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zettai hukujuu meirei
自分の衝動をもて余してイライラしている問題児の寺西菊馬(Sub・高2・受け)と、菊馬の監督のために菊馬と同室になった品行方正の寮長、瓜生高澄(Dom・高3・攻め)の、二人で信頼を築いていくDom/Subストーリーです。
ちなみに合意での首絞めがあります
こちらはフューチャーコミックスさんから出版された電子単行本の紙での再販になります。内容は描きおろし以外は同じとなっています。わたしは元の電子の方も持っているのですが、改めて読み返すと、当時は気付かなかったことを発見できたりしたので、購入してよかったです。
菊馬が高澄に戸惑いながらも懐いていく様子が表情豊かでよかった。反対に、爽やかな好青年そうにいつもうっすら笑顔を浮かべてて表情を崩さない高澄が菊馬に対してはなかなかのヤバさを垣間見せたりして、菊馬の反応を見て、色々と高澄なりの方法で愛でていたのがわかりました。ちなみに、電子特典、高澄のヤバさが好きでしたね。
「愛情というには薄汚れているけど、いつか受け入れてほしい」 「好きだとか、そんな甘ったるい言葉で収まらない、まだまだ足りない」 と、二人が気持ちを表現しているのが、印象的でした。そして契約ですよ。
「恋人でありダイナミクスのパートナー」という方向性を求めると、あと一歩欲しいものがあるかもしれないですが、この二人だからこその信頼関係と考えれば、これはこれで唯一無二とも言えるのではないかと思います
商業BLで読んだDom/Subがこちらの作品だったので、何だか原点に帰ってきたような
気持ちになりました。面白かったです!
どちゃシコ展開を期待して購入したんですが、ヤンキー受ちゃんの順応が早すぎて萌えが半減してしまった感_(:3 」∠)_
もともと良い子で第二次性徴?のせいで暴れん坊になっていたようなので当然と言えば当然なのですが、個人的にはもっと抵抗して欲しかったなあ・・・。
Subくんはあんなになっちゃってるのに、Domくんについてはパートナーいなくてもあんまり問題なさそうなとことか、他より発現が早いっていうだけで互いを選んじゃうところとか、もう一声!という部分がいくつかありました。
髪短めのSubくんが可愛かったので、もう少し二人のアフターストーリーも読みたかったです。
ヤンキーで問題児の菊馬は、そのトラブルの多さから、寮長の高澄と無理矢理同室にさせられる。
高澄のコマンドに体が自然に従ってしまう菊馬に、高澄は「ルールを守れたらご褒美、破ったらお仕置きだ」と言ってきて…。
というストーリーです。
Dom/Subユニバースもので、高澄がDom、菊馬がSub。
菊馬が問題行動ばかりしていたのは、Subとしての欲求が満たされずストレスが溜まっていたためということですが…。
うーん…。
Dom/Subユニバースの捉え方が、作者さんと私ではかなり差異があるなと思いました。
まあ捉え方なんて個人差があって当たり前ではあるんですけど。
まず、違和感①
保健医が菊馬にSubであること告げた時に、Domをサディスト、Subをマゾヒストというような説明をするシーン。
Dom/Subって、サディストとマゾヒストみたいなことではないと思うんですけど…。
ここがすごくモヤモヤしてしまって、まず序盤で引っかかってしまいました。
違和感②
作者さんがDom/Sub=サディスト/マゾヒストと捉えているためだと思いますが、Domである高澄の欲求が「支配したい。それでいてSubを満足させてあげたい」というより、ただただ支配したいような行動が多い。
行為中に首を絞めるって…サイコパスかと思いました。
温厚で優等生キャラなだけに怖い。
まあ、後から「所有の証にドッグタグのネックレスを贈る」習慣?みたいなのが出てくるので、「首を絞める」=「ネックレスを着けさせたい」気持ちの表れだったのかもしれませんが。
それにしても…。
違和感③
菊馬も菊馬で、「苦しませてほしい」とか、何かSubというより本当にマゾヒストって感じ。
違和感④
菊馬がSubスペースに入る理由が、性的快感を激しく得た時なんですよね。
個人的にSubスペースって「信頼するDomに、愛情のこもったコマンドを与えられて、心も欲求も満たされて安心しきった時になる」という感覚だったので、何か…その尊さが無いな…と思いました。
違和感⑤
これ結構大きいかもしれない。
高澄が菊馬に惹かれた理由が、「昔飼ってた犬に似ているから。あいつは俺を信頼して、従ってくれた」みたいな。
菊馬を見た時に、その犬と重なって見えたと(この時まだ接触はないから、あくまで菊馬の容姿と雰囲気の印象)。
何だその理由…。
とにかく、Dom/Subユニバースがすごく好きなだけに、この作品はちょっとダメでした。
あくまでお互いの愛情があってこそ、コマンドとかプレイが成り立って、あたたかい関係を築けると思うので。