特務刑事オメガパンチ オルガスムスの幻肢痛(3)(合本版)

tokumudeka omega punch

特務刑事オメガパンチ オルガスムスの幻肢痛(3)(合本版)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×25
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
40
評価数
9
平均
4.4 / 5
神率
44.4%
著者
りーるー 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
eBookJapan Plus
レーベル
BLfranc
発売日
価格
ISBN

あらすじ

連載版11〜16話収録の最終巻。
四門の暗躍で証拠物件管理室に異動となった三好だったが、覚悟を決めた白木の行動により特務課へ戻れる事に。迎える高森も安定。未だ敵か味方かの岸だったが、その調査能力と高森の勘で、事件は根幹に近づきつつあった。
ベータの年下バディx異能オメガ刑事のラブ&バイオレンス!

表題作特務刑事オメガパンチ オルガスムスの幻肢痛(3)(合本版)

β,巡査
異能Ω,警部補

レビュー投稿数2

お見事過ぎる事件完結編

「特務刑事オメガパンチ」の続編。電子単話の合本版で全3巻の3巻目、完結編です。
面白かったです。これまでのあれこれを回収して、きちんと最後まで。
この長丁場の事件解決、しかも1巻で見せた異能オメガとハイアルファの対決(再)もしっかり描き、広げた風呂敷をきれいに折りたたんでのエンドマーク。素晴らしい。
犯人のその後は文字での説明はなかったけど、救急車で運ばれるコマがあったからきっと飲んだ薬は全部吐かせられて身体の回復を待ってその後事情聴取等するのでしょう。研究成果やあのとき集めていた人体については言及があったのでほんとに全て回収済みと思います。見事すぎる。
この事件を通して二人の絆は一層強くなり、頼りなさげではありつつ真っ白な嵯峨野が防護壁として君臨する以上は特務課は安泰でしょう。四門部長の捨て台詞が次への布石かなあと期待。シーズン3ないかなー。待っています。

3巻の巻末にはあとがきがあり、インスパイアされた海外ドラマのことや、二人の関係性のモデルについても言及されていたので、触れられそうなら見て見たいと思いました。
ここでも「一番描きたいのはベータかも」と書かれていましたが、本編通じてベータの三好が秀逸でした。
過去に巻き込まれた事件含めて苦難の道程を歩んできた高森が、心の底から安心できるのが三好の背中だと良く分かります。姫の大大ピンチを救う三好。かっこよすぎます。フェロモンを感じない特性がいい面悪い面どちらも描かれていて、結局キーになっているのがよいです。最強オメガに最強アルファに、でも誰よりもベータが強いんじゃない?と思わせる展開。絶賛。

0

フェロモン犯罪の解決は…⁉︎

電子合本版の(3)です。
電子分冊版の11〜16話を収録。そして、ここにて完結!

ベータのバディ・三好が、オメガの魔女・白木を味方にして遂に特務課に戻ってきた!
引きこもりの「メガネ」として「薬/ゼロブルー」に接近する高森!
危険に取り込まれていく麗を救えるのか⁉︎

…と、いよいよ事件の核心を暴く最終巻です。
全ての「犯人」・アオの正体。
関連する超支配階級の四門家と久生家のしがらみ。
そして、異能対決再び!

選民達の自分勝手な支配は終わる。
葵を始末しようとした四門は阻まれ、久生製薬は無フェロモンオメガへの真っ当な治療薬を開発する事を確約し、麗は婚約者のもとに戻り…
そして高森と三好も。
フェロモンの危険性がある限り、またバース絡みの犯罪は起こるのかも。
しかし、三好というバディを得て、嵯峨野や室生、白木も味方につけて、高森は「Ω刑事」として孤高の道を行くのでしょうね。

四門が能力を全開にするシーン。ゾクゾクしました。
四門が小馬鹿にしていたベータが、結局はフェロモン攻撃のダメージを受けずに対峙できるのですよね。この力関係の裏返りみたいな現象の皮肉さ!

あ〜終わっちゃった〜。まだ読みたいのになぁ!

3

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