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お前を俺のものにできるなら手段は選ばない
tokyo rinkaiten
恭平と結人の物語。
この二人に平穏は訪れるのか、救いはあるのか。
読んでてずっと胸がキリキリ痛かった…先が読めずページをめくるのが怖い時もあった。
結末を知ってからも読む度に胸が痛い。
涙が溢れてしまう。
BLの枠に納めてしまうのは勿体無い。と思える作品。
4月の東京シリーズの最終章なのでしょうか?
物語に出てくる全ての人の甘々な続編が読みたい。切に願います。
凄かった。。。!
「東京ー四季ー」のレビューで「4月の東京は・・・」はストーリー性、「東京ー四季ー」はキャラの動かし方がそれぞれ印象的に上手いな、、、的な事を残したのですが、、、
この「東京ー臨界点ー」は「四季」で魅せたインパクトのあるキャラの後ろに隠れていた、そのキャラに至る背景を予想しない角度から鋭利に切り込んで魅せ付けて下さいました…!
正にシリーズで読んで来た重みが分かる1冊
「臨界点」というサブタイトルが秀逸過ぎて鳥肌立っちゃいます(>ω<)‼
神宮寺と恭平、それぞれが行き着いた臨界点の先にある未来
臨界点は決して終わりじゃない
「限界」ではあるけれどそれは「変化」の兆し
この2人にもそしてこのシリーズ自体にも通じる、これ以上ないサブタイトル!!
すごく含みもあってカッコの良い終わり方です!
この作品、作風、キャラだからこそのスパイシーな感じも合っています
でも、、、出来たらやっぱり早乙女兄弟の済生と早乙女家への一矢報いる未来も見たい… (>ㅅ<)‼と、凡庸な私なんぞは思ってしまうのですが、、、
是非、臨界点を迎えた6人の変化した後のお話しを読めたら嬉しいです!!
はぁーーー!
読み切ったーーー!!
一気に読んで、レビューの為にまた読んで、、、と、最高に濃密で浸れた時間!
充実、充足です٩(♡ε♡ )۶
修正|シリーズ全作高修正の白細短冊!(シーモア)
『4月の東京は…』→『東京―四季―』上下巻、そしてこちらの「臨界点」。
骨太で重く、緊迫感のあるストーリー展開に圧倒されました。
文字通り「息つく暇もない」感じ。
「臨界点」は前作に続き、神宮寺×恭平。恭平は「4月の東京は…」の蓮のお兄ちゃんですね。
神宮寺の見せる、狂気のようにも思える恭平への執着。
恭平をそばに置いておくための手段が凄まじく(IQ測定不能の天才ですからね…)、ゾクっと恐怖を感じました。
一方受けである恭平もまた、言葉では拒否しながらも神宮寺を必要としている。
ずっと抱えていた寂しさを埋めてくれる存在が、神宮寺なんですよね。
まさに共依存。
甘い甘い愛とは言えず、狂気が見え隠れする…いや隠れてなくてはっきり見えるけれど、確かにそこには愛があると感じられる。
互いが互いにとってかけがえのない存在になっていく過程がしっかりと描かれていて、読後はしばらくほう…っと放心状態に。
絵柄はちょっと好みが分かれるかなあと思いますが、重くて読み応えのある作品をお求めの方に、ぜひ読んでいただきたいシリーズです。
このお話のepisode 0 を雑誌で読んだときから完全に掴まれたものでしたが、コミックスになって改めて読んでも、やはり良かったです。
「4月の東京は…」の主人公である早乙女蓮の兄、恭平のお話で、「東京 四季」上巻にもこの神宮寺×早乙女恭平 のお話は収録されています。
壮絶な生い立ちの神宮寺は、測定不可能な高いIQを持ちながら、冷めた目で周囲を眺め、色々なことを諦めたり達観したりしながら生きてきた。そんな彼が唯一心惹かれたのが早乙女恭平で、次元が違うけれど言って見れば一目惚れ。結構な執着のもと、決して断れない口実で絡め取るように関係を持つ。
一方の恭平は、例の事件で蓮が家から追い出された後、「唯一の」早乙女家の息子として双肩にすべてを背負わされ、成績の上位や医学部合格を強制させられる。切迫していた高校~浪人時代、恭平を救ったのは間違いなく神宮寺だと思います。
ということで、お互い境遇が特殊過ぎて見えづらいのですが、「4月の東京は…」と同様、初恋とそれを実らせる話です。
彼らにとっては素直に認識しづらいかも知れませんが、お互いがお互いをどれほど必要としているかということが伝わってきます。
二人とも育った家庭で苦労して、心の中の何かが欠けている。
決して補い合うような優しい関係ではないのに、共にあることが最良に見える。
ピースが欠けた状態のまま、それでも二人でいることで、ここから先の毎日が輝くのだろうと思えます。そういう彼らを応援したくなりました。
子供の時に子供らしくいられなかった神宮寺が、何もかも片が付いて恭平と心が通い合ったあと、ものすごく楽しそうに笑ったり、子供っぽいことを言ってじゃれたりしているのが愛しくて、心から良かったと思えました。
コミコミさんで購入したので4Pリーフレットが付いてきて、早乙女兄弟がお互いの彼氏をつれて4人で対面するというおまけのお話でした。
可愛かったです。兄→弟がやばいですね。
追記
レビューをアップしたあとに、電子特典で14pのコミックがあると知り、読んでみました。
驚愕!
こ、このあとの再会の場面は脳内補完なのですかー!!うわー!
(みなさまぜひ電書の特典を……)
東京シリーズが大好きです。
歪んだ愛情を受けて育った恭平。
命がけの執着の神宮寺。
加害者側の親子。
早乙女兄弟。
愛っていろんな形があるんだなって思える1冊でした。
2人のその後が見たくて、電子と紙をアニメイトで購入!
インタビューで東京シリーズ最終作とありましたが、、、
お願いです。
2人の幸せな日々、兄弟の再会後を
読ませて下さい。
楽しみに待ってます!
『東京―秋・冬―』では恭平と神宮寺のことがよくわかりませんでした。
短かったしね。
情報量が少なかった。
いやー、二人とも印象が変わった!
恭平は出来る弟の蓮のこと、どう思っているのかな?
やっぱり嫉妬とか恨みの感情が強いのかな?と思っていたけど、そんな単純なものじゃなかった。
それは同じ冷酷な境遇に生きる同志のような気持ちだったり。
すぐに目を逸らして逃げる自分への自己嫌悪だったり。
対して、逃げずに行動を起こした蓮への憧憬。
大変な時に何もしてやれなかった(してやらなかった)という、本人が言うところの「後悔と罪悪感」。
でもとにかく、恭平は蓮のことが大好きなんだよね!
このことは恭平にとっても蓮にとっても本当に救いだ。
そして読み手の私の心も救われたよ。
改めて、「サイコ」…サイコパスって何だっけ?と調べてみると、サイコパスとは「反社会性パーソナリティ」で、主な特徴としては利己的・自己中心的、他者に共感出来ない、平然と嘘をつく、良心が欠如、罪悪感が皆無……などがあるそう。
神宮寺は本当の意味ではサイコパスではないですね。
ある一面を表した渾名なんでしょう。
ただの、一目惚れ拗らせてなりふりかまわず手に入れようともがく、一途でかわいい男です。
神宮寺の下の名前は結人。
まぁなんて不似合いなと思っていたけれど、電子書き下ろしを読んで納得。
恭平と蓮を再び結び付け、和真と神宮寺も交えて新たな関係に結び合わす立役者になるのね。
この後、4人は早乙女家に復讐することになるんだろうか?
全員が本当の意味で幸せになって欲しいと切に願います。
そんな姿が見られる続編を、切に切に熱望いたします!
『東京-四季-上』の「秋」「冬」の続きを読みたいと渇望していたので、『東京―臨界点―』で再び結人と恭平のお話を読めて嬉しかったです。
謎に満ちていた結人の過去が壮絶過ぎて、彼が天才だったからこそ生き延びて恭平と出会えたと思うと感無量でした。
ネタバレ無しで読んで欲しいので多くは語りませんが、今作では結人の過去と現在においてまともな大人が登場していてその事だけが救いだったように思いました。
そして恭平がやっと最後に呪縛から逃れて、逞しくなってたことが嬉しかったです。今作はなかなか衝撃的な内容が多かったと思いますが、それ故に凄く読み応えがありました。結人が恭平を見つけたシーンが後に恭平視点で描かれているのも良かったです。
衝撃的、強烈、脳内バグる興奮で面白い!
サイコ神宮寺のえげつない頭脳最高!
味わった事のない一歩先ゆくstory展開!
是非、東京-四季-上巻と一緒に読んでほしい。
「東京四季」上下巻を読んだときにこのカプが一番気になったので今回読めてすごく嬉しかったし内容も良かったです。
神宮寺くん。。いやもう壮絶すぎる生い立ちで・・・。
恭平くんもなかなかですが読んでいて目を逸らしたくなるようなところもありました。
それでも痛い・苦しいだけじゃないので作品にのめり込んで読み進めました。
最後の最後まで予想ができなくて告白・・・プロポーズもふたりらしい会話で。
やっと結ばれたところで終わってしまったのでもっと読んでいたかったなあ。
「東京ー四季ー」上巻の続編です。
シリアスですが、ストーリーとても良かったです!
四季の攻め神宮寺くんもサイコでしたが…今回は過去も描かれていて壮絶でした…詳しく描写ないですが…襲われて噛んだ場所局部ですよね…あれ…。
その場に居合わせた先生も大変そうですが、親身になってくれる先生に出会えたのは救いでした。
起承転結凄すぎて…凄いという語彙しかないのですが、ハッピーエンドなのでそこだけは安心して下さい。
プロポーズのような場面もあり、良かったです。
紙本購入
修正は白短冊です。