かきおろし漫画14P付
haibokueiyuu, ●joku
なんか、、、すっごい作品だったな。。。(๑ºдº๑)
読み終わった後にちょっとした放心状態になる位の詰まった世界観でした
勧善懲悪の真のヒーローである久我丸とその相棒である蒼威を中心とした終末世界の愛憎劇です
世界観としては、、、
圧倒的な悪としての「天魔」という存在がいて、その天魔に家畜として使役されるか弱き存在の「人間」がいる
そしてそんな人間をただひたすらに守り抜く「救世者」がいる
「天魔」VS「救世者」
というのが分かり易い構図になっています
この不文律を脅かすのが「裏切り」であり、その裏切りの原因となるのが嫉妬や劣情、そして不条理という実に人間らしい想いによる所となっています
お話し的にはほんと、ヒーローアニメにでもなりそうな展開です
しかし、、、絶対に地上波のアニメにはならないであろう理由が、、、(;゚Д゚)‼
それは、、、天魔達による死力を尽くすかのような徹底した凌辱と強姦に限り、、、!!!!!
この激しさが、、、すごかった、、、!
エロ同人作品のオークモブレ作品とかにありそうなレベル(すら超えている⁈)なので、男性寄りエロ作品っぽさなんです
しかもアチコチでの裏切りや謀略が起こるので人間×救世者、救世者×救世者というモブレのバリエーションも多い!
なので、、、いちゃらぶなエロをお求めの方には1億%向きません!!
でも!冒頭に書いた通り、商業としてのストーリー部分はすごいしっかりしてるんです
結果、なかなか商業BLとしては攻めに攻めた作品になってると思います
先生の作品は「巨人族の花嫁」を初期の頃に拝読したきりだったので、こんな作品も描かれるんだな、、、ととっても驚きました
尚、作品ENDに関しては、、、少し読み手に託された妄想領域を感じるお話しかな?と思います
先ず、光属性読者さんにはきっと向かないかな?
夜明け属性でも足腰、相当鍛えてないと多分疲労感が抜けないかも、、、
黄昏読者さんが1番向いてるような気がします
明確な需要のある作品としては、すごくお求めの読者さまには届くべき作品だと思いましたヾ(〃∀〃)ノ
私は衝撃度とやり切った世界観に敬意を表しての満点評価を捧げたいと思います★
濡れ場と修正|そんな訳でかなり激しい濡れ場です
受けは固定ではあるので総受けになりますが一部名前のあるキャラのリバも描かれてます
修正は白中線~白短冊修正なのでかなり緩かったです(サイトによっては白抜きもあるっぽいので冒頭の試し読みでモブ天魔攻め部分を確認した方が良いと思います!もし試し読みページで辿り着けなかったら単話で確認とか?修正に拘りある場合は事前確認した方がいいです!絡みが激しいので、、、その辺の読み方や需要はお好みで!)
いや、またひとつすんんんごいお話を読んだなあ!!
と思うと同時に、
読む人を選びそうな濃ゆいお話でもあったなあという読後の印象を受けました。
以下、
モブレ、触手、三連結、嘔吐、主役キャラじゃないけどネコタチどちらもありなキャラ、などなど、
個性的すぎるえちえちシチュエーション多しなので、苦手な方はご注意を!!
主人公は、未来の地球を救う正義のヒーロー。
どこかで見たようなことのある少年マンガ系のお顔です。
そんな主人公が、敵の突然変異体の天魔によって壊滅させられた地球を救うため、立ち向かうわけですが、とにかくえちすぎて、大人のヒーローマンガでした…///ニンマリ
他のサブキャラは、先に天魔へ捕まっており、色々〇奴隷として調教されていましたが、最後まで心は屈しない主人公の精神力には天晴れと呼ぶしかありませんでしたが、
その主人公の相方的存在の彼が、まさかの天魔に魂を売っていた裏切り者と知り、主人公同様ショックでしたが、この作品のラストの余韻も切なすぎて、、、涙涙
たしかに、ヒーローもので味方だと思っていたら、実は裏切り者だったと分かったヤツの処分ってこうなるよなあ、、という終わり方ではあったけれど、、、涙涙
描き下ろしの、主人公とその裏切り者になってしまった元相方のお話は、本当に涙なしでは読めないエピソードでした。
元相方の、主人公への想いがビシビシ伝わってきて切なかったです。
大昔、サン〇イズ系のロボットアニメからアレコレ妄想してた民としては、とても美味しく読めた一冊でした!
裸体でキャラのお決まりの向上を叫ぶあの姿、感動とセクシーが入り交じって、とても良きでした。(真剣)
モブレをテーマにした作品なので万人にはお勧め出来ない。予想以上に力の込められた容赦無い輪姦モブレ、淫語にアヘ顔、同じエロでも「巨人族の花嫁」との差にびっくりしました。
でも海王社さんだし溺愛巨人を描いている作者さんだから、その苦しみを抜けた先には救いが待ち受けていると信じて読み始めました。
エロ以外は深夜じゃないアニメにありそうな雰囲気、例によって世界観設定が細かく作り込まれています。あらすじで蒼威が黒幕である事をバラしてしまったのは勿体無かったかな。
結末があらすじから想像する内容とかなり異なり驚きました、ネタバレを見ないで読んだ方が良いと思います。前半はモブレメインですが、後半は二人の関係性や、荒廃し支配された世界の中で人間の本性を描くようなストーリーもしっかり。
「攻以外との接触表現が含まれています」と注意書きがありますが、正しくは「攻以外との接触表現がメインです」人外と人間両方。蒼威(攻)×久我丸(受)の直接的なシーンはほぼ一瞬で凌辱のみ、ここはもう少し見たかった!
以下はストーリーのネタバレを含む感想となりますので、どんな感じの内容・結末だったか知りたい方だけどうぞ。↓
BLと言う括りに囚われないなら、以下に該当する方は刺さると思う
ストーリー
・大切な存在だったのに違う道を選んで戦う事になる二人の関係性に萌える
・悪役のそうなった悲しい理由に同情し、散り様を見届けたい
エロ
・罵倒系言葉責めが好き(結構酷いです(^-^;色んな表現が面白かった)
・凌辱されても心までは屈しない姿勢カッコいい!
凌辱エロの定番
「快楽堕ちビッチ化」「一緒に堕ちよう共依存」「くっ、殺せ!」
に反旗を翻す。どんなに蹂躙されても久我丸は諦めず、折れず、守ろうと、生き続けようと、最後まで救世者としての自分を貫き通す、戦いモノの主人公にふさわしい信念を貫く強さが好感でした!仲間を守る為に演じる回や自ら跨るシーンもあるので、強情と淫乱の両方の姿を楽しめました。
捕らわれた後輩ブライネンとのエロもあり、彼は完全に家畜犬化しておりワンワンポーズしたり、久我丸を犯すよう命じられキラッキラの笑みで「本当ですか!!」とか言うのがシュールで、申し訳無いけれどちょっと笑えてしまった。
蒼威の「情報感応能力」は人々の秘めた悲しみや汚れた本音の数々を嫌でも読み取ってしまう。厳しい訓練を受けて救世者に祀り上げられ、守って来た者達の真実の姿を目の当たりにし、そこに何の意味があるのか?と。
理不尽な世界の中で様々な理由が重なる、蒼威の闇堕ちへのプロセスに説得力がありました。
天魔が滅びて世界が救われた訳でも蒼威が帰って来る訳でも無く、あらすじにあるような同じ所まで堕ち「ない」と言う事は、同時にBLとしてはメリーですら無いバッドエンドになると思う。
描き下ろしがわずかな救済措置でここが一番BLのLの部分だけれど、同じ「好き」でも久我丸と蒼威のそれは意味が異なったままで切なく、歪んだ愛の鎖ですら最後まで繋がれる事が無くて悲しい。二人が本音で向き合えた事、これが唯一の救いだったと思います。
どんな理由があれ悪は裁かれなければいけないと言う事なのだろう、最後の蒼威の因果応報の姿、神魔からの罰を享受したのは幾多の罪を犯した自らへの戒めでもあるのかな…。
BLとしては報われない結末かもしれないけれど、エロとストーリーを両方楽しめて、愛だけに留まらない二人の関係性とやり取り、互いへの想いに大変萌え滾りました!