P.B.B. プレイボーイブルース 2(新装版)

忧郁的花心男子P.B.B

P.B.B. プレイボーイブルース 2(新装版)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神18
  • 萌×26
  • 萌14
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
11
得点
157
評価数
40
平均
4 / 5
神率
45%
著者
鹿乃しうこ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~
シリーズ
Punch↑
発売日
価格
¥571(税抜)  
ISBN
9784862633040

あらすじ

元No.1の忍が「club DANDY」に返り咲いた(バイトで)!純佑はガテンとホストの両立を目指す忍の体が心配でたまらない。でも夜の×××は我慢できず…。そして店ではNo.1の純佑を蹴落とそうと派閥争いが起こったり、嫉妬ゆえの客からの嫌がらせがあったり…。4コマ付きの新装版★

表題作P.B.B. プレイボーイブルース 2(新装版)

現No.1ホスト
元No.1ホスト・ガテン系

その他の収録作品

  • 或るホストの一日。
  • 拓也・親心
  • プレゼント
  • コージです

レビュー投稿数11

忍の本音

​ 盛りだくさんな2巻。それぞれの過去をなぞりながら、愛が深まっていきます。二人がまわりに見せる顔とお互いだけに見せる顔のギャップに萌えます。
 『Punch↑』の浩太が初登場です!短髪で髪も性格もツンツンしてるぅ~。この頃の絵柄のコータンはあまり可愛くないんだけど、中身はしっかりコータンなんです。いや、意味わからんな。つまりとっても可愛いってことです(≧∇≦)
 温泉旅館で嫉妬する純佑をどう扱っていいかわからない忍が、浩太をからかって布団に押し倒すのですが、その反応がめっちゃ可愛いのっ(●´Д`●)。
 1巻の時は牧さんと浮気した忍ですが、こうやってスルスルと布団まで押し倒す様子を見ていると、惚れっぽくて通り一遍な付き合いしかしてこなかったのが良くわかります。だから純佑の追い込んでくるような情熱が怖いんだ。
 忍に言わせると「育ち」の違う二人。母親の元彼の拓ちゃんが忍に会いに来るのですが、これが純佑から見るとロクでもない男だけど、忍にとっては同じような「育ち」をした、わかりあえる相手なんです。拓ちゃんに吐露した忍の本音には泣けたなぁ。純佑なんてやめろよという拓に「でも惚れてンだー」って…。
 ホストの仕事の様子が描かれているのも、お話に深みが出てとてもいいです。お客の女の子との関係性とかがちゃんと描かれているから、純佑がNO1とか正統派と言われていることや、忍の客あしらいが上手いなんて話にも納得がいくんです。
 『Punch↑』とリンクしている『P.B.B.』ですが、1巻を読んだ時点では単独で読んでも充分楽しめると思っていましたが、この2巻を読むとやっぱり『Punch↑』と両方を読んだ方がずーーーっと楽しめるなぁと再認識しました。『Punch↑』にも純佑と忍が沢山出てくるからね。どっちかだけなんて勿体ないです。

5

読み応えたっぷりの第2巻。

1巻のレビューでは主役二人の魅力についてばかり書きましたが、私がこのシリーズを好きな理由はずばり、脇役たちまで含めての登場人物たち一人一人の“泥臭さ”です。
ホストやキャバの世界って華やかな表向きとは反して、とことん泥臭い世界だと思うのですよ。
この「P.B.B.」は、純佑×忍の単なるBLだけで終わらず、そこがガッツリと描かれているのが面白い。
「もはやBLじゃない!!(怒)」と言われている4巻なんて特に良い例じゃないでしょうか。
綺麗に生きていない、だけどその分ただの脇役に終わらない存在感を持っている男や女たちが次々に出てきて、惰性的に進むことのない各話ごとの展開がすごく面白いのです。
そして、それがこの2巻から次第に色濃くなっていきます。
「プレイボーイブルース」という正式タイトルがしっくりきはじめる、そんな2巻です。

忍の母親の元彼が登場して二人の間を掻き乱したり、
純佑に入れ込んだ客の女の子が騒ぎを巻き起こしたり、
「club DANDY」No.2ホスト〔ハルト〕の登場で派閥争いが表面化したり、
お話は、1巻以上に脇役たちの動きが目まぐるしいです。

主役二人の恋模様は…というと、こちらも付き合いが深まっていくからこその問題やすれ違いが色々と出てきます。
BLに限らず何でも付き合うまでより付き合ってからのお話の方が好きなので、初期衝動な1巻も大好きですが、ストーリーに深みが増していく2巻以降がより一層面白く感じます。

そんな訳で本編はドロドロとした感じになっていきますが、冒頭の第4.5話(松本組御一行様社員旅行)と、中盤の番外編(或る正統派ホストの一日)がイイ感じに本編の濃ゆ~い空気を和ませてくれています♪
この4.5話がコータン(from「Punch↑」)初登場の回。
「GATENなアイツ」の泰造と一緒に、いっぱい絡んできます。
しかし浩太の見た目かわいくねーな。キャラデザが完全に“The脇役”だもんな~w
でもって忍さん、牧さんとは1巻でエッチしてるし、コータンとはここでキスしてるし……節操なさ過ぎます。
番外編の方は、純佑のNo.1ホストらしからぬ家庭的な一面が見れる、非常にほほえましいショートになっています。

4

忍にますます惚れた

硬派ホストと軟派ガテンの恋、第2巻です。

今回は、忍への想いとホスト業のバランスで苦悩する純佑君でした。
純佑にとっては忍以外はどうでもいいというのが本音ですが、仕事に対して半端な自分も許せなくて葛藤します。
融通のきかない一本義な性格なためうまく折り合いをつけられないんですね。
そこをきっちりとフォロー(純佑の失態や純佑自身に対して)している忍がめちゃくちゃかっこよかったです。
この人は一見チャラいのですが、全然薄っぺらく見えないんですよね。
人間不信でありながら、人への思いやりがしっかり伝わってくるからかもしれません。
そういう忍を見ていると、純佑が子供っぽく見える時があります。
でも忍は忍で、純佑のまっすぐな愛情によって自身が抱えている寂しさや臆病な部分が救われているんですよね。
徐々にお互いがなくてはならない存在になっていくのがよく分かりました。

2巻は、忍母の元彼やナンバー2のハルトが登場します。
そこでひと悶着あったりしますが、どの人物も単なる悪役という”役割”で終わっていない所がとても良かったです。
そういう一面だけじゃない、というのが垣間見えると一気に人間味が出る気がするからです。
そして忍の慰安旅行編で「Punch↑」の主人公、浩太が登場しました!
なんと忍とキスシーンもあり、個人的に忍と浩太の絡みだけで萌×2決定でしたw(あと忍の誕生日の蜂コス)
真面目なムードだったし、サービスショットというわけではないと思うのですけど、なんだかアイドル同士がチューしてるみたいでとっても萌えた…!!
この作品は脇役も良いですよね。
客の女の子も良い子が多いし、不憫ポジのコージも何気に活躍している気がしますw
未読なので詳しくは分からないのですが、「兄貴上等」の二男や「GATENなアイツ」の攻めの人もちょこっと登場してるみたいです。

1

悩みなさい、純佑くん。

さて、一応おさまるところにおさまった二人ですが。
それでもまだまだ距離があります。
忍はまだ臆病なところがあり、純佑に対して素直になれない。
純佑は仕事(ホスト)と忍のことで悩み、忍が大事、だけど仕事を蔑ろにできない。

この2巻は忍がちょーーカッコイイです。
悩んで焦って、イライラして。忍にあたって苦しみもがく純佑。
そんな純佑をそばで支え、そして笑いかける忍。

「No.2でもいんじゃねェ? お前は俺のNo.1なだし」

もう忍が男前すぎて泣けてきました。
純佑はこの言葉でだいぶとすくわれたんじゃないかなぁ。
悩んで時にはあとに戻って。それでも前に進んで『男』になっていくんですよ、純佑くん。
純佑の、普段は忍さんだけど最中にふいに忍って呼ぶところにすんごいきゅんてきました。

書き下ろし全部素敵。
すけすけふさふさひもパン、似合うだろうなぁ…。
ぜひとも火を噴いてください、そのバット(笑)
おやじ臭いぞー純佑。

1

オトナな忍っち

ホストクラブ「club DANDY」のNo.1ホスト純佑(23)と、元No.1ホストで今はガテン系男子の忍(25)。同棲中の恋人でもある二人がお互いに妬いたり焦がれたりしながら絆を深めて行く第2巻です。第1巻に続いて、ホストというお仕事を絡めながら二人の人となりや恋愛がドラマチックに描かれており、読み応えのある一冊になっています。

act.4.5~act.7 が収録されていて、忍の兄貴分である拓也やNo.2ホストのハルトなど新キャラも登場します。そして act.4.5 には「Punch↑」シリーズの天使こと浩太が…!まだあんまり可愛くないけど笑

この第2巻では二人が一つ歳を取ることもあり、忍がとてもオトナだなぁと思いました。

1

プレイボーイブルース2巻

第2巻。

すでに純佑と忍はCPとして確立しています。
第2巻では、忍の勤め先・松本組の社員旅行や、忍のおかんの元カレ登場のエピソード、純佑のお客の女性がストーカー化してしまい…という話、そしてホストクラブ内での他のホストとのギクシャク…
そんなエピソードを重ねて、その中で全く揺らがず、それどころかますます忍への愛を深めていく純佑の姿が描かれていきます。
純佑の愛はもはや執着に近く、読者的にはアブナイとも感じられるレベル。
そこを救うのが、やっぱり軽やかな忍の姿。
忍も純佑との関係においては熱量は同じくらいだと思うんだけど、この辺は鹿乃しうこ先生の描き分け具合がやっぱり抜群なんでしょうね。ちゃんと2人の「差」というか「違い」のようなものがわかるんです。
どっちがより愛してるとか、そういう違いじゃなくて、よく周囲が純佑に言う「育ちがいい」とか「お坊ちゃん」ていう見方。それは純佑は嫌がってるけど、実際おかんのオトコに殴られてた子供である忍との根源的違いが言外にちゃんと滲んできてるのです。
おかんの元カレ・拓ちゃんとの関係性が切れないのは子供の時の孤独感に根ざしてるという設定や、忍に手を出すなら女でも許さないという純佑を怖いという忍、実際斬りつけてきた女の子を怒らず包もうとする忍…
純佑が怖いと思いながら、同じだけ好きだと思うようになってる忍。
しかし。やっぱり『あんたは俺に追いつかない』と感じている純佑。
そんな所に「違い」が現れてると感じます。
2人の違いを内包しつつ、ますますアツい第2巻。まだまだ続く!

1

足掻いちゃいるが、間違ってない♪

引き続き忍は恋に臆病で、弱腰な乙女ちゃんですw
純佑のいぢわるに、いちいち振り回されちゃいマス♪
涼しい顔して、追い込んでくる純佑のターンには毎回ニヨニヨしてしまう私w

P.B.Bシリーズは恋の感情に振り回されて、四苦八苦しながら、いろいろ足掻いてみちゃう忍と純佑のお話♪
結構驚かされる行動に出てしまうのも、他の漫画にはない醍醐味でしょうかw1巻は浮気からはじまるし(汗)←これも揺れ動く恋心ゆえなんですね。
そして揺れ動くがゆえに、すごくリアルです。
貞操観念が他の漫画と違ってあまりないのも、男同士らしいよりリアルな感じですね。んでもってエッチは毎回エロい~(萌)
エッチシーンの表情がすごい好きです!!忍が本当にたまらん顔するんです♪ぜひにここんとこ注目!!

今巻で、人懐こく自称フレンドリーな忍が、「警戒」を習得しておりますw
純佑の尽力の賜物かな。。。
だんだんと純佑基準で行動軸ができている忍。
純佑ぇ~もっとほじくっていけー!!←ちょw
忍の弱い部分をどんどん追い込んでいく純佑が正解!w
純佑のいつでも正直でまっすぐなところに忍はやられてますから。
怖いと思う気持ちさえ、全部恋だと認められるようになるには、純佑の激しさといぢわるが、忍には必要なんだと思いました!
あーだこーだとジタバタしても、二人が一緒にいられるなら、どれも間違いではないんだなーと。
こんな恋のやりとりも素敵!!!!!

ちょいちょい出てくる四コマが愛溢れていて面白いです☆
あと正当派ホストの純佑の一日を描いた「或るホストの一日」も、純佑の可愛さがあふれていてグッド♪

2

さくら☆

しのさまコメントありがとうございます!!!
たしかに。。。ラブラブなのになんとも表現しづらい二人の愛。
熱くたぎってるのだけはガッツリ伝わるんで、とにかく知らない人には読んでとしか言えないです。
萌え過ぎて伝えられないって辛いですねーーー(>_<)
ほんと純佑の愛って…クセになるぅぅぅ。
まだまだこの二人のラブ生活を見守っていきたいと思います☆続き待ち!!(*^_^*)
ありがとぅございました<m(__)m>

しの

はじめまして!しのです。
コメントありがとうございました☆

>どうやって説明したらいいかレビュー書きづらかったんです
そうなんですよね~、私もです!
なんか、感じるものはいっぱいあるのに、この、胸の中で「ぐわぁ~」っとなるような、部屋の中をゴロゴロしちゃうような、何ともいえない萌えは、どう表現しても違う気がして…。

もうごちゃごちゃ言わずいっそ「身もだえするほど萌えます」とレビューしようかと思ったほどです(笑)
ホント、足掻いてばっかりだけど、間違ってないんですよね、2人とも。

純佑の追い込みラブは、読んでて癖になりますよね!

ホントは縛りたいんだろうなぁ…

とにもかくにも、純佑がどんだけ忍を好きかってのをガンガン突きつけられる2巻でした!
好きすぎるんだよね、もう。

本当は忍には、自分のことだけを見て欲しい。けど、みんなに対して柔らかく付き合える忍に惚れたのも事実。
本当は仕事なんてどうでもよくて、忍さえ居ればいい。だけど忍にはそんな情けない想いは見せたくない。
仕事も頑張りたい。だけど枕営業がツライ。

好きゆえの相反する気持ちに純佑自身結構振り回されて、葛藤したりしてるんだけど、はっきり口にはしなくて全部行動でだけ示すもんだから、忍にしてみればドンドン追い詰められる感じなんですよね。
想いを隠さずガンガンぶつかってきて、逃げ道をふさがれて、けども同じ想いを返すのは怖い。

結局はどっちも好きすぎるんですよね。
ただ、「好き」に対するスタンスとか消化の仕方とか、表現方法が違うから、純佑はもどかしくて忍は怖がる。
端から見てると愛しくて仕方の無い2人なんだけど、当事者は結構苦しかったりするだろうなぁと思います。

それにしても!
この方のおまけや4コマは毎度毎度楽しみで仕方ないです!!!
『或るホストの一日。』最高っ!!!
純佑はもう、ホント、馬鹿みたいに忍が大好きで、一日中忍のことばっかり考えてるんですよね~♪
本編ではガチガチの純佑が、実はおちゃめさんな一面があるんだってのが垣間見れて、ホントにオイシイおまけです。

それにしても、ヒロシはどこに行ったんだろう…?

2

さくら☆

初めまして★しのさまのレビューすんごいしっくりきて…
スッキリしました!!!!!!
喉のつかえが取れた感じです。
どうやって説明したらいいかレビュー書きづらかったんです(^_^;)
しのさまのレビューみて納得!!!
ありがとうございました!!\(^o^)/

孕ませたい程、愛してる。

元No.1ホストで今はガテンの菱谷忍と現No.1ホストで体育会系の安芸純佑。
恋人になってもうまくいかない日もある二人。
忍は純佑を「愛し過ぎるのが」、純佑は忍を「愛し過ぎて」怖いから――。
新装版第2巻。

今回も全力で姫(忍)を愛する純佑。愛するあまりちょっぴり意地悪、かなりのS(笑)。忍の慰安旅行(Punch の大木も出演)についてくるのですがそこでも発揮しています。浴衣姿がエロイ★そんな深すぎる愛に、恋に臆病な忍は純佑しか考えられなくなる事におびえる――。たまらなくカワイイ二人です!
私は受けが女の子みたいにナヨナヨしてるのは大嫌いなのですが、鹿乃先生が画く男達、特にこの忍は姫の異名とるにもかかわらずガッチリ筋肉のついたどこから見ても男…でもカワイイ(笑)。そんなとこが好きです☆
絵もストーリーも、大好きなシリーズです♪
新装版の書き下ろしは拓ちゃんの四コマですが、表紙やカラーは替わったので持ってた方もコレクションにどうぞ☆

1

愛し愛される二人

1巻で忍まっしぐら愛を見せた純佑は更にパワーアップ。
彼の忍へ向ける愛情の強さには、頭が下がります。
これだけ愛されたら、超ハッピーでイイ気分になれると思うのですが。
強すぎる愛情に、逃げ腰になるのが忍です。

なぜこんなにも忍が臆病なのか。
それは彼の生い立ちが関係してくるのでしょうね。
2巻でチラリと語られた忍の過去は、あまり恵まれたものではなく。
彼の明るくてフレンドリーな愛されキャラは、
辛い経験から学んだ処世術かもしれません。
「誰も信用していない」と語った忍の孤独さを思うと、胸が痛くなりました。
そんな忍の不安や寂しさを救い、癒してくれるのは、やはり純佑の一途な愛なのでしょう!

そして日頃はクールで理性派な純佑が、忍に関する事には冷静さを失い、
訳も判らないくらい取り乱すのもツボです。
忍を愛しすぎるあまり、意地悪になっちゃう様子がたまりません。

そんな純佑の一日を追った『或るホストの一日。』。
これが可愛くて笑えて大好きです!!
彼って本当に一日中、忍のことばかり考えているんじゃないかと(笑)

1

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