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automatic darling
柔らかく優し気な表紙に惹かれ購入しました。
1冊読み終えた感想としては「ここまで感情豊かなら人間とアンドロイドの違いはなんだろう」ということに尽きました。
わんこ系攻めであり、告白だってヨハンからだし、嫉妬だって好きに全力なのだってヨハンで、人間のミツルはどちらかというと押され気味だったのが印象的でした。
強いて言うならヨハンからの告白にミツルがヨハンのバグを疑うシーンが一番ヨハンの機械を実感しました。
よく告白をしても自分の気持ちを信じてもらえないという展開を見ますが、告白をバグの可能性があると疑われてしまうしんどさと逆にされた告白がバグのせいで全くなかったことになってしまう可能性の切なさに胸がぐっと締め付けられました。
それを乗り越えた2人は表紙通りの穏やかで可愛らしい雰囲気だったのもよかったです。
エロス度★★★★★
おやおや・・・アンドロイドと人が紡ぐ恋物語とは実にエモい。
ヨハンの溺愛・過保護・世話焼きな大型わんこなアンドロイド攻めが萌えますね。
ヨハンからの告白を嬉しいと思う反面、本当はバグで自分への気持ちがきえてしまったら・・・?と臆病になって彼の想いに応えられないミツルが切なくて刺さりました。
ヨハンが本当にアンドロイドなのかと疑ってしまうくらい人間味溢れたキャラで、ミツルの全てを記録していたり、やきもち焼いたりするのが可愛く、ちゃんと2人のラブラブな濡場もあって素晴らしかったです。
タイトルが気になってかったはいいんですが ロイドものって附属パーツが気になりすぎていつも以上にお話への理解力が低下するというか そこの評価しかしていないような気がしてます
そう どこみてんのよ~ッ!ってヤツです
局部がひょぉずんしょぉび(標準装備)でも気分次第で形や長さ太さを変えられるアタッチメントがあるってだけで鼻息荒く
アタッチメントだけでポイントゲッターになれるわけです ←え
アンドロイドが普及した世界
譲渡会に出向いたのものの他人がアンドロイドに求めるそれとあまりにもかけ離れた理由に戸惑っていたところへ声をかけてきた彼
なぬ? これって逆ナンですか
お話は悪くないんですが設定のツメが甘いというか 曖昧にねじ伏せたせいか
心をもたないアンドロイドが恋をするのか?ってところとそれに振り回される人間をせつなく見せたいんだろうに
変に女々しいでもでもだってちゃんが
言葉にない思いでからまわってるだけのなんともぼやっとしたお話になっちゃってて
んんん
アンドロイドの感情の話はどこいった?とか
ゲイで他人とうまく関われず恋人もなかった自分に都合よく好意を示す自分の言うことが絶対な存在 これはもう使うしかないでしょ ってだけでほんとによかったの?とか
思うところは色々あったんですが 140ページ以降読む気になれず
最終的に ぱちゅぱちゅアッアッ 言っていただくのはかまわないんだけど 結局アンドロイドっていう無機質なものとのエッチが描きたかっただけ? ってなったオレって Orz
はじめまして作家さまで大変申し訳ないんだけど 喜怒哀楽は派手なほうがいい なあたしにはどうにもハマれなかった
あぁもうね どこかせつない優しいお話の読み方講座とかどっかで開催してないかしらね?
もぉほんと自分がヤダ
ヨハン×ミツル
近未来の現実世界を舞台に、
人間とアンドロイドの機械という壁を越えた純粋な恋模様。
一人で生きていくと決めた内向的なゲイの会社員・ミツルが、
15年前の型落ち元シッターアンドロイド・ヨハンを引き取ることで、
家政夫のような世話をしてもらいながら、
孤独な日常や恋を諦めていた心が大きく変わっていくというお話。
アンドロイドが人間の感情を抱くこと不可能なはずなのに、
ヨハンが言った「好き」という意味が、
恋なのか?それとも機械の故障なのか?
臆病と本心の狭間で揺れるミツルの姿が見どころ。
せっかく繊細でほのぼのとした
2人の関係の進展が魅力なのに、
大人の男との恋に憧れていたミツルが、
ヨハンに愛されて恋になる。
理由もなくただ一途ミツルを愛するヨハン。
2人の心理の深さが少し物足りなくて、
切なさも欲しかった。
例えば、ミツルの今までの恋愛や、
ヨハンの15年間の過去など少し描かれていれば、
感動的な作品になったかもしれない。
当て馬かと思っていたミツルの上司が当て馬ではなかったし。
ラストの展開が、あまりにもあっさりしすぎて残念だった。
個人的には、
エッチシーンがちょっと・・・全体の繊細な雰囲気とあまり合わないと思う。
特にミツルの過激な表情に違和感を感じた。
読後感としては不完全燃焼だが、
ミツルがヨハンの全肯定的な愛情に溶かされていく過程が
心をほっこりさせる力がありました。