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itoshii ano kitsune wo metoritai
失礼ながらこれまでヘンリエッタ先生の漫画を読んだことがなくて、でも小説の挿絵は知ってたのでイラストレーターさんだとばかり思っていました。なので今回初めてヘンリエッタ先生の漫画を読みました。
挿絵でしか見たことがなかったのでとても新鮮でした。絵も綺麗で可愛くて賛(さん)の表情にハッと惹かれることが何度もありました。ただ、見慣れてないせいかたまに違和感を感じるシーンもありましたが、それさえ気にならないくらいに魅力的な絵を描かれる作家さまだと思いました。
惜しいのは丸々一冊同じ作品なのですが、読み応えがあったかと聞かれたらサラッとしててあまり印象に残らない点です。切なさとか悲しさとかあちこちに散りばめられてるのに鼎(かなえ)にしても賛にしてももっと深掘り出来たのではと思いました。
萌はあるけど凄く萌える要素は私にはありませんでした。賛を冷遇する狐族にしてもなんだか中途半端だった様に思いました。終盤に登場した一族の子どもたちの存在も都合が良すぎたし、賛の力の秘密についてもアッサリし過ぎててあまり理解出来ませんでした。鼎の父親のこともです。重要なのに描き切れていないように思いました。
Xのプロフに連載中とあったのでこれからに期待したいと思いました。