両性α ~生意気キメラは逆らえない。~ 上

ryousei α namaiki kimera ha sakarae nai

両性α ~生意気キメラは逆らえない。~ 上
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神9
  • 萌×26
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
3
得点
79
評価数
20
平均
4.1 / 5
神率
45%
著者
伊藤良 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
光文社
レーベル
光文社BLコミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784334102654

あらすじ

αなのにΩ因子も持つ『性別キメラ』の一ノ瀬は、αのみが通う男子校の副生徒会長。
キメラフェロモンでαを惑わし充実したヤリチン生活を送る中、なぜか犬猿の仲の生徒会長の二宮にだけにはフェロモンが効かず…。
それなのにある日、犬くらいしか気づかない一ノ瀬の薄い発情フェロモンに、二宮が反応してしまい!?
“命令”され押し倒され、初めて後ろで感じてしまい…大嫌いな奴と最高に気持ちいいセックスをしてしまって!?

表題作両性α ~生意気キメラは逆らえない。~ 上

α,高校生,生徒会会長
α(Ω因子も持つキメラ性),高校生,生徒会副会長

その他の収録作品

  • 描き下ろし(5P)
  • カバー下:一ノ瀬新のこと/二宮怜士のこと

レビュー投稿数3

オメガバースの特殊な切り口が面白い

わおぉ。なかなか攻めたお値段ですね。
しかも上下巻。2冊購入でおいくら……とか野暮なことは考えない考えない(笑)

実は私はこの作品を単話で追ってまして、一冊に早くならんかなーと待ってました。そう考えると、この作品に結構入れ込んでますね、私^ ^
でもめちゃ好きで、この作品とキャラたちが。
一ノ瀬はαでヤリチンだけど実はすごく真面目で、純血αに負けじと努力する姿に惚れちゃったのと、αサラブレッド二宮は、執着系鬼溺愛ムーブで愛し倒す&抱き潰し倒すところがモロ好みでした。
学年ツートップの2人でしかも生徒会会長・副会長コンビ。インテリ男子校生好きには堪りませんです(〃ω〃)


そんな彼らは犬猿の仲で物語はスタートします。
二宮の方が一ノ瀬にだけはなぜか突っかかってくる関係性です。
そんなとき、一ノ瀬に発情の症状が出て、居合わせた二宮に激しく抱かれるというのが2人の番ロードのキッカケとなりますが、そもそも2人ともαなのに何故?というところが、一風変わったオメガバース設定で面白いんですよ。

タイトルに"キメラ"とありますよね。
一ノ瀬のバース性は、αとΩ因子の両方を持つ"キメラ"と呼ばれます。一ノ瀬のΩ因子が、二宮のαバース性と激しく共鳴し発情し、番ってしまったというわけ。そもそも2人は運命の番なので、抗えず…ってな感じなのです。
そのことをキッカケに2人の関係はどんどん深まっていきます。一ノ瀬は元ヤリチンなので、αとして他の学生とヤりたいけどできなくなってしまい、逆に一ノ瀬に執着する二宮に、お仕置きとばかりに抱き潰されます。2人とも生徒会の役員だから成立しますけどね、生徒会室やら資料室やら、学内でヤリすぎです(笑)
それもこれも二宮の溺愛と執着がえらいこっちゃなせい。そのシーンの激しいこと……。さすが運命の番。

犬猿の仲の2人がこんな関係になってしまってどうなることやらって感じですが、どんどん甘さが漂ってくる2人のセックスを通して気持ちがどんどん通じ合っていくのが分かると思います。特に二宮の変化は著しいので、彼の言動に注目して下さい。塩対応からの変化は、執着攻め好きな方にはハマるかもです^ ^

2人の温度差がどんどんなくなっていく頃には甘い関係になっているので、その過程を楽しんで欲しいなと思います。
オメガバース作品をこれまでたくさん読んできましたが、Ωとαの因子があるという設定は初めてだったので、興味深く読ませてもらいました。細かい設定を含め、すごく練られているなという印象。面白いです。
そこに2人の個性的なキャラがピタッとハマり、物語が盛り上がったんじゃないでしょうか^ ^


下巻は、盤石な2人の間にまさかの人物からの横やりが入ってピンチになりますが、これもまたこの特殊設定を生かしたストーリーになっているので、別の視点からまたこの作品を楽しめると思います。

4

「性別キメラ」の設定が面白い学園オメガバ

アルファが集う学園の副会長、一ノ瀬 新。彼もまたアルファなのですが、純粋なαではなく、微量なΩ因子を持つキメラ!
おお〜これは初めて見る設定!(°_°)
で、通常のαのフェロモンではなくキメラ特有のフェロモンが出ており、同年代の男子を惑わせるため一ノ瀬にとってはまさに入れ食い状態なのですが、どうも生徒会長・二宮にはまったく効かないようでー!?

と続くお話です。

なんだろう、絵柄も作風?も展開も、どことなく昭和の香りがするし、学校でエッチしすぎだろう!ってツッコミたくもなるんですが…惹きつけられるというか。

攻め・受け両方の顔を持つ一ノ瀬が、二宮にトロトロにされていくのが可愛かった…❤︎
ハイスペックすぎる攻めの溺愛・糖度が後半になればなるほど高まっていくのも最高でした◎

運命の番を見つけた、と言って妻に捨てられた叔父を見てきた経験から、「運命の番」にトラウマを持つ二宮ですが、割とあっさり乗り越えたかな、とは思ったけれど。

「嫌い嫌いも好きのうち」って言うように、大嫌いな「運命の番」に実は憧れもあったし、「運命の番を恐るな」と言った叔父さんの記憶も強く残っていたのかな。

0

特殊な設定

あまりありきたりとは感じられないオメガバ設定に驚かされたのと楽しませてもらったので両方でした。
尚且つ濡れ場がたくさんあって攻めが本能がままに受けを責め立てるシーンが良かったです。ただ、私の好みとしては受け攻め逆が良かったな〜と思ったり笑
あと、お互いに嫌い合ってた関係が一変し途中から甘いモードにも入るので、濡れ場も含めて色々と刺激的で始終目が離せませんでした
濡れ場も多いけれどこの特殊設定もしっかりしておりとにかく先生の作品に魅了されました!

1

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