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キャスティングが素晴らしいです

私が持っているドラマCDの中でこれが一番好きです。原作の素晴らしさは言わずもがななのですが、なんといっても声優さんのキャスティングが素晴らしい!お2人のキャラクターの解釈が緻密で、その的確さに思わず唸ってしまいました。いや〜、声優さんってすごい!
前半は割と静かに物語が進んでいくのですが、後半不穏な感じになっていく。終盤に、それまで淡々と喋っていた真澄君が初めて感情を露わにして声を荒らげるシーンが圧巻でした。好きだからこそ別れることを決心する。おそらく真澄はこれが最後と思ってしたセックスが切ない…。真澄を思って未明の空を見上げている飛田君を、真澄はもう出ていってしまうんだろうなと思って見ている。この時の真澄君の心情を思うと…込み上げるものがあります。「いやいや君達両思いだから!」と声をかけたくなるもどかしさがたまらないですね。これも若さなのかな。最後勇気を出して真澄に会いに行く飛田君。ひょっとして真澄君より飛田君の方が強い人間なのかな。bonus trackで不意打ちのキスをして、真澄君を戸惑わせる飛田君がとても素敵です。

普通って何?

ドラマCD化をきっかけに原作も読ませて頂いたのですが…これはすごい作品に出会ってしまったな、という感じです。読む度に新しい気付きがあり、その度にこの世界に引き込まれていきます。ちなみにこれをきっかけに井戸ぎほう先生の作品は全部読ませて頂きました。心情描写が繊細でとても心惹かれます。
最初飛田君は変わってると思ったのですが、彼の言う「普通って何?」に頭を殴られたような衝撃を受けました。普通ってなんだ?私が今まで生きてきた中で常識と思っていたものは果たして本当にそうなのか?自問自答をしながら何度も読み返しました。器用に世の中を渡っていたはずの真澄君は、飛田君を好きになることで自分の中の矛盾が噴出してきます。血は見たくないと言っていたのに終盤では飛田君を殴って血を流させてしまう…。飛田君を好きだからこそ触れるのが怖いという気持ち、好きだからこそ別れを切り出してしまう気持ち、切なくなりました。それにしても真澄…飛田君は君を好きだという気持ちをことあるごとに示しているのになんでわからないんだ〜!ともどかしく思いました。誕生日プレゼントに星の本を投げてよこした飛田君のまなざし…無茶苦茶好きが溢れているではありませんか…!(真澄の位置からは見えなかったのかな?)
「真澄の目は金星みたいだ」も愛の告白でしょうが!
最後、飛田君が勇気を出して真澄に会いに来るシーンはとても美しくて、抱き合って涙を流すシーンは私も泣きました。2人がこの後も一緒にいられたらいいな。多少噛み合わないこともありつつも、2人が幸せでいて欲しいと願わずにはいられません。

理央の「おいで」は至高✨

1で両思いになった2人。その後を描く今作ではお互いを思うゆえにすれ違ってしまい…。
途中しんどい展開だっただけにラストのいちゃいちゃが甘々で聴いてる私が照れちゃいました。絢斗は気持ち良さそうで幸せそうだし理央はSっぽい言葉を吐いていても声に優しさが滲み出ちゃってるし…。この作品の濡れ場は色っぽいことは言うまでもないのですが、2人が愛し合っているその気持ちがビンビンに伝わってくる…そこが素敵だと思います。
お互いに「大好き」と言い合う2人が尊すぎて悶絶しました。さらなる続編(3)も期待しております!