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zense de koroshita aite no tantou henshu ni nari mashita
売れっ子小説家の東雲陣と、担当編集者の西園寺三春太は、前世で殺し殺された間柄です。
ところが現世での東雲陣先生は、前世で自分を殺した相手ミハルタにメロメロ(前世からなんだけど)
戸惑いを隠せなかったミハルタもだんだんとそんな先生に惹かれていき…
1巻2巻どちらも本当に面白いです。
前世で殺し殺された間柄なのですが、そこはそんなに重く描かれておらず、現世での先生の愛ゆえの行動が面白すぎて。
くすっと、笑える(時にかなり笑える)コミカルなお話になっています。
2巻ではミハルタの気持ちにもかなり変化が出てきて、キュンとするシーンもたくさん!
ただ、ゆーっくり関係を深めていく2人なのでエッチなシーンはありません。
BLだけど、BLそんなに読まない人でも普通に楽しく読める作品です。
笑ってほっこりできてキュンとする、私は大好きな作品です。お付き合い開始後?の2人もたくさん見たいなぁ〜と思います。
作家と編集のラブコメ、ですがそれが普通と違うのは、前世で殺した相手…だったからなのです。一見殺伐としそうな感じなのに、実は大好きで崇拝する作家だったとか、実は前世からの片思いだったとか、そこら中に大好きが溢れててニヤニヤが止まりません。
そんな第2巻、残念ながらまだまだ恋人には遠いのですが、作品をダシにデートを要求されたり愛が分かる本を作って(笑)こなしていく内に、徐々に気持ちの変化が起こってきたようです。それは、亀の歩みよりも遅かったりはしますが。
それでもあの西園寺が、大好きな本も読まずに、東雲のことを考えるようになったのは大きな進歩ですね。500年モノのこじらせラブが成就するのか、早くも3巻が楽しみになりました。