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rentaru kun no dekiai ha kari ja nai
レンタルから始まる恋
年下レンタル彼氏×ピュアリーマン。
ゲイの会社員の晴希は内気な性格が災いして恋愛経験0。
片想い相手に告白するために克服すべく頼ったのはレンタル彼氏。
やってきた年下の“ショウ”に事情を話すとキスされてしまい…。
主人公の晴希の絶滅危惧種ばりのピュアっぷりにびっくりしてしまいました。
えちな作品を読みすぎてすっかりエロありきになっていたようです。
年下彼氏(仮)に翻弄されまくってあたふたしてしまう晴希が可愛くて
目の保養でした♡
その後もデートを重ねる二人ですが、練習と称して
キス、セックス…と関係を深めてゆきます。
実はこの二人、子供の頃に一時期一緒に過ごしていた過去がありました。
ショウの方は初回のレンタル彼氏の時に既にそれに気付いていて、
それゆえに晴希の恋を応援することを決めたのでした。
けれど、一方の晴希は時間が経過していたこともあり、覚えておらず。
子供の頃から晴希に淡い想いを抱いていたショウと
ショウを忘れてしまった晴希の温度差が切なくもありました。
そんな経緯もあってショウの方は割と早い段階で
レンタル彼氏としてではなく、本心から晴希に絆されておりました。
けれど、当の晴希本人は全く気付いておらず、過去の記憶にしても
現在のショウからの想いに気付かないことにしても、
晴希が無垢＆内気すぎてすれ違ってゆく2人に何度悶絶したことでしょう。
ショウの想いには気付いていない晴希でしたがその優しさに絆され、
次第に片想い相手よりもショウ自身に惹かれてゆきます。
やっと両想いに！と思いきや、またもすれ違い発生！
「もう晴希さんからお金もらいたくないんです」というショウの発言に
ショウは自分に会いたくないのでは？と考えてしまう晴希。
その上、ショウに想い人がいると思い込んでしまい…
じ、じれってぇ～～～！！
だけど、これでもかというくらいに焦らされまくったお陰か、
その分両想いになった瞬間の喜びはひとしおでした…！
まっすぐで頑張り屋の晴希だからこそ、願いが叶って良かったね！と
ほっこりした気持ちにさせられました♪
ただ、恋人同士になるまでがメインのため、
その後のイチャイチャは少々物足りなかった感もありました。
正真正銘の恋人同士になった後のイチャ甘をもう少し見たかった…。
疑似恋愛から本当の恋人同士に変わっていく軌跡
【晴希さんを俺のものにしたい（翔真）】
エロス度★★★★★
おやおや･･･レンタル彼氏からの溺愛が仮かと思ったらガチの方でしたか。
レンタル彼氏のショウと彼に依頼をしたゲイのリーマン・晴希が紡ぐ恋物語で、レンタル彼氏と晴希がデートやキス・それ以上のハジメテを経験していくのが垂涎でした。
特に、最初は疑似恋愛としての練習だったはずなのにずっと片想いしていた相手よりもレンタル彼氏のショウに恋をしてしまう晴希がツボで、ショウ視点やもどかしいすれ違いがあるのもたまらなかったです。
個人的には、晴希に対して優しい表情を向けるショウに胸キュンでした。
初心な可愛さ
恋愛にも人間関係にも後ろ向きな晴希。
でも好きな人との距離を少しでも縮めたくて、恋愛経験を積むためにレンタル彼氏を利用するところから始まるお話でした。
ショウは同性相手には「彼氏」をやっていなかったので、晴希の気合は空回りで終わるかと思いきや…
なぜか突然スイッチが入ったショウにアレコレ手を出されてしまって、超恋愛初心者の晴希は戸惑いまくり。
でもその反応と一生懸命なところが初々しくて可愛くて、彼の努力を応援したい気持ちにさせてくれました。
わりと早い段階で晴希はショウに惹かれていって、心変わりが早いかな？と思ったけれど。
ふたりのやり取りにはかなり甘酸っぱい空気感が漂っていて、こんな時間を過ごしているのに好きにならないわけがないなーと納得できます。
"レンタル彼氏として"ではなく晴希のことを想っているショウの気持ちは結構わかりやすかったので、そういうのも伝わっていたのかもしれないですね。
ちょっぴりすれ違う部分があっても特にハラハラするようなエピソードはなく、最後までゆるく見守れるようなふたりでした。
超天然受けの一生懸命さと恋の自覚が可愛い
ショウ×晴希
レンタル彼氏との仮初めの関係が、
やがて本当の恋へと変わるというお話。
同期（ノンケ）に片想いしている
ゲイで純粋な会社員・晴希が、
告白する勇気をつけるために、
恋愛に慣れようとレンタル彼氏を頼むことに。
そのレンタル彼氏は、年下のショウ（大学生）。
男前魅力に溢れる
いきなり甘攻撃を仕掛けてくるショウに、
恋初心者の晴希が、
超天然童貞の照れ全開で、
緊張しながらも一生懸命に恋を学び姿が可愛い！
同期のことが好きはずなのに、
ショウの完璧彼氏の振る舞いにドキっとして、
気づけば恋心はショウに向いているという
自覚の過程が思わず微笑んでしまう。
ショウの晴希への親切さが、
ただの演技ではないことに読者は気づくが、
晴希本人はその真意に気づかずにいる。
晴希に対する感情が本命であるように見えるが、
後半に入るショウ視点まで、
彼の本音が読めないのが美味しい。
大体予想できるけど、
その執着と一途な愛情が胸キュン必至！
ただのレンタル彼氏と客の関係で、
デート（練習）を重ねて、
手を繋ぐ、恋バナ、キス･･･ついに大胆な初エッチまで、
お互いの嫉妬も見え隠れして、
距離がじわじわと縮まっていく2人。
ショウの優しさに触れるたびに、
揺れていく晴希が、
見つけていく本当の恋に目が離せなくなる。
片想いのもどかしさと新たな恋の甘さが交錯する作品でした。
