エモーション・コントローラー 2

emotion controller

エモーション・コントローラー 2
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神15
  • 萌×28
  • 萌2
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
114
評価数
26
平均
4.4 / 5
神率
57.7%
著者
ぴい 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
講談社
レーベル
ハニーミルクコミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784065361986

あらすじ

【電子版限定・描きおろし1Pマンガ特典収録!】
克巳と稔は幼馴染みで高校の同級生。
共依存で離れられない二人だったが
肉体関係を結び、晴れて恋人同士に。
3 年になった二人は、未来を見つめ始め
克巳は勉強とバイト三昧、
稔は父のビジネスに加わり忙しい毎日を送る。
「稔が俺のじゃなくなってる」
「かっちゃん以外全部いらない」
一緒にいたくてたまらないけど、すれ違う二人。
不安に襲われる克巳と、
執着を増してゆく稔の性愛はこじれーー!?

表題作エモーション・コントローラー 2

長谷川 稔、高校3年生、克巳の幼馴染/恋人
橘 克巳、高校3年生、稔の幼馴染/恋人

その他の収録作品

  • 描き下ろし:番外編
  • あとがき

レビュー投稿数4

2人だけの未来のために

【俺だけに依存してる稔が愛しいし、まだ足りないくらい・・・もっと欲しいくらいかも・・・(克巳)】

エロス度★★★★★★★

第2巻。おやおや・・・なんと素晴らしい!
稔のド執着や独占欲・依存、それを受け入れてしまいさらに愛おしく想っている克巳の海のように広い心が2人してやばたにえんな空気を出しているのがたまりません。
また、周囲に人が居ようが気にせず堂々とイチャイチャしているのがGOOD。

ラブラブを堪能できるのは勿論、未来のために進みはじめた2人ですがすれ違ってしまう展開の切なさも味わえるのも最高で、克巳の嫉妬・焦り、久々の稔の暴走などがツボり、なんやかんやで稔の元カノ・青田さんとの絡みも面白かったです。

濡場では、硬派で男前な克巳のカッコいい表情や稔に求められてぐずぐずに蕩けた表情をたくさん見せてくれるのが眼福で、監禁拘束プレイも素晴らしいエロスでした。

1

1巻よりは

1巻よりは萌える場面が多くて、やっとこの作品の良さが分かって来たかなぁという感じです。この2巻を読んで続きを買うか決めようと思っていたんですが、大学生になってからの2人を読みたいと思いました。

個人的に凄くギュッとしたシーンは稔が香水の匂いを男性のだと言ってたのに、後に女性のだと克巳が気が付いた時でした。稔の世界が広がる事を喜べない自分に自己嫌悪を感じる克巳の姿に萌えたんです。

そして稔はと言えば克巳以外には興味が無いわけで、もちろん件の女性なんかむしろ冷めた目で見てました。自分から距離を取ったにも関わらずに元に戻るキッカケが掴めないもどかしさ。。。

更に稔の元カノと同じ予備校だった事を伝えてなかった愚かしさとか克巳って不器用ですよね。だけど稔が取った行動に対しての許容度が凄かった!稔が完敗して2人が更に絆を深める様子に、この先の2人を読んでみたいと思いました。

ただし稔の元カノはどこまで絡ませて来るのでしょうか?稔と克巳は全く興味はないですが、お節介な彼女はこれからも彼等を諭して来るような気がします。そして成人となった稔を父親がどう扱って来るのか気になるところです。

手放しでこの作品が好きだとか面白いとかは言えませんが、2人の今後は気になるので最後まで読み続けたいと思いました。

0

相互依存の激重さ 高糖度のラブ粘着性

稔×かっちゃん

高校最後の一年を迎えた
幼馴染2人の依存ラブ。


相互依存の激重さ、
高糖度のラブ粘着性、
濃厚な体のつながり、
10代特有の波立つ感情や行動から
お互いに離れられない、離れようさえあり得ない関係性が、
甘く、疼く余すことなく伝わってくる!
将来に当たり前のようにお互いがいるという尊さが溢れ出て
胸を震わせるほど熱くなる!


高校生らしく勉強とバイトに追われる克巳と、
父親の会社を継ぐために社交や秘書の女性と関わるようになった稔。

かっちゃんは今まで自分と同じ範囲にいた稔が、
自分以外の世界に広がっていくことで、
不安が募って・・・稔と距離を取ることに。
かっちゃんに距離を取られることで、
稔の重愛がますます凄まじくなっていく。

2人の感情の動きがリアルで、
かっちゃんの嫉妬と焦燥の間で揺れ動く葛藤に引き込まれて、
稔の恐しさにまみれた凍りつく執着表情の圧迫感に萌える。

最も鮮烈なのは、
稔に監禁されても焦りなく余裕で過重な稔を受け入れるかっちゃんの姿!
「かっちゃんだけに依存する稔の愛情」に依存する
かっちゃんの愛情は個人的に至極の「依存愛」と言える。

そして稔、
かっちゃんが自力で簡単に外せる手枷でかっちゃんを拘束する行為、
これが、どんな狂気な稔自身でも認めるという確信!

2人の愛の強さを前にすると、思わず叫びたくなる!

2人の愛はもう過剰すぎて、
止まらないラブラブ、
かっちゃんの不安や嫉妬と
稔の暴走する重愛が絡み合って、
もっともっとラブラブになっていく関係に、
高校生の体育祭のアオハル感、
夏祭りのドキドキ感、
稔の元カノとの皮肉なやり取りがあって、
盛りだくさんのハラハラドキドキが詰まっている!

高校生活の最後を飾るにふさわしい2人の恋の成長と、
自分自身の成長が丁寧に描かれていて、共感を与えてくれる。

新たな章へと続いていく2人の未来が待ち遠しい!
大学生と社会人としての2人の姿、楽しみで仕方ないです!

2

ヤバさ加減はどっちもどっち。

執着×執着がめちゃくちゃパワーアップして帰ってきました!!!
この2人じゃないと成り立たない関係性を終始見せつけられてなんかもうひたすらご馳走さま、という気分です。

圧倒的に稔が克己にド執着してそれを甘やかす克己という関係性に見えていた2人ですが、2巻で先に不安定になるのは意外にも克己でした。自分が関わることのできない世界が出来つつある稔に対して不安になった克己が稔と距離を取ったせいで稔の執着が悪化して…という展開になっていくわけですが、不安に思った相手にそれは悪手なんじゃないか!?という常識やそういうことされたらこういう反応をするだろうという予想がことごとく覆されもはや気持ちよかったです。

個人的に最推しは克己がおかしくなった稔のすべてを許してとことん甘やかした結果、稔が理性を取り戻すという展開です。ふつうそうはならんだろう~という稔への対処法、それを熟知している克己、本当にこの2人はこの2人じゃないといけないんだなと終始見せつけられました。

まだまだ続く2人、どんな困難も2人らしい感じで乗り越えてくれたらと願うばかりです!!

3

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