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koutaishi ha kyutei doshi wo choai suru aisaretagari kopanda no himitsu
滝沢先生ビギナーです。ギフテッドアルファ…に続いて、こちらで2作目。
攻め、かわいいです。とにかく、かわいい。
(かわいいキャラではないです!が、個人的に刺さりまくりなかわいさです)
まだ2作目なので、これから過去作に遡って確認しなければ!と鼻息荒くしているところですが、攻めの言動、素晴らしいですね。
受けのお膝の上をパンダと取り合う。三歳児と喧嘩してる、ってことです。
夫だったらウザ過ぎな行動ですが、二次元の他人様の男だとかわいく見える不思議。
受けは天然が過ぎるけど、徹底してど天然なのが素晴らしい。
パンダの秘密については、少し駆け足だったように思いました。そして、強引(^^;
ただ、パンダの愛らしさにはそれらを凌駕するパワーがあるのだな、とパンダ最強説が心をかすめる。そりゃ中国も外交に使うわね。
と、言うことで他作品も読みたいと思うくらい面白かった。
アワードにノミネートされていたためあらすじを見て、モフモフパンダがどうしても見たくなり、手に取ってみた作品です。
もうですね、子パンダに心を持って行かれました…北方の方言を話している設定ですけど、関西弁ですやん、それ!(*´艸`)
関西弁を話す、本当は3歳児の子パンダ。奈良千春先生のパンダイラストも超絶可愛らしく、悶えました。。
ストーリーも、文句なしに面白かった〜!
大大大好物❤︎の攻め→受けへの溺愛寵愛、宮廷で渦巻く王子暗殺の陰謀、パンダになっちゃった謎…いろんな要素が絡み合って、絶え間なく交互にもたらされる萌えとハラハラドキドキに、心臓がやられましたー…笑
ルイが鈍感すぎて&天然なのがまた可愛らしくて全然嫌味がなくて、サーシェンが気の毒になるほどでしたね( ̄▽ ̄)
サーシェンは文字通りルイの身も心も手に入れたとはいえ、これから一生、悪い虫がつかないようハラハラし続けなきゃいけないんだろうな〜と、ニヤニヤが止まりません。
サーシェンをまずは「愛人」という形でそばに置き、存在しない「愛人十箇条」を作り守らせちゃう独占欲がね〜、もう!萌え転がっちゃいますよ。
内容もめちゃめちゃ可愛いんです。「隣に座ったら頭をこちらに預ける」とかね。。
ただの要求、押し付けではなく、ルイのことを思いやってのことだ、って分かる内容にですね、読みながらゴロゴロしたくなっちゃいました。
薬師という職業を見事に活かしたルイの立ち回りも格好良く、知力を使って敵に立ち向かう姿に惚れ惚れしちゃいました。
ちょっと都合いいかな?と思う展開もところどころありつつも(物語の中で鍵となるものが3日ほどで作れるとか、大団円で終わったけれど子パンダちゃんの宮廷での扱いってどうなるん?とか、皇室典範の改正が割とかなりスムーズに行われてたりとか)、そんな疑問も全て飲み込んでしまうほどの”萌えの波”と面白さ溢れた作品でした✨
二人がようやく体を重ね、サーシェンが自分たちの繋がる姿を見せようとルイを鏡に向かわせるシーンがあるのですが。
そのシーンの挿絵、本当に本当に神懸かっておりました…!凝視した。。
ぜひぜひご確認ください(´∀`。)
皇太子と薬条道士
すでに他の方がとても詳しくレビューしてくださっているので感想だけ。
自分の容姿の良さを全く理解しておらず、逆に他人にとって不快な容姿なんだと勘違いしているとんでもなく鈍感な道士レイ(受け)と
冷酷皇太子としてさまざまな思惑から自身を守っている孤独な皇太子サーシェン(攻め)のお話
サーシェンは上司の命令に逆らったとして左遷されたレイを探して愛人(仮)として、連れて帰ります。
皇太子の愛人として囲われる話かと思いきや、レイを正妻にするべく画策している間に、突然大人が消え赤ん坊だらけになってしまった村の事件や人間からパンダになってしまった3歳児のスーの謎の解明、それに関係すると思われる第二皇子を推す勢力の暗躍など、命のやりとりもあり、恋愛よりも皆の命の心配でドキドキしました。
恋愛に疎いというレイに、愛人の所作10か条と偽っていちゃいちゃしようとするサーシェンが実際に実行されるとその攻撃に狼狽える姿が笑えます。
笑いあり、切なさあり、謎解きあり、仙術ありで盛りだくんで面白かったです。
題名を見た時は子パンダとはなんだろうと思っていたのですが、そこは仙術がある世界。そんなこともあるかなと思える話だったと思います。
道士が拘禁の術とか風をおこしたりするので、某中華BLアニメを思い起こされ、想像しやすかったです。
信用できる人が少ないサーシェンに敵方の大将かと思ってた第二皇子が実は味方であった事が本当によかった。これからも兄弟仲良く国を運営してほしいですね。
見目のいい男ふたりと愛くるしい子パンダ。最高の絵面です。
挿絵にニマニマしてしまうこと間違いなし!
読みづらい文字や漢字などのストレスもなくスラスラと読めました。中華系のお話で読みやすいのはとてもありがたいです。
ただ話は面白かったのですが、色ごとや外見に対してのみ受けの性格に幼さが目立ち、んん?と違和感を覚えてしまう部分が多々あったので萌評価にとどめました。
普段子供が出てくる作品はどちらかというと苦手なんですが、この作品のスーがもう可愛くって可愛くって。関西弁とパンダの組み合わせがこんなにかわいいとは…たまりません。
受けのルイの天然具合も大変可愛かったです。自分の容姿の良さに気づいていない受けって定番ですけど、やっぱりいいですね。
シリアスパートもコミカルなパートもどちらも面白かったです。ルイの天然具合とスーの可愛さが妙に癖になって何度か再読してます。
奈良先生の挿絵も綺麗で大満足です。
滝沢晴先生の作品は数々読んできましたがこの作品は晴先生の最高作品と言っても過言では無い気がします。
中華作品って事で漢字がいっぱい出てくるのでは?と敬遠される方も多いでしょうが、なんとこの作品攻め受け共にカタカナです。
そして滝沢先生らしい、甘々な雰囲気を保ちつついつもよりちょっと辛めのスパイスを入れてくださっていて性癖ドストライクでした。
表紙がパンダなので獣人もふもふ系?って思って読んだのにパンダに関しては、なぜパンダになったのか?っていうミステリーだったのも意外でした。
パンダのスーはもう、あかんやろ。
あざとすぎやろ。
最後に奈良先生の表紙絵もそうですが見開きの絵も素晴らしかったです。
文句無しの神評価で!!!
名前が漢字ではなく、カタカナ表記なのが有難い。なんて読むんだっけって序盤のページに戻って集中できないっていうストレスがない。
スー(パンダ)が可愛すぎる!
方言の関係で、中国(多分)が舞台なのに関西弁です。にやけます。
子パンダなのをいい事に、ルイに抱っこされたり膝に乗ったりできることで、サーシェンにマウントをとっては、二人で喧嘩する。なんならサーシェンがマウント取ったりする。可愛い。
色恋の経験が皆無のルイが、皇族の愛人としての振る舞い方を聞くが、サーシェンの教える愛人所作がすべて自分の願望なのが可愛い。
自分で言ったのに、いざルイが実行すると一つ一つの所作に悶えるところが、溺愛してんな〜って実感出来て好き。
ルイの「心を許した友なので!」で何度もフラグとサーシェンの心がバキバキにへし折れる描写も見どころ。
当て馬というほどではないけど、ルイに遠回しにアピールするシュエという薬売りがいいキャラしてる。
余談。再会というと、ほとんどの作品だと再会までに10年とか3年かけていて、それに対して長ぇ! って思っていたけど、逆に本作だと1年で短ぇ! でも期間短いと安心できるからありがてえ! っていう面倒臭いムーブ発動しました。
受ルイ メンタルが強い。容姿がいい事を自覚しておらず、他人からの好意に鈍感。なのに人たらし。素晴らしい。
攻サーシェン ルイの前以外では冷徹冷酷鬼。
滝沢晴先生の作品は凄く好みで、去年の夏に出た「狼皇太子は子守り騎士を後宮で愛でる」も良かったんですが、今回も最高でした!
何で子パンダが関西弁と思ってたら方言としての表現が関西弁だったと知り爆笑していました。確かにマニアックな方言よりは分かりやすい言葉かもしれません。
中華風BLですが名前は最初に漢字にルビの後はカタカナなのもありがたかったです。ただ、人物以外はもっとルビをふって欲しかったと思いました。
ルイは紛れもなく麗人なのですが、自分の美貌に無自覚な上に他人の好意にも鈍感なのです。そこが彼の良いところでありトラブルに巻き込まれてしまう遠因でもありました。
そして、サーシェンの嫉妬凄く良かったです。時にはライバルを蹴散らし、時にはルイを守るために発揮されるのですが、その辺の匙加減が絶妙でした。
皇太子として孤独の中にいた彼を救ったのがルイだったと知り、ヤル気のない武官と冷酷無比である皇太子の二面性に凄く萌えました。
ルイが宮廷を追われた理由や次期皇帝の座を画策する者達によって、大きな陰謀に巻き込まれるんです。喋る子パンダの秘密などハラハラドキドキの展開でページを捲る手が止まりませんでした。
また奈良先生のイラストも最高でした。個人的にはサーシェンの弟皇子のキャラがお気に入りでした!
今回は璃国の皇太子と薬条道士のお話です。
上司の命に逆らい宮廷を追われた受様が
攻様に協力して宮廷の権力争いに決着をつけるまで。
受様は両親を亡くしたところを運よく
道士に保護されて本山で道士修行をする事となります。
受様は仙術はからきでしたが調薬の才のあり
本山修行を終えると礼部の尚書に声を掛けられ
宮廷の薬条道士に着任します。
兄弟子に疎まれながらも新薬の調合に勤しみ
病に侵された臓器の時を遡及させる"遡及新薬"の
研究を進めていましたが
臨床まであと少しと言う頃に兵部尚書にうけた
「遡及効果を全身に渡るようにしろ」という
道士の戒律に反した命を受け入れず
礼部から追放処分とされてしまいます。
唯一の友だった武官にも別れを告げられず
宮廷を去った事が心残りでしたが
1年後、寒村で道士として働いていた
受様の目に前に視察の皇太子として現れたのが
件の武官である攻様だったのです!!
皇太子は冷徹で残忍との噂の人物でしたが
受様を抱きしめて「感動の再開だ」と笑う攻様は
正真正銘の皇太子だったのです。
攻様は小集落の村人全員が失踪し乳幼児と
人語を語る子パンダのみが残された村の謎を解くために
受様に力を貸してほしいと言います。
受様は攻様の助力となるべく
子パンダの謎から手を付けますが
その事件の裏にはある陰謀が潜んでいて!?
仙術はからきしながら薬術に優れた受様と
冷酷な皇太子を装いつつ次々と改革を進める攻様の
中華風ファンタジーです♪
子パンダは攻様の保護下にあるため
宮廷を追放された受様は攻様の"愛人"と称して
宮廷に滞在することになります。
受様はかなり天然な人なので
攻様の作戦を素直に裏をかく作戦かと思う訳ですが
愛人詐称は受様話自分の妃にするために
着々準備中の攻様の受様攻略の第一歩なのですよ♪
受様は子パンダが人間の子供である事はわかりますが
なぜパンダになったのか、村人は大人達はどうなって、
乳児だけが残されたのか、謎だらけの事件なのです。
受様を敵視する受様の兄弟子の憎悪、
攻様の義母帝で戦上手と言われる第二皇子の動向、
第二皇子を継ぎの皇帝に推す兵部の思惑に
受様が研究していた遡及仙薬の存在、
子パンダが思い出したある出来事が加わり
攻様暗殺を目論む者達の爆撃となり
ハラハラ&ドキドキ&ワクワクし通しで
たいへん楽しい読ませて頂きました。
謎を解いていく過程も面白かったですが
攻様の作った愛人所作10か条をノリノリでこなす受様と
そんな受様の緒さにられる攻様がMYツボで良かったです。
奈良先生の美麗イラストも最高で大満足な1冊でした (^○^)/
奈良先生おっかけで購入しましたが、関西弁子パンダで「忘れへんな、この一冊」と思ったので萌2にしました。二人の恋心云々というより子パンダ萌えの評価ですが、なんせ可愛いこの子パンダ。関西弁大丈夫な方でしたら是非是非。本編250P弱+あとがき。
宮廷勤めだったのをやめ、璃国の地方で薬を処方しながら生計をたてているルイ。ある日、都で唯一親しくしてくれていたサーシェンと突然再会するのですが、どうやらサーシェンは冷酷と言われる皇太子だったようで・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
スー(子パンダ、最高)、ズーハン(受けの先輩)、ファンジュン(第二皇子)、悪党少々ぐらいかな。スーがいいんですよぅ。めっちゃ好き。
++ 攻め受けについて
攻めは色々あってめっちゃ大変な皇太子。あれこれ周りから言われるし、どいつも信用できないからって、いつもこわーい感じだったため、冷酷と思われていた方。あまり心が休まる瞬間が無かったんでしょうね。普通の武官みたいに装ってフラフラしていた時に受けに出会い、受けが体調悪そうなのを見かねて色々考慮してくれた薬膳粥が気に入って・・・という感じで恋しちゃった方。凄さを伝える記載は無いですが、イケメンには違いない。受けのことはとても好きで、受けが好きになってくれるまで一生けん命我慢して待っているところはジェントル。
受けは容姿抜群なはずなのに、無頓着、天然さん。女性の方は横に立つのがイヤというほど美しく、あちこちからあれこれ愁波を送られていても全く気付かないため&攻めが全方位に威嚇していたため、無垢まっさら。生薬と仙術で仙薬を作ることが出来るのですが、誰かを助けることがトリガーになると、いつもはひ弱な仙術が強力になる方です。人のためになることなら何でもって思うタイプなんでしょうね。天然風味がとても強いので、美人薄幸とか健気というテイストがあまり印象に残っていません。
攻め受けより圧倒的に印象的だったのがスー。考えてもみてくださいよ、足下に子パンダ転がっていて、しゃべるんですよ、関西弁で!「スー、かわいいやろ、だっこして」「しゃ、しゃべってへんよ・・・スー、パンダやから」(しゃべっとるやんけ!)「そばにおるからねんねして、こもりうたできるから」等々、ああもうこの喋り口最高でしょ!!!と大興奮。そんなにめちゃくちゃ喋る訳でもなく、ほどよく関西弁入ってくるんで、ダメでしたノックアウトされました。
攻め受けの恋話云々より、受けのひざを攻めと取り合う子パンダが可愛すぎた一冊でした。パンダは反則やわー。