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tonari no kare
さらっと軽く楽しく読めた。
隣に引っ越してきた大学生松田をいじる八乙女。松田が八乙女を気になり始め…。
おとなしそうな顔して押しが強くいじっぱりで年相応の子どもっぽい松田を八乙女があしらったりほだされたり。
大人な八乙女がよかった。
電子でキャンペーンをやっていて、
木下さん好きだし、サンプルみたら攻めさんかっこいいしで
読んでみたのですが…
高評価のレビューが多いなか水を差してしまい
大変申し訳ないのですが、私には合いませんでした。
松田くんはとてもかわいいです。純粋で一途で健気。
八乙女さんも単体だったら魅力的なキャラだと思います。
彼の状況のあらゆることが切なく、何ともほうっておけない。
…とは思いますが、この二人のカップリングとなると、
お互いの気持ちに差がありすぎて、すっごくもやもやしてしまいました。
だって、八乙女さんはきっと松田くんでなくてもいいよね…?
2度もアパートに押しかけてきたセフレと、
松田くんの自分に対する想いを承知しているのにも関わらず、
2度ともキスってそりゃないでしょ…
死んだ後輩を心に残したままの八乙女さんには、
松田くんの一途な想いがもったいない…!
まるで都合のいい男みたい。そんなにいい子なんだから、
ちゃんと好きという気持ちを返してもらえる人と幸せになってほしい!!
と思ってしまいました。
八乙女さんが松田くんの愛によって後輩への想いを昇華させ、
きちんと彼を好きになるまでが描かれていたら、
もしくは、これが切なさを前面に押し出した、
シリアスなお話だったら受け取り方も違っていたかもしれません。
気持ちはさておき(にみえる!)体の関係はできつつ、
でも、ちびっこも出てきてのほのぼのテイスト。
うーん。納得いかない。
すみません、きっと個人的な好みの問題なのですが。
今まで萌えなかった作品のレビューはしなかったのですが、
購入を迷っている作品ではマイナス評価のレビューが
とってもありがたいことに気づき、レビューさせていただいた次第です。
ちなみに、木下さんでは由利先生と浪漫のお国が大好きです。
表紙見ただけでは中身を思い出せず再読したので忘れないために、レビュー書きます。
大学入学と同時に一人暮らしを始めた松田くんと、お隣に住む子連れの八乙女さんとのお話で、最初は警戒してたけど次第に交流を深めていって…という良くあるパターンのお話です。
ただ20歳前後のノンケが、よれよれぼさぼさのジャージ姿&無精髭おっさんの事を好きになってしまうというのはちょっと無理がある…というか、八乙女のことを好きになるような恋愛要素が見つからないので、何でそこまでこのおっさんに入れ込む事になったの??と松田くんに問いただしたい気分でいっぱい。
隣人付き合いをするうちに思っていたよりもいい人だ…と好印象に繋がっていくのはわかるのだけど、それがどうして恋愛感情に繋がるのかが判りません。
そして八乙女は手に負えない感がいっぱいの大人。
好きで好きで好きで好きで好きでたまらなかった後輩が自分の妹と結婚することになった。
それを聞いた時に心の底から憎んで、二人を呪って、生まれてきた子供が死ねばいいと願った。
そうしたら、二人は子供を残して事故であっけなく死んでしまった……。
子供は嫌いだけど、大好きだった人の忘れ形見だから育てている。
後輩に関する回想が時折登場するんですが、八乙女の中で後輩は今も生き続けていることがわかります。
後輩の思い出に囚われ続け、もう何も望まないと言い、彼と一緒に自分の心も死んだという八乙女。
うわー…って感じです。
もし自分が好きになった人にこういう哀しい過去があり、「あいつと一緒に自分の心も死んだ」みたいに言われたら、もうダメだーって思って自ら恋に終止符を打ちます、私なら。情けないけど。
だって死んだ人には敵わない………って思うから。死んだ人の記憶っていつまでも美しいままじゃないですか。
だけど松田くんは強い!
今でも好きなんですか?とズバリ聞いて「好きかもな」という返しにもめげず、「でももう彼は嘉彦さんのことを好きになってくれないよ。だってこの世にいないんだから。」と言えちゃう。
そのうえで「俺なら〜」と切り出すんです。
なんて強いハートの持ち主なんだろうと感心するし、その真っ直ぐさに八乙女の心の穴も塞がってくれればいいなと思うんだけど、塞がるかなぁ〜どうかなぁ〜とも思う。
今の八乙女は、松田くんがただ一心に愛してくれるというから、それではよろしく的に身を投げ出しているだけであって、松田くんでないといけない理由が見つからないんです…。
そして、松田くんはなんでこんなに厄介なおっさんを愛するようになってしまったのかもいまいち判らないので説得力がないせいか、あぁこの二人が出会ってほんと良かったねぇぇ!!みたいな読後感が得られず、消化不良ぎみです。
一番好きなシーンは、妹と後輩がベランダで仲良く肩並べて、雲の様子だの月の色だの星の瞬きだのをあーだこーだと喋っている様子を、バカにしながらも本当はうらやましい思いで聞いていた…という回想シーン。
そして「今なら少しはわかるのにな…」って言葉が切ない。
自分の感性にはないものを持つ二人が仲良く喋る姿を、疎外感を感じながらどんな思いで見つめていたのか……
そして、今なら自分だってわかるのに、もうあいつはおらず語り合うことはできない……。
切なすぎます(涙)
ぶっちゃけ八乙女と松田くんの恋愛に関しては中立なのですが、八乙女の過去の恋・過去の記憶が非常に切なくて私の心が揺り動かされるので「萌」です。
田舎から東京のアパートに引っ越してきた松田の隣人は、八乙女という名の無精ひげの怪しい男。
おまけに、子供が一人いるのだが、その子供は、八乙女のことを「パパじゃない」と言う。なにやら訳ありの家族に、松田は近づかないことにしよう……と思うのだけれど、端々で見せる八乙女の優しさや、弱さに次第にほだされていく……
という感じの話でした。
個人的には、子供を手放しちゃったりの山あり谷ありはあるんですが、もう少し、突っ込んだ内容でもよかったんじゃないか、と思ってしまいます。
表面をふんわり撫でて、そんなこんなで最後は丸く収まっているんですが、収まっている後のことも読みたいし……とか思ってしまうと、この一冊で終わりは、ちょっと惜しいかなあ……と。
まあ、BLはそもそもにして、一冊同じ話で通してくれることが少ないので、そうなってくれていた時点で、御の字なのかもしれませんが、やっぱり、個人的な趣味として、「いろいろ読みたい」よりも「しっかり読みたい」が優先されてしまうので、ちょっともったいなかった……と思ったりもします。
でも、充分に登場人物の心の動きとかそういうのは楽しめると思います。
私の読んだ木下けい子先生の作品の中では無精髭でジャージでタバコをスパーなタイプは珍しいです。
木下先生の作品は自分の心に引っかかるものとそうでないものがわりと分かれてますがこれは後者かなあ。
大変失礼ですがあるある設定にあるあるストーリーな気がします。
確かに気になる隣人で色んな顔や以外な所を見せてくれて気になるのはわかりますが、一浪で成人してるとはいえ二十歳で田舎から進学で上京してきたばかりの松田には、雛が最初に見たものを親鳥と刷り込まれる?的な感じに思えてしまいました。
色んなエピソードがあるんですがなんかどれもあるあるで。
嘉彦が気になってほっとけなくて自分が欠けた所を埋めてあげたくなるのもわかりますが、まだ大学入ってこれからでしょ!とBLとしては言ってはいけないことを言いたくなりました。
松田の方言がたまに出るところが良かったです。
何かを諦めた大人と、青臭い少年の話でした。
もうふたりともめんどくさすぎて、最終的には何が何だか分からなくなってしまいましたよ。
好きだった後輩に想いを告げることのないまま、後輩は自分の妹に惹かれて義弟になって、子供もできた。行き場のない想いは憎しみに変わって、後輩たちの死を願った。
八乙女の事情は分かるけれど、まあ、めんどくさいです。
絶対に埋まらない穴が開いた大人、しかも自分で埋める気もなくただ感傷に浸り続けている大人なんて童貞くんの手に負える相手じゃないんですよね。
既婚者の友人は長年見てきてそれが分かっているからお互いに都合良く付き合えるけれど、少年はそうじゃない。
「穴、埋めましょう!オレ、埋めますよ!」ってぐいぐい来る。正直、腐った大人はほうっておきなさいよ、と思う。しかも何か勘違いして「嘉彦さんはそんなひとじゃない!」とか言うし、もう何なの、同年代の子と遊んでおいでという気分に。
松田くんは「本当の嘉彦さん」を知っているつもりでいるけれど、この子、何にも分かってないですよね。
まず「子供嫌い」のエピソード。松田くんは子供嫌いな子持ちがどれだけいるか知らないんだなあ、若いなあと実感しました。「子供は嫌い。でも自分の子供は特別!」という方、結構いますよね。
でも松田くんははなちゃんを可愛がる八乙女を見て「子供好きの優しい人なんだ!」と思い込んでる。違うのです。愛した男の忘れ形見だから、目に入れても痛くないほど可愛いだけなのだよ。
既婚者の友人とキスする八乙女に怒るシーンでも、自分が思い描く理想の嘉彦さん像ばかりを押し付ける。青い。青過ぎる!
徹底したビッチ嫌い、既婚者はおとなしく家に帰りなさい!派のわたしですが、今回ばかりは八乙女に同情しました。もう誰かを好きになるつもりがないんだから、誰でも同じ。こころが空洞なんだから、やれることが同じならどんな相手でも変わりない。だって一番抱きたい相手はもういないんだし、八乙女はその感傷に浸り続けていたいんだから、「好きな相手」なんて鼻から求めてないのです。なのに「好きな相手と!わーわー」って何も知らない童貞くんに言われたら、「うん、君はそうしなさいね」と言うしかないけどなあ、と思ってしまいました。
結局、松田くんはいろいろ勘違いしたまますべてを八乙女に捧げるわけですが。
八乙女もちょっと絆された風だけど、埋められるはずないなと思ってしまうのです。
あれだけ引きずっておいて「若い情熱で目が覚めた!」という安易なラストは安直すぎてどうも…。
という作品でした。
めんどくさいの読みたいなというときにはとってもおすすめです。
ノンケの童貞がやさぐれおじさんに一方的に夢中になるとか無理ありすぎ
ズバズバ辛辣な言葉投げられてセフレ(しかも既婚ドクズ)みせつけられて
それでもこのおじさんを好きっていうかそもそも恋愛感情抱けるような
要素全然描かれてなかったじゃん???というかんじ
最後はムリヤリまとめ?とにかくやさぐれおじさんが好きだからなんでもできる(性的な意味で)とか言い出すノンケ童貞…好みじゃないのに喰いだすおじさん…
中盤で誰でもいいならイヤだっておじさんを突っぱねたフラグも全然回収しないし……なにが地球は愛で回ってるだよ終始イライラさせられた
裏表紙をみてほのぼの系かと思って買ってしまった騙された感がすごい
ほのぼのした感じのお話ではなく、割と淡々と…「暗」部分のある、ビター系の話でした。
こういったテイストのお話だと、やわらかな可愛らしい印象の絵柄も、逆にひんやりした印象を醸し出して、その何ともいえない温度差が、かえって、独特な雰囲気で引き込まれていった感じがしました。
木下先生の萌えアイテムてんこ盛りだそうで(笑)
無精髭にジャージ、アパート、子持ち、年の差など、BLとしたら、ん⁉と思われる方もいるかもしれませんけど、これが上手くお話の中でマッチされていて、BLじゃなくてもって思う方もいるかもしれないんですけど…きちんとBLになっているから凄いなあと思いました!
うまく説明出来てなくてすみません…。
ただの隣人同士の関係から始まり…何気無い日常生活の場面から生まれていく恋…そこに、木下先生の萌えアイテムも加わっていく事で、リアル感がよく出ていて、逆に現実味溢れた生活臭さが好きになれたお話でした。
内容は、無精髭ジャージの嘉彦×無邪気な大学生•松田の年の差もの。
嘉彦はゲイで、妹と結婚した後輩にずっと想いを寄せていました。でも、2人は娘を残して事故で帰らね人に…
2人の忘れ形見の娘を、一流会社から転職し、ライターをしながら男手一つで育ててきます。
その気持ちは複雑なんです…
伝えられなかった後輩への想い、その後輩と妹の恋を、いつも後ろから見つめるだけだった…せつなさや苦しみ…
2人を憎んで、産まれた子供を憎んで死んでしまえばとさえ思ってしまった自分への罪…呪い…後悔…
いろんな感情が彼を縛りつけたままなんです。
掴み所がないような大人の振りをしているだけで、心は深い傷を負ったまま、罪の意識で押しつぶされそうになりながら、それをひた隠しにしていて…たまに温もりが欲しくなった時だけ、カラダの関係だけの付き合いをして…
自分の人生を置いてきてしまったかのように…忘れ形見のはなちゃんのために一生懸命生活してきたような人でした。
最初は、無精髭とジャージ⁉…攻め様が〜と笑ってしまったんですけど…彼の生きてきたスタイルなんだと思ったら笑ってごめんなさいって思いました。
松田は、一浪した長野県出身の大学生。
田舎育ちの世間知らずなんだけど、真っ直ぐな素朴な所がいいんです。
隣の彼の事情を知っても、いつも一生懸命、好きなんだと気がついてからは、悩みながらも、真正面からぶつかっていきます。
そんな彼の心の強さや行動に、嘉彦も救われてるんです。
たまに出る方言が癒しだなあと(笑)
読んでいて、田舎育ちをなめてもらったら困るって言われているみたいな所が良かったです。
最後は、自分では好きになってもらえないのかも、幸せにはしてあげれないのか持って、卑屈気味になっていたんですけど、嘉彦のたまらない本心を聴いたきがして、一生懸命なシーンの表情と台詞にはグッときました。
「俺のこと抱けよ、ムチャクチャしてもいいよ。だから、いらないなんて言うな」
「俺、あんたのためなら何でもできるよ」
健気で純情さがたまらなく可愛かった♡
最後の仕事部屋の2人のイチャイチャは読んでいて楽しかったです。ここはほのぼのしてました‼
全体的に、嘉彦がトラウマのようなものを抱えている分、ややダークなお話なんですけど、松田のようなナチュラルさや、はなちゃんという子供の存在が緩和してくれていたのと、優しい日常の空気感がとても好きなお話でした。
オススメです。
木下けい子さんの作品なんだか好きで結構集めてるのですが、たまにこれで終わり?って感じで終了しちゃいます。
今回はとくにその感想が強くて、えっ?(´Д`)これから攻めが受けを好きになるんじゃないの??ってとこで終わり。。。
攻めはまだ受けくんをちゃんと好きではないですよね?!
お気に入りくらいの感じだと思うのですが??
こんなあやふやな攻めにこの受けくんはもったいないと思うのです;;
最後まで集中して読みましたが、最後の最後で残念でしたTT
でもこれをハッピーエンドと受け取る方も、ちゃんとしたラストと受け取る方もおられると思うので、やはり趣味の問題ですかね。
恋愛として、お互いをちゃんと思い合う関係を見たい方には物足りないラストだと思います、ただの隣人さんとしてなら濃い関係ですけど。
でも、続編があれば絶対に読みたい!!と思うほどの魅力はあります。
続編とても見たいですTT消化不良です。
連載時もコミック発売後も、どうにもすっきり
しないモヤモヤを持ったまま保管していた作品の一つです
ひっかかっていた点は無精髭とヨレヨレ感が
切なすぎてだめでした
ですが、年数を経過し色々な作品を読んだり
自分の読み方が変わったのかもしれませんが
数年後には、好きになりました
八乙女さん側から見ることができるように
なったのだと思います
子供が絡んでくるのは難しくもありますが
この設定であれば、大丈夫でした
内容とは関係ないのですが
木下さんの描く男性の柄シャツがどうしても好きになれません
私の勝手なこのみのであるのですが
柄ものにあっていない男性の気がします
うーーんこれは、木下さん作品において
私の中で、なぜなんだ・・・と
長年かかえているクリアできない部分です
この作品はきっと好きになれない共感できない
面が他の作品より多いのではないかなと
思います
勝手だと受け取られないこともないかなと
思います、私自身が連載時にそう思いました
身勝手なだけじゃない?1人よがりの
自己満足じゃないのかなと
木下さんの作品じゃなければ購入してなかったですね
木下けい子さんの漫画は、いま一歩心に響かず・・・いや、悪くない、いいんだけど、う~でも!
という事がしばしばなんですが(すみません)、
この本は響きました、好きです。
展開がゆっくりなところも含め、全体的にリアルな感じが漂うところが好みでした。
好みといえば、シュチュエーションも好み。
暗い過去がありなかなか本心を晒せない大人(攻め)が、
隣に田舎から越してきた大学生の純朴さと真っ直ぐさに接し、心を解されていく話です。
お隣同士のやりとりとか、
子供(攻めは幼稚園に行ってる女の子とふたり暮らし)とのやりとりとか、
距離は縮まっているように見えて、攻めがなかなか過去や本心を明かさないところとか、
それでも、受けが真っ直ぐにぶつかっていこうとするところとか、
そうやってちょっとずつスローペースで、ふたりの心が近くなっていくところが、
とても自然で素敵。
攻めが子供と接するときの温かな視線や、昔を懐かしんでフッと見せる切ない表情もいいし、
いつもは無精ひげなのに、剃ってスーツでキメるギャップもいい。
そんな攻めの、ゲイの大人の付き合いを、童貞の受けが許容できなくてぶつかっていく様もいい。
大人の、真っ白ではいられない弱さも愛しく思える人は、
きっとこの本が好きになると思います。
借りて読んだ本なのですが、とても気に入ったので、
近いうちにちゃんと自分用に買おうと思います。
初めての東京。初めての一人暮らし。お隣の人は、無精ひげで一体何を生業にしているか分からない。その上、小さくてかわいい女の子、はなちゃんと一緒に生活している。冒頭から謎が多いです。八乙女さん。(笑)
八乙女は妹夫婦が遺した子供のはなを引き取り一緒に生活しているということが中盤で明かされるのですが、はなは、ずっと好きで好きで仕方がなかった野島と、八乙女の妹が結婚してできた子供です。はなを育てるのに、八乙女が何を感じているのか、また分からず、彼の謎が深まるばかりです。
後半では、松田君がいよいよ八乙女のことを自覚します。そこで初めて、八乙女の仕事や彼が昔どんな恋愛をしてきたかが明かされるわけです。攻めは懐が広く、受けを手玉にとるいうところは至って平凡なのに、なぜか八乙女の不思議な言動や挑発に引かれて、気がつけば萌えてしまいました。三十路過ぎのおじさんと20歳の大学生、年の差カップルですが、遊ばれているだけにはどうしても思えず…。なぜか自然な形ですとんと落ちているところが好きです!また年を重ねたとき、この作品の違った解釈ができるのかなとも思います。
木下けい子月間ですヾ(*´▽`*)ノ
や、というか、一冊読んだらあまりに面白くて積んでた木下作品を読破中なのであります。面白いよぉwww
さてさて今回。
大学生生活スタートのために一人暮らしをはじめた受。
「ちゃんとご近所にご挨拶するのよ!」ママに持たされた引越しそば。
角部屋だからお隣さんなんて1つしか・・・
ノックした先に見たのは、小さな女の子と無愛想なヒゲオヤジ!?
ヒゲなオヤジ、もといっ!攻が好きでした。
ナニガって、雰囲気が?
子育て奮闘中なのもまたポイント高い。
かわいいお弁当つくったり、お見送りにお迎え。
子供の好きなシチュー。ホントは辛いカレーだてくいたいのさ。
子供なんて好きじゃないといいつつな日常。
人を受け入れないというわりに~な親密感。
言葉とはウラハラの優しさが。というのが今回なのでありますな。
印象に残ってるのは「だって、童貞でバージンでしょ?」
なんだ、それはなんだ。
受でも攻でもどっちでもこなせるぜ。対応は可能なのか!?
と聞いてるように聞こえてしまったwww
もぉ幻聴しか聞こえないw
受けうけしく無い受もなかなかに好き。
やっぱり報われる恋。しないとなぁ
凄く好きです。
攻めの八乙女さんののらりくらりぶりも好きだったけど、何より松田くんが好きだ!!
可愛い。とにかく可愛い。ノーと言える健気です。好きだからなんでも許すってわけじゃない。駄目なことは駄目ってちゃんと言える。でも好きっていう気持ちを大事にしてる。本当に良い子だから、最後は本当によかったね~(/_<、)となりました。
結構淡々としていてえっちも少ないけど、私はかなり好きでした。はなちゃんが変にませてなくて、可愛いのもポイント。
あまり木下さんの作品を読んだことないせいか、あまり髭面とか描くイメージがなかったのでよっちゃんはとても新鮮な感じがしました。
でも、かっこいー。
何考えてんだかわかんないような飄々としたような、大人なような。
でも、どこか淋しそうな。
そんなよっちゃんとお隣さんとして出会って、少しずつ惹かれていく松田くん。
この松田くんの純ゆえのまっすぐな感じがよっちゃんの心も動かしていったんだろうなぁ。
かわされたから諦めるのではなく、それでもやっぱり欲しいと手を伸ばす。
過去を見ている彼に自分を見てと訴える。
まっすぐな気持ちはまっすぐに相手に届くのでしょう。
だから、なんだかんだで動き始めていた心をこちらに向けることができたんだろうな。
短編もいいけど、どちらかといえばじっくり読む方が好きなので、こういう長いお話の方が好きです。
この先の彼らの姿を見てみたい気もしますね。
木下先生のお話って、とても優しいですよね。切ないんだけど、どこか暖かいというか。あんまり派手なお話ではないですが、じんわり胸に染みてきます。
優しいタッチの絵がお話をもっと引き出していますね。
このお話はタイトルからもわかるようにご近所ものです。一人暮らしの大学生・松田と、その隣に住む八乙女と女の子のはなちゃんの交流から始まります。
八乙女の抱えている過去がとても切なかったです。それでもズンズン攻めていく松田(いや、受けなんですけどね;)は逆に爽快でしたね(笑)
というか、よくよく考えてみたらこの二人の性格って逆のような気がします。「攻めっぽい受け」と「受けっぽい攻め」。個人的にはこういうの好きです(^^)
せっかくくっついたので、今後の2人のお話も読んでみたいですね。
ちょこちょこと出てくる方言にも萌えます。
BLの部分も好きですけど、BLなのに、BL要素のない部分がとても好きな作品です。
ストーリーは、大学のため田舎(長野)から東京に出てきた松田(受け)とアパートの隣室に住む八乙女(攻め)の、引っ越しソバを渡すという“ご近所付き合い”から始まります。
何回か、八乙女の帰りが遅くなる日に、隣の部屋の松田がはなちゃん(八乙女と暮らす小さい女の子)を預かるのですが、初めて預かった時に松田がはなちゃんにつられて、八乙女のことを「よっちゃん」と呼んでしまうところがすごく好きです。
そういうさり気ないところで共感できるところがたくさんあります。
他にも、松田が八乙女家の夕飯に突然お呼ばれしたり、朝のゴミ出しや挨拶など、ご近所ならではの出来事がいっぱい散りばめられています。
2話目前半まではBLということを忘れ、純粋に「こういう近所付き合いっていいなぁ。理想だよ」と思ってしまいました。
八乙女と松田の恋愛が少しずつ進み出してからも、そこここにある人の温かさが、とても魅力的です。
「松田は田舎から東京に出てきたはずなのに、東京から田舎に来たみたい!」と思うほどに(苦笑)
そしてBL的にも、ご近所萌えです!
松田が酔って帰ってきた時にアパートの外階段で八乙女がタバコを吸ってて偶然出迎えてくれたり、朝の見送りにお弁当がついたり…。
ほんわかあったかい話を読みたい時にオススメです。
もちろんストーリーも好きなんですが、木下けい子さんの描く絵、本当に好きです。
隣のアパートのゲイのシングルファーザーに、恋する大学生の話です。
最初は怖くてアヤシイ隣人でしかなかったのに、娘のはなちゃんに対する愛に満ちた接し方などを見てるうちに、だんだん好きになっていく。
はなちゃんが可愛いです。子供を上手に使ってるお話って、いいなァ。
キスされて、振り回されて、それでも一生懸命に恋してる大学生の姿がいじらしくてキュンとしました。
これで終わりなのかな。できたら俺様な隣人の男が、ヘタレるところかツンデレするところまで読みたたかったな。
地味で素朴なストーリーですが、面白かったです。
↑の組み合わせが心にヒットです。
なんにも知らない、だからこそ与えられる愛もあるんだなぁと感じました。
この攻め(八乙女)が…なんとも受けくさい。こんなに傷ついて、悩んで、寂しそうな攻めを私は初めてみました。夕焼けをみて、彼のことをふと思い出してみる…王道なんですけど、キュンキュンせずにはいられません。
受け(松田)も、翻弄されっぱなしというわけではありません。若さでアタックします。好きな人のことは知りたいから聞きまくる、感情的にものを言うときもあります、それがかえって八乙女の硬くなった心にしみていくのでしょうか。だんだん近づく距離感もいいです。
大学の入学を機に、ひとり暮らしを始める主人公・松田。
アパートの隣に住む不精髭・ジャージ姿の八乙女と可愛い小さな女の子・はなちゃんとの交流から始まるんですが……。
はなちゃんは八乙女を「パパ」ではなく「よっちゃん」と呼んでいたり、八乙女がどんな仕事をしているのか気になり始めるんですね。
松田は何でも貯めこまずストレートに聞くタイプなので、見ていてイライラしません。お子様ですけどね(笑)
八乙女は逆に大人の余裕を見せながら、松田をさらりと交わしていって、あまり本心を見せません。何だろう……八乙女は未亡人タイプですね。哀愁があって、一人でフラッと居なくなってしまうような人。かなりイライラする……。
八乙女の過去を知り、松田は彼を放っておけない!と色々頑張る姿は男らしくて気持ちがいいです。確かに放っておけないよ、八乙女……。
「オレのこと何にも知らないくせに」
「そんなワガママ久しぶりに聞いたぜ」
「あんたのいいとこ、いっぱい知ってる」
「そんな人じゃないと思ってた」
松田が八乙女を追いかけながら話が進みますが、「ライフイズビューティフル」は恋の芽生え、「隣の彼」は考え方の相違に苦しむ話かな。
木下先生の作品はリアルな世界で起こりうるようなスタイルが多い。
他の作品から比べると淡々としていて地味、と呼ぶ人も少なくないと思いますが、色んな角度(松田視点・八乙女視点)から見れるのではないかと。私はまだ松田視点からでしか読みとれず、八乙女の想いは完全に理解しきれていないのですが、いつか読めるようになりたいものです。
あとがきに「受けっぽい攻めが好きなのかしら」と書かれてありました。
木下先生の好みのタイプらしいです。
攻めてるのに受けくさい!可愛いんですよ、八乙女。
終わってみれば八乙女が好きになっているという……でも扱いにくそうだ(笑)
堪能させて頂きました。