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kyuuketsukisan inma no hajimete sashiagemasu
吉良堂×洲馬
表紙とタイトルのイメージから、(個人的に)
傲慢な吸血鬼と淫乱な淫魔のエロエロだけのお話と思っていたけど、
実は全然違う!
まさかの、めっちゃ超純情なんだよ~!
さまざまな種族が住むファンタジーの社会で、
超実直な吸血鬼と超健気な淫魔のバッタリからの純愛物語!
トマウマ、誤解、すれ違いもノリで突っ込んで面白くて、
2人の無自覚な恋心の進行具合の可愛らしさと、
でん蔵先生特有のエロさがちょうど萌え良くて、
表情ひとつひとつもキュートで、
笑いながらキュンキュンしまくってぎっしり楽しめた!
リーマンの吸血鬼の吉良堂は仕事の後、空腹で倒れて、
偶然通りかかったアパートのお隣さんの淫魔の洲馬に噛みついてしまい、
吸血鬼の催淫本能と淫魔の魅了本能のダブル効果で、
2人がエッチな関係になってしまう。という始まり。
吸血鬼の食べ物は「血液」で、
淫魔の食べ物は「精気」(キス、エッチ)。
問題は洲馬がトラウマでエッチが大苦手なこと。
吉良堂が洲馬のトラウマを克服させるために、
お互いの「食べ物」を交換する契約を結んで、
2人がキスから純情な交流を始まって、ゆっくりと距離を詰めていく。
吉良堂の誠実さと真面目さ、
洲馬に協力して、優しさをたくさん注いでいるのがカッコよくて、
落ち着いている大人の余裕から洲馬への無自覚な独占欲が非常に良い!
洲馬はデイトレーダーで、そのちょっとオタクっぽさ、
淫魔とは思えない照れっぷり、健気さ、
淫魔であることの葛藤や悲しみ、
精気の味を知ってからだんだんと吉良堂に甘えて好きになっていく姿、
エッチが順調に進歩している過程、
全部が可愛くて胸キュンが絶えない!
吸血シーンと淫場面が、
思ったより少なくて、案外ほんわかしていて、
ガツガツとしたキスから・・・〜しっかり濃厚な甘エッチ、
大人の初々しい恋が、
胸がしびれる、涙が出るほど好きなんて・・・もう・・・
2人の繊細な感情と純粋な恋心の描写もこってりと詰まって、
純愛度がマックスで、ハートがトロけそうでした!
面白かった。
表紙のイメージとは結構様子が違うカップル。
様々な種族が共存している社会。
節約が趣味な真面目会社員攻めと、その隣人でデイトレードやゲーム配信者をしている受け。
攻めが激務で血液不足になり暴走しちゃったトラブルをきっかけに二人は血と精気を提供し合うパートナーになる。
相手がインマだろうと勝手にキスしちゃったら謝罪するし、それは当たり前のことではあるけれど受けにはとても刺さる真面目さ。公園でピクニックしたり健全なデートをしている二人も良い。攻めが結構お茶目なところがあって可愛い。でも受けが自分以外から精気を貰うかも…ってなったらバチクソ嫉妬してピキっちゃうのもギャップで好き。両思いになっていい雰囲気になったのに、受けを大事にしたいからってスタコラと急いで帰っちゃうのも初々しくて良い。二人がいたしてる最中にお互いに泣いちゃうのも可愛くて好きだった。
いろんな種族がいる世界観も面白くて他のカプでも読んでみたい。
でん蔵先生、そしてこの作品タイトルにこの表紙&帯!
更に異種間交流ですよ???
期待。。。しますよね?
色々と。。。♡
何て言うんでしょうか。。。
下世話な期待をした自分の残念さを少し反省したくなっちゃう位に読後の温かさに驚きますwww
なんか、もぉーー・・・優しさが溢れちゃってるんですよ、、、この2人
なので、ぶっちゃけドエロを期待していたんですが私・・・そこまでのめくるめく世界って訳ではなくって、色々期待しちゃった異種間ならではの大人の交流に関しては肩透かし感はあったんです
でも、、、なんでしょうか?それでも「なんだよーーー(ノД`)・゜・。」ってぶーたれたくなんて一切ならなかったんですよねぇ~
それ位にキャラ萌えとストーリー萌えが出来る1冊でした!
完全に読む前に表紙やタイトルから期待した感じはなかったので、もし他作品なら「煽りやんかー」「釣られてもぉた…」なんて恨み言も言いたくなっちゃうパターンなのに。。。
全くそんな負の感情が湧かない!
圧倒的な温かさに包まれる世界でした(*´▽`*)
でん蔵先生の引き出しの多さに驚くばかりですね♡
良かったら先生の引き出しのひとつ、エロを存分に発揮して下さる感じの続刊を密かに期待したいですっ(≧▽≦)
今回は【吸血鬼×淫魔】です!
初っ端、疲弊しきって飢えた吸血鬼による暴走吸血シーンから始まり、吸血鬼に襲われた淫魔くんの反撃(チャーム)により、ズッポリ繰り広げられる「食事」と言う名のエロシーン。
正直、淫魔くんの陥没乳首から目が離せませんでした…
と言う訳で「今回のでん蔵先生はエッチ漫画モードだな!」と思い、読み進めてビックリ。
めちゃくちゃ純愛じゃないですか…………!
吸血鬼の吉良堂さん視点で始まり、2話以降は淫魔の洲馬くん視点へ移ります。警戒心の強い野良猫みたいな洲馬くんが、次第に吉良堂さんへ懐いていく様子をニコニコ堪能しました。
淫魔なのにセックスにトラウマがある洲馬くん。
初めはツンデレ塩対応だったのに、だんだんデレていく姿が猛烈に可愛いよ〜〜〜!!!!
吉良堂さんは包容力の高いお世話焼き溺愛年上攻めで、ハピエン好きとしては安心して楽しめました♡
甘々溺愛ベースのお話なので、幸せ溺愛モノがお好きな方にお勧めです。
ただね………乳首責めが無かったんですよ……
えっと…陥没乳首って虐めて可愛がる為にあるんじゃないですか!?
あんな完璧すぎる陥没乳首…普通に乳首責め期待しちゃいますよね!!!!?
なぜ!!!? why!? 乳首責めがない!!!!?
これは、早急に乳首責めスピンオフを作って頂かないと、全国の陥没乳首愛好家たちが黙っていませんよ……!
と言う訳で、洲馬くんの陥没乳首を虐めて可愛がるスピンオフ…お待ちしております!
((あと、1話のようなガブガブ吸血セックスもっと見たいです))
▶︎シーモア/白抜き
Sっぽい表情を浮かべしっかり主導権を握っているような手付きの吉良堂とされるがままな洲馬…
という表紙がそのままふたりの関係性に表れているのかな?と思いきやまったくそんなことはなくて、表紙を見ただけでは想像できなかった展開になっていくのがすごく面白かったです。
元々隣人同士だったふたりが初対面でハプニング的にセックスをしてしまうわけですが、本当に「不慮の事故」みたいな感じだったのでそこに特別な感情があるはずもなく。
セックスへのトラウマがある洲馬と真面目すぎる性格の吉良堂という、恋愛には発展しそうにないところにいたふたりだけれど。
うまーい具合に仲良くなって、不器用ながらも想いを通わせていく様子がめちゃくちゃピュアで萌え…!
そしてそんなピュアな一面からのがっつりとエロい絡みが見られるので、こちらの幸せ度も増した気がしました。
人外モノですがそれぞれの種族の設定が良いスパイスとなっていて、ファンタジーになりすぎていないのが読みやすかったなと思いました。
でん蔵先生の作品は複数、拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
実直 5
ほのぼの 3
もどかしい 2
エロ 2
な感じだと思います。
吸血鬼の吉良堂さん×淫魔の洲馬くんのカプです。社畜気味の吉良堂さんは過労と空腹で、たまたま通り掛かった隣人の洲馬くんに噛み付いてしまった。牙の催淫作用と更には洲馬くんの淫魔のチャームの力で身体を繋げてしまった2人。責任を感じている吉良堂さんに、洲馬くんは二度と関わるなと言うのだが…。
今作は吸血鬼や淫魔以外にも鬼や人間など様々な種族が存在する世界観です。
幼い頃に、両親を含めた淫魔達の食事と言う名の乱交を目撃してしまい、あまりの衝撃にエッチ嫌い、自身の淫魔としての本能的なことにも苦手意識を持ってしまった洲馬くん。そんな洲馬くんのことがほっとけない、実直で世話焼きの吉良堂さん。血を貰う代わりに精気をあげる仲になります。
エッチ嫌いの洲馬くんを気遣い、最初の絡み以降はキスのみで精気をあげています。キスも何度も回数を重ねる毎に深いキスになっていきますが、苦手なことなのに頑張ったね、と洲馬くんがちょっと乗り気になり始めた辺りで、吉良堂さんなりの気遣いから少しお預けのような感じに止められてしまいます。
その後も徐々に吉良堂さんに惹かれていく洲馬くんが、吉良堂さんと繋がりたいと言い出しても、吉良堂さんの真面目さと思い遣りから繋がることが出来ず…。意地悪をしている訳ではないからこそのもどかしさですね。
気軽に食事が出来る様に友達の様に仲良くなろうとする。だけどそこから吉良堂さんも洲馬くんも恋を自覚するまでの過程が丁寧に描かれているので、2人が幸せを感じて思わず泣いてしまうシーンはとても胸にジーンと来ました。
しかし、描き下ろしの本編その後は…。私自身、女性キャラの好き嫌いが激しいのですが、今作の女性キャラには好感が持てました。なので、描き下ろしも素敵だなと思いはしましたが…やっぱり有給休暇のお話が読みたかった!せめて本編その後と有給休暇の2本立てにしてほしかったな。
嫌いなエッチも吉良堂さんとならきっと大丈夫だと思い始め、吉良堂さんを欲しがる姿がエロ可愛い洲馬くん。めちゃくちゃ実直でほんのちょっとヘタレな一面もあって、でもやっぱり優しくて洲馬くんへの気遣いに溢れてる吉良堂さん。ちょっとしんみりする描写もありますが、全体にほんわかほのぼのなので、是非とも読んでほしいです。