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chara bunko anthology menou
つい最近本編を読んで、あまりの面白さに感動しました!こちらの番外編を偶然発見し、試し読みも面白かったので購入しました。
エセルが王になってから約2年後のお話です。
全50ページ。
側近の家臣も20名近くに増え、オズワルドとの仲も順調で、順風満帆のようだったが、オズワルドが紹介したある新しい家臣の登場で、エセルは心を乱していて…というお話。
番外編というからには、甘々な二人が読めるのかな、と思っていましたが、またいい意味で裏切られました!
お話のメインは、エセルが王としてどうあるべきか、ある人物の登場により改めて苦悩する、という内容でした。
本編もBLメインではなくエセルの成長の物語だと感じたので、そんな作品の番外編らしいお話だと思いました。
8歳になったエセルの弟エドワード王太子も少し登場。エセルにポスッと抱きつくシーンが可愛いです♪
また時々覗かせる、オズワルドのエセルへの愛情や独占欲に萌えました♡
最初と最後に、過去と現在と未来、庭でエセルとオズワルドがピクニックのように食事をするシーン。幸せそうな光景にほっこりしました。
最後は胸がキュンとして多幸感に包まれました。
番外編も素敵なお話でした。
甘いシーンは控えめで、キスや濡れ場はなしなので、それはちょっと残念でしたw