鬼は今日も雨を待つ

oni ha kyou mo ame o matsu

鬼は今日も雨を待つ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神46
  • 萌×210
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

93

レビュー数
10
得点
280
評価数
60
平均
4.7 / 5
神率
76.7%
著者
古澤エノ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784799768013

あらすじ

「俺にお前の邪氣をくれ」
季節を司る『季鬼』が暮らす世界。
強く美しい四季の鬼に混じり、新入り・梅雨の鬼として働く涙は、
訳あって邪氣を失った夏の鬼・立夏の手伝いを任されていた。
二人で迎える数度目の七月――
美しく成長した涙だったが、立夏の邪氣を効率的に回復させるため、
自身の「体液」を与えることになって…!?
和風ファンタジーBL、開幕!

表題作鬼は今日も雨を待つ

立夏、夏を司る鬼
涙、梅雨を司る新米鬼

その他の収録作品

  • 描き下ろし

レビュー投稿数10

美しい恋物語。

季節を司る鬼たちの切なくも愛に溢れた物語!
もう美しくて何度も読み返しては感極まっています。
強くて美しくて誰よりも何よりも涙の事が大切で大好きな立夏にキュン♡
涙が健気で鈍感で無自覚エッchiでとにかく可愛すぎるでした。
そんな2人の甘く(時に切なく)美しい恋物語。
ラストはナミダとニヤニヤが止まりませんでした!!!!
絵がすごく繊細で綺麗で、ストーリーも優しくて、読み終わった後にすごく優しい気持ちになるお話でし。
琥珀や小鬼たちも可愛くて癒されました。
素敵なお話を読ませていただき、ありがとうございました。

0

美しい季節。名前に込められた気持ちが尊い。

あまりにも美しい表紙で、一目惚れ購入してしまいました。
表紙だけでなく作画もとても美しく、特に季節を司る鬼達(季鬼)の衣装が和風な中にもオシャレで美しく、それぞれの個性も引き出された素晴らしい衣装だと思いました。
名前なんですが、季節に因んだ鬼達の名前そして一緒に居る動物達の名前もとても素敵です。
そして、主人公の名前にはただ美しいだけでなく、命名した人物の尊い気持ちが込められていたのも、とても心に響きました。

お話としては、新人の季鬼になった涙は梅雨の季節を担当しているんですが、夏の季節の立夏の力が弱まっているので、彼のお世話をしながら、梅雨から夏にかけて人間界に降りてきて二人で過ごしているという設定です。
そして涙は季鬼になる前の記憶が無いんです。

それでも季鬼になって何年目かで涙は美しく成長して、立夏の身体を見るとドキドキしていて。そんな涙に鬼の力を効率的に取り戻すには他の鬼からの邪氣を取り入れると良い言われ。少しずつエッチな行為をしていくんです。

立夏も涙もお互いを大切に思っている気持ちは凄く分かるんですが、その気持ちがいつから芽生えたのか?というのが、過去の回想から分かってきます。
ずっと泣くのを我慢して健気に生きている少年が、初めて涙をみせる相手に選んだのは?
涙が鬼になった経緯を知ると、とても二人の純愛のような気持ちを感じました。

最後まで読んで再度表紙絵を見ると、ここでの涙の顔がとても美しく描かれている理由が分かりますし、この表紙をもっとずっと好きになりました!
二人の今後も見てみたいし、他の季節の鬼も皆個性が強くてもっとこの鬼達との絡みも見てみたいと思いました。冬牙と立夏の因縁みたいなお話も気になります。読み終わってからしばらくこの美しい世界に浸れます。

1

商業BLマンガ、デビューおめでとうございます!!!

BL小説の挿絵などでお目にかかっていたので、初コミックスと聞き、びっくりしました!

ということで、四季を鬼がもたらす世界のお話。

夏を司る鬼の立夏(攻め)をとにかく慕う、新しく梅雨を司る鬼の涙(受け)。

そんな立夏は、もともと強い力を持つ鬼です。

けれどその立夏は、かつての力の半分しか持たないという。
その理由は、、、

とにかくどちらの視点でも切ないです。

けれど、双方にたくさんの愛がある温かいお話でもあります。

とくに涙と立夏の出逢いから、涙が鬼となった経緯は切なすぎて泣けました。

しかもエノ先生の美しい画がより情緒を刺激します。
他の冬の鬼など脇キャラも美しすぎて、美しかなかったですし、他の脇キャラがメインのお話も読んでみたくなりました。
とくにツンデレっぽい(違うかな??笑)冬の鬼!!
お相手は誰なんだろう、、、(勝手にBLにしてしまう)

1

わかっちゃいたのに

四季を担うのは神ではなく鬼、という設定。
神自体も存在はしてますが姿は描かれていません。

夏と冬を司る鬼がとにかく美麗です。

そしてそこに5つ目の梅雨を担う涙(るい)が登場します。見た目かわいすぎます。
この時点で何かあるな感があります。
この2人何かある…!

そして涙に過去の記憶がないこと、夏の鬼である立夏が本調子でないこと、邪気不足なこと。
これはもう、そうですねとわかっちゃいたのに泣けました。
子供時分の涙の健気さ、不憫さ、それに癒されて禁忌の術を使う立夏。
ですよね、なんです。

ですよね、なんですが絵柄の美麗さ、それにマッチしたキャラクター、動物のうまさ。
初コミックスだとは…!!!

スラッとしたキャラクターがお好みの方におすすめです。涙もろいことを自覚されているかたは手元にタオル用意してください。

0

季節は巡り、想いは共に

古澤エノ先生の初単行本を拝読させて頂くのが楽しみでした。

個人的、各項目5段階で
ファンタジー 3
可愛い 3
しんみり 2
エロ 2
な感じだと思います。

立夏さん×涙さんのカプです。

邪氣が強く季節を司る鬼「季鬼」その中で夏の鬼、立夏さんはある理由から邪氣が殆ど無い状態になってしまった。そんな立夏さんを梅雨の鬼、涙さんが仕事の手伝いをしていたが、邪氣を効率的に回復させるある提案をされて…。

角は生えていませんが、季鬼と呼ばれる鬼達が、順番に人間界へ行き、それぞれの季節を巡らせていくファンタジー物です。

立夏さんの邪氣を回復させる為、体液を与えることになるのですが、そんな美味しいスケベ展開なのに、あまり描写がなくてちょっと物足りなかったですね。
キス以外の行為だと一度しかないし、物語り終盤の身体を繋げる理由も邪氣の回復ではなくて、想いを通じ合わせる為なので、折角ならもっと邪氣を回復させる為の行為が見たかったです。

季節を司るということなので、立夏さんと涙さん以外にも季鬼が登場します。どのキャラも魅力的でとても気になる存在なので、それぞれのお話が読みたくなりました。個人的には、秋の鬼の愁さんがちょっと喰えない感じで良いですね。

季鬼の格好良さも良いですが、季鬼と一緒にいる動物達などが可愛いです。特に小鬼がめっちゃ可愛いです。小鬼と呼んでいますが、見た目も鳴き声も、一応角が生えていますが、ほぼ子猫なんです。色んな柄の子猫もとい小鬼が登場するだけで可愛くて癒されます。

魅力的なキャラクター達が織り成す素敵な和風ファンタジー物、是非とも読んでほしいです。

0

夏の鬼

先生買い。コミックスの初商業本おめでとうございます\(^o^)/
いやあ素敵ですよねえ、美は勝利する★とすごく思います!ぜひ冬牙様のお話も!
雑誌掲載分+せつ甘描き下ろし10P+あとがき。カバー下無し。
王道ですけど、和風ファンタジー大好きな方、ぜひぜひ!美しいんですってば!

夏の季節を司る立夏と一緒に過ごし支えている、第五の鬼の涙(るい)。今年もいい頃合いになったので、立夏と共に人間界へ降りていき・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人?物は
琥珀(狐の従者)、柘榴(燕の従者)、小鬼(子猫の姿の鬼)5匹ぐらい、乎春、愁、冬牙(春秋冬を司る鬼)、戻(人間の子)。

++好きだったところ

お話は王道なんですけど。とにもかくにも絵、表情が素晴らしく好き!
受け:真っ赤になって照れている顔、上向き視線で「●●・?」という表情(攻めを煽っているとしか思えん)等
攻め:目を細めて「ははっ」って笑っている表情、ニヤって笑っている表情、小鬼たちと風呂(檜風呂に見える)で寛ぐ様子等々。
そうそう攻め様の裸体もよろしいのですよ、がっちむちとまでは言わないと思うのですが、適度な筋肉美!!!!!!!!ちょうど好きな按配なんですようっ

それに加えて、もっふりでっかい琥珀と柘榴(しゃべらない、良き♡)、にーにー鳴いて好き放題する小鬼たち、ああ可愛い。

さらにさらに。
冬牙様がさいこーーーーーーーーーーーーーーっ
さらさらロン毛(銀髪ではないかと勝手に推測)、1ミリも微笑まない氷のような表情+眉間にしわ(笑)。着流しに刀をぶん回し、立夏と空中戦。こえー(笑)。
是非この方で次のお話を読ませていただきたいです。
愁様もよいのですよねえ。眼鏡かけておられて、狐?狸なタイプに、京ことば。ああ腹の中が読めない。

と、あれこれ好きなものが散らばっていて、美しくて、大変楽しませていただいた一冊でした。先生、出版社様、何卒冬牙様をよろしくお願いいたします!

2

夏の鬼が待つものは…巡る季節と、見つけた愛の和風ファンタジー

こちら、表紙買いして本当に大正解でした〜!!✨
美麗な表紙と絵、そしてストーリーにのめり込み、読んでいる間中うっとりとため息をついていた気がします。

モフモフ好きな方にも強力プッシュしたい…!可愛い狐、琥珀のもふもふが堪能できます(*´˘`*)♡
ページを開いた初っ端から立夏(攻)をモフッと包んですうすう眠っていて眼福。
紙本で購入したのですが、帯の右下にちょこっと顔を出している小鬼(猫ちゃんにちっちゃいツノが2本生えてます)も可愛くて悶える…

こちら、四季の中の「夏」を司る鬼・立夏(攻)と「梅雨」を司る新人鬼・涙(受)との恋模様が描かれる和風ファンタジーです。

涙の夢の中で、立夏と仲睦まじく話している人間の男の子の正体とは?
”涙”という名前の由来は?どういった経緯で涙は新人鬼として立夏と共に過ごし働くようになったのか?

そんな疑問が後半、二人の出会いの物語と共に明かされていき…

序盤、「邪氣の交換」なんて言ってお誘いをかけた立夏だけれど、自分の大切なものを削ってまでして立夏を手元に置こうする、深い深い愛があったのだなあ。。としみじみ愛を噛み締めました。

梅雨明けもまだで、気分の晴れない天気が続いていたけれど、この作品がきっかけで梅雨と夏の景色を見る目が変わりそうです。

描かれていたそれぞれの季節の風景も、二人のキスシーンやえちも(足元だけフォーカスして描かれているシーンも最高に麗しかった…)、何もかもが美麗でただただうっとりため息もの、の和風ファンタジーでした。美麗…!

3

美しい世界観

古澤エノ先生、コミックスは初だそうですね。本当におめでとうございます。
昨年の秋庭で同人誌の表紙に一目惚れして、ビーボーイゴールドを購読しつつお待ちしていた本作。実際に紙になって拝読すると、なんだかふわ〜と世界に引き込まれるような、そんな気がいたしました。
ストーリーはあまり難しくないです。でもそこに日本の情景とか季節感とか、空気感のようなものが感じられて、自然に引き込まれていきます。先生の感受性のようなものが瑞々しく伝わってきて、この作品の魅力になっている気がします。余白というのでしょうか…入り込める余地があるというのでしょうか。この作品の場合、そこにとても惹きつけられ、良いと思いました。
モノトーンの画中に、鬼の目の赤さや、木立の緑、着物の皺、髪の艶やかさを感じてしまう…その艶やかな世界はシンプルなストーリーを幾重にも魅力的にすると思いました。普段小説ばかり読んでいる者ですが、古澤エノ先生の作品には詩情がありました。1コマ1コマの切り取りが美しく、全部バラバラにしても絵になるな…と思いながらうっとりと拝読いたしました。
ネタバレは避けたいので、是非読んでいただきたい作品!とまとめておきたいと思います。ちょうど季節ぴったりに発刊されましたので、この夏何度も読み返したいと思いました。

2

てか 鬼って感じがしないの角がないから?

タイトルにひっかかって買うか買うまいかさんざん迷ったんですよね
どうみてもファンタジー 上手くハマれる自信ないしで
ただどうにも気になって買ったはいいんですが

この時期の紙本って読むのがちょっと

いっくら手を洗って読みはじめてもなんかベトつく感じで
こぉゆうときに「何で電子にしないんだろ?」と自分でも思う ←なんの話だ?



神の願いで季節を司る鬼
かつては一際強い邪気を持っていた鬼のお世話をしながら梅雨の時期を巡らせる新人鬼

あの 息をのむほどの着物美人ともふもふまで出てくるので ここを見るだけでも買ったもん勝ちって気はします あたしは勝った気になった ふふん

ただ お話的には先が読めてしまうところもありはしたのかな?
基本先走り気味なので余計に勘ぐった部分はあるんですが 弱る邪気を補うための精液摂取だったり 献身的にお世話する新米と何かありますよね的なものが早い段階で予測できたな と

そして最重要案件ッ!邪気を取り込むための精液摂取 ココッ!
兄鬼が流し込まれる方なんですかい!!⁇!! と期待したがそんなこともなく注ぎ込まれるのは見た目通り これじゃ摂取しても注ぎ込んで萎むんじゃね?って

邪念や邪推はこれくらいで

もともと人間に与える邪気のせいで住まうところを隔しているだけなので 絵本に描かれるような邪なものはなにもなく流れは終始ほのぼの いちゃいちゃだって早い段階から拝めるので 美人とかわいい子の甘イチャ多めがお好きな方にはそれはそれはヨダレもの
なんですがここに時間を割きすぎたのかな? 夢にみ 嫉妬した人の子 の辺りからせつなさを募らせ 邪気を失った理由 人の子との出会いに繋げるのが妙に駆け足になっちゃったような

んんん

記憶が戻った辺りも本当ならすんごい泣けるところなんでしょうけど 神と同じくらい人を嫌っているらしい立夏の話はないし あっと言う間に心通わせ 愛しいもの にしてしまったせいか泣ききれなかった あたしが

優しくていいお話だと思います
お話で優先されたものと個人的に読みたかったところが違ってしまったので ここはお許しいただくしかないんだけど この1冊で収めるには勿体ないものがいっぱいあったかな
てか なんなら続編をちょっと期待していたりします ほんとどのキャラも練り込まれているものがありそうでよかったので

はじめましてなのに迷子にもならず完走できたし ちょっとこの先も追っかけてみたい作家さまが増えたってことで ハイ

0

季節の美しさとしっとりした色香が堪らん!

表紙買い大推奨!
小説の絵師でお馴染みの作家さんだけあって、
とっても眼福です…!+゚。*(∩´///`∩)*。゚+

表紙でなんともいえない色気を纏う攻め様は
作中でもずっと!どの角度でも!カッコイイ!
雰囲気・イメージが崩れるところもありません。
ずっとカッコイイ。ずっと眼福。

そして受け様の涙の理由を知ると
思わずもらい泣きしてしまったほどグッときます。
めっっっっっっちゃ良かった…! (;///;)

もちろんストーリーも良いのですよ。
しっとりとした色香が感じられる雰囲気があり、
季節が感じられる美しさの中にポツンとした穴。

何かを忘れているもどかしさが切なく、
それを包み込む優しさが甘く感じられました。
温かくて素敵なお話です(;///;)

(作者さんのXで1話が公開されてますので、)
(気になる方は是非チェックしてみて下さい^^)


さてさて。
鬼が四季を司る世界観のお話です。
鬼の美しさや心の状態は季節に反映されるので、
鬼が安定していると人間も過ごしやすい状態に。

(リアルを当て嵌めると昨今の猛暑は)
(夏の鬼様が荒れ狂ってるってことになる)
(どうか静まり下され…祈)

攻め:立夏
夏を司る鬼です。
過去にある理由で邪氣を使い果たしてしまい、
今は少しずつ回復させている途中にあります。

邪氣回復は基本的に眠ること。もしくは、
他の鬼の精気や唾液の摂取で大幅に回復します。

受け:涙
梅雨を司る鬼です。
立夏の弱体化に伴って夏の補佐をするために、
梅雨を担当する第5の鬼になりました。

梅雨が過ぎても夏の間は立夏と暮らし、
立夏の身の回りの世話をして過ごしています。

邪氣回復の名目で攻めフェ…やらチューやら
イチャイチャして仲良く暮らしてるんですが、
(※付き合ってない)
ある日、涙は胸がザワつく夢を見るんですね。

夢の話を立夏にすると、
何か知ってるような感じで妙に歯切れが悪い。
聞いても「秘密」と答えられてしまってーー。

あの夢は一体何…?
立夏が邪氣を失った過去とは…?

といった感じでストーリーが展開します。


いや~~~~~もうね。
しっとりとした感じの話運びがめっちゃ良きです。
色気をまとっててグイグイと引き込まれました。

色香はキャラビジュアルも影響もあるのかな…?
立夏はもちろんのこと、
春・秋・冬を司る鬼も全員もれなく+゚。*美*。゚+
鬼同士のやりとりも眼福で魅力的なんですよー!

ちなみに一番絡んでくるのは秋の鬼で、
今回ストーリーを進める要になっていました。
(何も話さない立夏では進まなかったと思ふw)

秋の鬼が余計なことをして、
立夏がブチ切れてるシーンがめっちゃ好き…!
(え???顔近すぎん????好き!)

コレ↑涙がいる間は穏やかに微笑んでるのに、
涙が帰ったあとにバチバチにキレるのがド萌え。
キレてる部分は涙に見せないのがめっちゃ良い。

で。
立夏と涙の間には大切な思い出があるんですが、
今の涙は忘れてしまってる状態なんですね。

なので2人の思い出だったはずが、
立夏だけの1人の思い出になってしまった。
口には決して出さない切なさがジンワリと伝わるのです。

記憶喪失とかで片方だけが覚えてるアレ、
めちゃくちゃ萌える質なのできゅ~~ときました。
本当のことを伝えない立夏の気持ちがグッとくる。
立夏はすごくすごく優しい鬼なんですよ(;///;)

表紙で大粒の涙をこぼしている涙ですが、
実際は泣かない子です。泣けない理由があります。

他人を慮ってばかりの涙の我慢強さと
涙の幸せを願っている立夏の思いが重なって、
胸にグワッと込み上げるものがありました(;///;)
読後にタイトルの意味が理解できる仕掛けも良き…

他にも小鬼が実質猫チャンで可愛いし
鬼に付いてる動物(立夏は狐・涙はツバメ)など、
モフモフ要素も魅力がたっぷりで満たされました♡

ただ一つ名残惜しい点は、
冬の鬼の登場が少なくない?
これで終わらせちゃうの…?
こんな強キャラほっとくの勿体ないよ…?

秋も冬ももっと見たいよーーー!。゚(゚´Д`゚)゚。
続編もしくはスピンオフ求む!!。゚(゚´Д`゚)゚。

7

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