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kocchi muiteyo hanasaki-san
花屋で働く花咲(はなさき)くんは目を見られた相手に惚れられてしまうという特殊な体質(?)の持ち主。ある日、探偵業をする桐ヶ谷(きりがや)に目を見られてしまいます。
うん、これはいいストーカーだ!いやいやいや、厳密にはストーカーに良いも悪いもなくストーカーは犯罪なんだけどね、読めば分かります、桐ヶ谷まぢでいい奴だから。
花咲くんが描いたイラストを勝手にグッズ化してる桐ヶ谷。お前最高だよwww(大好き!)
桐ヶ谷の探偵ブラックジョークもたまりません!
描き下ろしもすごく良かった。可愛い!
「目が合った全ての人を強制的に惚れさせる」という呪いの左眼を持った花咲。
これまでの人生、眼科医も、担任も、同級生も、みな襲い掛からんばかりの変貌で、そうなったら最後花咲には夜逃げの選択しか無かった。だから常に眼帯をして気をつけていたのに…
…と始まります。
アクシデントで左眼を見られてしまった花咲は、いつも通りすぐに仕事を辞めて引っ越し。
しかし、相手の桐ヶ谷は新しい住所を特定して追ってくる。
桐ヶ谷は、探偵さんだったのです。
ストーカーで、その上盗聴盗撮疑惑まで…
花咲は怖いし嫌だし逃げられないし、で桐ヶ谷の前でいつも下を向いています。
そんな時、呪いがかかった相手の目の下に出る花びらの痣(?)の枚数が減っていく現象に気付き…
好き好き言われ続けて少しづつ絆されていく花咲。いざ呪いが解けたら2人の関係はどうなる?
…と心配な気持ちで読んでいきますが。
うーーん。
結論はハッピーエンドなんだけど、なんかひねりも事件も特になく。
本当に桐ヶ谷は花咲が好きで、で終わってしまった。
呪いって何だったのか?とか、花びらの謎は?とか、なんで何でも知ってるの?とか全スルーされてます。
良かったね、で終わっちゃった。「萌」で。
自分の意思と関係なく惚れさせてしまう呪いの目を持ったお花屋さん 花咲さんと、目を見る前から花咲さんが大好きだった桐ヶ谷さんが特にすごく切ないすれ違いとかはなく、呪いの目という壁を乗り越えて桐ヶ谷さんの片思いからラブラブ両思いになっていくギャグ系ラブコメでめちゃめちゃ面白かったです!!
桐ヶ谷さんから(ぎりぎりストーカー行為など)の愛が重くて花咲さんが真顔で…ってなってるシュールな画も面白かったし、だんだん桐ヶ谷さんに絆されていく花咲さんも可愛かったです!
【俺だけは本当にちゃんとずっと前から好きですよ。早く振り向いてくださいね、花咲さん(樹)】
エロス度★
おやおや、眼帯キャラ・・・中二病かと思いましたがガチの呪眼持ちとはびっくりですね。
その〝目が合った人を強制的に惚れさせる〟呪いによって探偵がストーカーと化して逃げても追いかけてくるとかホラーな恋模様。
会うたびに気持ちを真っ直ぐに伝えてくる樹に呪いのせいだと思いながらも絆されていく花咲がたまらなく、呪いが原因で今までトラウマレベルの恋を経験してきた花咲の気持ちに変化が生じてくるのもツボります。
寂しくて樹を求めてしまう花咲のデレや疎ましく思っていた呪いへの複雑な気持ち・・・愛ですねぇ。
いっこ先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
花屋でアルバイトをしている花咲あくるの左眼は呪われている。それは、眼を見た人が強制的に惚れてしまう、という呪い。眼を見られ、全力で惚れられては引っ越しをして逃げ回っていた。そんなある日、桐ヶ谷樹という男に眼を見られてしまい、案の定惚れられてしまう。仕事を辞め引っ越しをしたが、実は探偵だった桐ヶ谷に家を特定されてしまい…逃げられない。
個人的、各項目5段階で
執着・狂気 3
コメディ 3
わんこ 3
エロ 1
な感じだと思います。
執着ストーカーもとい探偵×健気な花屋さんのカプです。花屋でアルバイトをしている花咲さん曰く、呪われている左眼ですが、今作の世界観は異世界やファンタジー系ではありません。普通の日本の現実世界です。何故か花咲さんの左眼を見ると、誰もが花咲さんに惚れてしまうのです。そして惚れられた人達の異常な執着や身の危険から逃げる様に引っ越しをする。自分自身も辛い思いをしているのに、相手のことや仕事先に罪悪感を抱いてしまう花咲さんが健気です。だけど今回惚れられた桐ヶ谷さんが探偵という、ある意味最強の相手で、逃げられない展開に思わず笑ってしまいました。
その後も仕事先に現れては、大好きや可愛いと熱烈にアプローチをしてくる桐ヶ谷さん。花咲さんに若干引かれてしまっても、めげずに明るく想いを伝え続ける桐ヶ谷さんがとてもわんこな感じですが、時折垣間見える執着や狂気じみた言動がちょっと怖くてだからこそ笑ってしまいます。
でもグイグイアプローチをしているのに、花咲さんから心配してもらったり、お礼にご飯を誘われたり、花咲さんの方から距離を縮められた時の喜んだり嬉し過ぎて動揺している姿が可愛いです。
少しずつ桐ヶ谷さんに絆されかけている花咲さん。だけど、徐々に左眼の呪いが消えかけている様で、そうなってしまったらと不安になってしまう花咲さんがやっぱり健気で、きっと大丈夫だよ、と思いながらドキドキしました。
因みに、いっこ先生の他の作品を拝読させて頂いていたのですが、その作品の結末が仄暗系だったので、今作もラブコメ系だが、最後は花咲さんが気付いてない、桐ヶ谷さんの狂気じみた秘密でも描かれるのでは、と私が勝手に身構えてしまっていたのですが、そんなことはありませんでした。ほんの少しだけ辛い雰囲気もありますが、終始明るいラブコメ系です。個人的に花咲さんに画力とアクキーとバッグの件にめっちゃ笑ってしまいました。
本編で絡み描写は殆ど無いので、BL初心者でも読み易い作品だと思います。笑ってほんわかする桐ヶ谷さんと花咲さんの遣り取りを是非とも読んでほしいです。
書店に置いてあった試し読みの冊子を読み、ぶっ飛んだ設定に思わず続きが気になって購入しました。
不思議な話だったけど、ファンタジーすぎずとてもいいお話でした。癒される。
攻めの執着具合が凄まじくてちょっと怖いけど(笑)花びらが消えていく不安に揺れる受けの心理描写が好きです。あと、うっかり求めてしまったところとか、大興奮でした。タマラン…
このページを見て知ったんですけど、花咲さんの方が年下なんですね。どっかに書いてあった?見落としたかな。逆だと思っていたのでびっくり。
どうなることやらと思ったけどいい感じにまとまってよかったです!
目を見た相手を虜にしてしまう呪いに怯える美青年(花好き)vs目を見て虜になってしまった桐ヶ谷さん♂(ストーカー気味)のお話。
目を見るだけで相手を虜にできるなんてお得じゃん!と思ったら大間違い。
キッズ時代にオッサン(眼科医・仕事中)に求愛されたり
可愛いJKならラッキーかというと、執着心強めでいきなり子作りの要求…。
お得な案件1つもないのですが…^^;
過去の経験からトラブルがある度に仕事や住居を変えて静かな暮らしに勤しむ日々だったが
偶然とはいえまた呪いで惚れさせちゃった桐ヶ谷さんから逃れる為、いつも通り転職&引越ししたのにあっさり見つかってしまう。ナゼ!?笑
しかも今回の相手、何気に言葉が通じない!?
押しに押され絆されて気付けば少し寂しくなってる!?
愛情が法律ギリギリ?セーフ?アウト?…微妙です!
花咲さんに好意が芽生えなければ完璧アウト間違いなし(๑•̀ㅂ•́)و✧
2人のやりとりがズレてて面白いのは間違いないので是非読んでほしいな。
※当事者(花咲さん側)には絶対なりたくないけどね!笑笑
目が合った人は誰でも自分のことを好きになってしまう呪いの左眼を持っていることで、幼い頃からたくさん苦労をしてきた花咲。眼帯をして他人と目が合わないよう気をつけていたけれど、ひょんなことから桐ヶ谷と目を合わせてしまい求愛されることに。
そんなふたりの不思議でキュンとする日々が描かれていました。
呪いがかかった桐ヶ谷の行動が過激になることを知っている花咲は、バイトを辞めて引っ越しをするもなんと引っ越し先まで追いかけてくるというこれまでの人にはない執着を見せてくる桐ヶ谷にタジタジ。
逃げたいけれどきっとどこに行っても探し出されるだろうことを悟り、なんとか諦めてもらおうとするけれど…桐ヶ谷の猛アタックに少しずつ絆されていくわけですね。
グイグイくる桐ヶ谷に戸惑いながらも一緒にいるのが楽しくなっていって、逃げられないのがキツいと言いながらも恋心は芽生えていって。
左眼のせいでまともな恋愛をしたことがないからか恋に対して後ろ向きなのだけど、でもすごくピュアなのが伝わってきてその可愛さに萌えました。
結局最後まで左眼の呪いの謎はわからないままでしたが、ゆるめな雰囲気のふたりを見ているとそこまで気にすることではないのかなと思えて。
恋をしたことで呪いの証(?)だった虹彩の花模様も消えたし、正気に戻った後も桐ヶ谷の気持ちは変わっていないのことがわかって、全部が幸せなところに落ち着いて良かったなと思いました。
初読み作家さんです。
絵柄が私好みでした。
目を見ると好きになられてしまう呪い持ちの為に常に眼帯している花咲さん。
今までは、呪いにかかった人物の前から姿を消すことで何とか難を逃れてきたけれど今回の相手は探偵という職業柄逃げきる事が出来ません。
テンポよくお話が進んでいき、一気にサラッと読めました。
最初は、呪いのせいで…という感じもありましたが。
ラブコメかな?
なので、明るく楽しく読めます。
この作家さんの他の作品も読もうと思いました。