桜井くんは陽キャになりたい

sakuraikun ha youkya ni naritai

桜井くんは陽キャになりたい
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神26
  • 萌×215
  • 萌9
  • 中立1
  • しゅみじゃない3

76

レビュー数
11
得点
218
評価数
54
平均
4.1 / 5
神率
48.1%
著者
水曜日 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784344854192

あらすじ

幼い頃からずっと「陰キャ」だった桜井は、就職を機にそんな自分からの脱却を決意。インターネットで聞きかじった情報をもとに「陽キャ」デビュー……のはずが、入社初日にいきなり「鬼上司」と噂される鳥羽を相手にやらかしてしまう。自己嫌悪も相まって、トイレで出くわした鳥羽を前に泣いてしまう桜井だったが、なにやら鳥羽の様子がおかしくて? 鬼上司×偽陽キャ新人の勘違い∞ラブコメ♡ コミックス描き下ろしも収録!

表題作桜井くんは陽キャになりたい

鳥羽、鬼上司
桜井三葉、新入社員

その他の収録作品

  • 番外編
  • あとがき
  • カバー下:初期設定

レビュー投稿数11

面白くて可愛くて切なくて!きゅんもいっぱいで最高です♡

水曜日先生のリーマンもの♡
可愛い絵柄で描かれており、リーマンが苦手な私も嫌悪感なく読めました!

陰キャな桜井くんが就職と同時に陽キャデビューするのですが、それまで陰キャとして生きて来た人がそんなすぐには変われません。
鬼上司として恐れられていた鳥羽さんに目をつけられたと思ってしまった桜井くんはついに鳥羽さんの前で素の陰キャ泣きをしてしまったが!?

んも〜!桜井くんの泣き顔が可愛いんです!陽キャデビューでは空回りしてるけど、仕事に関しては真面目で大好きだから辞めたくない一心で頑張る姿が、新卒あるあるなお仕事の不安や体験談を思い出させてくれて『あるある…頑張れ!』って言いたくなります。

そして鳥羽さん。全てに対して200%な人で、仕事はできるのに桜井くんの事に対しても全力で向かってくるのが本当に面白いです。根が真面目なんでしょうね笑
桜井くんに諭される様子は最早大型犬♡

すれ違いあり、モダモダありですが早い段階でお互いに好き♡となっている2人で、ハッピーエンドしか考えられないイチャラブストーリーでした♡♡♡

0

可愛いけど、う~ん…

「嘘とイエローナイフ」が好きすぎての作家さん買いです。

絵はとても可愛いです。
ただ、私の好みの問題なんですが、受けの桜井くんの髪型がどうしても受け入れられなくて…
襟足だけ伸ばした、一昔前のヤンキーの子どもみたいな髪型が気になってしまいました。

また共感性羞恥を発揮してしまい、桜井くんが陽キャのマネをするところが痛すぎて見てられませんでした。
そもそも陰キャ・陽キャの前に、入社一日目に上司にあんな事できる?と社会人としての常識を疑ってしまって、物語に集中できませんでした。

攻めの鳥羽さんはカッコよかっです。カッコよいのに可愛くて大好きです!
ただ、泣き顔で一目惚れしたみたいですが、好きになるのが急すぎてびっくりしました。もう少し泣き顔に弱い伏線があるとか攻めの気持ちの機敏を知りたかったです!

前作が好きすぎてハードル高くなってしまいましたが、二人とも可愛かったので萌評価です。

2

陽キャを目指し社会人デビューします

今回は強面な上司と新卒の新入社員のお話です。

陽キャデビューを目指す受様がちょっと空回りしつつ
惚れられた攻様との付き合いで変わっていく本編と
本編後のラブラブ短編を収録。

受様は俗にいう陰キャです。

基本受け身、自己肯定感が低く
なんでもマイナス思考で他人を気にして
消極的になってしまうと悪循環なのです。

そこで就職をきっかけに
陰キャ体質を変えようと決意し
今まで憧れてきた陽キャのイメージに基づく
陽キャデビューを決行します。

受様の陽キャはネットからイメージで
初対面の相手でも臆することなく積極的に話かけて
目上の人にわざとフランクに接して
気に入られるというものだったので

新卒入社の初日の説明会にて
担当者だった強面な担当者にタメ口で質問して
担当には怒られ、同期達にも引かれてしまうのです。

この上司こそ今回の攻様になりますが
もともと攻様は"鬼上司"と呼ばれる人らしく
3年目だと言う先輩社員には楽しい一幕だったと
笑われつつも慰められる事になります。

攻様とは2度と関わりたくないと思った受様でしたが
攻様は新卒研修の担当だった上に
社内のトイレでばったり会ってしまいます。

ただでさえ攻様に対して色々考えていたところに
先ほどの発言をあまりにもフランク、
会社は友達をつくるところではないと
こんこんと説教されてしまいます。

受様は明るい会話ができたら
仲良くなれるかとから回ってしまった事、
この会社が好きだから頑張りたいと言いますが

感情が高まって泣きながらの言葉になり
さらに攻様に呆れられるかもと思いますが
受様を見る攻様は不思議なテンションになっていて!?

雑誌連載作をまとめての単行本化で
脱陰キャを目指す受様と受様の泣き顔に惚れた攻様の
社内恋愛ラブコメディになります♪

攻様は受様の泣き顔が可愛くて
ノックアウトされてフォーリンラブな状態で
受様に便宜を図るというか、フォローをしてくれますが

受様的にはコワい蛇に睨まれた気弱な蛙状態なので
攻様の言動の意味はなかなか正確に伝わらないのです。

受様がグルグルするのは鉄板ですが
攻様も良かれと思ってしている事が伝わっていないので
そういうすれ違いがまた面白く
2人の恋が実るまで楽しく読ませて頂きました。

水曜日先生のお話は
お料理とか小物使いが可愛いのもMyツボです (^-^)v

カバー下にキャラの初期設定とカバーラフなどがあります。
カバー下チェックもお忘れなくですよ。

0

No Title

 期待通りめちゃくちゃよかったー!
 出会いはお互いに悪い印象だったけど、泣き顔やら小動物仕草をする受けにぐっときた攻めが猛アピール(アンジャッシュしてるけど)する話。
 攻めが自分に好意を持ってることに、なんとか気づけた受けが攻めを意識しだして徐々に好きになっていって……。
 自分も攻めが好きだと自覚したときの、両思いだ! ってなってる受けがかわいい。(告白の返事してないから攻めにとっては片思い、受けにとっては両片思い状態)
 攻めをかわいいって思う受けが可愛い!

0

表紙買い!

表紙からの期待通り、水曜日先生の作品の中で一番かわいくて大好きになった作品です。

社会人初日から今までの自分を変えようと陽キャを装う桜井。好きなことに積極的になりたいと思うがんばり屋さん。でもいきなり軽口叩くなと鬼上司に怒られ、トイレで凹んでいたところにその鬼上司鳥羽に遭遇。いっぱいいっぱいになって泣いて謝ると、鳥羽が薔薇を背に赤面します。完全にロックオン!でも桜井は呆れて嫌われたと思っています。
新人研修の担当上司の鳥羽は、表情がいつも怖く態度もキツくぶっきらぼうなので、陰キャだった桜井にはなにを考えているのかわからない苦手な相手。陽キャを装っていたのでチャラついていると思われているんだろうと、なにを言われてもなにをされてもネガティブに考えてしまいます。

攻めの鳥羽からの→→→→→受けの桜井→→→って感じで、まったく噛み合っていないふたりがとてもかわいい楽しいお話になっています。会話や行動を自分の都合のいいように変換しているので、ふたりの気持ちの違いは開く一方。1話の途中ですでに、すれ違いであたふたしているふたりの様子によってこのラブコメが面白くなっていくと分かります。

途中で桜井が学生時代に憧れていた陽キャの七瀬や鳥羽に婚約者らしき女性が登場して、すれ違いもあります。でもわりとすぐ解決していくのでサクサク読み進めていきます。
最終的にちゃんと丸く収まって仕事もうまくいって、桜井は別に陽キャにならなくてもそのままで楽しく会社生活を送れそうないい終わり方になっていました。

擦り合いはしますが、エチは最後までしません。でもふたりの関係からするとなかなか最後までできなくて、いろいろ悩んだりバタバタしたりしそうですよね。だから特にしていなくてもいいかな、と思いました。なんなら最後までする日々で1冊の本ができそうです。きっとふたりは丁寧に仕事をしながら夜な夜ながんばりそうで、そんなかわいいふたりをぜひ2巻で読みたいと思いました!

0

さては攻めも受けも可愛いカプだな

水曜日先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。

個人的、各項目5段階で
可愛い 4
コミカル 3
勘違い 3
エロ 1
な感じだと思います。

鳥羽さん×桜井くんのカプです。

俗に言う陰キャの桜井くん。しかし就職を機に陽キャデビューをする筈が、鬼上司と呼ばれる鳥羽さんに注意されてしまう。更には、陰キャ特有の自己嫌悪の所為で、鳥羽さんの前で泣いていまうが…。

自己肯定感低め、ネガティブでマイナス思考、自己嫌悪に陥りがちで消極的など、まさに陰キャの桜井くん。しかし自分を変えようと陽キャとして頑張りますが、ネットから得た若干偏った陽キャイメージの所為なのか、少し空回ったりします。鳥羽さん以外の人には陽キャっぽく振る舞えて上手くいっている感がありますが、見ていて無理しているのが分かるので、ちょっといじらしいですね。
そして鳥羽さんには、初っ端から注意されて、目の前で泣いちゃったりしているので、陰キャ言動全開ですね。

鬼上司と呼ばれる鳥羽さんですが、桜井くんの泣き顔を見て、明らかに桜井くんに好意を寄せるようになります。なので、桜井くんの言動に対して、可愛いとドキッとしていたり、さりげない気遣いや桜井くんへの溺愛が垣間見えるので、ほぼ鬼上司という要素は無かったですね。

陰キャな桜井くんだけど、陽キャになろうと頑張ったり、鳥羽さんからの想いに向き合おうとする姿勢が一生懸命で可愛くて応援したくなります。鳥羽さんも、桜井くんに対しての優しさや嫌われていないかと、しゅんとしちゃう姿が攻めながら可愛くてびっくりしました。桜井くんですら、鳥羽さんのことを可愛いと思う瞬間があるので、桜井くんも鳥羽さんもほんと可愛いです。

しかし、絡み描写はキスと2人の想いが通じ合ってから、一緒に抜き合うだけなので、今作では最後までシていません。描き下ろしも収録されていますが、そちらでもキスだけなので、絡み描写に関してはちょっと物足りなかったです。

実は恋人が居た、告白を断られてしまった、という勘違いが何度かあり、少ししんみりする描写もありますが、全体的にコミカルで可愛いので、是非とも読んでほしいです。

0

ラブコメ!

陽キャのふりした陰キャが大好きなのでもう最高です。

いきなり上司の鳥羽にため口をきいてしまうという大失態をかます桜井くん。まさかこんな感じで見てられないことをしでかすんじゃ……?と少し警戒してしまいましたがこれ以降は健気に頑張っている姿がめちゃくちゃ可愛くて。
攻めの鳥羽に頭がいっぱいいっぱいになっちゃって泣きながら謝る桜井くんにかわいい…とこちらがなっていたところ、鳥羽もはわわ~と背景にお花しょって胸キュンしている場面がえっそんな恋の落ち方なの!?とすごく面白かったです。

と最初はそんな唐突に始まるのですがどういうところが好きなのかという過程もちゃんと描かれていて満足です。
嫌な人も出てきたりせず、やさしいせかいなので疲れているときでもするっと読める癒し作品でした。

0

全力で応援したくなる

陰キャとして過ごしてきた自分を変えるべく、陽キャに擬態して日々頑張っている桜井と彼の上司・鳥羽とのお話。

頑張るぞ!と意気込んで仕事へ向かったものの、いきなり鳥羽への対応を間違えてしまい、陽キャとしての答えを探してぐるぐるしていたところに鳥羽本人が登場。
考えすぎて思わず泣いてしまったその泣き顔に鳥羽は一目惚れして、そこから「上司と部下」としてだけではない関係が始まっていくわけです。

見よう見まねで"陽キャ風"を演じては空回る桜井が本当に可愛くて、全力で応援したい!という気持ちにさせてくれます。
どこか守ってあげたくなるような小動物感と、にじみ出る真面目さの絶妙なバランス。無条件で可愛がってしまいたくなるような魅力がありました。
こういうのを鳥羽は直感で見抜いていたのかもしれないですね。
たぶんギャップに弱い人だと思うので、惚れてしまう理由がわかりすぎました。
鬼上司なんて言われている鳥羽の真っ直ぐすぎてちょっぴり変なところもすごく面白かった…!

グイグイくる鳥羽の真意がわからず好意にもなかなか気付くことができないので、クビになるかもしれないと怯えている辺りはクスッと笑えたし、彼の気持ちを知ってからのドキドキなエピソードにはしっかりキュンが詰まっていて萌えました。

最初はなんでそんなに陽キャになりたいの…?と疑問に思ってしまったところもあったのですが、これまでの自分を変えたいと思うことにこそ意味がある!と納得できるくらい、強い思いをもっているのを感じることができて。
テンポも良いしメリハリもあってものすごく楽しめた作品でした。

2

めっちゃんこ可愛い!!

リアルに起こったら間違いなくツッこんでしまうようなマンガならではの展開の連続の面白さと陽キャになろうと奮闘する桜井くんはもちろんのこと、好きになったら人が変わるくらい一生懸命になる鳥羽さんも可愛く、もう読んでてニコニコニヤニヤが止まらない1冊でした!

全体的に鳥羽さんが大変推せる攻めで、鬼上司設定どこ行った??って言いたくなるくらいずっと甘々で恋に全力で、でも結構不器用で天然な感じが終始可愛いです。個人的に最後の新種のくだり、可愛すぎて表情筋緩みっぱなしでした!!笑

4

頑張れ、陰キャくん!

ハハハッ。めっちゃ笑いました〜( ´▽`)
陽キャに憧れる陰キャくんの新卒デビューに始まるラブコメ作品です。
陰キャから脱したい桜井が、鬼上司・鳥羽に惚れられてしまい、まさかの角度からのラブロマンスの到来に戸惑いまくるストーリー。桜井が鳥羽への想いを自覚していく頃には切ないモードに突入しちゃったりなんかしてですね、鳥羽に対する気持ちがジェットコースター並みに激しく変化していく様がすっごく面白かったです。

桜井の気持ちの変化がメインではありますが、桜井に惚れた鳥羽にもスポットを当ててみると、彼の余裕のない一面だったり、"好き"がオーバーヒートしてあわあわしてる姿だったり…普段鬼と言われている上司像が崩れていくところも同じく面白いです。鳥羽のアプローチは、カッコつけてなくて自然体なところが良い!鳥羽の恋する姿も非常に可愛らしくてそのギャップに注目です。
上司として厳しいところや、さりげなくフォローしてくれる優しいところにも触れたりなんかして、桜井の鳥羽への気持ちを思いっきり高めてくれる効果はバツグン。同性だし上司だしで、恋愛的に意識するなんて1ミリもなかった桜井が、どんどん鳥羽に惹かれていくとこは、こちらまでドキドキの嵐でした(〃ω〃)


華々しい陽キャデビューの失敗から転じた運命の出会いに振り回されてしまった桜井ですが、鳥羽は桜井自身を陽キャだとか陰キャだとかのフィルターで見ておらず、桜井自身をちゃんと好きになってる(しかもベタ惚れ)ところが素敵でした。
鳥羽って男は、アホみたいに好きに一直線でそれを包み隠さずにアタックし続けるほどにタフな性格です。クセがかなり強いけど、でもそんなところが消極的な桜井をリードし引っ張っていけるのに相応しくもあります。つまりお似合いってことです^ ^

桜井を可愛い可愛いと何度も連呼するくるくらい溺愛しまくってる鳥羽を見るのが楽しくて仕方ありませんでした。
スピード感とテンポ感のいいストーリーの印象こそありますが、締めるところは締め、緩めるところは緩めの緩急の付け方が私好み。鳥羽は何気にスパダリで、そんな男が桜井にデレる様は最高でした♪


この2人のラブ期をもっと見たいと思うくらいにはハマっちゃいました。お仕事BLとしての伸びしろも感じる作品なので、もっとその先を見てみたい。もちろんその時はイチャイチャも増産でお願いしたいです。

6

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