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chicken heart serenade
シンプルにゆるゆるエッチ本がなると思いきや全然違いました。
終電で帰ろうとしたヒロミチ、駅で流れる人身事故のアナウンス。ドッと疲労感が増す。
近くにいた男性が苛ついている。先日彼は、駅でお婆さんを助けていた。
やっと捕まえたタクシーで家路を急ぐ。立ち寄ったコンビニで、ハヤトに似た店員を前にも少し気が緩む。が、直後その接客態度に苛立つ。
家に帰る。ハヤトに出迎えられ、たまらず抱きしめる。髪を洗ってもらう。ベッドで愛し合う。
そこで聴いた、彼の意外な話。
人間誰しも人に優しくできる時と、そうでない時がある。自分のメンタルコンディションによる。愛しい人が、自分とともにあることで、人のことを思いやれるという話を聞いて、たまらない気持ちになる。そんな、休日の深夜。
大好きな作品の番外編第2弾!発売されていたことを最近偶然知りました、不覚!
全30ページ。
番外編1作目は、本編を補完するような内容でしたが、こちらはその後の二人の日常を描いています。
終電が事故で止まってしまい、ヘトヘトで帰ってきた央倫(ひろみち)。明るい駿斗(はやと)の笑顔の「おかえり」で、ちょっぴりニコッとして、そのまま駿斗に甘える央倫がすごく可愛い。キスシーンが官能的で素敵♡
そしてお風呂やベットでイチャイチャ&しっかり濡れ場。仲良しで良きです♪
最後は央倫の禁煙エピソード。
駿斗の兄夫婦と甥っ子赤ちゃんも回想で登場して、ラストはちょっぴりしんみり。
仲良く同棲する二人にほっこりする番外編でした。いつまでもこんなふうに仲良く暮らしていってほしいな〜、と感じるお話でした♪
DMM購入 トーン+白短冊修正
ちょっとした小話といえばそうなんですが、コミックス本編を思い出し、紆余曲折を経たあの二人がここまで安定した関係を築けているとは…!という感慨深さがありました。
今作はお疲れ様な央倫視点。駿斗が央倫にとっての癒やしというか、心の安定剤になっているのが分かります。それって駿斗が不安なくそばにいるということで、二人ともの幸せが伝わってくるようでした。
駿斗は本編で出かける央倫に行き先を訊く目ん玉かっ開いた表情の印象が強すぎて、もうあの闇は消えたのかな…と気にしながら見てしまいます。続編は二作目ですが、どちらもそんな読者(私)の心配を取っ払ってくれる内容で良かったです。
じんわり温かさを感じられる素敵な読後感でした。
「チキンハートセレナーデ」番外編の2作目。
本編と番外編1作目はかなり切ない印象を感じましたが、本作は穏やかに甘くて、しっとりと落ち着いた愛だったな、と思いました。
終電で人身事故。
それはもうウンザリですよね。
残業や仕事上の付き合いで終電になったのならなおさら。
もちろん央倫もドッとお疲れ。
でも帰宅したら駿斗がにこやかに出迎えてくれる。
これはほっとしますよね〜。
しかもお風呂で洗髪もしてくれるなんて。なんていい恋人なの⁉︎
そしてその後はベッドに移って熱い絡み。
ふたり入浴後の温まった肌の温度や湿度まで感じられそう。
ピロートークは、禁煙の理由について。
駿斗の甥っ子の赤ちゃんを抱っこしたいから、だって。
というか、駿斗のデレを共有したい、っていう事なのかも。
お互い辛い過去とか色々あったけど、今は本当に穏やかな時間を手に入れたんだなぁって。
ラブいエピソードでした。