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作家さんの新作発表
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原作未読、コミカライズ担当様のファンです。
1冊の小説を1冊でコミカライズはエピーソードの取捨選択が難しいと思います。人気の作品でもコミカライズされるとあれれとなることもしばしば。
今作は上手く1冊にまとめられているように感じました。
自立した生活を目指す苦学生の佐那くんと、ホテル経営者の井藤さん。佐那くんのバイト先である花屋を井藤さんが訪問し、一目惚れしたことから始まります。
井藤さんは突っ走って、佐那くんのバイト先をいい環境に、必要そうなものは送ろう、とグイグイきます。佐那くんは実は訳ありで、井藤さんに圧倒されますが、ゆっくりお互いを知っていくうちに惹かれていきます。
井藤さんと佐那くんが、ゆっくり歩みよる穏やかさがよかったです。佐那くんは郊外の落ち着いた町で管理人をするのですが、その町の雰囲気と佐那くんと井藤さんの恋の雰囲気も重なり、ほのぼのと読み進められました。
1冊読み終えて、"お互いに話すこと"や"一緒に育むこと"がテーマとして一貫されていたのではと、お話のまとまりも上手いと感じます。
佐那くんの将来の夢が在り来りではなく、佐那くんの育ちも反映されているようで、しっくりきました。
コミカライズだからか、1話は地の文が多めだと感じましたが、後半に連れて少なくなっており読みやすくなったと思います。
原作だともっとじっくり描かれている箇所もあるのかもしれませんが、コミカライズであれば重さも丁度よく纏まりもあって、よかったです。
花屋でバイトしている佐那の元に井藤が花を買いに来たところから始まります。
小説のコミカライズだそうですが、未読でも楽しめました。
井藤が佐那のために世話を焼くところに好感が持てました。
たまに裏目に出てしまう時もありましたが、それも微笑ましかったです。
佐那と佐那の兄との確執は長びいた割に意外とあっさり片付いたので、これからの井藤と佐那の幸せを願っています!
佐那の兄と乾の今後も気になりましたが、夢乃先生があとがきで原作での乾はおじさまだったと設定の違いを明かされていたので難しそうかなと少し残念です。
シーモアは白抜き修正でした。
控えめですが、二人が愛し合っていることが伝わってきて良かったです!
原作を読んでいたので、どんな風にコミカライズされるのかと思い購入。受けさんのピュアピュア美人な様子は良いなあと思ったのですが、攻めさん、受け兄はもうちょっと男っぽさが欲しかったかなと思ったので中立にしました。連載分+描き下ろし5P+夢乃先生の書き下ろし3P。
アルバイト先の花屋で知り合ったリーマン、実はホテルチェーンの社長さんとのことで、バイト先の花屋自体をホテル内に移転することに。事情あるので、移転後は働けない・・と知るや否や、今度は親戚から相続で継いだ田舎のアパートの管理人になってもらえないかと言ってきて・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
受け兄(眼鏡クール美人)、兄の知人、アパートの住人少々ぐらいかな。受け兄がなあ。
++攻め受けについて
攻めは受けに一目ぼれしたのか最初から超積極的。ただ受けがなんも知らなさそうな真っ白ピュアピュアさんなので、手出しは全くせず、恋愛面ではそーっとそーっと大切に、少しずつという様子です。
受けは世間知らず、悪いもの汚いものから完全隔離して育てられたように見える方。なんだけど訳あって、頑張って一人でバイトして暮らしている頑張り屋さん。そういう方というオーラが全身から出ているんでしょうね、攻めさんは一発で墜ちていた気がします。
受けに一目ぼれした攻めが兄という牙城から受けと一緒に旅立つってな話とでも言えばいいんでしょうか。お話は王道、攻めの表情も好きだなというところはあったんですけど、社長さんなんでもうちょっと胸板厚めの寡黙硬派な印象な方の方が好きだなと思った一冊でした。小説のコミカライズ自体は楽しめるので、また何かの小説がコミックで出ると良いなあ。