君がわるい恋の話

kimi ga warui koi no hanashi

君がわるい恋の話
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神184
  • 萌×247
  • 萌14
  • 中立3
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
26
得点
1153
評価数
253
平均
4.6 / 5
神率
72.7%
著者
大麦こあら 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784403668821

あらすじ

高校生のひろむは、拓郎という人気者と新クラスで前後の席になる。自身がゲイであることに引け目を感じるひろむは、「お前のこと好きになっちゃうかもしんない」とカミングアウトし、懐いてくる彼を遠ざけようとするが、拓郎はなぜか「付き合おう」と言い出して……!? クラスの一軍男子×隅っこ男子の、せいいっぱいで響く恋。

表題作君がわるい恋の話

豊島拓郎、いつもクラスの中心にいるリーダー的な高校生
成田ひろむ、極力モブになりたいコミュ障な高校生

その他の収録作品

  • 勉強会
  • カバーうらばなし

レビュー投稿数26

タイプの違う2人が青春を満喫しているのが眩しい

【俺だけしか見れないひろむの顔・・・いっぱい見せて(拓郎)】

エロス度★★★★

拓郎とひろむ♡
クラスの一軍男子と隅っこ男子・・・異なるタイプの2人が紡ぐ恋物語・・・開幕⁽⁽ଘ( ˊᵕˋ )ଓ⁾⁾
ひろむのひねくれた感じが可愛いだけでなく、苦手としていた拓郎の存在が特別になっていくのが尊・・・(n´ω`n)
拓郎のグイグイと距離を縮めてくるところやひろむが彼にとっても唯一無二の特別になるのが最高です♡ฅ(・ω・ฅ)

アオハルを満喫しちゃってるのが眩しくて微笑ましく、拓郎との恋がひろむを変えていったり・・・ひろむも拓郎に影響を与えていくような関係がめっちゃよかった(ᵔᴥᵔ)

1

新しいぼっち

二人とも今までにないキャラと展開でした。

成田が自主的ぼっちで悲壮感がなくてイイ!
それなりに学校の行事も楽しんでたようだし、寂しくないし好きな音楽あるし、よく見たら顔が整ってて歌が上手いって、ハイスペじゃない?これ大学に行ったら絶対モテるよ!

豊島。あるあるなクラスの人気者でぼっち君にも構わず話しかけるタイプかと思いきや。
彼なりのままならなさもあって。
そんなところへ明らかに自分を嫌ってる成田に出会って…。

良い展開でした。そのままでも良かった2人が仲良くなって、より楽しくなって。
豊島が成田に楽しい夏休みを!もっと学校を楽しく!と思ってくれるところ!
成田が豊島にままならなさの原因の1つに向き合わせようとするところ!

高校2年生、体育祭、学校祭、次は修学旅行だね!!きっと楽しくなるよ!

1

DK尊い…

攻)クラスの中心的存在拓郎くん×受)すみっこ男子ひろむくん

ほぼ正反対のようなふたりですがひょんなことから会話を交わすようになり、お互いに(?)興味を持ち始め、高校生ならではのイベント(文化祭とか体育祭とか夏休みとか)を通して徐々に距離が近づいていくのがすごくきゅんとしました!
受のひろむくんがかわいいんだけど、(中身が)すごく男らしくなっていくのが最高に好きです(母心)

続編も決まったようなので、そちらもめちゃめちゃたのしみです!

4

うまい

『カットオーバー・クライテリア』から元々お上手だった絵がもっと上手くなってて感動する。すごい。とても純粋な気持ちで、すごい。このたっぷりページ数全部作画がいい。6話のカラー扉大好き。

「気味が悪い」でスッキリする。1話で終わってもいいけど1話で終わったらBLにはならない。陽の気をまとう攻めを気味悪いキャラにできるところがまず好き。単純な発送だと陰キャ=気味悪いになっちゃうところ、うまい。好き。この気味悪さからどうやってこの表紙になるのかと思いきや怒涛のうまさで話が進む。さらにそこに裕太という存在を絡めてくる。収め方まで一貫して構成がうまい。

3話の終わり、これは好きになっちゃうな、なってるけどもう一回なっちゃうな。負けを認めろよって気持ちになり、すみません5話で敗北宣言したのは私でした。ほんとすみませんでした。かっっっわいい。

ふ(ゆ)ら帝に失礼だろ!ゆら帝聞く人はきっと夜更かしする人だよ!(失礼)

5

アオハル最高ー!

誰からも好かれる陽キャ代表の拓郎とすみっこ男子のひろむ。ふたりの真っ直ぐな想いが眩しすぎて涙腺崩壊注意でした。高校生のきゅんが詰まっていて、体育祭や文化祭などの行事を経て距離を縮めていくふたりの様子が本当に微笑ましい、最初は拓郎に引っ張られているだけのように見えたひろむだっだけど、じつはとても芯が強くてちゃんと拓郎のことを大事に想っているところとか、自分がゲイだということに引け目や、トラウマを抱えているひろむに『おれには言っていいんだよ』って言ってあげた時のふたりとかもう尊すぎて優勝だと思う。

4

久しぶりにキュンキュンするDKのBL

君が悪いのか気味が悪いのか、君変わるのか…タイトルの意味をいろいろ考えながら読み進めていきました。読み終わってもわからなかったけど、きっといろんな意味を含む言葉なんだと感じました。

中学時代も親しい友人に「あまりベタベタしないで。ゲイから」って言っただけで、拒絶された過去を持つ主人公のひろむ。ずっとひとりで過ごしてきました。
それなのに前の席に座る人気者で陽キャの拓郎が自分に構ってきます。そんな拓郎も中学時代に心に引っかかる過去があります。ただ拓郎の場合は人気者キャラのおかげで穏便に終わってしまっています。それに自分が傷ついていたと知るのは、ひろむと付き合ってからでした。

はじめの頃の拓郎は胡散臭いです。笑顔もいい人ぶっているようで。ひろむがハッキリそういう態度をとっているので新鮮に感じていたのでちょっかいを出していた拓郎ですが、半ば無理やり付き合ったりキスをしたりデートをしているうちに、ふたりは互いのいいところだったり悪いところだったり本当の思いに気づいていきます。
体育祭・文化祭という行事や学校生活の中、そして夏休みの花火大会やデートなどでだんだんとふたりが好きになっていく様子が丁寧に描かれています。

また、所々にとてもいいセリフやモノローグがありました。
「お前のせいで毎日苦しい」
ああ、すごく素敵な告白。
後悔してほしくない。それは自分とのことを否定してほしくないから。だってあったものがなくなるのって辛くなるという過去を感じさせられました。
男も女も友だちも彼女もみんな同じぐらい好きで大切だった拓郎が、「特別な人に特別扱いされたいんだ」とやっと気づくシーンもよかったです。今までの周りの人と違う「特別な人ができた」からと思い浮かぶのはひろむの顏。

エッチなシーンは後半にならないと出てきませんが、それが逆に高校生のピュアな感じがよかったです。「学業優先」エライですよね!
もちろん、エッチなシーン、とてもかわいかったです。はじめてふたりで最後までする時のゴムのサイズの話、「これからたくさんしよう」「大人の階段上っちゃったね」と話すふたり。久しぶりにキュンキュンするDKのBLでした。
そして、2度目、だんだんとひろむが気持ちよくなるシーンで「ごめん」って言うところなんてサイコーとしか言えません!!「気持ちがいいのは、悪いことじゃないよ?」と言う拓郎に将来スパダリになるであろうと感じました。

続編も決まっているとの事。
ひろむの歌が上手くて実は顔もいいということが文化祭の後夜祭でバレたその後、きっと拓郎とひろむの周囲が変わっていくと思います。
このふたりがこの先どうなっていくのかとても楽しみです。

4

ホクロカワイイ〜!

安心と信頼の作者様。
今回も素晴らしかったです。

大麦こあら先生が描く女性からもモテるイケメンが恋愛に対しても一途で性格まで推せる攻めが好きです。
今回は受けの子も隠キャだけど自分をしっかり持っているタイプでカッコよくて、でも自分の性的思考に後ろめたさを感じていて、というところがリアルで良かった。
そしてそれを包み込むくらいの攻めのおおらかさ。グイグイ行ってくれるところもひろむくんにはぴったりの相手だと思いました。


陰キャの子が人気でモテモテな相手にだんだんモヤモヤ嫉妬してしまう流れもいいですが、人気者が「自分だけが知ってたのに」ってあとから独占欲じわじわ溢れてくる展開も好きです。
今作はそれが垣間見えたので、大満足。でも拓郎はその欲をひろむにぶつけなかったの、偉かったです。
大麦先生はそういう萌えを所々に散りばめて、でも無駄に冗長させないところもお上手だと思います。
でも拓郎若干パスみを感じたので、爆発したらぶつけちゃう展開も見たいぞ〜!と思ってしまうのは腐女子のサガですが。

そしてなにより萌えたのがホクロ〜!お顔にあるから体にも…と期待してましたが、ありがとうございますと言いざるを得ない。
フェチなのでそれだけでも評価が1ランク上がります。なので本当は神×2なんですが、そんなものはないので大人しく次回作があることを願っております!

もちろん、この一冊だけでもとても綺麗にまとまっていて、読みやすく満足感ありまくりです。
だからこそ、もっともっととどうしても思ってしまうのです。

6

世界を拓いてくれる人。

大麦先生の作品を読むのは、『カットオーバー・クライテリア』に続いて2作目です。
『カットオーバー~』もそうだったけど、初めて読んだときは「思ったよりアッサリだったな?」という印象だったのが、繰り返し読むうちにじわじわと沁みてくる作品でした。

ひろむの方は、わかりやすいんです。
過去に辛いことがあって自分を閉ざしているところはあるけど、卑屈ではないし、むしろ芯が強い。そして可愛い。
そんなひろむが拓郎の影響で世界を拡げていくのは、見ていて素直に気持ちいいです。
体育祭だの文化祭だの、DKものにはありがちだけど、裏方目線なところが良かった。地に足ついたリアルさを感じて、ひろむの頑張る姿に心が浄化されてしまいました。

拓郎の方が、最初に読んだときはわかりにくかったです。
この子は本当に、本っ当に真性の陽属性の人で。
どんな相手でもフラットに受け入れるし、どんな出来事もポジティブに受け止める。それも、努力してそうしてるんじゃなく、呼吸するようにできてしまう。
それが拓郎の長所でもあり、最大のウィークポイントでもあり、ただ一人見抜いたのがひろむ……っていうのがこの作品のキモなんですが。
それにしても、ちょっとぐらいは、弱いところやダメなところを見せてくれてもよかったかなあ。あまりにも、いつも笑顔すぎて。
陰寄りの凡人である私には、少々感情移入しづらいキャラでした。

脇役がけっこう出てくるけどみんな良かったです。
三浦がひろむに変にデレたりせず、でも後半でちょっと壁が無くなってる感じがするのが好きです。まりかちゃんも可愛い。
裕太は嫌なヤツだったけど、「心底安心した」と吐露したときには、思いがけず泣きそうになりました。ダメ人間をそっと救ってくれる作者様、好きです。

ひろむは平仮名の名前が本名らしいけど、もし漢字だったら「拓」かな?

2

新鮮&ワードセンス炸裂‼

とってもおもしろい切り口!
誰からも好かれるようなキャラを「ウザイ」とか「苦手」という言葉で避けるのではなく【鼻につく かな】と、目も合わさず告げる受けのひろむ君…
その卑屈さというか締め切ったシャッター感がいいです
豊島くんの反応と一緒で”ぶは”ってなりました笑
【鼻につく】…うん、すごいネガな言葉なのにこの2人の距離感と空気感の中で繰り出されると妙に納得しちゃう

初めての作家さまですが「言葉選び」「言葉あそび」がお上手ですね
「鼻につく」の使い方もそうですが、そもそもタイトル…!うまいですよね♪
このタイトルだけで読む前から色々想像膨らみます
私は完全にチョットホラー系を想像しました←単純な脳の作りなんですw

結局ホラー要素はゼロだった訳で…しかも!思ってた方と違う方が「気味悪かった」………‼

おもしろくて新鮮なギャップ
結構こういう陽のキャラで表裏あるタイプの場合は後半にかけてその裏が見えて来たり、読者だけが分かってたりするパターンが多いかな?と思うのですが、かなり序盤から受けに見破られる展開、おもしろい!
しかも更に奥深さがまだちゃんとあったりして、表面的ではないキャラの深みと厚みを味わえます

セリフもおもしろいし、行間を表すコマ割りと、とてもシンプルなのに(だからこそなのか?)目の描写でコチラに語りかけて空気感と時間を感じさせてくれる気がします
ちょっと失礼な表現だったら本当に申し訳ないのですが…(。・_・。)
絵が上手い!って感じと違くて…すごく「漫画の上手い」作家さまだな…とワクワクして読めました(о´∀`о)

高校生BLらしいアオハルも感じられるし、思春期ならではの心の葛藤もあるし伏線回収も上手な両視点構成もキャラの感情が分かり易くて良かったです
あと、高校生らしいえっちシーンも少ないながらも厳選された感があってドキドキして読めました
エロ耐性高いけど却ってこういうアオハルど真ん中のえっちシーンって妙に糖度を増して見えてしまって照れちゃう(〃ω〃)
段階を踏んだDKのえっちって最高でした~

続編もあるんですね?!
嬉しいです♡

読む前に想像した感じは1mmもかすってなかったです笑
すんごく素敵な高校生BLで続きがあるらしいですがこの1冊でも満足して読み終えられる内容でした

拓郎の最後の「俺のせいで…」の「せい」の使い方もやっぱりうまかったし心に残るセリフで読後の気分がいいお話し
いやいや…漫画の上手い先生だこと (ღˇ◡ˇ*)♡

8

吸い込まれました

1話目から、2人とも人間味があって引き込まれました。
次回作もでたら買いたいです。

4

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