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voice break
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
表題作と、3編が入ったこちら。
表題作以外は非BLです。(特に最後のお話「モダンにめしませ」は男性に恋する女性主人公のお話)
表題作の「変声」がとにかく自分に刺さる最高のお話で…!
終盤、ラジオの女性の語りかける内容に気付いたら涙を流してた…
10代の多感な時期の、少年少女の心の揺らぎに、心が揺さぶられました。
自分が見ている「自分」と、他人が見ている「自分」との違い。
自分では気付けない自分の姿。憧れの存在が、実は自分に憧れていたー
自分が10代の頃も、自分探しに苦しんでた時があったなあ、と懐かしく思い出したり。この気持ちを端的に表せる語彙力がなくて歯痒い、、、
なんともいえず胸がぐっと詰まる感じを噛み締められる作品で、特に表題作は何度も読み返したいなと思えるものでした。
絵にときめくというよりは、内容が良くて心を掴まれる作品でした。
BL以外のお話も入っているのですが、これがまた良かったです。私は2つ目の失恋した女の子のお話が特に好きでした。
元々「変声」だけが配信されていたのですが、その後を描いた「変声〜それから〜」・番外編「変声〜蕾(つぼみ)〜」が描きおろされ、さらに短編「モダンにめしませ」が加えられ単行本として発売されました。
表題作はBLとして扱っていいと思います。
しかし「蕾」は女の子同士の友情を描いた作品であり、「モダン〜」に関しては男性に恋する女の子のおはなしです。
表題作は神。
センシティブだけどエモくて、思春期のもどかしさやままならなさをストレートに描いています。
ただ、この本全体の評価とすると難しいですね。
全体的に雰囲気は統一されていますが、BLとして売るのは違う気がします。
一冊丸ごとBLを読みたい方にはおすすめしません。
自分をしっかり持っている中川に憧れる棚橋。
走り方がおかしいと笑われようが、男子なのにソプラノ?と揶揄されようが一向に意に介しない中川。
一方の棚橋は勉強もスポーツも万能でクラスの人気者。けれど人目を気にしていて、どこかはみだしながらそれを恥じることもない中川に密かに憧れている。
そんな二人が雨の日に交流を始める、というキュンとする物語でした。
他に作者さんの短編がいくつか収録されています。
ちなみに、ナンバーナインの方はメイン作である変声のみが収録されています。
間違えて両方買ってしまいました。。
表題作『変声』『変声~それから~』『変声~蕾(つぼみ)』:
BL風(?)繊細な青春漫画。
中学生の純粋な感情。
純粋すぎてBL感覚がしない。
秘密の「気になる」気持ちが友情を超えたもの?
個人的には友情しか見えない。
そてし女子同士のお話となって・・・私は無言。
同時収録『モダンにめしませ』:
女子主人公が男子への片想いのお話。
女の人の幽霊との絡まりがメイン。
完全にBL枠ではないから特に言うことはない。
全体的に青春漫画としては悪くないと思います。