精霊を宿す国 黄金の星

seirei wo yadosu kuni ougon no hoshi

精霊を宿す国 黄金の星
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

213

レビュー数
1
得点
29
評価数
6
平均
4.8 / 5
神率
83.3%
著者
佐伊 

作家さんの新作発表
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イラスト
吉茶 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
発売日
価格
ISBN
9784799764114

あらすじ

「どうか、貫かせてください。唯一無二を。永遠にたった一人だけを求めることを、許してください」
精霊師は、必ず二人で一人。一つの精霊を二人で分かち合う。感情も五感も共有し心を繋ぎ合わせる。その唯一無二の存在を彼らは半神と呼ぶ。オルガの命と国の未来、どちらも守るため、オルガとの別れを選んだキリアス。オルガは絶対に再び彼の半神になる決意をし、精霊師の頂点、神獣師の修行に励んでいた。そこへ光蟲の神獣師イーゼスが半神である依代のハユルを預けに来る。体の弱いハユルを壊れ物のように大切にするイーゼス。精霊師にとって半神はたった一人の存在。でも、イーゼスにとってハユルはふたりめの半神だといい…!?

第五章 光蟲(こうき)
第六章 黎明(れいめい)
青い蝶…書き下ろし

表題作精霊を宿す国 黄金の星

キリアス,ヨダ国第一王子,20歳,オルガの半神
オルガ,神獣師の卵,16歳,キリアスの半神

レビュー投稿数1

グッと面白くなってきた!

こちらの作品の存在は知らなかったので「青雷」を読んだ時は、登場人物の多さと設定の複雑さになかなか頭に入って来ずにとても苦労しました。

ですが前巻の終盤辺りからグッと面白くなって来て、「黄金の星」では「青雷」で腹立たしかった人物の裏側を知ると、彼等の苦しみとか悲しみとか覚悟を知りガラリと印象が変わって来るんです。
やっとこちらの世界観が理解出来て来たと思いました。

光蟲の神獣師であるイーゼスがどうして二神(2人目の半神)を得ることになったのかとかが、キリアスとオルガのお話に絡めて来るところがとても秀逸でした。
このイーゼスの半神であるハユルと出会ったことで、オルガが前に進むきっかけとなります。

個人的にはキリアスが迷いを捨ててやっとオルガに向き合ってくれた事に胸熱でした。
この巻ではオルガの秘密はまだ半分しか明らかになっていません。でも、流れから何となく残りの部分が分かったような気がします。

次巻は来年の1月発売らしいので、答え合わせを楽しみにして待ちたいと思います。

4

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