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donokuchi de ummei toka ittenda
これが本当の〝お清めセックス〟だ
いやー…めちゃくちゃ面白かった！
所謂、悪霊退散★これが本当の〝お清めセックス〟だ！！！な除霊BLですが、ギャグセンスが飛び抜けすぎていて「あれ？私、BL買ったよな？？？ギャグ漫画買ったっけ？あれ？？？BL…？？？」と若干迷子になりつつも、しっかりBLに着地する風呂敷の畳み方に思わず拍手
もう、生き霊のビジュアルに腹抱えて笑ったww
折角、攻めと受けの初登場シーンなのに生き霊のビジュアルが強すぎて、そっちに目がいっちゃうってww
この時点で、この作品と私の笑いのセンスがピッタリ嵌ったので以降は安心して楽しむ事ができました♡
で、序盤は生き霊に取り憑かれた司(攻)と、成り行きで除霊する事になった義祥(受)による、ドタバタ⭐︎ホラーコメディが繰り広げられ、意外と本格的な除霊シーンや神仏に関する解説など、ちゃんとしたホラー漫画なんですよね。
もう、ホラーコメディとしてもしっかり面白くて、この時点で割と満足感があります。
しかし、やはりBLなので、2人のムフフな展開を期待しちゃうじゃないですが……
いや、まさか除霊シーンで受けのハメ撮りが流されるとは……
何で自分のハメ撮り持ってるの？と、思わずツッコミたくなるんですが、流れが自然で唐突にハメ撮りが登場しても、不思議と違和感が無いんですよ！凄い！！
そして、何だかんだ面倒見の良い義祥にワンコのように懐いていく司は可愛いし、天性の人たらしな司に絆されつつ、嫌悪していた自分の霊感体質と祖母との確執を受け入れる義祥にジーンとできて、何だか良いお話だなぁ……と
嫌な瘴気は人間の生命力を見せつければ祓えるよね★(つまりLet's enjoy sex)理論ですので、エッチなシーンもちゃんとありますし、そのエッチなシーンが普段は冷静でクールな美人さんがトロトロ♡ピュッピュ♡になる姿が拝めるので満足度も高いです！
ひと衝きごとに、ひと潮ぴゅっぴゅ♡はエッチすぎて有難ぇ……(拝)
しかしですよ、
何とこの2人〝両片想い〟の状態で終わっちゃうんですよ……
おい！！ちょっと、待ってくれよ！と。
まだCPになった2人を拝めていないんだが！！！そんな後生な！！！
と言う訳で、バディを組んだ2人のイチャイチャ修行編をお待ちしております。
＊シーモア/白抜き
生霊のビジュから目が離せない
お仕事に邁進する主人公や大人同士の切ない恋を描かれていたり、
毎作品ごとに作品の色合いが異なる新藤先生ですが、
本作はオカルトと笑いが入り混じった
ホラーコメディな1冊となっておりました♪
祖母譲りの霊感をもつ大学生の義祥はある日、
アルバイト中に生霊に憑りつかれた片瀬と出会います。
生霊の尋常ではない有様に咄嗟に連絡先を渡す義祥でしたが、
その出会いがきっかけで片瀬に憑りつく生霊を祓うことになり…。
まずはじめにホラーBLとは言いつつも、怖くはありません。
ただ、片瀬に憑りついている生霊や守護霊のビジュがとにかく濃い。
元カノの執着を体現したかのような生霊や頭にパンツを被っている
守護霊と、インパクトもツッコミどころも満載すぎる…！
そんな笑いも含みながらも祖母や能力から逃げ続けてきた義祥の成長や
生霊たちの激しすぎるバトル(？)に片瀬と義祥の不器用すぎる恋模様など
読み応えたっぷりでした。
どちらかというとコミカル色強めで一体この二人がどうやって
ラブやエロに発展していくのか…と不安もありましたが、
そこは「えっちなことをすると霊が逃げていく」という通説を引き合いに
少々強引ではありますががっつりとエロもございました。
ラストでは生エネルギーの補完を理由にヤることはヤりつつも、
互いへの好意は未だに伝えられないままの両片想いエンドとなりました。
実質ほぼ両想いではあるのですが、出来れば恋人同士になった二人も
いつか見れたら嬉しいです。
どうか祓い人としてバディを組むその後の二人の物語をお願いいたします♪
運命なのかな…？
エグめな生霊を憑けていた片瀬を思わず助けた義祥。
それをキッカケに知り合ったふたりの関係を描いたお話でした。
祖母から受け継いだ能力で正気を失くしかけている片瀬を救ったけれども、完全に祓う力はないので何度も危ない目に遭うふたり。
でもそこから仲が深まっていくわけではなく、セックスをする未来が視えてしまってからはどちらかというと義祥は片瀬を避けていたのだけど…
どんなに避けても導かれるように視た通りの展開になってしまうわけです。
ただ、そこに辿り着くまで霊と関わる展開が続くので恋愛要素は薄めだし、ふたりのセックスもあまりエロい感じではなく身体を浄化させるための手段にしか見えなかったかな、と。
霊媒師ではないとはいえ生霊と対峙している様子はかなり本格的で、呪詞(？)を唱える姿も様になっていたけれど。
BL的な萌えはあまり感じなかったような印象です。
生霊や守護霊の形状が完全ギャグだったのも影響しているかも。
結局のところ義祥にはどんな能力があるのかが曖昧だったのも気になりました。
"未来が視えること"と"霊が視えること"は、能力としてはタイプが違う気がするんですが…。
ドタバタで楽しいお話だったけれど、もう少しふたりの気持ちがわかるような部分があればもっと萌えられたかなと感じました。
