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ありのままの俺を受け止めてーーー 初恋×トラウマ×再会、キュンキュンBL♥ 罪悪感持ちバーテンダー×可愛いもの好きリーマン 描き下ろし10P収録♥
kawaii mono wo nomihoshitai
昔から可愛いものが大好きだけどそれを妹の同級生に全否定された過去がトラウマになっていて、周りにそれを悟られないよう"クールな人"に擬態して生きている柏木。
あるとき立ち寄ったバーでバーテンの宮本と知り合いになり、ありのままの自分を受け入れてくれた宮本に心を開いていくという展開に。
宮本の前では好きなモノを素直に好きだと言えることが嬉しくて可愛いものを前にはしゃいでしまう柏木は本当に可愛かったし、
彼と一緒にいることでトラウマも克服できたらいいなーと思えるようなやり取りがとても微笑ましかったです。
結果的に宮本が柏木のトラウマの元凶だったわけですが、あまり拗れずに解決して無事に恋人同士になるハッピーエンド。
と、とても幸せなお話ではあったのですが…
引き立て役となるはずの周りのキャラの個性が強くて、すごく気になってしまって。
バーの客の森は初対面から柏木に敵意むき出し嫌味ったらしさ全開で何がしたいのかわからなくて戸惑ったし、柏木の妹がお節介すぎてモヤモヤ。
せめて最後はふたりだけで解決してほしかったな…。
可愛らしさの中にほんのり闇というか苦しいところがあってストーリーは面白かったけれど、
キャラに魅力を感じられずなかなか萌えられませんでした。
宮本×柏木
当時からの片思い、
小学校時代の出来事で、
2人の心にぐっさり秘められた傷・・・。
偶然の再会、
運命的な再開、
初々しくて可愛くて甘くて、
ところどころ痛々しい恋に
心がキュンと突き刺さられる!
柏木が、
クールな外見と、
可愛いもの好きな一面を持ちながら、
社会人頑張りつつも、
その可愛いものへのピュアな気持ちや、
ON/OFFの髪型のギャップが可愛い!
小学生の頃、
男の子なのに可愛いものが好きだということが、
妹の同級生の男の子に「変」だと言われて以来、
トラウマとなって、
その趣味を隠して生きてきた。
宮本が、
罪悪感と一途な熱情、
無愛想さから生まれる温かさを持つ
年下のバーテンダー。
彼がその柏木の妹の同級生の男の子だった。
ずっと柏木を傷つけたことを引きずっていて、
良心の呵責や謝罪の気持ち、
その複雑な心情とか、
実は小学校から
柏木に想いを寄せていて、
柏木のことを全力で肯定してくれるのに、
彼の自己非難・・・全部がこっちまで迫ってくる。
そんな2人が再会し、
宮本が柏木のトラウマの「元凶」とも言えるのに、
柏木が宮本のことを覚えていなく、
宮本が柏木にとってまさに救世主の存在で、
可愛いものを共有し、
柏木がどうやって癒していくのかなど、
恋愛を通じて本当の自分を取り戻しそうな雰囲気?
宮本に強く強く惹かれて、
エッチなことに身を委ねてしまうのが最高にキュンキュン!
柏木が宮本の正体を知った後の
すれ違いがまた見どころだ。
柏木と妹の仲の良さは、
本当にうらやましいよね。
宮本のその罪悪感がーー愛情の裏返しで、
彼がちゃんとその愛情を表現して、
柏木が宮本の優しさに包まれて、
自分の感情が素直に変わっていく過程が胸が熱くなる!
お互いに真実を示し、
愛がどんどん進化していく様子が、
ずっとずっと目が離せなくて、
甘いエッチ、
溶けちゃうくらいのラブラブなラストに至るまで、
うっとりしてしまい、
可愛さを味わい尽くせる恋模様でした!
・電子おまけ漫画1P:
買い物中の宮本が、
偶然仕事モードの柏木を発見し、
言葉は不要の
愛のエールが2人の間に飛び交って
ドキっと・・・!
・シーモア限定特典描き下ろし漫画1P:
事後の余韻に浸りながら密着して眠るには・・・
今月も手当たり次第新刊買ってるけど 大丈夫か?あたしの財布
とは思いながらもストレスを発散するかのように今日も買ってしまった
とりあえず今月電子はまだ買ってないしで ここは なあなあ に
幸せ家族が読みたい方向からずれてきちゃったので 1も2もなく買ったはいいんだけど
今まで読んだ「可愛いもの好き」なお話にいまいちハマれなかったのを今更ながら思いだした
財布の心配よりこっちの方がよっぽど心配では?
ひじきさんの描かれるお話の魅力を簡単にいってしまえば 不憫さ だと思ってます
(※ あくまでも個人の感想です)
いや 簡単に言い過ぎたな
背負ったものにひとり立ち向かうことはできなくても簡単に諦めたりはしない強さがあったり
愚かさや醜さの中にいて自分を見失うことなく直向きで ってところの大元に不憫があるというか
んで 今回も不憫だったわ
子どもの頃につくった癒せない傷に怯えて好きなものひとつ口に出せなくなってる
お話の中で人形に語りかけたり 抱き抱えてモジモジってのが少量なのがよかったのか キャラもの過多なお部屋ではあったけど思いのほかその絵面に違和感もなきゃとっつきにくさもなく ビックリするくらい読みやすかったな
ちゃんと二人が抱えた 言えない辛さと受ける痛み が丁寧に描かれてたし
あ だからかな アシスト役の妹が地味にお節介なヤツに見えてしまったのって
兄思いのいい子なんだけど 事情も知らずに突っ走るタイプというか
ひじきさんらしい愛嬌のある主人公だし ウザ絡みするヤツはいても最終的には優しいお話だし
レッツチャレンジ・サラリーマンってのも悪くなかったんだけど
如何せん 攻めの男前さが足らんッ!
いや 今まで読んできたお話の中で背負ったものもがそこまで重くはなかったので 年下ヘタレって部分で盛り上げたかったのかもしれないんだけどどうにも幼い 可愛いもの同士 になっちゃってるんだよな
うーーん
変わっていく自分に追いつけない戸惑いと 小さな自尊心から幾度となく繰り返す後悔
悪くないんだ 悪くないんだが あたしにはあざとく見えてしまったんだな
話の端々にあざとかわいいが こうにじみ出てちゃって
最後が若干尻つぼみになったのは盛り込みすぎた設定にページ数が見合わなかったのかな ってことで
派手なすれ違いも 胸をえぐるような葛藤もなかったけど 互いの古傷は癒えたみたいなのでね
めでたしめでたし