好きだからって、奪ってごめん

suki dakaratte ubatte gomen

好きだからって、奪ってごめん
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×29
  • 萌9
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
7
得点
85
評価数
25
平均
3.5 / 5
神率
16%
著者
桃尻ひばり 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784344854413

あらすじ

颯太(そうた)は高校の時から友人・葵生(あおい)に片想いをしていた。陸上部で将来を期待されながら故障で夢を諦めサラリーマンになった颯太。一方、美術部だった葵生は絵本作家として順調にキャリアを積む傍ら、不実な同性の恋人に弄ばれていた。己のふがいなさに颯太が歯がゆさを感じていたとき、葵生は事故で記憶を失くしてしまう。とっさに自分が恋人だと偽って葵生を家に連れ帰る颯太。夢にまで見た同棲生活は甘く幸せだった。だが葵生の元カレが現れて……⁉

表題作好きだからって、奪ってごめん

颯太、サラリーマン
葉月 葵生、絵本作家

同時収録作品好きだからって、奪ってごめん

葵生の元カレ
葉月 葵生、絵本作家

その他の収録作品

  • 描き下ろし

レビュー投稿数7

記憶喪失モノ

ずっと受ちゃんのことが好きだった攻くんが受ちゃんの記憶喪失を利用(と書くと悪い感じに聞こえるがやさしいひとです・・・)しはて恋人(仮)になる話。これだけ書くと酷いやつなんですが、受ちゃんのホンモノの彼氏がどうしようもないのと、受ちゃんも実は攻くんが好きだった!という新事実があるのでそんなに重くならずに読めます。

スピーディーな展開でサラッと読める一冊です。優しい絵柄なのですがえっちがえっちで良いです。

0

絵が好きなんじゃ〜〜〜

桃尻ひばり先生の絵柄が大好きで、こちらの新刊もXで表紙画像を拝見した時にビビッときたのでウキウキお迎えしました。

今のところ評価が芳しくないようですが、個人的にはアリ寄りのアリ、というか最高でした。

難しい設定だなとは思いましたが、話の辻褄も概ね合っていて、結局そういうことだったのね!とニコニコ幸せな気持ちで読了しました。

そして何といっても、絵柄が好きすぎます...
絵がお上手すぎます。
もはやストーリー云々以前に、絵柄が好きすぎて神評価一択です。
ありがとうございます。

0

新感覚なNTR要素で妄想力が捗りました…(〃∇〃)

主要な人物が3人います
攻めの颯太に受けの葵生
そして私的に大注目なのはパッと見単なる当て馬クズ彼氏のような存在の、名もなき元カレ…!
この元カレが居なかったら絶対にこのお話しは展開しなかったので、めちゃくちゃこの人、実は重要だと思うんですよねーーー

そして、何なら私はこの元カレ視点の物語を知りたい…!!!
完全なるクズ男です
クズ男好きなら絶対に興味が湧いちゃうタイプ
あらすじの言葉をお借りするなら「不実」な男です
不実だけど隠すタイプじゃない芸術家肌なクズ男さん
そんな彼が見せる葵生への対応、、、
あれは単なる執着なのか実は愛情なのか、、、
この辺のお話しがすっっっごく知りたい、、、
この人目線で考えたら颯太の行動って完全にNTRですよね???
もぉ、、、この元カレのお話しでスピオフして下さらいでしょうかね…
めっちゃ見たい…||ωΘ)..チラリ‼
あと、ビジュアルも好き…♡

そんな訳でぶっちゃけメインの2人より私はこのクズ男の元カレにガッツリ心を奪われてしまいましたwww
多分絶対に読み方は違うんだと思うんですけどね(*´ェ`*)
でも、妄想力を刺激されるすごく味のあるメンズだったなぁ~~~

そして、この人の影を感じるからこその颯太と葵生の濡れ場はこの作品ならではのエロさを感じちゃう…♡
特に颯太目線で感じる背徳感的な感情の中で葵生を求め、葵生に溺れていく感覚、、、
やっぱりここにもNTR要素を感じてしまってドキドキლ(´ڡ`ლ)

多分本来は一途で必死で献身的な純愛により見出し、救い出され安心できる人の元へ収まっていく、、、みたいな所を楽しむお話しなのかも知れません
でも、、、この方向性だと少し颯太の行動が「葵生の為」という免罪符を盾にした結構実はだいぶ強引な行動に見えてしまう…
結果的には、、、的な流れがあったから良かったし、颯太の育ちの良さなどから考えたら颯太はヒーローの立ち位置ではあるんですけどね
でも、もしも葵生の気持ちがまだ元カレにあったら?とか葵生が拒否したら?を考えたら、、、結構颯太の行動って怖いんですよね( ゚Д゚)…‼
まぁ寧ろなんならソッチ方向で表裏ある粘着爽やかくんだったらそれはそれで面白そうだけど、、、???
と、、、またしても妄想が膨らみます(ΦωΦ)フフフ…

きっと主流な楽しみ方、読み方ではないですが私なりにすごく楽しめた作品でした
そして、、、本気で元カレ視点のお話しが読みたいです…!という気持ちを大いにプラスして甘めの評価かな~?とは思いますが、楽しかったので満足です♡

本筋以外で1個だけ気になったのは葵生の絵本の事
作中作の絵本としてしっかり最後まで完成させて見せて下さったのはすごく良かったです!
なので、火事の中から唯一持ち出したのに途中で読めなくなってしまったというプロット案の件、、、あそこの回収が結構弱かった気がしたのは気になったかな~?と思いました

修正|白抜き そこそこ濡れ場は多いですが性器描写自体が少ないので白抜き修正でもそこまで煩わしさは高く感じなかったです(高修正で見れた方が勿論いいですけど…♪)

1

あぁぁ 装うんじゃないんだな…

寄り添うことと欲ってのをうまく見せにきたな
っていうのが数ページ読んだところで思ったこと

はじめましての作家さまに読みはじめ数ページは自分の読み方が定まらなくて迷走することが多々あるんですが 「ここですよ」「ここ見てくださいね」っていうガイドラインがついてんのかと思うほど出だしスムーズに入り込めたんですよ

理解力も読解力も怪しいあたしにはありがたいことです


記憶喪失を利用しての成りすまし
ありがち設定ではあるんだけど そのズルさに痛める部分があるせいか 控えめな告白に健気さを足されちゃって颯太への好感度はうなぎ登り その後に現れた本物の彼氏は悪役決定になるわけですが

報われなくても縋りついていたかった葵生の想いはガン無視?
ここにひっかかってしまったんです

記憶をなくして その理由が今となってはわからなくても1番近くで葵生の想いを見てきた身としたら いくら相手がイケズな男だったとしても ここは汲んでやらなきゃいけないところなんじゃないんですかね? って

クズは葵生の彼じゃなく あたしだったッ!

確かに彼氏がクズなのは最初から描かれているので真性のクズなんですよ? だからって横恋慕からの略奪 
しかも記憶を上書きしていってるのに罪悪感より開き直りや変な正義感みたいなもので自分を正当化しだして どんどん自分本位になっていっていくのがね 
募らせていく葵生への想いはすんごいわかるんだけど 独りよがりのヒーローにみえて

てか 受けも受けで流されすぎなんですよ なんの疑いももたず 言われるがまま されるがまま
記憶がない不安さとか全くなく 不意に喰らう火事場の恐怖も 触れられる手の感触やぬくもりに違和感をおぼえることもなくずっと呑気な感じだし

記憶はなくとも身体は覚えてる とか少しでもあればクズ彼氏の存在意義ももっとハッキリしただろうに


んんん 目が醒めた 的に記憶戻って調子よくまとまりはしたけど まぁそんなこったろうななこの終わりに 『自分一人を見て』と泣いた一途さなんだった? そもそもクズ彼氏必要だった?身代わりってわけでもなかったのに? って
出だしが良すぎちゃったがために 読み終わってからそればっか繰り返してる

2

頑張る攻めを読みたいなら

クズ彼氏から受けちゃんを引き離したいがために記憶のない受けちゃんに自分が彼氏だと嘘をつく攻め様。けれど罪悪感で苛まれることも。
内容は良くてテンポも良くて絵も綺麗。でも受けちゃん泣くほどクズ彼氏が好きだったんだよね?という疑問が多々出てきてしまい...すみません。
一冊でまとめるには終わりが急すぎたかなと(汗)
あとは好みの問題です。クズ彼氏から受けちゃんを守るのに奮闘する攻め様がすきであればおすすめです。

0

謝らなくてもいいような、、、???

作品タイトルでいきなりの謝罪
更に記憶喪失、、、
なかなか気になる作品だな、と思い読んでみました

作品タイトルは攻め視点ですね
この攻めさん、必死さが滲み出ていました
相手を好きな自分の気持ちと相手を救いたい、という正義感のような思いが凄く強い感じでした
そんな思いが凝縮したセリフが作中にあった「この嘘でお前を救う」に表れていたように思います

完全に私の主観ですが、もういっそこの「この嘘でお前を救う」の方が作品タイトルに合っていたような気さえします
それ位きっと攻めの颯太の必死さと献身っぷりはブレてなかったと思うんですよね
なので寧ろここで「ごめん」って謝らない方が変な不安が残らなかったんじゃないかな?という気がしてしまいました

ただ、この颯太が自分のした事への是非に苛まれながらも葵生への思いと体に抗えずにぶつけてしまいながらの情交は、この颯太の不安定な気持ちがあってこその描写になりえたんだな、というのも見どころだったようにも思います

思いの外えっちな空気感でした///

まぁ、、、結果的にはすっごい遠回りな両片思いって事だったように思いますし、やっぱり颯太は謝らなくても良かったんじゃないかな~?って思える終わりでした

気になる作品だったので読んでみて良かったです!
色々思う所もありますがそんな感情も含めてこのお話しに触れなければ生まれない感情を味わえたのは良かったです(*´▽`*)

あとイラストもとても良かったです!!
人物描写も好きですがお家の中のちょっとした家具やオフィスでのPC画面なんかの背景も細かくて見やすさと、絵で感じられる世界観があったなって思いました

初めての作家様でしたが他作品も気になりますし、また新作出たら必ずチェックしたいと思います

1

葵生がよく分かんない子だった

葵生のセリフにちょっと疑問。

壁のうっすい隣の部屋であんだけヤッて音聞かせてといて、相手の彼氏に他にもセフレみたいな人がいるって泣いてて、彼氏好みの星形人参入りシチューを颯太に出しといて、実は昔から颯太のことが好きだっただって?
んーーーー…???いくら諦めたとはいえ好きだった人に、↑のことできるかなって。特にセックスの行為の声なんて聞かれたくないと思うけど。(ハッ!もしやワザと…?)
記憶取り戻して、葵生がずっと颯太のこと好きだったっていう設定がなければしっくりきました。それするなら、葵生視点も欲しいです。

あと。元カレね。
一応葵生のことを恋人というだけの感覚はあったんだって思いました。葵生が恋人で、他はセフレってことだったのかな。意外と執着してきて、ちょうどいい感じのクズゲス男だったので同情の余地もなくフラれてザマァでバンザイでした^ ^
でもそこでスッパリ振れるんなら、元カレに他にも相手がいるって知ってベソベソ泣いたりしないんじゃ…とか思ったり。葵生がよく分かんない子だったなーって印象が強い作品でした。

3

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