キャラ文庫アンソロジーIV 瑪瑙 [パブリックスクール] 番外編

chara bunko anthology menou

キャラ文庫アンソロジーIV 瑪瑙 [パブリックスクール] 番外編
  • 電子単話
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
19
評価数
4
平均
4.8 / 5
神率
75%
著者
樋口美沙緒 yoco 円陣闇丸 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
シリーズ
キャラ文庫アンソロジー
電子発売日
価格
ISBN

あらすじ

【分冊版】キャラ文庫創刊25周年記念企画!! 人気作番外編を書き下ろした豪華アンソロジー第四弾!! 6作品のうち、[パブリックスクール]番外編『幸福な王の帰還』を収録した分冊版! 樋口美沙緒(イラスト◆yoco COVER◆円陣闇丸)●画廊の一時閉館で訪れた、待望の長期休暇――二人は思い出多きお屋敷へ帰郷することに…!? ※扉・イラスト収録あり

表題作キャラ文庫アンソロジーIV 瑪瑙 [パブリックスクール] 番外編

世界的海運会社グラームス社CEO,イギリス貴族,28歳
ギャラリーアシスタント,26歳

レビュー投稿数2

50ページの至福の続編。ファン必読かと

このシリーズSSだと思っていたのですが
購入してびっくりの50ページ超え。
ものすごいボリューム、そして内容。
yoco先生の扉絵がまた神です。

ギャラリーパルムができてその後のお話。
礼が新しいアーティストであるミルトンを任されそうになりますが、彼はエドの寮時代の「セフレ」で..。
(セフレという言葉が初めて出てきて驚きました)

礼が初めて嫉妬という感情を持ったこと、
それをエドに訴えることができたことに
エドと同じくらい感動しました。
エドが言うように、今までの礼だったら
「自分を責めていただろう」
お見通しの彼氏力にも感無量⋯。

グラームス邸に帰郷したことで
お互いの昔の感情に触れ、絆が深まり寂しい思い出が
上書きされたこともとてもよかったです。
使用人の皆も喜んでいるのが伝わってきます。
これからはちょこちょこ帰ろう!

礼もエドに素直になれるようになって‥
嬉しい(T_T)
エドの礼のモノマネが可笑しかったっ!
甘い台詞も多いにあり、
これを読まずしてどうする..というくらいの満足感でした。
エドレイに永遠に幸多かれ!

0

”嫉妬と言えばエド”だったけれど…?

ここ数日で、駆け抜けるように貪り読んでいるこちらのパブリックシリーズ。

番外編ではギル視点やエド視点のいろんな話が読めて、もう萌えとときめきが止まりません。
できれば自分の推し・デミアン視点のお話も読みたかった…!!けれど、わがままは言いません。

さてこちらの番外編、

礼が日本での仕事を退職し、イギリスに移り住むことになって到着した時以来の、二人の蜜月。
何かエドのためになることをしたいと思った礼が休暇の場所に選んだのは、グラームス邸でー

という内容となります。

エドにとっても礼にとっても、辛い思い出が多い場所。
けれど今その場所で二人過ごしたら、優しい思い出で塗り替えていけるのではないか…そんな思いで、リゾートではなく敢えてグラームス邸を選ぶ礼が勇気と愛に溢れていて、グッと力を入れて応援したい気持ちに。

あ、そして「俺とは日帰りなのに〜」と、礼のデスク横に座ってひがんでくるデミアンが可愛い!(*´艸`)
デミアン、大好きでお気に入りキャラなのでちょくちょく番外編にも登場していい味を出してくれるのが嬉しいです◎
礼にだけ懐く変人画家、犬派の自分もきゅんとしてしまうほど、可愛いんだ〜…

そしてそしてこちらのシリーズ、今まで「嫉妬」といえばエド、その強い執着が描かれていたけれど…

この番外編では、初めての「礼の嫉妬」が見られ、さらに嫉妬を告白されもう、めためたに喜んでしまうエドが見られて、ちょっと魂が天に昇りそうでした…!!
我慢しようとしても口の端が上がってニヤついてしまうエド。。!!最高に萌える。そんなエド、推せます。

リーストン時代の体の関係を礼に思い出され、嫌われることを恐れて必死に・懸命に弁明するエド。
そして上記の礼に嫉妬されて喜ぶエドを見て、読者の自分もしばらくニヤニヤが止まりませんでした。

そして、複雑な感情になってしまう相手・ミルトンをも自然に懐柔してしまうような礼のしなやかな強さは、やっぱり魅力溢れてるなあと。
そりゃエドもいちいち心配になるよね、とちょっとその執着にも納得・エドに同情してしまったり。

シリーズ本編では辛い別離や再会後の苦悩が多かっただけに、こんな二人の無自覚(?)イチャイチャが読めて本当に本当に嬉しいです。

これでシリーズのエド×礼の物語は読み終わってしまいましたが、まだスピンオフ作品があると知って嬉しい!
じっくり、大切に、何度でも読み返したい大好きなシリーズがまた増え、幸せです✨

1

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

小説



人気シリーズ

  • 買う