子連れΩと暴君ヤクザ blooming

kodure omega to boukun yakuza

子連れΩと暴君ヤクザ blooming
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神19
  • 萌×214
  • 萌6
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
6
得点
169
評価数
39
平均
4.3 / 5
神率
48.7%
著者
永乃あづみ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
オーバーラップ
レーベル
リキューレコミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784824005458

あらすじ

「番なんだから何があっても絶対に一緒にいて」あまあま子育てオメガバース第2巻

αヤクザの龍河とついに番になった元Ωシンママの辰巳。
愛息子・理来も大きくなって、新しい家族・相良も誕生。
4人家族で過ごす日常は、楽しいけれどドタバタの連続で…!?
つい子育てを頑張りすぎてしまう辰巳だったけど甘やかし上手なパパになった龍河に支えられて、幸せな日々を過ごしていた。
ところが海外から帰国した龍河の母が現れ、次なる波乱の予感――!?

「俺だってもう、辰巳がいないと生きらんねぇんだから死んだって離さねぇよ」

ドキドキもハラハラもぎゅぎゅっと詰まったあまあま子育てオメガバース待望の第2巻!

表題作子連れΩと暴君ヤクザ blooming

ヤクザの若頭,α
Ω,龍河の番

その他の収録作品

  • 描き下ろし パパとママの結婚式前夜

レビュー投稿数6

増えた家族、極妻と極妻

クズ夫に借金を背負わされたシングルマザー、オメガの辰巳と、取立に来て無理な労働がたたって倒れてしまった辰巳と息子の理久を保護した、ヤクザのお坊ちゃまの龍河が、辰巳の元クズ夫との騒動を経て、おさまるところにおさまって、家族になってからのお話。
この作品はオメガバースですが、オメガがアルファの唾液で発情する、育児中のオメガが子どもを守るために巣作りをする、など、独自の設定がいくつかあるのがおもしろいです。

1巻は、時代劇のようなドラマチックな展開が楽しめました。
2巻は、ほのぼの、萌え萌え、あまあま、が楽しいです。

2人の間に、相良という子どもが生まれて4人家族になります。
さらに龍河両親も登場し、家族に関するエピソードがつづられていきます。

龍河の母親に会った辰巳の感想が、本物の極妻、というのに笑いました。
自分の弱さ、特性、よく理解していて、努力する辰巳がとても素敵でした。
龍河母の登場によって、軽く波乱がありましたが、家族の輪が広がり、家族の絆が深まり、たくさんの愛情が表現されていて萌えました。

1巻でもかなりかわいかった理来ですが、2巻では少しお兄ちゃんになって、できることも増え、おしゃべりも達者になり、さらにかわいさ倍増、倍々増していました。

家族のその先、じじばばと孫とのやりとり、もっと続きが読みたくなりました。

0

どうなる、兄弟の未来!

タイトルに「暴君ヤクザ」とあるけど、1巻はともかく2巻は暴君どころかアマアマでしたw
お姑さんが出てきたので、嫁イジメとか孫をさらっちゃうとか何か一波乱あるか!と思ったけど何もなく。
じゃぁほかに何か起こるかのかと読み進めましたが、何もなく平穏無事でした。
なので、疲れていてホンワカしたいときや、就寝前におすすめです。
絵がきれいで辰巳も子供たちも可愛い!

ただ、これ、子供たちが大きくなったらどうなるんでしょうね。
家を継ぐのは龍河と血のつながった相良で、理来はフロント企業で稼いで弟を支えるとか?

最近、ノルウェー皇太子妃の連れ子の長男が起訴されてました。
彼は荒れた生活からお母さんの再婚で突然、豪華ロイヤル暮らしになったのに、二十歳過ぎたら一般人として放り出されて修理工として働いていたそうで。
半分同じ血を引いた兄弟でも、母の再婚後に皇太子との間に生まれた妹や弟たちには王位継承権があったり、成人後もロイヤルとしての身分が保証されていることで、精神的な葛藤がかなりあったみたいですね。

更木組は、血筋だけでなく、相良の方が可愛い顔して腹が座ってそうなので、組長向いてそうですが。
二人それぞれパートナーをみつけるのか、兄弟BLになるのか?!

永乃先生、20年後の理来と相良のスピンオフよろしくお願いします!






0

新たな家族との出会い

今回はヤクザの組長の一人息子と
2児のママとなった攻様の番のお話です。

攻様との間に第2子をもうけた受様が
攻様と結婚式を挙げるまでの本編と本編幕間短編を収録。

この世界には男女の性の他に
アルファ、ベータ、オメガという第二の性別が存在します。

受様は大学生の時に運命の番のアルファ男性と出会い
息子をもうけますが、幸せな時間は長くは続かず
受様はシングルマザーとなります。

ところが元夫は多額の借金を抱えてた失踪、
その借金取りこそが組長の息子である攻様でした。
受様は愛息の為にバイトを掛け持ちするなど
頑張るのですが、過労がたたって倒れてしまいます。

そんな受様を気に入った攻様にお持ち帰りされ
スッタモンダを乗り越えて番となり、
2人の間には次男が産まれます。

攻様は良き父となり、組長である攻様父も
子供達わ可愛がってくれて家族仲良く暮らしていたのですが
イタリアでホテル経営をしているという攻様母が
孫の誕生を知って急遽帰国すると知らされます。

攻様は母を自由奔放なアルファで他人の話を聞かない
手に負えない人だと言いますが攻様も5年ぶりに会うらしく
受様はにわかに緊張してしまいます。

帰国した攻様母は受様を見て
「ヤクザの家族になるような器には見えない」と評し
受様は(攻様相手の時のように)挑発に乗ってしまいます。

果たして嫁姑バトルの勝者はどちら!?

既刊「子連れΩと暴君ヤクザ」の続刊で
俺様なヤクザの攻様に気に入られた受様の
ドタバタオメガバースになります♪

既刊から2年後、突然帰国した攻様母は受様に
ヤクザとして生きる覚悟を問うような徴発をするのです。

攻様母の徴発に即乗ってしまう受様を見て
攻様は既視感を覚えていましたが、
読者的はさすがは攻様の母って思いましたよ(笑)

どう見ても一癖も二癖もありそうな攻様母なので
嫁姑バトルになるのかと思ったら
どう見ても良きお祖母ちゃんでハラハラ要素はなく
帯の通り『あまあま子育てオメガバース』でした。

続刊なので既刊タイトルを継承していて
攻様母はヤクザの家族になる覚悟云々と徴発していましたが
攻様が暴君なシーンもヤクザ然としたシーンもないので
本作の内容にあうタイトルにした方が良かったのでは!?と
思ってしまいました。

1

子どもがかわいい

前作に引き続きの購入です。

子持ち、オメガバース、ヤクザ、と要素はありますが、子育てメインで"オメガバース"や"ヤクザ"から連想されるものより、ほのぼの/あまあまな成長の物語でした。
雑誌もVERSEと冠しているので、オメガバース要素をもう少し欲しかったで。"暴君ヤクザ"でもなくなってるし。

番となった龍河と辰巳には新しく子ども・相良も生まれ、理来の成長も見られます。
龍河はいつの間にか溺愛ベタ甘だし、子どもたちのエピソードも可愛いし、甘い子育てBLとすれば満点だと思います。

"転"としては龍河ママの登場ですが、満を持しての登場の割に、いいお姑さんで、肩透かし。カッコイイお母様でした。
龍河と辰巳については、相手のために強くあろうとしてるけどお互いに充分支えてもらっているいい関係。すれ違いもアッサリで。

オメガバースだったり、ヤクザだったり、設定面の物語を求めていたので、ほのぼの子育てもよかったけど、ちょっと思っていたのと違うを感じてしまいました。

絵柄は、気合いが入っているところとお疲れのところがあって、ちょこちょこ不安になる…

キャラクターは作り込まれていると思うので、物語の属性やジャンルの方向性が違えばよかったのかな

それでも素敵なご家族に癒されました。

2

嬉しい誤算でした。

前作が好みだったので、楽しみにしていた続編です。元夫の借金が縁で、家族になった3人のその後のお話になります。

1巻の終わりで「赤ちゃんが欲しい…」なんてセリフがありましたが見事爆誕!、4人家族になった甘々子育てオメガバースでした。

この巻の何が良いかって、悪い人が一切出てこないことです。あのクズな元旦那なんて影も形もないし(甘々過ぎて、ウッカリ忘れちゃってました)、姑が登場して緊張するも孫を可愛がる優しいお祖母ちゃんでしたし。
何より旦那様の愛情が溢れてて、「ご馳走様」の一言です。『暴君』なんて一体どこへ!?状態で、嬉しい誤算でしたね。

もちろんお子ちゃまの可愛さは天下一品で、日頃の疲れが癒されました。お預けだった結婚式まで見れて、続編を世に出してくれて感謝です。

2

溺愛ヤクザとの甘い子育生活

龍河(α)×辰巳(Ω)


砂糖よりも甘く、
鼓動を急上昇させる龍河の溺愛で、
2人の夫夫ラブラブ度が神がかっていて、
萌え萌えトロけるハニーエッチが絡んで、
子供たちは本当に可愛すぎて、
幸せいっぱいの家庭での
ほのぼの日々は癒しに間違いなし!


惜しいのは、
『暴君ヤクザ』での
龍河のド迫力や傲慢なイジワルな暴君イメージが完全に消えてしまったこと。
ただの優しいパパになって、
暴君とヤクザの設定が台無しになってしまったのはショックだ。
せめて龍河のカッコいいヤクザの姿がもっと見れたら良かったのに。

とにかく、

あまあま家族子育オメガバースとしては文句なしの満点!
辰巳と龍河の愛が大きな成長を遂げている姿が最高で、
子供たちとの4人の家族が幸せに満ち溢れていて、
読んでいるうちに心がほんわかとする。
極上の幸福感に包まれて、
思わずうっとりしてしまいました!

3

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