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どうしよう 声に感じちゃうなんて… ハイスペック溺愛男子×トラウマ持ちのなんでも屋 声で紡ぐピュアラブストーリー
kuchibiru kara ai
純晴× 陸
高校の同級生だった陸と純晴、
大人になって2人の関係が、
純晴の片想いに胸キュン!
その健気な尽くす重溺愛が、
グロさが感じなくて、
ただただ驚くほど深くて温かいのだ!
陸が受験に失敗して、
昔から秀才な弟と比べられて、
心の負荷が重くのしかかり
自己評価もズタズタにしている。
そんな困ったちゃんなんでも屋の陸が、
自営業の純晴に
心だって、生活だって、
完璧に支えられている。
陸が純晴の声に
なんと感じてやらしい気持ちになる!
そして陸の心も
だんだん純晴に引き込まれていく。
という展開の過程で、
純晴が陸に
たまにコントロールできなくて
ちょっぴりエロい行動も見せる。
それに対して
陸の鈍感っぷりが可愛い!
陸の純晴の声への感度がもちろんバッチリで、
純晴とのエッチの時の感度も負けないくらいすごい!
高校の時のエピソードも良かった。
天然なお人好しの陸が、
内向的な純晴を変えてくれた。
2人の間にできた特別な絆は
きっと今の関係性をもっと深くしてくれるものだ。
純晴の一途な愛情、
陸を無条件に愛している姿が、
本当にうっとりしちゃう!
純晴の声が、陸の心に触れて、
両片想いの展開がじれったくて、
声と愛のつながりがもドキドキしてしまう!
この2人のラブを見守りつつ、
ほっこりとした気持ちになりました。
白松先生の既刊作品は殆ど拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
しんみり 3
ほのぼの 2
溺愛 2
エロ 1
な感じだと思います。
溺愛男子×耳が良すぎるなんでも屋のカプです。なんでも屋をしている陸さんは、耳が良すぎる所為で受験に失敗した過去がある。そんな時、支えてくれたのは友人の純晴さん。純晴さんの側も声も心地よくて癒される。でもある日、電話中に純晴さんの声で感じてしまって…。
受験に失敗、親のプレッシャー、兄と比べられる劣等感など、辛い思いをしながらも懸命になんでも屋をする陸さんが健気でピュアで可愛いです。そんな陸くんのことが明らかに好きなんだろうなと分かる純晴さんの溺愛具合が良いですね。陸くんに色々と振り回されている姿にドンマイってなりますが…。
意外にも陸さんの兄との確執は全然無くて良かったのでほっとしましたが、陸さんの考えの甘さにはちょっとモヤモヤしました。無自覚とはいえ、そこはやっぱり純晴さんの誕生日を優先しないとね!あと友達?にはしっかり痛い目に遭えばよかったな。
純晴さんと陸さんの空気感がほのぼのしてて癒されるけど、時折垣間見える純晴さんの執着や独占欲、声に欲情しちゃう陸さんなどのほんのりしたエロさもあって読み易いので、是非とも読んでほしいです。
白松先生の絵が好きなんですよねー。可愛くて、でもほのかにエロくて。
今作は、帯によると、ハイスペック溺愛男子×トラウマ持ちのなんでも屋。それに偽りなしです。大学受験を失敗した受けさんをフォローする攻めさん。
そんな攻めさんの声に感じるようになってーというのがありつつ、新しい仕事などに向き合っていく受けさん。
うーん、何でしょう、お話として悪くはないんですけど、何か…ぶれてる…?うーん?
何でしょう、アオリなどを見ると、受けさんは声フェチなのか?と思いきや別にそうではない。耳が良すぎてーというのがありますが、何か後半それ関係なくなってるんですよね。攻めさんの声を前からいい声、と認識はしていたみたいですが、突如攻めさんの声を聞いて感じちゃった、となるんですが、それが意識するきっかけになった…というには弱い…。声でなく、2人の今まで築いてきた関係性があってこそ仲が深まった、という感じなので、別に声がキーポイントだったという訳ではないんですよねぇ。
トラウマというのも大学受験に失敗したことで、兄と比べられ続けてた実家から逃げ出したというものなんですが…。何でしょう、割とね、受けさん、自分で立ち直ってる感もあるというか(苦笑)
なので、「どんな時でもそばにいてくれてありがとう」というお話なんですけど、そこに加えられているエッセンスがどれも弱いというか…。
せっかくの設定を生かし切れなかったのかな?という感じ。お話としてはするっと読めて溺愛攻め好き!と思えるものの、逆に設定をスルーしすぎじゃない?というのが引っかかっちゃいました。