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kono unnmei ga itsuka koi ni natta toshite

オメガバースの運命の番もの
運命を存在が否定的?なα中条芳清と恋愛を必要のないものと思っていたΩ坂梨市人
そんな2人がすれ違った時、坂梨くんが感じたことのない匂いを感知
からの、運命の番についての講義でその理由に気がつくのだけど、相手である中条さんは匂いを感じてない訳で
2人がどうしてそう思っているのかはしっかり物語に描かれていて理解
だけどΩは運命の番がわかったことで苦手なタイプでもありながら戸惑いつつ坂梨くんは運命の番である中条さんと繋がりを作っていく
その姿、戸惑いながら惹かれている様子がいじらしくて可愛い
そして、やっぱり中条さんは坂梨くんが運命の番であることを感知してない様子で、お互いに自己紹介をした時からたびたびちょっかいを出していて、これは運命によるものかはたまた些細な交流の中で坂梨くんに惹かれているのか、とても気になる感じで近所のおばさん心がくすぐられる
学生の甘酸っぱさが感じられる、良いね
運命の番と気がついていないαと運命の番だとわかっているΩの交流ってものまたいい
坂梨くんは中条さんが運命の番だということに気がついてない前提で立ち回ってるから、友人として一緒にいるけど、お互いにしっかり惹かれあっている描写があるからまた甘酸っぱい
そして運命の番に否定的な言葉を中条さんから聞いて悩む坂梨くんの姿がまた青春だね
坂梨くんはすれ違った時に運命の番であることに気がついていたけど、それを中条さんに伝えずに友人として立ち回っていたから、運命が先かお互いを好きになったのが先か
でも、運命の番であってもヒートに遭遇した時流されなかった2人には関係のないことなのだと思う
坂梨くんが中条さんに告白するシーンが綺麗だし、中条さんも自分の気持ちを伝えるシーンの表情が良い、からのキスシーンが綺麗です
最後にえっちなシーンもあるけど、こちらはさらっとしてます
書き下ろしを読んで、作品に出てくる中条さんの幼なじみである晶生さんと景さんのカップルも気になる、実験の途中結果がどこかにあれば確認したいです笑
いくつなっても少女漫画好きな人でBLにも興味がある人は、入り口におすすめしたい
エロス度★
おやおや。運命を信じないαとΩが運命の番同士だったとは・・・面白いですね。
中条と市人が紡ぐ祝福の恋物語・・・開幕。
タイプが反対で関わるつもりはなかったはずが中条から香る匂いが気になってしまう市人や市人を気に入って距離を詰めてくる中条がツボ。
中条に絡まれながらも知らない彼を知って惹かれていく市人や運命を受け入れる気が無い中条に気持ちを伝えることができない市人の切ない片想いが刺さり、〝運命〟が障害になってお互いに踏み出せない焦ったさがよかった。
運命の匂いよりも中条自身を好きになる市人の愛が尊い。
同じ大学に通うαの中条とΩの坂梨。
これまで接点のなかったふたりが、中条の匂いに坂梨が本能的に反応してしまったのをキッカケに知り合いになるところから始まるお話でした。
オメガバース作品ですが第2の性による格差などはほとんど無く、フェロモンにあてられるだとかヒートになるといった"オメガバースならでは"な出来事は起こらないけれど「運命の番」だけは昔と変わらずに存在している、という世界で。
運命を信じたくない理由を持つふたりが「運命の番」として出会うというその皮肉さがなんとも切なく映ります。
本能に抗いたくて、運命を受け入れたくなくて。
一緒に過ごすうちに惹かれる気持ちまでも無かったことにしたい…そんな坂梨の気持ちはわりといつもマイナスなところにいて、静かに苦しい展開が続くのが悲しかったけれど。
沈み込んだ想いごと中条が掬い上げてくれたのですごく救われました。
でも坂梨の過去についてもう少し詳しく知れたらよかったな、と。
過去の恋人たちに同じように想いを返せなかったのがなぜなのか?という部分はふんわりしていてよくわからなかったし、それが母親とのやり取りに関係しているのかもいまいち伝わってこなくて。
母親が重要な立ち位置っぽいのに幼い頃のエピソード以外は描かれていなくて、実は亡くなっているというのがわかるラストシーンには驚きと共にモヤモヤしました。
彼の気持ちがもう少しわかりやすければ、もっと入り込めたお話だったように思います。
恋に対してトラウマを持つΩで大学生の市人。
ある日、構内でカシスの匂いを漂わせる運命の番とであるαの中条とすれ違い、思わず引き留めてしまったのが始まりで、、、
というお話。
また、中条も恋に対してトラウマ持ち。
というのも、ずっと大好きだった幼なじみを唐突に現れた運命の番に奪われ、失恋したからだ。
そしてそれがきっかけで、留年。
おかげで市人と同じ学年になったわけですが、、、
このオメガバースの世界観として、各性差によって差別されることのない時代となっています。
オメガバですと、比較的性差あってΩが不憫だったりしますが、そうではない世界です。
なので、市人が構内でαの女性から恋のアプローチされるなど、モテていたりします。(そこが他のオメガバと違うところかも!)
けれどある日、中条の好きだったΩとその番が目の前に現れます。
その頃になると市人は、中条を好きと自覚しますが、かえって運命の番だという事実が恋の障害となっているのがとにかく切ないです。
中条は市人のことをどう考えて接してるんだろうとドキドキしますが、そこはハピエン確定ですのでご安心ください。
これほどまでに運命の番同士が切な展開を迎えたのちのハピエンは、さすがCannaさんだからこそだなあ! と納得の1冊でした。