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houkago mizu irazu
Xのタイムラインに突如流れてきた「カサバース」
なんぞや?と探してみると…
ほんとに傘が攻めだった!
この短編はシーモアでは無料で読めます。これからもっとカサバースが出てくるのか?他の電子書籍でも売るのか?まったくわかりません。
なんだか商業BLというより、腐女子の観念のような作品です。
攻めの傘が笠井くん。受けの傘立てが立山先輩。水泳部のエースとマネージャー。
最初はタオルが受けかと思ってました(笑)
傘のそこにゴーグルってことはそこに目があるのね?とかツッコミどころありますが、「水の抵抗が全然ない」「せっかく骨太でいい大胸筋」「ちょっと尖っている」とか、ちゃんと傘と傘立てが設定に活かされています。
あぶく先生が「ネームの段階で4回、作画の段階で5回ほど「頭がおかしくなる」と思いました」とツイされていましたが、これのことだったんだなと思ったらあぶく先生のファンになりました。よくこの依頼を受けましたね!先生、素敵です!
これは心を無にして読んでみて、好きか嫌いか、わからないか理解できるか、楽しめるかどうかは、もう個人の感覚だと思います。
ネタバレなしで、自分に合うかどうかお試しください!
わたしはちょっと傘で遊んでみようかなぁと思っています(笑
ネット記事で知った「カサバース」、カサとはなんぞや、と思ったら、カサが傘、相手が傘立て、ということで想像も予想もしていなかった、まったくの新世界で読んでみました。
夏、水泳部、先輩と後輩、という題材で、青春のひとこま、という感じのお話でした。
他の登場人物は全て人間の形をしており、傘の後輩と傘立ての先輩だけが、異形。
普段はあまり読書をしながら独り言を発さないのですが、この作品は読みながら、どういうこと?どういうこと?とぶつぶつ言ってしまいました。
傘と傘立て、という形状が最も生きた(?)のは思いが伝わり合った後の行為でした。
なるほど、なるほど、となりました。
この内容は小説でもいいし、メインの2人は姿や顔を見せないような描き方でもできたと思います。
そこをあえて、傘と傘立て、としたところに、作家さんの業の深さのようなものを感じました。
好みとか好みじゃないとかのレベルではなく、興味深い作品でした。
シーモアさんで無料で配信しているので、興味を持ったらぜひ読んでみていただきたいです。
今後、カサバースの他の作品が発表されるのかも気になるところです。
市場繁栄には新規顧客開拓が必須でありますからね。
従来の良さを受け継ぎながら改革が必要となります。
新規をどれだけ引き付けられるか?
自発的、積極的な新製品開発戦略と新市場開拓戦略が鍵となります。
相当数市場リサーチをされたのでしょうね。
えーっと、なになに?
「男同士の裸を見るのは恥ずかしい」という理由から、BLジャンルに一歩踏み出せない方へ…なるほどなるほど。恥ずかしがり屋さんですね。
答え→「傘バース」
なるほどなるほどなるほど〜?
夜中に酔っ払って雨で滑って転んで頭打って閃いたのかの様な雨イジングイマジネーションですね。
踏み出せないのなら、身近に有るもので想像してもらいましょうか!あ!傘と傘立てとか!?的な?…
うんうん。その心意気良し!!
もうね、受けとか攻めとかリバとかとかとか、そんな事はちっぽけで身に付けたもの取っ払って、積み上げたものぶっ壊されました。紛れもなく全力で新時代BLです。
顧客満足度はいかほどでしょうか?
先ず表紙から驚きましたが絵がとても繊細で美しい。
水の躍動感と迫りくるスピード。あ、本気だな、と思いました。
ではこちらも本気でお相手しましょう。
普通に人間と傘が共存してる所とか、そもそも目口鼻とか、そもそも性別…いやイカンイカン突っ込んだら負け。
コンビニで販売されて居るようなビニール傘なのでアノ最中をみてしまうと本気で壊れるかもと心配になりました。あれは水?汗?雨?…涙かしら。
放課後水入ってますよ。
折れたらナカ折れ…おっと失礼。
正しい傘の使い方を1回もしていないのが面白いですね。
若くてピッチピッチでチャップチャップでランランランな作品でした。
めでたしめでたし。
しかし1つ心配な事が御座います。
これから2人(2本?)は外の世界に出て、現実を知るのでしょうか。
世界には日傘、晴雨兼用、折りたたみ、はては数万円の超高級ブランド傘または古風な和傘 番傘が有ります。
まだまだ無色透明な彼は世界で太刀打ち出来るのか?
彼(傘立て立山先輩)は他の傘に目移りしないのか。
この先、彼等(傘と傘立て)は社会に出る事で自分がまだまだ無個性な事に気付くでしょう。焦り、苛立ち、嫉妬。
しかし、私は彼(笠井)に伝えたい。
その無色透明は何色にもなれる、最高の武器なんだ。
ほら光を通すと虹が出来た。きっと明日は良い天気。
「カサバース」?
擬人化と何が違うの??と思って読んでみましたが、擬人化ではなくマジでふつーのビニ傘だった。
つまり、表紙は心象風景とかではなく、攻めと受けが描かれてるってわけ。
は??傘が攻め???と思いながら、シーモアのサイトをもう一度見ると
「濡れ場がやさしいBLジャンル「カサバース」
「男同士の裸を見るのは恥ずかしい」という理由から、BLジャンルに一歩踏み出せない方へ。
目を背けてしまうような、恥ずかしい光景は一切ございません。安心して“傘しか濡れないBL”をご覧ください」
とあった。
男同士の裸を見るのが恥ずかしい
↓
エロなしBLを読もう!
ではなく
「傘と傘立てがまぐわっているのを見よう」という発想らしい。
傘と傘立てがずちゅずちゅやって、「待って……、入らないよ…… そんな大きいの……!」「煽られるともっと大きくなりますよ(と言いながら傘がやや開く)」
とか、もはや斬新なギャグ。
傘相手にはどうやっても萌えられないし、単なるビニ傘を見て「わーこの傘イケメン!」と思うようになったらなんか人間終わる気がする。
「クッ…キツくて折れそう」とか言ってる攻め様傘。
どうやら全身がチンコらしいんですよね。
ってことは、全裸の露出狂らしい。
んで、傘立てが受けなんだけど、傘立てって複数の穴持ち。
絵に描かれている傘立てを数えてみたら3列×9列で27本の傘を受け入れることができるから、複数攻めによる28Pが可能なんですね。
次は淫乱受けになった傘立てと27本の複数攻め傘による28Pを読みたいです。
BLとしては「しゅみじゃない」です。
というか、「男同士の裸を見るのが恥ずかしい」人が、この傘になら萌える!となったら、それはそれで性癖拗らせてヤバいことになるだろうし、そこまでしてBL読まなくったって良くない?とすら思う。
ギャグ漫画としてならまぁアリでしょう。
でもお金を出しては読みたくないです。