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女性おさつ新時代さん

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やりたいことはわかる…

他の方のレビューを読んで、ホラー・オカルト苦手な方も読むんだ…と、驚き。
表紙、帯見て、オカルト好きや事件や猟奇殺人好きが買うやつよね?と思っていたので。

そんな怖くてグロいのを期待していると、んー物足りない。
3話とも事故物件にまつわる逸話はすごく良いの。ただ、ページ数の関係なのか、サラッとしてる。

受けが枯れてるヤクザなのも良いんだけど、ヤクザ感があんまりないし、ヤクザ設定があんまり生きていないというか…
刺青ボディに騎乗位させたい!的なことでヤクザにしたのなら、元ヤクザだが昔のつながりで不動産に携わってる、とか、霊感体質を活かして若い子とバディを組んで除霊を仕事にしてる、とかでも良かったのでは?

攻めの売れないメンズ地下アイドル設定も、いるかなぁ…ただの動画配信者にしても変わらなかったように思う。
ただ、私はこの攻めスズメくん、すごく好きです。

全体的にギャグコマは面白いし、ホラー&オカルト表現もすごく良い。セックスもがんがんしてくれるし。
だからこそ、読み手は期待するのよね。。
やりたいこと詰め詰めで、全部が消化不良な物足りなさを感じてしまって、もったいないなーが最大の感想。
面白いのよ。でも、もっともっと面白くなるでしょ、これ!って言う、ね。
一部屋を三話くらいで描くくらいがちょうど良いのでは?くらい設定詰め詰めだった。

デビュー作だと言うことなので、可能性はものっすごく感じました!もっと、闇でエロで笑えるのを描いてくださるはず。
webサイン会でサイン本を買ったのですが、貼ってあったシールがめっちゃくちゃ可愛かったです。

SMELL コミック

ながべ 

性癖と青春

スメル、ってタイトルそのまま匂いフェチの話。ひたすら嗅ぎ合う。ずっと嗅いでる。

こちらの少し前に出た eat はレーベル違うし、作風も全然違ってすごくダーク。それが良いんだけど。

スメルは、平和。そして、青春。
これ、社会人だったり学生でも大学生だと、この雰囲気は出なかったと思う。

高校生でギリギリな感じ。中学生くらいが一番しっくりくるけど、コンプラ的に微妙だから、高校生だと思う。

性的なことに目覚めたばかりで興味はむんむんだけど、まだ手探りで色々知っていく段階。
こども同士って、大人には言えない・言わない、妙な連帯感があって、結構変なことを身内ルールでやっていたりする。
そんな空気を感じる作品。

2人だけの秘密。2人だけのルールで成り立つ世界。はっきり"好き"から始まったわけじゃないから、安易にフェラしたり、セックスしたりに発展しないのが良い。

ポップな絵柄と、片方がほぼしゃべらないことで、より青春の秘密遊戯的な世界が際立つ。
放課後、誰もいない教室で。体育館倉庫で。人が来ないトイレで。。嗚呼、青春。

性癖全開なのに、甘酸っぱく、ぶんぶん揺れるしっぽにニンマリなかわいい作品。

コミコミ2冊セット推奨!

これから買う人はコミコミ2冊セットを買って、小冊子を入手して欲しい。
なぜなら、小冊子がエロいから。
本編は葵居ゆゆ先生にしてはエロ要素少なめ。
①初回の投げ込みSS
②アニメイト・コミコミ限定SS があって、
①②に続く話が2冊セット限定小冊子。こちらがエロい。え?何そのプレイ。性癖開花?みたいな感じ。

では、本編の感想。ネタバレ。
結婚後の話。レイが即位して三年経ってて、娘が産まれて。セレンは発情期が来ない。
イチャイチャ夫婦だけど、セックスレス。

レイは良き王、良き夫、良い父親。
わかりやすく良い男になってしまったわ。
だけど、セレンは元々、自己肯定感ほぼゼロな人だし、生まれたのが女の子だったし、新たな敵キャラ神官がものすごい嫌なやつだし、で。

だからエロが少ないんだけど、前作に出てきたセレンの味方キャラ達がこぞって登場。レイとセレンのやり取りより、レイとダニエル、セレンとサヴァンやヨシュア等々、色んなやり取りが、すごく良かった。

BL小説はどうしても恋愛する2人のやり取りがメインになりがちだけど、今作はメインの2人から外側に広がって関係性を楽しめます。

娘と動物、祖父(ダニエル)なんかも癒し。
一番テンション上がったのはアンゲロス。
アンゲローーース!って叫びたくなる。

先に書いた新敵キャラも強烈。嫌味おじさん。夫婦のイチャイチャを聞き耳立てて、乗り込む気持ち悪さ。前作王妃を超えてると思う。

萌えという観点では神ではないかもしれないけど、既婚子持ちの私はセレンに共感できる部分も多々あり、前作よりこちらの方が好きです。

倒錯的世界観だわ…

先生のフェチズムと自分のが重なるかどうか、よね…
 
あらすじは飛ばして、感想だけ。

攻めはガタイ良し、女物の絽喪服を着てる。明らかに男だけど、美人で声がしっとり、色気ムンムンらしい。
(受け以外の人には女性に見えている)
で、受けは「おかあさん」と言いながら抱かれる。
「おかあさん」に挿入されるって、なかなかだわね。
この「おかあさん」、元妖(黒蛇)の現竜神で、ねっとりしてるのよ。
物語全体が湿気っぽい。湿度高いの。梅雨BL。昭和だったわ。
それが好きかどうかで評価は分かれると思う。

私は、割と、好き。
絽喪服なんだー…て思った。冬喪服(袷)じゃなく、単衣。梅雨BLなだけあるわ。
ちなみに。袷だったら、縮緬より羽二重の方が喪服はエロいと思う。エロ素材って大事。

個人的にはもっと極端でも、良かった。
それこそ、コミコミ限定SSで触れていた村人全員◯◯ルートでも良かった。

すごく良かった!

蓮川愛先生買いだったのですが…すっごく良かったです!
海野幸先生作品は最近ちょこちょこ読んでいるくらいで、ものすごく詳しくはないです。

オンラインゲームか、、とゲームを全くやらない私は設定で若干腰が引けていたものの、以前読んだリーマン異世界ものが(ゲームの世界に転生)が面白かったので、それもあって購入。

じんわり、しみじみ良かった。 
最初は攻めの尊大さに、ちょっとびっくりだったけど、世間知らずの坊ちゃん大学生ってことなら、納得。
人懐こくて、若さゆえの傲慢さ。わふわふしてる大型犬。ラブラドールレトリバー(黒)です。 

受けの厭世観にもびっくり。生まれ変わるなら虫になりたい時期があった私でも、虫みたいに死にたいとは思わなかったなぁ。
人生に期待が無さすぎの受け。

この2人がオンラインゲームで知り合って、って改めて考えると何で恋が生まれるのよ?と思うけど、その辺りも無理がないんですよね。
力業じゃなく、丁寧にキャラクターを描いてくれるので。
過去、現在、未来が繋がっているのを、ちゃんと感じられます。

この攻めと受け、しっかり主義主張します。
ですが、相手の意見を聞く耳がある。更に実行力もある。
結果、互いに高め合う。素晴らしい。
どんどん成長していきます。
2人して、"蛹から蝶へ…!"な感じ。これが読んでいて気持ちが良い。

ただ、2人とも恋愛経験ないんです。
だから、その面では亀の歩み。進まない。
が、そんなところも良い!
読後じんわり胸が温かくなりました。

コミコミSSが、また良かった。

塩攻め、だよね 笑

発売から10年です。今、葵居先生にハマってるので、過去作掘ってる最中です。
で、読みました。

評価が厳しい理由…なるほど。
何故か。甘さ控えめなんです。
もう、攻めが塩。モフモフに期待するのは甘いイチャなのに、塩。純度100%の塩。

理由はある。攻めはトラウマ持ちで、孤独を抱えている。自制心の狼なので。
攻めで補給出来ないモフは、受けが飼っているワンコ7匹衆が補ってくれます。
だけど。塩なのに尻尾巻きつけて添い寝してくれるって、萌えませんか?

萌えは待つものではなく、自ら拾いに行くものが、自論です。
狼の時に、理性無くして受けを噛むのも私的萌えです。獣ですから噛まないと。指の一本くらい喰らっても…くらいな気持ちです。

事件の顛末やらなんやらで、リアリティ等を求めるのはおかしなことで。そもそも人狼がいる世界線ですので。

同時掲載の「人間だけどいいですか?」と、同人で出ているボス(犬)視点のSSで、攻めの塩具合が緩んで、ちゃんと甘くなります。
この甘さを引き立てるための本編だったのね!な感じ。でも甘々でもない、かな。

ワンコとのやり取りが良いし、私は面白かったけどなぁ。甘々が好きな人には物足りないかも。
星4なのは、もっとエロが欲しかった。
けど、ワンコがいるからねー。しょうがなかったりも、するかな。

目の保養

まだこれから…なので星4つ。

連載から追っかけてました。
連載時は紙とウェブの交互連載という、不思議な形態で、正直追い辛かった…読み返しにくい、というか。
ホスト×ホスト、というのも正直好みではなかったけど、作家様追いで読んでいました。

が!コミックスになって、改めてじっくり読むと…素晴らしい。りんこ先生、三原しらゆき先生の作品だなぁ、としみじみ思う。

悪い人いない。みんな優しい。そして、何より。こちらの作品、顔面が良い男だらけ。ホストなので、言動も色気にまみれてる。

受けの優雅くんは"やさ男"っぽく見えるけど、No. 1ホストだからね。背負ってるものも含め、男前なの。
攻めの煌夜くんの方が、むしろかわいい。健気。頑張るマン。

描き下ろしでやっとこさセックスするんだが、それさえも恥じらいたっぷりで、焦れるコマ運び。2人とも手練れのくせに。本気の恋だと、こうなっちゃうのね、な恥じらい。

早く続きが読みたい。ホスト辞めて、煌夜くんはどうするんだろうか。

攻め、最高。

滝沢先生ビギナーです。ギフテッドアルファ…に続いて、こちらで2作目。

攻め、かわいいです。とにかく、かわいい。
(かわいいキャラではないです!が、個人的に刺さりまくりなかわいさです)
まだ2作目なので、これから過去作に遡って確認しなければ!と鼻息荒くしているところですが、攻めの言動、素晴らしいですね。
受けのお膝の上をパンダと取り合う。三歳児と喧嘩してる、ってことです。
夫だったらウザ過ぎな行動ですが、二次元の他人様の男だとかわいく見える不思議。

受けは天然が過ぎるけど、徹底してど天然なのが素晴らしい。

パンダの秘密については、少し駆け足だったように思いました。そして、強引(^^;
ただ、パンダの愛らしさにはそれらを凌駕するパワーがあるのだな、とパンダ最強説が心をかすめる。そりゃ中国も外交に使うわね。

と、言うことで他作品も読みたいと思うくらい面白かった。

何度も読んでも飽きない。是非、読んで欲しい。

好き過ぎて感想を書けない、というレビューがありましたが、完全同意。
初読みが半年程度前なので、発売されてから約10年経っています。
元々、再読が多く気に入った作品は何度も読むタイプですが、短期間にこれほど読み返している作品は、ジャンル問わず、初めてかな、、

攻め・受けともに、それぞれの過酷な過去があります。
7歳の受けを攻めが引き取ってから、世界中を根無し草生活。受けの思春期到来辺りで、ハッとなり日本へ。みたいな感じ。
私自身にはそんな過去はないし、2人に共感する部分などありそうもないのだけど。
どちらの気持ちもビシビシ刺さり、且つ、何故か自分の人生が蘇ってくる不思議。

ほんとに言葉にするのが難しいのだけど、読めば読むほど、色んな視点で世界が見えてくる。
(サブでも主要人物が割と多く、それぞれが軸となるものを持っているため、サブ視点で見るメインカプも味わい深い。)

それぞれのキャラの人物像というか、背景がきちんと作られていて、ブレを感じない。
ので、「この人はこれ言わない(しない)でしょ?」みたいな自分の中のズレを感じることが、私は無いので、それぞれのキャラを掘り下げるのが、とても面白いです。
こちらの作品は、特に。

何度読んでも、その度に味わいが変わる。
私の中で結論が出ない。それが、とても心地良い作品。
是非、読んで欲しい。
ビリー・バリバリー先生のイラストが作品の空気感と非常に合っていて素晴らしいです。

続編が楽しみ

続編が出るということで、読みました。

安定の不憫受けです。
細かい設定は他の方がたくさん書かれているので、感想を。

ほんとに不憫な、受け。この子、何も悪いことしてないのに虐げられて育っていて、アイデンティティがどうかなってしまっている。

攻めは一見変わってるけど、原因を探れば愛着障害的な感じなのかしら、と思った。
実母がすぐに亡くなっているから、義母をほんとの母のように慕うが向こうはそうではない。腹違いの弟は愛される。より母の愛に飢えるし、愛されないことで情緒面の発達に影響出ますよね。
捩れた人なんです。
こういう人は試すような行動しますから、受け入れまくりの受けちゃんに弱い。

オメガバなんだけど、オメガバ的運命の番…みたいなテーマは感じられず、出会いや出産等の設定にオメガバが使われているかな、という印象で。
主軸は攻め、受けともに抱えている孤独や生き方がテーマかな、と思いました。

あと、悪代官的キャラが何人かいて面白かった。義母も強烈。

くっついた後は、SSでめちゃくちゃイチャつきます。大団円で話が終わったので、逆に続編どうするのか気になりました。
子が産まれてからの2人の関係性に期待です。