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君が大事にされない世界にいるのは嫌だ 仕事に疲れた会社員が突如見知らぬ男と人里離れた家で暮らすことになってーーー 謎の芸術家×社畜リーマン［救済］BLストーリー♥
kono nigotta sekai de futari
社会に疲れて
この先生の漫画の描き方などはなんだかさちも先生と腰乃先生をミックスしたような感覚がした。特にさちも先生寄りのような。
社畜黒髪受けくんがダメージ受けて弱り果てているところに、不思議くんてきな攻めくんが登場。蓋を開ければ攻めくんと受けくんに幼い頃繋がりがありそれに気づいた攻めくんが受けくんを自宅に連れ帰りあれやこれやと
絵のタッチが薄くはあるけれど逆に私は濃い方が読みにくく感じるので、先生の作品ならびにさちも先生や腰乃先生の漫画は好きです。えちは濃厚ではないにしても二人の間で交わされていく会話に心惹かれていきます。
濁った世界…？
ふたりが出会った場面は蘇芳の言動が怖いくらい謎で、疲れすぎて壊れ気味な誠示を甘やかしながら軟禁か…!?なんて激しい展開も覚悟したのだけどまったくそんなことはなく。
最初は良い人な部分しか見えなかったので、タイトルや表紙で見せている表情の意味がどんなところで明かされていくのか、楽しみに読み進めました。
でも…仕事環境やストレスのせいで精神的にボロボロになりなかなか素直になれない誠示を包みこんでくれるような優しさしか見えてこなくて。
蘇芳に対する謎は深まるけれど、求めている展開からズレていっているような気がしてなんとなくソワソワしてしまいました。
結果的に蘇芳はただ言葉が足りないだけのガチ良い人で、こんな人に拾われた誠示はめちゃくちゃ運が良かったな、と。
幼い頃のエピソードも盛り込まれていましたが、「今」のふたりの関係にはそれほど重要ではないように感じたし、重たい執着ではなかったことがわかって逆になんとも言えない気持ちにもなったけれど。
誰も苦しくならない結末だったので、モヤモヤは残らずに読むことができました。
ただ誠示の上司の境木が拍子抜けするほどあっさりしていて、誠示の会社は本当にブラックだったのか？と疑問に思ったし
蘇芳のあまりにも穢れていない感じが逆に違和感があったので、もう少し「濁った世界」的要素がほしかったかなと思いました。
黒くて 白くて 薄かった
今年も気になる作家さまはすべからく読む
ってことで 前々からちょっと気になってた作家さまに 新刊だ～い の軽いノリで飛びついちゃったんですが
ふむ なんだろ？
文字のサイズが小さいのかな？ 正直すんごい読みづらい
いや 文字数の多さもあるんだけど どうにも
背景が暗いからってのもあるのかな？黒が強すぎて 回想部分のフォント違いの文字が なんかの効果(言葉の強弱とか遠近感みたいなもの)を狙ってなんだろうけど目が慣れなくて
困ったちゃん
このお話し コミカルな社蓄救済ととればいいのか
シュールな軟禁もの はたまたライトな洗脳ものと読めばいいのか
いやごめん なんでこのふたりがセックスしてんのかまったくわからんかったw
ダメだ～ 白居の気弱になったところに付け入る蘇芳の執着はわかるんだけど その執着の元が え？って
んんん ストーカー気質なんだか思い込み激しいイカれぼっちなのか 些か得たいの知れない感漂う彼との共依存 にもみえたりなんかして
とにもかくにもアレだ どこが見せ場だったのかがあたしには読みきれなかった ｱｳﾁｯ 出だしはけっこう面白かったのにな…
蘇芳の描く絵がいかほどのもので世間とどう隔離されたのかもわからず ブラックな会社の割に蘇芳があっさり関与できたのも謎
まぁ社蓄を脱して再生してるし じゃれあってるふたりが楽しそうだからそれでいいのか？
いやはや 毎度のことでアレなんですが 初読み作家さまで読み方定まらなかったってことで 次があれば頑張りますのでここはご勘弁ください
ダークさが足りない
蘇芳×誠示
ナツギイチ先生の作品初めて読んだ。
小さくて長い顔、
あまり健康そうでないような細い体を持つ長身のキャラ。
繊細な特殊な雰囲気がある。
ミステリアスな美人攻め・蘇芳に、
簡単に絆されていく三白眼の社畜の平凡受け・誠示。
蘇芳の献身的な一途な愛に、
疲れすぎて弱さを無意識に見せる
誠示が救い出される過程や、
精神的な負債を抱える2人が乗り越えようとする姿が、
全体的に起伏に乏しい。
静かながらも、
コミカルな場面がちょっとだけあったり、
切なさも感じられたり、
ほのぼのとした瞬間もある。
でも、これらの要素がアンバランスすぎて、
結局は味が出ない･･･個人的にこのように感じた。
「濁った世界」、なんとなくダークなイメージがあるから、
社会の暗さや心理的な苦しみをもっとしっかり描いてほしいな。
それに、蘇芳の強引さももう少しヤンデレっぽいだったら、絶対良かったのに。
それから、エッチが2人にとって本当に必要なのか？という疑問もある。
エロなしのほうが自然じゃないかな。
ダークな側面と希望の光？
ダークが足りないし、そもそも絶望感もあまりない。
個人的に何を感じるか、難しい･･･。
もちろん、読む人によって感じ方は全然違うと思います。
