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kinou nani tabeta
いやぁ、1巻の頃からは考えられないくらい、史朗のケンジへの愛が日に日に大きくなっていくようで腐女子としては嬉しい限りです。小日向とジルベールの結婚式でのスピーチ、緊張で台詞がとんだ史朗だったけれど、かえってこのかけがえのない時に感じた感情をありのまま伝えることができて、ゲストの心に残るものになったんじゃないでしょうか。あんなに素直に人前で、ケンジといることの喜びを言葉にした史朗に目頭が熱くなりました。
霊媒師の呪いを信じるなんていう意外な一面に笑ったりもしましたが、風邪のケンジのためにプリンアラモードを作る史朗のマメさには驚き。さすがに非常時のプリンは市販のものを買ってくると思っていました。自分のせいという負い目もあったとはいえ、ケンジに喜んでほしい、元気になってほしいという心からの気持ちを感じました。ケンジはまだ史朗の周りの男に嫉妬するし、史朗はケンジのためにこんな面倒なものも作れるし、この2人はいつまでも安泰でしょうね。台風の日のかぼちゃコロッケも、史朗の思考の中心にはいつだってケンジがいるんだなぁと。
ドラマにも映画にもなりましたが、世界観がとにかくいい。
よしなが先生の漫画は何を読んでも外れ無し、作者買いをしていますが、最初に出会ったのが今作品でした。
2,3巻から読み始め、筧さんと同世代になってしまいました。
筧さん、賢二のいろんなやりとりや悩み。周囲のいろいろな家族、カップルの日常、悩み、問題、楽しい出来事が、丁寧に鮮やかに描かれていて、ずっと楽しく読んでいます。
年を重ねてきた2人のやりとりがだんだんと老夫婦みたいになってきたのも楽しいです。お互いの扱い方がうまくなってきているというか、かけあいにホンワカします。
小日向さんとジルベールの結婚式エピソード、楽しみにしていましたが、期待以上に素敵でした。筧さんのスピーチは賢二じゃなくても泣けます。よかった。
ジルベール、結婚式のスーツ姿は年齢相応のおじさんに見えつつ、お母さんの前では子どものようだったり、相変わらず筧さんと賢二にきゃんきゃん吠えていたりと、1話の深みが本当にすごかったです。
他の皆さんも書いていますが、ほとんど毎話に出てくる料理とそれを食べるシーンが、本当に目の毒です。寝る前に読むのを楽しみにしているのですが、お腹がすいてしまってたまりません。
お話を楽しみつつ、この視覚からの誘惑に耐えられるかどうかを楽しむのも、今作の醍醐味だと思います。
22巻。
冒頭、史朗の元カノパン屋さんが移転、というお話。
これだけで、史朗も一度は女と⁉︎という事実と、やっぱりこだわっちゃうケンジと、今ではそんなケンジのヤキモチがありがたい気持ちと、これを機に朝食は和食にしよう、という4つの内容が伝わってしまう。スゴイわ…
そしてやっぱり私的メインは、こひジルの結婚式!
いや〜…感慨深い。
史朗のスピーチがいい。で、これが伏線にもなっていくわけですね。
人前だと素敵中年の史朗だけど、現実は結構ケチ(イヤイヤ倹約家)で細かくて、台風の日はこもってイチャイチャしたいケンジとは正反対に風呂掃除だカビ取りだなんて言っちゃうロマンチックが無い男。
今回これは!と思ったのは、デラウェア葡萄の冷凍。
大粒ものに慣れるとデラウェアって面倒くさくて。来年の夏…覚えてたらやってみよう。