求婚してくれたのは超人気俳優でした

kyuukonshitekuretanoha chouninki haiyuu deshita

求婚してくれたのは超人気俳優でした
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×24
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

109

レビュー数
5
得点
47
評価数
11
平均
4.3 / 5
神率
45.5%
著者
釘宮つかさ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
小禄 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
プリズム文庫
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784775530351

あらすじ

悪霊に憑りつかれていたところを助けられ、
そこから恋人にまで進展した冬雪と、俳優・雨宮 耀こと耀仁。
ふたりは式神のポメ吉とともに幸せな暮らしを送っていた。
そんな中、耀仁は、今入っている仕事を終えたら、
数年後には引退し、家業である陰陽師の修行を再開することを決める。
それと同時に、冬雪との結婚を考えているのだが、
そこには陰陽師として跡継ぎを作らなければならないという問題があり……!?
超人気俳優シリーズ第2弾登場!

表題作求婚してくれたのは超人気俳優でした

一条院耀仁(雨宮耀)、陰陽師を輩出する実家をもつ俳優
六車冬雪、訳ありの不幸体質で耀仁と関わり恋人になった料理研究家

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数5

こうあって欲しいと思っていた想像がどんどんカタチになっていく夢いっぱいの続編

こうあって欲しい展開がいっぱい詰め込まれた続編。
ニヤニヤの総合デパートやぁぁ〜(´∀`*)な気持ちで楽しみました。

嫌な展開、苦しい展開、切ない展開……そんなものはナッシング。
あまあまとイチャイチャとデレデレに包まれた2人の幸せな姿に、ページをめくる手が止まりません♪( ´▽`)
タイトルに"求婚"と掲げられてるだけあって、今巻は2人の結婚まで進みます。結婚どころか、妊娠し子どもも授かったりなんかして。
婚姻後のあれよあれよと進むジェットコースター並みの進展に驚きながらも、こうなって欲しいことがどんどん夢叶っていくことは単純に嬉しいです。陰陽師の家系ならではの特権はご都合主義的なところもあるけど、この2人ならそんなことも気にならずに受け入れられました。

というのも。
前巻を読んだ方なら分かると思いますが、冬雪は一歩間違えれば死に追いやられてしまうほどの妖魔憑きで、家族に捨てられるわ不遇な状況が続くわで散々な生き方をしてきました。家族というものの温もりを知らずに生きてきた冬雪に、結婚をすることで家族ができるわけです。
愛する耀仁が恋人から夫への関係が変化するだけじゃなく、耀仁の家族も自分の身内となるのはもちろんのこと。それだけじゃなく、陰陽師の家に賜る男性体でも子どもを授かれる秘技を使えば、自分たちの遺伝子を引き継いだ子どもだってできるなんてことも。

ひとりぼっちで生きてきた冬雪だけど、もう一人じゃないんだよと。
家族と呼べる人たちが増えて、守るべき存在がいっぱい出来た冬雪の幸せな姿がもう最高の景色でした!
好きな人と一緒になるため実家に花嫁修行をし、好きな人の子どもを授かるために謎の秘術を受けることを決意し、命懸けの出産をしてと……ホンット健気。
前巻のときは僕なんかが…みたいなところがまあまああったけど、今巻は積極的に動くシーンが多く見受けられて、冬雪がより魅力的に映りました。

私の一番は、自分からエッチしたいと言うシーン。これは最高でしたわ。
いつも受け身の冬雪が、冬雪に遠慮してエッチをしない耀仁に可愛いく一生懸命にお誘いする姿は悶絶砲炸裂でした(〃ω〃)
耀仁がBLドラマに出演したときの相手役に振り回されたのはヒヤリとしたけど、最初で最後のドラマ共演に至る経緯は超面白かったです。


結婚に至る前の同棲生活も、結婚後の生活も2人の愛が満ち溢れていて最初からずっとエンドレスで楽しみました♪
冬雪のケモミミしっぽ化した姿、発情期っぽくなった姿といったおもしろ要素が盛り盛りなのも良かったです。
個人的にはシリーズ化して欲しい作品です。陰陽師として活躍することになった耀仁が颯爽と妖魔退治する事件解決する話とか見てみたいな^ ^

2

この数年後のお話を待ってます

前巻の評価は萌にしたんですが、今作は一つ上げて萌2にさせて頂きました。場面展開が早くてサクサク読めるのですが、やはり最後の方は駆け足感が凄かったです。読み応えあるんですが盛りだくさん過ぎました。

前半の耀仁の新しいドラマの内容と相手役への苦手意識から、とうとう当て馬登場かと覚悟していたんですが、ただの迷惑なだけの人で肩透かしでした。

ただそこからの耀仁の引退と花嫁修行からの結婚が駆け足に感じてしまいました。更に結婚式から儀式と出産に至っては早すぎました。ドラマと引退は切り離せないとしても、結婚と儀式と出産は分けれたのではないかと思ってしまいました。内容を詰め込み過ぎていてとっ散らかっている印象になってしまってるのが残念でした。

そしてお話では触れられていませんでしたが、白狐でなく天狐が入ってしまったためか、子どもたちが冬雪が目が覚めたときに成長していた事を残念だと思ってないのが腑に落ちませんでした。赤ちゃんから2歳あたりになるまでを見逃したなんてとても悲しい事だと思うし、成長が早くて手が掛からなくなることは親としてありがたいのでしょうか?凄く疑問でした。

こちらのお話は現代版ファンタジー要素が凄く強くて、俳優として仕事してる時の業界がリアル過ぎるだけに主軸をどちらにとって良いのか難しいのだと思いました。

なので芸能界を引退して陰陽師として活躍してる耀仁の話とか、規格外の三つ子がどう活躍するのか読んでみたいです。そして冬雪にどうして天狐が入ったのか理由をハッキリして欲しいと思いました。

1

まさかの可愛いサプライズ!ほのぼの続編

「救ってくれたのは超人気俳優でした」の続編となるこちら。

昨日「救ってくれた〜」を読み、楽しくてすぐにこちらの続編も購入、たった今読み終わりました。

憑き物体質の受け君が人気俳優の攻めと出会い、結ばれ救われてからのお話となります。

二人のラブラブ生活と、耀仁の陰陽師としての本格的な活動編かな?と思っていたら、なんとまさかの妊娠・出産・子育て!!

オメガバースではなく現代ファンタジーで妊娠って結構珍しい気がする…!
狐様が憑いて妊娠、という設定から、冬雪(ふゆき・受け)には狐耳に尻尾が生えるという、想像していなかった展開に驚きつつもしっかり萌えました(。-∀-)

ポメ吉以外のもふもふが、冬雪&三つ子ちゃん分楽しめて幸せです✨
(ただ、電子版はやっぱり挿絵がなく…それだけが残念無念;もふもふはぜひイラストが見たかった。。)

お話のドキドキ・ハラハラ感としては、やはり二人がくっつくまでのあれこれと、憑き物体質がどうなるのか?という緊迫感のあった前作の方が読んでいて気持ちは盛り上がったかなあ。こちらの続刊はほのぼの、うふふと楽しみました(*´˘`*)♡

なんて言いつつも、前作からさらにパワーアップしたスパダリ力・旦那力・パパ力を発揮する耀仁には、前作以上にメロメロに。
愛の深さに溶けてしまいそう…黒いところの全くない、非の打ちどころのない攻め様、素敵です。好き!!!✨

受けの冬雪も、ただ囲われて守られて…ではなく、得意の料理を生かした仕事を見つけ本を出版、売れっ子になっており、自立した姿が格好良い◎

前作から引き続き…のラブラブエッチに、尻尾で前を隠して恥じらう冬雪の姿など、もふもふならではの醍醐味も!
糖度高めな二人の「その後のお話」、もう終盤は特にニコニコが止まらず、幸せな気分で本を閉じました・:*+.

子供たちがもう少し成長した後の一家の姿も、ぜひぜひ見たいなあ。

1

かなりファンタジックなお話です

今回は人気俳優と料理研究家のお話です。 

攻様が俳優業からの引退で忙しくなり
受様が攻様との結婚条件の試練に挑んで家族を授かるまで。

受様は子供の頃から妖魔に憑かれていて
両親の育児放棄により児童養護施設で育った上に

受様を殺そうとする魔物のために
学業でも就職でも良い結果が得られずに
なんとか日々を過ごすだけで精一杯でしたが

ドラマのエキストラのバイトで
人気俳優である攻様と知り合った事で
人生が大きく変わります。

攻様の実家は京都で陰陽師を輩出する家系で
受様の状況を知ると家に居候させてくれます。

そして素直で優しくピュアな受様に惹かれた攻様は
受様のつく悪霊を払うために尽力し
今では2人は結婚も視野にお付き合いをしています。

攻様は受様の妖魔事件を解決した事で
俳優を引退して陰陽師の人生を歩む決意をしますが
人気俳優故に引退までにとさらに仕事を入れられ
俳優業で謀殺されるようになるのです。

攻様は当主である祖父との仲たがいで上京していて
受様との結婚は祖父に認められようとは思いませんでしたが
思いがけず祖父からは妥協案が出されます。

1つは結婚までの間に月に1度本家で花嫁修業する事
1つは結婚したら攻様の子供を産む事でした。

攻様はそもそも祖父の意見を組み気はなく
条件をのむ気はありませんが
受様は攻様の祖父との橋渡しにもなるのならと
京都通いの花嫁修業に挑むことにします。

そして攻様も新たなドラマ収録で多忙になっていきますが
受様にそのドラマを見ないでほしいと懇願してきます。
果たして攻様の真意とは!?

既刊「救ってくれたのは超人気俳優でした」の続刊で
生まれつき強い守護力をもつ攻様と
悪霊付きだった受様の恋物語になります♪

タイトルが日常モノぽいので
ファンタジー箱のみじゃないは注意が必要ですが
続刊だから大丈夫かな!?

攻様の実家は代々陰陽師を輩出する家系で
強力な守護もつ攻様は将来を期待されていました。

受様との結婚の条件を攻様は一蹴しますが
受様は旧家に嫁ぐための花嫁修業なら
むしろ色々知る機会と前向きなのです。

こういうところが攻様と読者を
きゅんきゅんさせるピュア受です♡

攻様は受様を手に入れてから
受様なくして生きていけない程になっているので
受様がお願すればノックダウン状態なのも
けっこうMYツボです。

攻様の俳優業にてのイザコザとともに
受様側の花嫁嫁修行とともに条件とされた
男の受様が子供を産むという謎条件の意味に
ワクワク&ドキドキ、

受様が試練を乗り越えて攻様が陰陽師となり
2人が新たな家族を得る幕引きまで
楽しく読ませて頂きました。

不幸体質な受様設定よりも攻様の実家の秘儀の方が
ファンタジック過ぎてびっくりでした。

0

謙虚で健気で控え目がすぎるような…

前巻を復習してようやくこちらを読みました。

続編も波乱万丈で盛りだくさんでした。
俳優現役東京編と陰陽師修行京都編になるのかな?

前巻から思っていたのですが、冬雪が控え目すぎて…。気持ちは料理と家事で愛情表現?
もっと甘えたり素直に気持ちを伝えたりすればいいのにとずっと思ってしまいました。

胸がいっぱいになったりしたら、その都度伝えたらもっと二人の距離感も変わったんじゃないかな?
受け身なんだけど、迷惑をかけたくない、仕事の邪魔をしたくない、自立したい稼ぎたい、となかなか難義でした。

気持ちのすれ違いが長かった前巻とは逆に続編は時間のすれ違いが長くて。
攻めの引退を前に仕事が忙しすぎて。お互いに相手の心配ばかりなのもなんだか…。

そしてなんといっても京都編ですよ!
なんとなんとな展開で。まあ東京編でも知らされてはいたのですがとうとうその日がやってきて。

祖父や親戚の方々や家族の様子に胸が温かくなりますね。最後の方にやっと二人で胸の内を語り合うのですが、本当に良かったですね。

ただ、できればもっと前からしっかりと意思の疎通や会話をしてたらな。
でも攻めの何がなんでも冬雪を守り抜く覚悟と生き方にしびれますね。
冬雪も愛する人の家族に受け入れられたい、橋渡しをしたいって気持ちも見習いたいです。

お互いをいたわり合う素敵な夫夫ですね。

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