御影
junjou romantica
ウサギさんの凝り性は相変わらずで、美咲に手作りバレンタインデーチョコレートを送り続けています。ウサギさんが美咲に嬉しそうに渡している姿は、美咲しか見られないであろう姿ですが、ウサギさんの凝り性は健在で、毎日チョコを食べされられている美咲は少し気の毒でした。
美咲はバレンタインデーのチョコレートを女子学生からもらったのですが、宇佐美一家以外からの告白は初めて見た気がしました。美咲の一番はもちろんウサギさんですが、美咲の普通の大学生活が見られた瞬間でした。
本シリーズはBL分野にも進出中の超有名小説家と
攻様の親友の弟で同居人のもある大学生のお話です。
バレンタインと攻様の婚約者のお見合いの顛末、
主カプと小児科医&助教、教授&大学生社長、
社長秘書&社長の短編を収録。
バレンタインが近付いてきて
攻様はスペシャルなチョコを作る業に突入します。
受様はお店で売っている普通のチョコが良いのですが
攻様は練習と称してたくさんの失敗作を作り上げても
完成させる気満々です。
攻様が変に凝り性なのは今に始まった事ではなく
受様としては先日の温泉旅行で
攻様兄から知らされた攻様の婚約者の存在が
気にかかってモヤモヤがなのです。
攻様の従妹に訊いてみようかと思うものの
温泉旅行に行ったことを聞きつけた彼女に
怒られる羽目になります。
彼女はバレンタイン催事で通訳として帰国するそうで
そんな彼女の頑張りを素直にすごいと思いつつ
攻様のチョコ指南をお願いするのですが
攻様のチョコの完成度は未知数です。
そんなこんなで悩みの尽きない受様ですが
バイトあがりに宇佐美家の執事氏と遭遇し
お茶をすることになります。
先日の温泉旅行の話から
子供のころの攻様の微笑ましいエピソードを聞く事となり
攻様の婚約者について聞いてみるのですが・・・
雑誌掲載作3回分に描き下ろしSSを収録した
『純情ロマンチカ』シリーズ最新刊になります。
宇佐美家の使用人が
宇佐美家について口にするはずもなく
受様は部外者でありながら宇佐美家の事情に詳しくなる
自分についていろいろ・・・考えてしまうのです。
庶民の自分は本当に攻様にふさわしいのか!?
悩む気持ちはわからなくはないですが
悩んだところで攻様に惚れられている受様が
攻様から離れることなんて無理!! ですよね♡
2人の関係が良い強くなった巻でした ヾ(≧▽≦)ノ
ミックス編もカプそれぞれにらしすぎる展開で
面白かったです。
表紙カバー下は攻様が床で生き倒れる(笑)話です。
こちらも忘れずペラッとしてみてくださいませ。
エメラルド十周年ということで、アクリルスタンド付きの特装版をゲットしました!
今回も美咲とウサギさんのイチャイチャがみれて幸せでした!!途中、ウサギさんの婚約者が出てきてハラハラしていましたが、やっぱりさすがウサギさんですね。ウサギさんの美咲への想い、美咲のウサギさんに対する想いを再確認できた素敵な巻だったと思います!個人的には大満足です!!!終始にやけてしまいました!なんと言ってもお互いを思い合う言葉が素敵でした!!続きも楽しみにしています!
また純情ミックスも収録されていて、エゴイスト編はなんだか少しほっこりする感じで、テロリストは忍ちんが激カワでした!!!!!!最高でした!最後のミステイクも個人的には最高でした!
純情ロマンチカシリーズ大好きでずっと追っていたので、エメラルド10周年、本当に感慨深いです。これからもずっと純情ロマンチカシリーズを追っていきたいと思います!エメラルド10周年本当におめでとうございます!次巻も楽しみにしてます!
29巻。なんだかんだ待ってた。一年ぶりのご無沙汰です。
冒頭は、バレンタインデーのエピソード。
ウサギさんが手作りに凝ってしまい、塩辛ウニやイクラチョコを試作していて美咲はゲンナリ。
また、ウサギの新作絵本のモデルが美咲という事で読んでみると…さすが人気作家、止まらないほど面白かった!というお話。
前巻で、ウサギに婚約者がいた⁉︎という問題が持ち上がって、またまた一介の大学生である自分は家も本人も凄いウサギさんに釣り合わないのでは?といういつもの悩みが出てくるんだけど、今回思ったよりあっさりサクサク。
ウサギも言葉で想いを伝えてくれて、美咲もちょっと自信がついたみたい。
あくまでも私基準ですが、今回はなんかとっても順調と言うか、いい感じにスピーディーで、その上ラブラブで。非常に読みやすかったです。
「純情エゴイスト編」
ヒロ、電子ピアノを買う。というエピソード。
野分のピアノの思い出は幼い頃の誕生日会と知って、ハッピーバースデーの曲を弾く。なんでもない日おめでとう!ってアリスの純エゴバージョンかな。
「純情テロリスト編」
あー、私忍って苦手なんですよ〜……でも今回の忍はちょっとだけ可愛かったかな?
何も知らない忍父が宮城にお見合い話を持ってきて、忍激怒!というエピソード。
宮城は惚れたもん負けもあるし、忍が可愛くてしかたないのね。
ラストは「ロマンチカ」に戻って、なぜウサギ父は秋彦に固執しているのか?ウサギ母との関係性?という謎が提示されました。
サスペンス寄りになっていくのは大歓迎。「宇佐見家の謎」イイネ。
おまけは「ミステイク」。
朝日奈のおはようのキス。でもちょっと事務的すぎる?
朝日奈の一見冷たい視線がたまらないですね〜。