精霊を宿す国 赤い炎の翼

seirei wo yadosu kuni akai honoo no tsubasa

精霊を宿す国 赤い炎の翼
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神19
  • 萌×22
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

102

レビュー数
1
得点
103
評価数
21
平均
4.9 / 5
神率
90.5%
著者
佐伊 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
吉茶 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784799765760

あらすじ

◆東洋BLファンタジーの大傑作がついに書籍化!
「あなたが、あなただけが、 俺の、唯一無二の、半神です」
精霊師は、必ず二人で一人。 一つの精霊を二人で分かち合う。
感情も五感も共有し、心を繋ぎ合わせる。
その唯一無二の存在を、彼らは半神と呼ぶ。
王の怒りを受けても、半神として共に生きていくと決め、駆け落ちしたキリアスとオルガ。
だがヨダ国の生き神ラルフネスが、オルガを、
五大精霊の中でも最高位の赤い神獣「鳳泉」の神獣師の後継者に指名し…! 

ついに明らかになるオルガの出生の真実と、カディアス王とトーヤの切ない恋。
書き下ろしも収録!

【登場人物】
オルガ/巨大な神獣を宿せる器を持つ精霊師の卵。
その出生は、国の重大事件に繋がっているらしい。

キリアス/最強クラスの力動を持つ王子。
半神のオルガと共に生きると決意する。

カディアス/ヨダ国国王。
トーヤへの想いを秘めながら、王としての責務を果たす。

トーヤ/精霊師の頂点に立つ赤い神獣「鳳泉」の神獣師。
半神を失っている。

表題作精霊を宿す国 赤い炎の翼

キリアス,ヨダ国第一王子,20歳,オルガの半神,鳳泉の神獣師になる運命
オルガ,16歳,神獣を宿せる器を持つ神獣師の卵,キリアスの半神

その他の収録作品

  • 黒髪
  • 君を抱く

レビュー投稿数1

絶望と救いと…

ずっと楽しみにしていた続巻です。既に「新しき空と神の獣」が2月19日に発売されると発表されてる通りまだ続いてます。
次が最終巻になるのでしょうか?凄く楽しみです。

こちらの作品はとても登場人物が多いのですが、その分それぞれにドラマがあって読んでて、その分心を揺さぶられるんです。途中なん度もグズグズ泣いてました。それぞれのCPにドラマがあって引き込まれてしまってました。

私はキリアスの父王であるカディアスが嫌いだったんですが、今作だけでも好きと嫌いを行ったり来たりして忙しかったです。結局は好きに落ちつきました。www

ヨダ国という精霊と共に生きる国では、国王や神獣師や精霊師は国の為に生きてるんですよ。彼等の生き様が凄まじくて、そこからこぼれ落ちた者も辛いんです。この独特の世界観が癖になる事間違いなしです。

それぞれの人物が絶望を味わって、そこに救いや希望があるところが好きです。

冒頭に人物紹介が載ってますが登場人物全てを網羅してないです。そしてキリアスとオルガのお話に過去が絡まって来て、過去の神獣師の名前まで登場するので今回のように前巻から間があくとちょっとだけ辛いのも確かでした。
なのでまだ未読の方は次巻が出てから一気読みするのも良いかもしれません。

6

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