身体から始まる運命――

愛だ、恋だの処方箋

aida koida no shohousen

愛だ、恋だの処方箋
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神145
  • 萌×278
  • 萌27
  • 中立4
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
25
得点
1122
評価数
256
平均
4.4 / 5
神率
56.6%
著者
秋久テオ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784758025713

あらすじ

薬剤師で調剤薬局を経営している桐矢凛人はある日、芸能事務所からの依頼で今話題のバンドグループWeltのメンバーでαの佐藤志郎に、抑制剤を処方することになる。
しかし、志郎との初対面でβである凛人は何故か全身が欲情し、志郎に激しく抱かれてしまい――。

【描き下ろし18Pあり】

表題作愛だ、恋だの処方箋

26歳,α,人気バンドグループのメンバー
34歳,β,薬剤師

その他の収録作品

  • after story

レビュー投稿数25

この設定は初めて見た!(※5月15日に2巻が出ます!)

著作では「ギャングの飼い方」が一番好きで、他著作もすごく良いんですが、なかなかあの作品を超えてこなかったんです。でも本作は違った!

「26歳、超人気バンドメンバーαx34歳、薬剤師β」。そう、変異オメガバです。
しかも本作は "運命の番のアレコレを ほぼ完全に薬で制御できる世界"!
この設定は初めて見ましたね。さらには "番が一人じゃない可能性がある世界" です。
攻めはおへそよりも上届くんじゃね?ってぐらいの巨○です。ボクサーパンツぐらいだったら干せそうなんよ。

攻めが早くも1話で「順番が逆になったけど…」って映画デートしようかとか考えてるんですよ…その後のあの笑顔!
あんなにいかついビジュなのに!めっちゃ可愛くないですか?
この瞬間に陥落です(※注:私が)
「趣味は?」で二度目に陥落です(※注:私g
受けがタバコ吸ってるシーンで すでに恋してる男の目なんですよね…攻めが(拝む
でも途中で「結局攻めは体のことしか考えてないんじゃないの?」って受けが不安になるような描写もあって。
すると攻めは「運命じゃなければ (受けと)普通に恋愛ができたのに」と泣くんです。
せつない…男性が簡単に泣くBLがあまり好きじゃない私にも、このシーンは刺さりました。
本編最後でのあの受けの笑顔…恋してるって良いなぁ(しみじみ
描き下ろし最後のガムシロで、受けと一緒に私も笑顔になりました。

<こんな方にオススメ>
適度な筋肉のある、ガッチリ体型の受けをお探しの方

<注意点>
・二人の仲を阻もうとするすっげぇ嫌なバンドメンバーがいます
・攻め狙いのモブ男性Ωがウザいと思う人はいるかも

絵柄がだいぶ変わってきてるのだけが残念で、その点においてだけはやっぱり「ギャング~」の頃が良いなぁ~。
でも手の血管まで描いてくださる貴重な作家さんです。
5月15日に2巻が発売予定ですが、本巻だけでもキレイにまとまってるので、私としては本巻だけ読むのもオススメです。
では、今から番外編の1.5を読んできまっす。

1

攻めの顔が良い

この本を買うのにあたって、攻めの顔の良さが一因でした。絵も綺麗で、繊細な線が私は好きです。
イケメンで俺様っぽいのに、「運命」を信じる純粋な部分を持っている攻め。
バース性が故の恋愛に振り回されて「運命」を嫌う受け。しかもβからの突然変異Ω。
中盤おせっせシーンは切なさがとてもいいです。発情期に振り回される受けのとろとろな顔もまた良し。
書き下ろしエピソードも「お前らお互いのこと大好きかよ。はよ結婚しろ」と言いたくなります。

0

バース性の脆弱さ

志郎×凛人


初対面の瞬間、運命で猛烈な愛を感じる志郎が、
理性なく凛人を抱き潰されてしまう展開に目が充血しちゃう!
突然のΩ変異も慣れず、運命を否定しつつも、
本能に抗えない凛人が可哀想で胸がギュッと痛むけど、可愛く見える!
そんな凛人の波乱万丈な体の変化につれて、
心も動乱し、ジレンマに包まれる姿にグッと痺れながら、
2人のガッツガツエッチに萌え堕ちる!
ドキドキが止まらないオメガバースだね!


薬で定められた本能と運命を変えるという疑問を投げかけてくるのが面白い。

薬剤師のβの凛人が、知的で落ち着いてるけど、
突然Ωに変異してしまいうのが本当に熱い!

イケメン人気バンドマンの志郎(α)が、
運命の相手の凛人に拒否されても諦めず、
徐々に発展していく2人の絶妙なエチな関係性から、
凛人がいろんな葛藤を抱えていくのがさらに加熱させる!

結局、バース性が脆弱で、
そこから生まれる愛が甘いだけでなく、
苦い部分も感じられるというバランスがとっても良かった!
突然の変異が、2人にとって幸せへの扉を開いたと言えるでしょう。
ハートをガッチリ掴んで、読むのをやめられなかったです!

0

運命にぶつかる

試し読み部分が結構衝撃で、そのまま購入。
オメガバース作品です。

主人公は薬局の薬局長さん・桐矢、ベータ。
抑制剤の処方等、第二性絡みで人々の悩みを聞いたり、第二性の薬学講座で勉強したり。しかしやはりβなのでどこか他人事。
そんな時アルファのタレントさんへの抑制剤処方の依頼があって、有名人なので深夜に訪問したい、と。
ところが…‼︎
…と始まります。
顔を合わせた瞬間、お互いに衝撃が走り、その衝動には全く抗えず怒涛のように性行為に雪崩れ込んでしまった2人。
αの志郎は桐矢が「運命」だとすぐに悟るんだけど、βの桐矢は受け入れない。
しかし、桐矢は後天的にΩに突然変異していた…というのが本作の独自設定。
桐矢はとにかく自分の変化も志郎の事も受け入れず、しかし不安定な性欲でカラダの関係だけはあり、みたいな。
一方、志郎は人気スターなのにとても誠実なんですよね。
確かにはじめは運命だから、が先に来てるけど、桐矢その人を想うようになって不安定な桐矢を気遣う。
だから読者としての私は、一向に志郎を受け入れない桐矢にイラッ。
もちろん最終的には桐矢も決して諦めではなく新しい自分、新しい関係性を受け入れて行くんだけど。
なんかラストがね…ここで終わり?みたいな感じがありました。ここから甘くなって行くのに〜って。
あと、個人的にハの字眉毛が苦手なのです。
桐矢さんとストーリーは萌、迫力あるエロシーンと志郎は萌x2、総合「萌」で。

1

続きが気になる!続編希望

秋久テオ先生の漫画はどの漫画も本当に続編を書いて欲しいものが多いのですが、今回この作品も続きが気になる事間違いなしの作品です。
秋久先生のオメガバースものはこんな展開がくるのかぁと思いながら1回読み、2回目すぐにまた噛み締めて読破
秋久先生漫画のメガネ受け作品の中で1番せつなく、でもごめんなさい、あたしは秋久先生作品では黒髪メガネ受けキャラでは2番目に好きな受けキャラでした!※あたしの中では秋久先生の漫画の黒髪メガネ受け1番好きキャラは騎士様~の主人公なので…

2

愛だ、恋だの処方箋

大変面白かった
運命の番なんて、都合の良いものだなと考えさせられるのが興味深い

突然変異、しかも男で年上
相手はとても魅力的であれば引け目や負い目を感じるのは当然で
そこからお互いの気持ちを確かめるまでがとても丁寧に描かれていて共感できる

どちらの気持ちも描かれているので、とても良く分かるのが好き

最初から身体だけ惹かれあって、理性ではどうしようもないことを経験しているからこそのやり切れなさがもどかしい

過去の恋愛での辛さも相まって、防衛してしまうのも頷けるし、若さ故の勢いがそれを絆していくのも心地良かった

続編が決まっているようなので、これからの展開に期待です

1

そこで終わるか

秋久先生は絵柄が好きだけどお話の相性が悪いって印象だったところ、絵柄がなんだか変わった?ちょっと歪みがあるというか、わざとなのかな?絵についてあんまり言うと失礼ですが…
そして今回は絵柄に違和感はあるのにお話はとても好きだったから勿体無い!!!で、そこで終わるか〜〜〜〜って辛さ。盛り上がってきたところじゃないか!!!!皆さんのレビュー見てもそういうご意見が多い。
幸せな凛人さんがこれから沢山見られそうなのに、不幸続きでどんよりしてて、最後ちょっとだけ上向きで終わった…凛人さんの心からの笑顔のシーンをください。

0

運命の番システムの概念とは、みたいな

まず絵が好きで買った。
めっちゃよかった。

「運命の番」と出会ったら、それは”最高の運命なんだから幸せになる”
という一般的なオメガバース作品にありがちなシステムの概念をぶっ壊してきたなっていう感じだった。

薬剤師βの受けが、アイドルバンドマンのメンバーの攻めαで担当薬剤師になり、薬を受け取りに来たところから始まり、運命の番で事故セックス
その衝撃で受けはβだったのに突然変異でΩになります。

主人公Ωの親族は運命の番に逃げられて精神崩壊
世界線的には、運命の番で必ずしも番うべきという感じではなく、そうならなくてもいいような薬まで開発されているような世界。

それで運命の出会いの衝動でβからΩに代わってしまった受けだったけど、その運命というものに従った結果精神を病んでしまった親族がいるので、「運命の番だから」という理由で相手を決めることに意味はないと思ってる受け。

攻めは攻めでフェロモンのせいで穴扱い ひどい
本能に従った結果心が伴ってない片鱗が見えて二度と会わない宣告をされる攻め

読んだらわかるんだけど、親族のこともあって世の中の常識みたいなものに感情もままならないまま流されるのが嫌だったんだなって
結局30代で恋愛が下手なおじさんだっただけで気持ちはあったんだなって

身体から始まる恋愛にも否定的だったけど、きちんとそこから始まる恋愛も、お互いちゃんと知ろうとすればできるんだよって感じのいい話だった

相手のこと知りたい気持ち大事

受けは、ホットコーヒーはブラックだけど、アイスコーヒーは甘いのが好きだから
ミルク1つとシロップ2こなの
という会話を以前にしていた2人

最後のページで何も語られず描写だけで「お前のこと知りたい、おぼえたい」が「俺のこと覚えてくれてる」
のアンサーで表現されててオサレすぎてぐああああああああああとなった

エッチなところは申し分ないですが、事故めばっかりなので愛があるのは最後だけです。
ほんの分厚さは標準的。

内容しっかりしているので読みごたえはあると思います。
単純明快運命の番だ!!!!くっつこう!!!!みたいなオメガバースにちょっと飽きたな、ちょっと違う方向のオメガバース読みたいよって人向けかなと思います。

絵が好きだから作家買いかな!

3

良かったー

志郎が年下攻めで一番好きかもしれないです。絶倫、一途、ギャップ萌えetc...私が攻めに求めているものを全部詰め込んだような完璧な攻め!さらに体の凛人との体格差と肉体美が最高にエロかったです。凛人は母親が運命の番と出会って不幸になったため志郎を何回も拒絶しますが、それでも凛人が心配で薬局に通い詰める志郎が愛おしかったです。とても良い作品でしたが、強いて言うならエッチがもっと見たい!続編出ないかな...と密かに待ちたいと思います。

2

少しだけもったいない

バンドマンのαとβから突然Ωに変化してしまった薬剤師が実は運命の番で…というお話。

個人的な感想ですが、正直出会ってからお互い受け入れるまでの展開が早すぎて、少しもったいなかったなと思いました。

受けの突然変異した自分を簡単に受け入れることのできない気持ちと、攻めの運命だから本能的に引かれてるのか悩む気持ちと、設定が良いだけに上下巻でもっと深掘りしても良かったような気がします。
展開が早すぎたことで結局運命に抗えない絆され受けか…という印象になってしまいました。

でも受けに出会えたことが攻めにとって一番の処方箋だったのかな?

後バンド仲間との一悶着もありましたが、しっかり和解したのかも曖昧で少し残念でした。

なのでここからちゃんと好きあっていく二人の続編があって欲しいです。
他のバンドメンバーもすごくかっこよかったのでしっかり登場してほしい!

2人のその後を期待しています。

0

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