
っていう源慈のつぶやきが最初の頃と全然違っていて、もう手放せないんだなって

琥士郎の抱いてほしくなるって訴えが切なくて泣けてしまった〜しそのあと源慈が衝動的にキスして「本当はもうずっと…怖いんだ」で琥士郎に対する気持ち、愛情が❤️‍ブワーッと伝わってきて鳥肌が立ちました…気持ちを受け入れた瞬間なんだなぁ
源慈に達せられた琥士郎の喘ぎ声がすっっっっごく色っぽくてウワーーーーーーッて走り出したくなりました…2人の触れ合いのシーン、お互いの気持ちが我慢していても出てしまうこらえる感じがとても良かった…。

琥士郎を送り出した後の回想シーンで源慈が琥士郎を見つけた時の「寂しかったな…」からちびちび琥士郎がおれがずっとそばにいてやる!って響くのが逆に悲しくて、小さい琥士郎、ちょっと成長した琥士郎、そして大きくなったら琥士郎の様々な大きさの琥士郎の「源慈」の声音の変化で号泣してしまった…それだけ一緒にいたんだよなと

これでよかった…って自分に言い聞かせるような源慈が辛くて荒れた源慈にたのむよ…源慈っていう時雨さん、心配から言っているのが伝わってくる優しい声で源慈のまわりには支えてくれる大事な人が何人もいるなぁとすごく感じました。
つばきさんの間違いなんてないのよっていう語りかけが優しくて 最後のつばきさんの「そう…」がほんとうに微笑んでいるような声で源慈に響いたんだよなぁとウルウル

イオの問いかけへの返答が琥士郎はもう覚悟を持った大人の男だなぁってここで大きな変化を感じてそしてあの瞬間源慈がついに琥士郎にいった言葉が絶対に離さない意思を感じてめっちゃ泣いてしまった

雪鷹に会いに行ったときに源慈がライターに対しての想いを述べるところ、大事な人たちを思い浮かべているようで優しい声になったよね源慈✨
ふたりでしているときに琥士郎が泣いちゃうところ感極まった感じでとってもいい…幸せな時間俺を見つけてくれてありがとうでときめきまくってました源慈が愛をぶつける激しいシーンですごかった…

そして最後の源慈のモノローグ、琥士郎への深い愛情を感じられておだやかな気持ちで聞き終わりました

7

声優さんの表現力に感動

試聴で想像していた以上でした。
言葉に隠された気持ち、ぬぐえない過去を秘めた声、そして時折はさまるコミカルなやりとり。
原作を何度も読んでいるので話は分かっているのに初めてのように心を動かされました。
キャストの皆さんはじめ、制作に関わられたすべての方に感謝です。

6

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