君の瞳は宝石よりも

kimi no hitomi ha houseki yori mo

君の瞳は宝石よりも
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神10
  • 萌×24
  • 萌12
  • 中立3
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
7
得点
105
評価数
32
平均
3.5 / 5
神率
31.3%
著者
櫻井ナナコ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784199609473

あらすじ

日本人離れした、自分の瞳の色が大嫌い――
植物園でアルバイトをしている月麦は、
コンプレックスの瞳をカラコンで隠している。
バイト先の先輩に片想いをしているのも、
誰にも言えずに過ごしていた。
ある日バイト先にやってきたのは、
ジュエリーデザイナーをしているという青年・啓斗。
初対面なのにやけに馴れ馴れしくて、
啓斗は植物だけでなく月麦に興味を持つ。
しかも月麦がカラコンをつけているのを見抜き、
せがまれて裸眼を見せるはめに。
「宝石みたい」とキラキラした目で見つめてくる啓斗に、
いきなりキスまでされてしまった!?
その上、好きな先輩に顔が似ている
という理由だけでナンパしてきた人と
関係を持っていることまで知られてしまう。
何もかも上手くやってきただろう啓斗には、
自分の気持ちなんかわからない――
「あなたには関係ない」と突っぱねるけれど、
「君のことが放っておけない」と言う
啓斗に抱かれてしまい…!?

表題作君の瞳は宝石よりも

一色啓斗、ジュエリーデザイナー、25歳
綿谷月麦、植物園職員、18歳

その他の収録作品

  • 番外編 ぜんぜんたりない
  • カバー下 あとがき

レビュー投稿数7

大好きな作品の一つになりました♡

大好きなお話でした(⋈◍>◡<◍)。✧♡
明るくて自由人な啓斗と自身を好きになれず不器用な生き方をしている月麦。
初対面から距離感とコミュニケーションがバグっている啓斗に苦手意識を抱きながら不承不承な態度で仕事する月麦だけれど全く意に介さない啓斗が面白かったです!そのせいで池に落とされちゃったのは笑いました(≧▽≦)
月麦のコンプレックスである「瞳」を一瞬で見抜く啓斗、池ポチャを引き合いに裸眼を見せることになった月麦。とても綺麗で強く惹かれたのだと思うけど突然の『キス』にはビックリしましたし、そのあとの軽い口説き…。
もう一つの月麦が抱えている「秘密」までも暴いてしまう啓斗。本心からの言葉なのか彼を気にして心配はしているようだけど…狡い大人な言葉に抵抗できない月麦に手を出すけど、最後までしませんが。
本当に啓斗がなにを考えているのかが分からなくて、月麦も私も翻弄されっぱなしでした♪

そんな唐突な出会い方をした2人の関係!
啓斗は相変わらずの飄々とした態度で月麦を構いに来るし、月麦の叶わぬ「恋」にアドバイスをするも言葉選びが良くなく怒らせてしまう。でも啓斗の言っていることが正しいと理解している月麦は告白をしフラれましたが、やっと前へ進めることができて良かったです♪そしてこの前の謝罪に来た啓斗と仲直りした月麦、彼と出会ったことで振り回されているけど変わることができたのも彼のおかげだと実感してお礼を言えるなんて偉い子だなぁ~と思いました(^o^)

ここから2人の関係にも変化が起こり、植物園に頻繁に来る啓斗と気軽に会話する関係に!月麦の語る「植物」の説明と啓斗の語る「鉱物」の話で『共通点』『興味』を持ち合い2人の『時間』がゆっくりと築かれているのが伝わってきました♡
啓斗の工房に訪れることになって、そこで知る彼の性格と感性‼︎
そしてここでも啓斗の狡い口説き…遂に身を委ねた月麦。今まで後ろめたい気持ちで身体を重ねて罪悪感を抱いていたけど、啓斗によって蕩けさせられ快感を知った月麦の吐露に優しく受け止めて包み込む言葉をかけた啓斗。このシーン、とても印象深くて好きでしたଘ(੭´ ꒫`)੭̸*

明確に『好き』と告白をしないまま身体の関係で恋人みたいに過ごす2人…月麦は啓斗に惹かれているのが分かるけど、啓斗は飄々すぎてイマイチ本気か疑わしくみえる(笑) 好きなんだろうけど‼︎
月麦の「瞳」ばかり気にしてるから…彼勘違いしちゃってるし(´つω・`)
雨宿りのキスシーンとても好き❤︎

啓斗の兄・貴博の登場で…あぁ〜‼︎
お兄さんストレートすぎてキツいよ(泣)
でも助手・今井くんと兄・貴博から指摘されるぐらい啓斗は奔放すぎだということも分かりました。
離れたことで気づく相手のこと、啓斗も月麦もやっと心から『好き』で共に居たいと思える人に出会えて良かったです♪
2人の再会と会話のシーンとても素敵だなと思いました‼︎

本当に心から結ばれたシーン最高でした(੭ु ˃̶͈̀ ω ˂̶͈́)੭ु⁾⁾
精一杯月麦に尽くす啓斗の表情も甘やかされて蕩かされている月麦の表情も満足度Maxでした❤︎
啓斗に出会ったことで、自身を受け入れることが出来て変わることができたことを感謝し与えてもらうばかりでなく返せるようにと考える月麦の優しさにほっこりしました(๑ ̄∀ ̄)
これからの2人も穏やかに日々を過ごして愛を育むんだろうなぁ〜と感じた物語でした♡

キャラクターの表情や目の表現が絶妙な変化で心情が伝わってきて好きでした!
啓斗といる時の月麦の表情がコロコロ変わって可愛かった(。◕ ∀ ◕。)
えっちの時は蕩けていて快楽に弱い月麦だけど意外とガッツリさもあり若いなぁ〜って思った‼︎笑
今まで啓斗に振り回されていた月麦だけど…今度は月麦が啓斗を振り回してほしいなぁ〜(*⁰▿⁰*)
啓斗、これからも頑張れ‼︎笑

0

ほんとにアッサリ

他の方のレビューを見てて、アッサリしてるのか…と思いつつ、でもこの作者の他の作品が大好きだったので購入してみましたが…驚くほどアッサリ!想像以上にアッサリ!受けの子が、ちょろすぎる…1巻完結だから、話が進むのが早いのは仕方がないんだけど…それでも、びっくりするほど話が進むのが早い印象でした。
1話と2話はじっくり読んでいましたが、あまりにもアッサリなお話だったので、サラッと読了しました。
アッサリと話が進む割に、えちちなシーンは割りと多め。

0

綺麗な瞳に惹かれる

日本人離れした瞳の色がコンプレックスで暗い色のカラコンをしていたり、人の顔を見て話すのが苦手だったり、職場の既婚男性に片想いをしていたり…
月麦についてのエピソードは冒頭部分からいくつも明かされていて、それを啓斗との出会いに絡めて回収していくような展開になるのかなと思っていましたが…
ひとつひとつをあっさりとクリアしていくので、月麦のコンプレックスや悩みが軽いもののように感じてしまいました。

彼の性格からいって片想いしていた相手にももっと色々考えていたことはあっただろうし、顔が似ているだけの人に抱かれる虚しさに苦しんでいただろうし。
それが啓斗の軽いノリと同じ流れで過ぎていってしまったのはちょっぴりもったいなかったなと思いました。

でも個人的には啓斗のような軽くて運だけで生きているようなキャラは好きなのでアンバランスっぽいふたりのやり取りも楽しめたし、実は啓斗のほうが月麦との出会いで人生変わっていくんじゃないかなーというような結末も良かったです。

月麦のコンプレックスの部分を詰め込まずにもう少しスッキリしていたら、ふたりの関係が変わっていく様子がはっきり見えてもっと萌えられたかなと思いました。

0

アッサリ、いつの間にか

過去作も何冊か読んでいる作家様です

今作は、設定の意味も恋模様もよく分からないうちに終わってしまいました。
読み応えなく、モヤモヤが残ってしまった。

植物園職員の月麦は、既婚者の上司に片想いし、似た男性と関係を持つことで自分を保っていました。そこへジュエリーデザイナーの啓斗が取材にやってきます。土足で踏み込んでくる啓斗に苦手意識を持ちつつも、背中を押してくれたり、天然な一面を見て、次第に一緒にいることを心地良さを覚えていきます。

月麦はクウォーターで日本離れした瞳にコンプレックスを持っていましたが、啓斗はそれに惹かれます。ジュエリーデザイナーとかけてタイトルのように"宝石"と比較しているのだとは理解できました。
ただそれだけで、"瞳"も"宝石"も"植物園職員"も"ジュエリーデザイナー"も物語の核心かと言えばそうとは感じられず、、設定が活かされていないように思え残念でした。

大きくは、正反対のふたりが交流するうちに意外な一面を見つけていき惹かれる物語、だと思います。
そこに彼らの属性があって深みや物語の特徴が出るのかと思いますが、数回触れる程度で、その設定や属性を持たせた意味が勿体なく感じました。

設定は珍しい感じだったのに、そこに踏み込まれなかったので、スルスル読めて、恋模様もよくあるようで結局どこに惹かれたのかわからず、スッキリしないままサクッと終わってしまいました。

軽く読めるのに、雰囲気だけで、疲れてしまう1冊でした。

野外のHはなかなかよかったです。

4

ジュエリーデザイナー✕植物園職員

月麦が働いている植物園にジュエリーデザイナーの啓斗がやって来るところから始まります。

月麦は同じ植物園に勤めている妻子持ちの山川に片想いしており、山川に似ている男に抱かれています。
片想いを拗らせている月麦が啓斗に窘められてすぐ山川に告白するので、展開が急だと感じました。

また、啓斗は月麦に振り向いて欲しくて、月麦もそれに応えてセックスしたはずなのに恋人ではなくてセフレ関係になるのも腑に落ちません。
啓斗兄に「たぶらかすな」と言われて反論もせず月麦を追いかけない啓斗にも違和感しかなく、ツッコミが追いつかなくて興醒めしてしまいました。

シーモアはトーン修正でした。
ハイキングで雨宿りしている屋根付きのベンチでえっちするのはナシだと思います。
描き下ろしで月麦が一度では足りなくて啓斗を襲うところは可愛かったです。

2

絆されて、自分の悪い癖と向き合って

月麦19歳 植物園のアルバイト 自分の目の色が嫌いで、カラコンをつけて生活している。そして、同じ植物園で働く妻子持ちの男性が好き。叶わない恋だから、ナンパしてきた似てる人に着いていってしまうほど。
そんな月麦のカラコンを見破り、裸眼を綺麗だと言ってキスしたのがジュエリーデザイナー啓斗25歳。陽キャで、月麦に興味津々。人懐っこく月麦に近づきます。そして、ナンパした人物とホテルに入ろうとしていた月麦を連れ出し…。

月麦が、啓斗の影響で良い方向に変化していくのはよかった!啓斗も憎めない無邪気な大人という印象。ただ、啓斗が優しいんですが色々と軽すぎて、月麦本当にその人で大丈夫?と余計なお世話なことを考えてしまいました笑
コンプレックスの話ではありますが、啓斗がふわふわとした大人なので軽ーく読みたい時に良いと思います!

1

初対面のキスと惹かれ合う

啓斗×月麦


個人的にはちょっと微妙かもしれない。
全体的にドキドキするよりもなんか違和感があるかな。


18歳の植物園職員の月麦が、
自分の瞳の色が大嫌いでカラコンでごまかしている。
彼に出会うのは
25歳のジュエリーデザイナーのイケメン、啓斗。

初対面なのに、
月麦が啓斗にノリノリで接してくるし、
カラコンのことも見抜いて、
裸眼を見せるようにせがんでくるし、
キスまでして・・・なんなのこの人?って感じだよね。

さらにその日、
月麦が仕事先の好きな先輩に似た人とホテルに入るところを
啓斗に目撃され、
成り行きで2人がエッチなことをするに。

啓斗が月麦に自分のこと大切にしなきゃと言っているくせに、
啓斗自分の行動が全然そうじゃないじゃん!
初対面ですぐに手を出すなんて、
遊び人の匂いがして体目当てしか思わない。

しかも2人すぐに体の関係に発展し、

啓斗が月麦の目が宝石のように興味津々というのも、
それだけで好きになるの?ちょっと怪しい。
月麦も啓斗のことがなんで好きなのかさっぱりだし、
感情のないまま惹かれ合っているのか納得いかないね。
なんか軽い感じがして、
愛情のようなものが全然感じられない。

月麦があんなに先輩が好きだったのに、
ふとした瞬間に心変わりするなんて、
少し軽い印象を受けるね。

それに外でのエッチって、
ちょっとやりすぎじゃない!?

啓斗の兄の登場も、
誤解を生むために無理やり導入されているように感じられるし・・・

でも、絵がキレイで描写が細かくて、

月麦の目は宝石よりも輝いていると思うと、
本当にそう見える!
彼の可愛さと健気さが抜群で、
カッコよくて明るくて自由奔放な啓斗との組み合わせが最高で、
エロさもたっぷりで萌えるし、
視覚的に十分に満足できる!
やっぱり一番嬉しいのは、
2人が幸せな未来を迎える姿を見ることです!

4

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