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俺たちは、春を迎える──
fuyu sugite sakura ~Cherry Blossoms After Winter~
下巻では悠真の過去、そして澄春を好きになった理由がとうとう明かされます。
今はなにもかも恵まれている悠真。
小さい頃の境遇は、両親亡き時まで家族に愛されて育った澄春とは正反対で、母親には愛されていなかった不憫な生い立ちだったようです。
そして澄春は、そんな母子関係を和らげるカンフル剤のような存在だったとは。
話が進めば進むほど、不器用ながら悠真の愛が深く、重く。澄春にうまく伝わらないのがもどかしくありつつも、確実に距離を縮めていく2人の描写がとてもよかったです。
長い冬が終わり、春に桜が咲いた2人のお話。
もっともっと、そのあとも読みたかったです。
悠真×澄春
胸はギュッと締め付けられるような下巻、
誤解だらけでずっとすれ違っていた2人の関係が、
やっと解け始めてくるけど・・・。
澄春を守り切るという決意する悠真のが超男前で、
そんな悠真の過去が明らかになって、
澄春に抱いている想いや、
心の奥に秘めたものが切なすぎて、
彼がなぜそんなに内外ともに力強いのか、その基盤がわかる。
一番の切ないのは、澄春の葛藤!
血の繋がりのない自分を引き取ってくれた
悠真のお母さんを裏切れないと思って、
感謝と悠真への想いで揺れる姿が心をえぐる。
悠真のお母さんを尊重している様子も感動もの。
両想いなのに、
交差している2つの心がハラハラドキドキさせる。
澄春と悠真、
悠真のお母さんとの関係、
そして周りのクラスメイトとのの関わり、
エロなしでも、
青春の甘酸っぱさと、
家族の絆と見事に絡み合って、
高校生の2人複雑な心理が丁寧に描かれていて、
胸キュン場面がいっぱいで、
切なく、甘く、温かく、心に響く作品でした。
続編の単行本を期待しています。