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もしも生まれ変わってまた会えたら
rairairaise
運命よりは呪いのような、好きになるもならないもそもそも前世での忠誠だの親愛だのなんだの、いろんな感情をひっさげたままの今生で、いつかの感情を起点に再開している話。
前世では立場だなんだがしがらみになって叶わなかった未練たちを、同い年で自由な立場となった今生でひとつひとつ清算していく。いつかお互いの心残りはすべてなくなって、もしもまた生まれ変わることがあったとしても、今度はまっさらな状態から始まるのだろうなと思った。
雷央は七星の「なにがあっても迎えに行く」という約束を、七星は雷央の「もう二度と私の前に現れるな」という命令を抱えたまま、持ち続けた記憶と手放した記憶の相違によるすれ違いがよかったです。
ストーリーの雰囲気と絵柄の雰囲気の組み合わせが最高でした。
描きおろしの、転生ものだからこそできるネタ好き。
白抜きや黒塗り修正、逆にそこだけとても目立って好きじゃないのですが、この作品は、通常通りトーンで陰影やハイライトいれたあと主線だけ消したような表現で、異様に目立つことなく全体に馴染んでいて好きでした。
タイトルが来世っていうくらいだから、
前世の記憶を持ってて今世で再会なんだろうなー、
とは思っていたのですが。
その混ざり具合いが絶妙!!
今世では17歳のふたり、学校生活を主軸に
前世の記憶が少しずつ織り交ぜられて
明かされていきます。
王子と護衛の絶対報われない恋、
レオが自国のために隣国の姫と結婚して
子作りをしなければならず、
ナナセがそれを見守るしかなかったのも
切なかった…
それぞれが口にした何気ない約束が、
今世で果たされていくのも良かった!
何度でも読みたくなります…
”飴の口移し”久しぶりに見ましたよ♡
いやん、好き♡♡
元々転生系の話がそこまで得意ではなかったのですがこちらの作品は前世の二人の関係性も含め、現代の二人が近づいていく過程がしっかりと描かれており、嫌悪感なく読めたと思います!
物語が進むとともに記憶が戻っていき関係も変化していくところが良かったです!
前世の二人の立場の違いが本当にせつない…!読み進めてて胸が締め付けられたのですが紆余曲折あってのハピエンでめちゃめちゃ感動しました!現世ではこれからもずっと幸せであれ!!
読み終わりは甘々ふわふわ萌~~という感じというよりは、すっきりしたような感じでした!
えちなシーンは少なめですがストーリーや設定に重きを置いているのでそちらを重視する方におすすめです!
そしてとにかく絵が美麗…!!男前な七星といい表情豊かな雷央といい世界観と絵柄がマッチしまくってて素敵な作品でした!!
ぐり先生の繊細で美しい絵は『金銀ささめくひみつは夜』もそうですが時代ものファンタジーがぴったり。なので絡みはあってもいやらしさがあまりなくて、そこがぐり先生らしくもあり、もうちょっと見たい‥と思うところでもあり。
生まれ変わる前は2人の立場も違えば雷央こと殿下は貧しい国の行く末を背負って婿入りし妃との間に子を授からなければならない立場にあって七星はそんな殿下を支える一臣下でしかなく結ばれる事はまずない。
婿入り後は新たな環境の中ですれ違い、互いに交わした約束も虚しさと悲しみが増すばかりのなかある事がきっかけで完全な決別を迎えて‥。
転生した2人は過去の記憶が一部あったり無かったり。共に過ごす中で徐々に記憶が蘇るも今は立場の違いも障害となるものもない。素直になりさえすればハピエンです。
『雷々来世』は七星と雷央のえっちシーンは過去の作品と比べても多めで、またそれが前世で結ばれることが無かった2人の積年の想いの表れだな‥と大満足でした。
前世ではレオに仕えていた騎士だった七星。
前世ではお互い思い合っていたのに、結ばれなかった2人が、現世に転生して同級生となる。
現世と前世のエピソードを織り交ぜて、話が進む。
二人のビジュがとても好きでした。
特に照れながら、嬉しい感情を抑えているような表情がすごいうまいなぁと感動しました。
再会に喜びを隠せない雷央の表情、最高にかわいい。
世間知らずで、お上品で純真な雷央は、七星にとって現世でも守ってあげたくなる存在で、過保護に大事にする。
キスしようってお願いする雷央。
天然で素直で、もう悶えるくらいかわいい。
こんなかわいい雷央の猛攻撃に七星が理性を保つのは無理。
泊まりに行きたいと押し切られる七星。
現世では主従関係はないのに、完全に雷央の言いなりな七星。
前世での別れが切なくて、二人でやりたいことがあったと言いながら、結婚する雷央が悲しい。一方で前世でのことが辛すぎて、なかなか進めない七星。
会いたくなかったのに、雷央の願いを叶えていく七星。
雷央は前世の主従関係があったが故に、自分の言うことに逆らえないと思っている。本当に七星に愛されていると思っていなかった。
七星は別れが辛すぎて、あんな別れは二度としたくない気持ちがあって。
忘れたくても突然見る夢で、前世を思い出す。
お互いに両思いだったのに、結ばれなかった2人が、やっと結ばれる。
レオ 俺が笑っていても、嘘だって気がついてくれる?
七星 必ず、何があっても必ず迎えにゆきます。
約束が守れて良かった。
前世の時間を取り戻すかのように、積極的に進める雷央。
2人が幸せになれて、読んでてじんわりほっとしました。
前作の『金銀〜』が好きで、BLアワードにもノミネートされていたのでこちらも拝読しました。転生もの…ときいてはいたのですが、過去の思い出と現代の時間を両方行き来するストーリー展開で、次第にモヤッと分からない部分が判明していく所が良かったです。
大まかなあらすじは他の方も書かれているので省きますが、私が好き〜!!と感じたのは前世では主従関係だった2人が今世では同級生で対等な立場だという所です。しかも攻めの七星に至っては「会いたくなかった」と最初の方で告げている。それなのに前世の記憶が身体を動かして雷央に何かと構いたくなるし、「来い」と言われればかしずいてしまう。結局は自分にとって雷央が全てだ……と思い知らされる所が大好きでした!(描き下ろしもその表現があって最高でした!!)
前世では叶わなかった願いを今世ではようやく叶えられた2人。どうかこの先の人生はずっと一緒に過ごして欲しいと願わざるを得ない2人でした。
えちシーンは少なめですがtinの描写をトーンでかたどられているので形はくっきり見えます!
転生ものBLになります。
BLの世界でも転生ものありますよね。
特に転生もの大好き!という訳でもないのですが、このお話はすごくすごくよかったです。
主人に仕える騎士だったという前世の記憶を持った七星は現世で当時の主人だったレオ(雷央)と再会します。
どちらかが覚えていないパターンではなく、レオにも前世の記憶があります。
ただ、レオは完璧に覚えている訳ではなく大切な部分を忘れていて…
この大切な部分に関するところが本当に切ないです。
前世の2人は幸せな結末を迎えていないのです。
お互いの現世での幸せを願うあまり離れそうになる2人ですが、運命の相手とそう簡単に離れられる訳はありません。
現世では結ばれる2人。
今度こそはずっと幸せでいて欲しいです。
先生の美しい絵、切ないストーリーに引き込まれっぱなしの1冊です!
あまり前向きなレビューではないので、そんなの求めてないよという方は無視していただいて…
買う前から分かるのに買うなという話ですが、転生ものが苦手で。このタイトルも苦手。なんでこれなんだろう。このタイトルにするためだけに感じる雷央の名前。
主役2人のビジュアルや関係性は好き。命令されてベッドの上に乗っちゃうとことか、テンポもよくて大変好き。しかし前世の世界観の浅さとか、転生もののご都合主義的な部分にしらけてしまうところもあり、自分には合わなかったな、という感想。
なろう系が苦手なので、異世界モノ、転生モノ、悪役令嬢モノなど全般的に読まない。
コチラの作品は、ライトに読める転生モノでした。
前世の記憶なのか夢なのか曖昧だけど、しょっちゅう見る夢だから前世なのかな?と思ってる高校生 七星くん。雷央が転校してきて出逢ってしまった事で夢ではなくやっぱ前世の記憶と確信しあう2人がさて前世ではどんな関係だったのか、今世ではどうなんのか。
雷央くんは前世では弱小国の王子様だったんね、七星くんは従者。10歳くらいは歳が離れてそう。
当時からお互いLOVEの感情は持ってたけど、身分の違いからハッキリとは明かせない。
ある時貧乏小国だから裕福な他国に婿入りする事になって好きなのに離れ離れになってしまって感情が拗れたまま現代に転生しちゃってんのよね。
主従関係大好きマンなのですが、前世で手出しできなくてしんどい思いしたのはわかるんだけど、現世は同級生でしょ。
ウジウジしなくていいのに、やったーーー!わーい!やっと結ばれる!やん。だって、雷央くんからの好意はビンビンに感じられるやん?
まぁ、七星くんの性格なんだろうな。いじいじウジウジしてしまうのは。
もうさー、転生してまで執着してるんだからストレートに好きでいいやろ。
お互い想いを伝え合った後の初体験ではまぁまぁ暴走してたよね。いっぱい舐めたいし触りたいし的な事考えてたし、これからもっと前戯がねちっこくなりそうな七星くんだよ。雷央くんの反応が可愛いしね。
キュンとしつつも、そこまでウジウジしなくてもよくない?と読みながら思ってしまいました。
シーモアで購入
縁取りなしのトーンで描くスタイル。あんまり見た事がないです。
やっぱり野白先生の絵柄には中世風が似合いますね~!『前世』ではなく『来世』というタイトルも良い。某曲名を思い出したりもしますが(笑)
【前世で主従関係にあった雷央(主・受)と七星(従・攻)は、転生して日本の高校生になっていた。転生した主人に会いたくないと思っていた七星だが、雷央が七星の学校に転校してきて…】
転生ものであれば「会いたい」と願うのが普通の展開でしょう。かつての想いを遂げるため、惹かれあう2人というのが王道です。しかし、七星はあんなにも想っていた人に会いたくないのです。その理由は現世と前世を行き来するシーンとともに徐々に明らかになっていきます。
その理由を忘れている雷央は前世でやりたかったことがたくさんあったと言い、七星はその願いを叶えることで未練を断ち切ろうとします。雷央の、ときに無邪気な様子がかわいくてかわいくて…。
2人とも過去で恋愛感情があったことはおそらく分かっているんですよね。だからか、最初から両想いみたいななんとも甘い雰囲気と、その恋が叶わなかった両片想いの切なさみたいなのが、もうキューーンッとします!
七星が雷央に会いたくなかった理由は結局、壮大な痴話喧嘩だったのかなと感じました。前世で消えてしまったはずの七星の顔の傷が生まれつきだったということは、やっぱりあの約束が大事だったからではないでしょうか。会いたくない、は、会いたいの裏返しだった。最後、七星がそれに気付いてくれて良かったです。
その後、とっっってもラブラブな2人を見られて嬉しかった!なんとなく雷央が積極的な気がする(笑)七星は前世の関係もあってムッツリだと思う(笑)