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作家さんの新作発表
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中村春菊先生の作品を買い漁っていた頃見つけた作品。
内容も何も知らないで買ったのですが、これが大当たり!
もう泣ける泣ける。春菊先生の作品で一番好きな作品になりました。
3部作なのですが、登場人物達がリンクしているんですよね。
3作目の黒田と月島の話は本当に切なかったです!「純情ロマンチカ」くらいしか春菊先生の作品を知らなかった私は、バッドエンドなんて考えてなかったので度肝抜かれたというか衝撃的だったというか…。
ストーリーも然ることながら、登場人物達の言葉も胸に響きます。
この作品はBLということを超えて、是非皆さんに読んでもらいたい作品です。
記憶が曖昧なのですが、腐女子になる前に姉の友人から借りたのがこの作品だったと思います。
当時はあんまり理解できなかったんですけど、改めて読むと全然印象が違います。
なんで今読んだらこんなにせつなくてこんなに泣けるんでしょう?
春菊さんのイラストに慣れたから?男同士に慣れたから?
私は腐女子になったからだと思います。
腐ってるのと腐ってないのとで、見方も考えも全然違うんだろうなぁ、と。
世の中の腐ってない方々はこの感覚を味わえないんだと思うと勿体ないですね。
私たち他人より得してるぞー☆
とても切なく、儚く、初めて泣いた作品でした
一話目、二話目もとても感動しますが、三、四話目は
涙なしでは見られませんでした。
月島と黒田それぞれの思い、最後の夜、月島がいなくなってしまった朝、黒田の涙、、、、、
本当に切なかったです
年月が経っても、Hybridchildを作り続けている黒田。月島に似せて過去に作った試作機のHybridchild。最後の桜のシーン。試作機と月島が重なった瞬間。そして黒田のセリフ。もう涙がボロボロでした。
原作もアニメも見ましたが、どちらも最高でした。
BLを見たことのない方でも 是非見てほしい作品です
人間とアンドロイドの、優しくて哀しい恋のお話です。
ところが舞台は、近未来…じゃなくって、幕末から明治あたり。
くだんの「ハイブリッド・チャイルド」ってのも、これがね・・
持ち主が「愛情を注ぐ事によって如何様にも自分好みに育てあげられる」という、
ヘタすりゃ~男の妄想の極みのような、
SEXドールになりかねない存在のアンドロイドなんです。
(↑正直…このあたりの設定も、時代物じゃなくって、ものすごく現代的だと思う…)
ところがね…泣かされました。
これはもう見事に、ホロリときてしまいました。
登場する3組のカップルは、ともに悉く悲恋。
だけどお話は、限りなく優しい。
家庭教師アンドロイドのために、(めったに見せない)決死の根性見せる富豪の若様も…
若くして隠居した元藩士と、子犬のような愛情を見せるお子様ドールも…
逆賊藩のA級戦犯として腹を切る家老と、その幼馴染の処刑前夜の逢瀬とか。
どれもこれも涙無しには、読めません。
バッドエンドBLは、最近では…かなり少なくなったけど、
JUNE時代には、こっちのほうが主流でしたっけ。
それにしても…切ない悲恋BLには、たぶん2種類くらいあるんだと思う。
普通にキュンっと切なく涙したくなるBLと、
とことん哀しく、やるせないような気分になるBL。
…で、このお話はまぎれも無く後者のほうだと思う。
…で、この2種類のBLの見分け方はというと、
これはやはり「Hシーン」の重要度レベルだと思うんですよねぇ。
「アノ場面なんておまけ、このストーリーに比べれば、ホントにどうでもいい」と、
そう思えるようであれば、たぶん悲恋BLとしては本物。
やるせないけど、愛情って優しいなぁ。
優しいけど、やっぱり哀しいなぁ…。
涙してしまうBLは、やはり違うと思った。
純情ロマンチカの中村先生は元々歴史モノがお好きで歴史モノばかり描いていたとか…。最初に読んだHcはコチラのビブロス版だったのでコチラでレビューをば。
因みに、新装版(あすかコミックスCL-DX)の方が表紙での密着率が高い、です。描き下ろしって言っても壱×ゆずのギャグ2Pだけでした。でも後ろから支えているこの本の表紙も、良いですよね!
表題作の話は、小太郎がゴミ捨て場で拾ってきた人形・葉月は、持ち主の愛情を反映して成長するハイブリッド・チャイルドだった。しかしずっと一緒にいるはずの葉月に直る事のない欠陥があった。
間違いなく感動作です。BLというより愛情ってのがテーマだと思う。ハイブリッドチャイルドという人形や機械だけれど人間の様でもある、持ち主の愛情度合を反映して成長する微妙な生き物と人との絆の深さを描いています。
人形、それを制作した人間、その人形を傍におく人間、それぞれの物語です。
他の誰かじゃ駄目。コイツじゃないと駄目。
人じゃないけど、人より大事。
表題作もうるうるくるシーンが多くて、小太郎が必死に葉月を助けようとする。助けるというより、自分の傍から居なくなって欲しくなくて必死になる。
読んでいて、涙腺崩壊しそうになりました。
柚の話も、一生懸命でコレはコレで幸せになって欲しいなーって祈った。
3部作のそれぞれが全く別の話なのですが、どこかで繋がっていて構成力の深さに感嘆しました。
実際崩壊したのは、バッドエンドの歴史モノの話。
どうしようもない運命に引き裂かれる。両想いなのに、好きって気持ちだけじゃ巧くいかない。時代の流れや命令に逆らう事は出来ない。
敗北は目に見えている、けれど、戦わなければならない。
切腹などしても何も変わらないけど、誰かが責任取ってしなければならない。
思い出だけを残していく。
残された方は、思い出だけで生きていく。
端折りまくって極端な説明をすると『結婚初夜で結ばれて、翌日には居なくなる。それも、この世から』って話でした。
両想いなのに、何で彼等を引き裂くんだ。やりきれない。
でも、下手な恋愛ストーリーや純愛モノよりも深く、パンチの重い読後感が味わえます。楽しい話とは言えないけど、読んで損は無いです。
現在の中村春菊先生の絵が好きな方はあまり好きではないかもしれません。
このレビューを書かせてもらっている時(2011/03/28)から数えると、中身(ストーリー)は中村先生が何年も前に作ったお話ですから……。
でも、ストーリーはとても感動ものでした!!!!!
泣けますよっ!!!
どういう言葉で表現すればいいのやら……。
とにかく読まないと分からないんです(汗)
BLをはじめて読む(入門??する)人にオススメできます